目次 [表示]
- 飛行機の国内線ファーストクラスで旅行に行こう!
- 国内線ファーストクラス:利用のメリット【6つ】
- メリット1:ファーストクラス料金が国外線より安い
- メリット2:チェックインが楽
- メリット3:機内食・ドリンクのグレードが高い
- メリット4:シートが広くて寛げる
- メリット5:プライバシーが守られる
- メリット6:名前で呼ばれる
- 国内線ファーストクラス:JALとANAのサービスの違い【5つ】
- 違い1:ファーストクラスのある路線の多さ
- 違い2:サービスの手厚さ
- 違い3:機内シートのプライバシー感
- 違い4:アメニティの品揃え
- 違い5:機内食の豪華さ
- 国内線ファーストクラス:お得にファーストクラスに乗る方法【4つ】
- お得1:ANAには「早期予約割引」がある
- お得2:JALにも「早期予約割引」がある
- お得3:空席があれば、当日のアップグレードができる
- お得4:一番お得な予約の仕方は!?
- 国内線ファーストクラスは料金以上の価値がある!
飛行機の国内線ファーストクラスで旅行に行こう!
搭乗前から手厚いサービスを受けられ、特別扱いを受けられるというイメージがある飛行機のファーストクラス。実際の利用はどうなのでしょうか?国内線でファーストクラスを利用するメリットと、国内2社のサービスの違いについて解説いたしましょう。また、気になる各社の割引の詳細や、お得に国内線ファーストクラスを利用する方法についてもご紹介していきます。
国内線ファーストクラス:利用のメリット【6つ】
エコノミー・ビジネスクラスと比べて、高い料金を払う必要があるファーストクラス。海外線では100万円以上の料金がかかるファーストクラスのサービスは、一体どのようなものだと思いますか?ファーストクラスを利用することのメリットを大きく5つに分けてご紹介していきます。
メリット1:ファーストクラス料金が国外線より安い
飛行機のファーストクラスといえば、距離やフライト時間にもよりますが、大体100万円以上が相場です。手厚くサービスされ美味しい機内食や高価なドリンクを楽しみ、ゆったりとした寛ぎの時間を味わえるのでしたら、移動費100万円以上も悪くないかもしれません。しかし、それは国外線で海外に行く時の話。実は、国内線でのファーストクラス利用は数万円から可能なんです。ですから、フライト時間が短い国内線だからこそ、ファーストクラスの利用をするべきではないでしょうか。
メリット2:チェックインが楽
ファーストクラスの利用で、まず一番のメリットが、搭乗などの手続きが楽だということです。ファーストクラスの利用者は、空港でも優遇され、搭乗の際のチェックインも並ぶ必要がありません。エコノミー・ビジネスクラスのチェックイン待ちの行列を尻目に、空港のラウンジで、美味しい料理やドリンクを楽しむことができます。また、飛行機から降りた後も、手続きや荷物の受け取りが優先的にされ、待たされることなく、スムーズに移動ができるので嬉しいですね。
メリット3:機内食・ドリンクのグレードが高い
飛行機のファーストクラスは、下位クラスのエコノミー・ビジネスクラスより、機内食やドリンクのレベルも格段に上です。高価なドリンクや、高級レストラン並の美味しい機内食は、ファーストクラスを利用する楽しみの1つでもありますよね。国内線ファーストクラスで出される機内食は、各社のこだわりが詰まった一級品。国内線は短いフライト時間ですが、こう言った楽しみがあれば、高い料金を払う価値もありますね。
メリット4:シートが広くて寛げる
ファーストクラス利用のメリットのひとつに、機内シートの居心地の良さが挙げられます。ファーストクラスの席数は、あまり多くは用意されていません。しかし、そのために広々とした個々の空間が約束され、ゆったりと寛ぐことができるのです。席はベッドにも変形でき、インターネットや映画鑑賞をするなど、過ごし方にも自由度があります。フライト時間は短い国内線ですが、心地のいい空の旅は、束の間の癒しを味わうことができる貴重な時間です。
メリット5:プライバシーが守られる
いくつもの席が連なっているエコノミー・ビジネスクラスと違い、ファーストクラスは席が個人的空間に仕切られていることも魅力。よって、個々のプライバシーが守られるというメリットがあるんです。ですから、人の目を気にすることなく、ゆったりとした時間を楽しむことができます。個人的な空間を楽しみたい方、機内で作業をしたい方などには、ファーストクラスでのフライトがおすすめ。席の空間の仕切り方は、各飛行機会社や飛行機によって違うので、好みに応じて選ぶといいですね。
メリット6:名前で呼ばれる
ファーストクラスでは、サービスの際、CAさんがひとりひとりのお客を名前で呼んでくれるって知っていましたか?これだけでも、なんだかすごく「特別扱い」されているようで、とてもいい気分ですよね。エコノミー・ビジネスクラスよりも高い料金を支払う分、そういったスタッフの心遣いにも反映されるのがファーストクラスのいいところ。呼び名以外にも、ファーストクラスは席数も少なく、その分手厚いサービスが受けられるのが嬉しいですよね。
国内線ファーストクラス:JALとANAのサービスの違い【5つ】
前項目では、「飛行機のクラスが違うと、受けられるサービスが大きく違う」ということが分かりました。ではこの項目からは、日本の国内線「JAL」と「ANA」の、2社のファーストクラスのサービスを比較してみます。ファーストクラスの利用の際に気になる、スタッフの対応や機内シートの居心地、機内食の違いなどを解説していきましょう。ファーストクラスのある各路線の種類についても紹介しています。
違い1:ファーストクラスのある路線の多さ
どこの航空会社でもファーストクラスは、すべてのクラスの中で一番路線数が少ないのが特徴。そのため、ファーストクラスの席を取るのは、競争率が高いんです。JALとANAを比較した場合、JALはファーストクラス路線数は、羽田発のわずか4路線。対して、ANAのプレミアムクラスは、羽田発が6路線と大阪発が3路線です。さらに名古屋や福岡からもファーストクラスのある路線がありますので、競争率はJALに比べて低いと言えるでしょう。
違い2:サービスの手厚さ
JALとANA 、2社を比べると、そのサービスの手厚さに違いがあります。JALの場合は、スタッフの対応はとても丁寧で、ラウンジや機内のサービスもとても手厚いものです。それと対照的に、ANAの場合は、スタッフの対応は効率を重視していて、フレンドリーさがあります。とは言えどちらも対応は申し分ないものですので、どちらが悪いというわけではありません。サービスの手厚さで選ぶならJAL、サービスの効率の良さで選ぶならANAがおすすめです。
違い3:機内シートのプライバシー感
機内シートの作りは、2社で比較すると、若干の違いがあります。JALの場合は、シートがオープンで開放感があり、周りの景色がよく見えるのが特徴です。シートの広さもJALの方が広く、ゆったりと座ることができます。比べて、ANAのシートは、半個室のような雰囲気です。プライベート感が満載で、ゆっくりと落ち着けるのが魅力的。よって、広々とした空間を重視する方はJAL、プライバシーを重視する方はANAがおすすめです。
違い4:アメニティの品揃え
飛行機のファーストクラスと言えば、気になるのがやはりアメニティーの違い。2社とも、パジャマをはじめ、基本的なアメニティーは揃っています。JALの場合は資生堂のコスメなど、国内で人気のブランドのアメニティーが使用されていて、ボリュームもあります。比べて、ANAの場合は、世界的ブランドの高級アメニティーを厳選して使用しているようです。どちらも、とても魅力的。これが無料で貰えるなんて、嬉しいですね。
違い5:機内食の豪華さ
機内食といえば、やはりずば抜けているのはJAL。ミシュランで3つ星を獲得した有名レストランと提携したJALの機内食は、JALのファーストクラスに乗る一番の魅力ではないでしょうか。また、JALはドリンクも高価なものを取り揃えていて、機内の「食」に対するサービスの力の入れ具合が伝わります。比べて、ANAの機内食は、カジュアルで背伸びをしすぎない程度の特別感があるメニュー。ドリンクやお酒も、美味しく飲める王道のものが提供されています。
国内線ファーストクラス:お得にファーストクラスに乗る方法【4つ】
実は、比較的利用料金が高いイメージのファーストクラスをお得になる方法があるんです。この方法を使えば、優雅でゆったりとした空の旅へのハードルがとても低くなりますよ。利用のメリットも大きいファーストクラス。ぜひ、これからご紹介する方法を使って予約してみてくださいね。
お得1:ANAには「早期予約割引」がある
多くの旅行会社や交通機関では、早期の予約に対する割引がなされるところもありますよね。ANAでは「プレミアム旅割28」という早期予約の割引があるんです。ファーストクラス(ANAではプレミアムクラス)を利用することが早く分かっているなら、ぜひ利用をおすすめします。ちなみに、JALの場合も似たような早期割引がありますが、料金が安いのはやはりANAの方です。提供される各社のサービスの違いなどを踏まえて、検討するといいでしょう。
お得2:JALにも「早期予約割引」がある
JALの早期割引は「先得」と言い、こちらも大変お得な割引です。こちらは最大75日前からの予約が可能で、最大の割引率はなんと88%。「75日前」「55日前」「45日前」「28日前」と予約の早い順に割引率が大きくなりますので、旅行の日程が早くから決まっていれば、ぜひ利用をおすすめします。ファーストクラスの席は数が少ないので、繁忙期には早期の予約だけで埋まってしまうことも。夏休みの時期や年末など、海外旅行客が増える時期は、その点でも早めの予約がおすすめです。
お得3:空席があれば、当日のアップグレードができる
お得にファーストクラスを利用する裏技があります。それは、エコノミー・ビジネスクラスに予約しておいて、当日アップグレードを申し込むという方法。アップグレードにかかる料金はJALの場合で8000円、ANAの場合で9000円です。航空会社も、当日の席の空きを作るくらいならグレードの高い席を利用して欲しいと考えるため、快く応じてくれるでしょう。ただしこのアップグレードは、「当日搭乗予定の飛行機にファーストクラスがある」ということと、「ファーストクラスの空席が残っている」という条件が揃わないといけません。ファーストクラスは席数が少ないため競争率は高め。空いていたら「ラッキー」だと思うべきでしょう。
お得4:一番お得な予約の仕方は!?
早期割引や当日のアップグレードが、とてもお得と言うことをご紹介しました。では、一番お得にファーストクラスを予約する方法は結局どれなのでしょうか?それは、「両方使う」という方法。つまり、早期割引で予約をする際に、当日のアップグレードが可能な搭乗券を買うという事です。この方法を使えば、当日ファーストクラスの空きがあった場合には、優先的にアップグレードができますから嬉しいですよね。ただしこの方法は、当日のファーストクラスの空席がなかった場合には、ファーストクラスに乗ることができませんのでお気をつけくださいね。
国内線ファーストクラスは料金以上の価値がある!
JALやANAの国内線ファーストクラスは、国際線に比べて、比較的安価に乗ることができるなどメリットが多くありました。またエコノミー・ビジネスクラスと比べてもサービスが手厚く、快適で特別感のある時間を過ごすことができますから、大きなメリットがあると言えます。また、JALとANAの2社の間でもサービスに違いがあるので、好みによって検討が必要です。JALは高級志向で、手厚いサービスと豪華な食事やドリンクが魅力的。一方のANAは、効率的でフレンドリーな接客とプライバシーがしっかり守られる空間があり、何よりJALよりも安価なことも魅力的でしょう。さらに、エコノミー・ビジネスクラスよりも高価なファーストクラスですが、お得に乗る方法がいくつかあります。そのため、安価な価格で、最高級のサービスが受けられるファーストクラスに乗ることが可能です。国際線よりも安価な国内線の利用の際は、ぜひファーストクラスを利用してみてくださいね。