目次 [表示]
- 「飛行機が怖い」を解決する対処法8選
- 「飛行機が怖い」原因は?
- 閉所・高所に対する不安
- 墜落事故に対する不安
- 「飛行機が怖い」を解決する対処法!試して効いた事前にできる対策5つ
- アイデア&アドバイス①飛行機の安全性を知る
- アイデア&アドバイス②飛行機の仕組みを知る
- アイデア&アドバイス③安心できる航空会社を選ぶ
- アイデア&アドバイス④飛行機が全く怖くない人と乗る
- アイデア&アドバイス⑤医師に相談する
- 「飛行機が怖い」を解決する対処法!試して効いた搭乗中にできる対策3つ
- アイデア&アドバイス①好きなことに集中する
- アイデア&アドバイス②寝て過ごす
- アイデア&アドバイス③揺れは当たり前と考える
- 「飛行機が怖い」を克服しよう!
「飛行機が怖い」を解決する対処法8選
飛行機が怖くて乗るのが苦手という方は案外多いのではないでしょうか。実際「飛行機恐怖症」という名前の症状も存在し、日本や外国の著名人でも飛行機恐怖症で知られる人がたくさんいます。できれば避けたいけれど、仕事や緊急でどうしても乗らなければならない方、旅行好きで何度も乗っているけれど、いつまでたっても恐怖心が消えない方、今回はそんなあなたへ、実際に試して効いた対処法や克服するアイデアをご紹介します。
「飛行機が怖い」原因は?
「飛行機に乗るのが苦手」なのは何故でしょう?原因が分かれば解決に繋がるかもしれません。
閉所・高所に対する不安
飛行機嫌だァァァ高いところ怖いよぉぉぉwww
— カズナンデス@Wild Rift (@usavich1118) September 30, 2019
飛行機が怖いと感じる原因のひとつとして、機内の環境に対する不安があげられます。狭い空間の中に長時間閉じ込められる、逃げられないという感覚が、恐怖心を感じる要素となってしまうのです。また飛行機は当然高い所を飛行するので、離陸後どんどん地上から離れていく感覚は、高いところが苦手な人にとっては恐怖に思えるかもしれません。
墜落事故に対する不安
普段車や電車に乗るときに「事故をしたらどうしよう」と不安に思う人は少ないと思います。けれども飛行機に乗るのが苦手という人の中には、墜落事故に対する強い恐怖心のある人が多く存在します。これは飛行機の場合、万が一墜落事故を起こすと殆どの人が命を落としてしまうというところに原因があげられます。「事故ったらもう助からないんだ」という感情が恐怖心を大きくさせます。また大変多くの人が犠牲になるため、どこかで墜落事故があるとニュースで大きく報道されます。そのため実際は滅多に起こらないのに「また事故が起きた!やっぱり飛行機は危険なんだ」と思い込んでしまうのです。
「飛行機が怖い」を解決する対処法!試して効いた事前にできる対策5つ
どうすれば解決できるのか?ここからは飛行機が苦手な方への克服方法を考えていきましょう。まずは、飛行機に搭乗する前にできる対策としてのアイデアやアドバイスをご紹介いたします。どれも実際に試して効いた方法なので参考にしてみてください。
アイデア&アドバイス①飛行機の安全性を知る
飛行機事故で死亡する確率
飛行機がどれほど安全かを知ることで、不安な気持ちを和らげることができます。よく「飛行機は最も安全な交通手段」と言われていますが、その根拠となるものは何でしょうか。アメリカの国家運輸安全委員会(NTSB)が行った調査によると、飛行機に乗って死亡事故に遭う確率は0.0009%であるといわれています。この数字だけを見るとピンときませんが、これは毎日飛行機に乗ったとしても304年に1度遭遇するかどうかの確率です。また、先進国での航空事故のリスクは発展途上国よりも低い傾向にあるので、日本人が飛行機事故により死亡する確率は更に低くなるといえるでしょう。
どれだけの飛行機が飛んでいるか見てみよう!
考えてもみてください。1日に世界で飛ぶ飛行機の数は一体どのくらいなのか。正確なことは分かりませんが、1日何万もの飛行機が飛んでいるといわれています。こちらはflightradar24で見た、今現在のフライト状況です。
今この瞬間に、アジア上空だけでもこんなにたくさんの飛行機が飛んでいます。それなのに耳にする墜落事故のニュースは極わずか。運悪くその飛行機に乗り合わせるなんて、普通では考えられません。
アイデア&アドバイス②飛行機の仕組みを知る
エンジンが故障したら?
人は「よく分からないこと」に対して不安を感じる傾向にあります。飛行機についての知識を得ることで克服に繋がるかもしれません。例えば飛行機に付いているエンジンが故障したらどうなってしまうのでしょう。そもそもエンジンが故障するということ自体滅多にありませんが、旅客機は仮にエンジンが1基故障しても安全に飛ぶように設計されています。パイロットもこういったトラブルを想定した訓練を必ず行っていますので、心配はいりません。他にも雷に打たれた場合や燃料が少なくなった場合など、緊急事態に備えたテストは当然行われています。
翼は折れる?
窓際の席に座り、窓の外の飛行機の翼が大きくしなるのを見て「折れてしまうのではないか...」と不安に思ったことがある方もいると思います。そんな方はこちらをご覧ください。エアバスA350XWBの翼の強度をテストする実験の動画です。
飛行機の翼はこのように上下に大きくしなることで強さを保っています。これほどにまで曲がっても耐えられるよう設計されているのですから、実際のフライトで折れてしまうことはまず考えられません。
音や振動は異常?
離着陸に伴う揺れや気流の悪い所を通過する際の振動、車輪の出し入れや補助翼が動く際の音など、飛行機に乗っていると普段聞きなれない感覚や音があります。これらが全て異常ではなく、当然に起こることと分かっていれば、恐怖心は少なくなります。離陸前にガソリン臭を感じることがありますが、これもよくあること。知っていれば「爆発するのでは?!」と心臓をバクバクさせる必要もありません。飛行機についての知識を持つことは、「飛行機が怖い」を解決する最も効果的な対策のひとつといえます。飛行機の仕組みなどが書かれた書籍を読むのもおすすめです。
アイデア&アドバイス③安心できる航空会社を選ぶ
飛行機が苦手な人へのアドバイスとして、「安心できる航空会社を選ぶ」ということがあげられます。格安航空会社より一般航空会社、できれば大手か日系航空会社を選ぶと良いでしょう。大手航空会社や日系航空会社なら事故を起こさないということではなく、心情的な要素で安心できるからです。また、格安航空会社とは違い、一般航空会社では飲み物や食事、機内エンターテイメントのサービスがあることが多いため、搭乗中に気分を紛らわせることができます。日系会社ならお知らせのアナウンスを日本語ですぐ聞けたり、不安なことがあった時に乗務員さんに相談しやすいというメリットがあります。
アイデア&アドバイス④飛行機が全く怖くない人と乗る
飛行機は窓際が好き。
— aw(えーだぶ反省中) (@piece_of_cakeAW) September 25, 2019
皆さんのそこにある日常を、
日常じゃない鳥瞰視点で見れるから。
...なんて言ってみるけど、単におのぼりさんだからキャッキャウフフで写真パシパシ撮っちゃうだけだね。お空青いぜ!町がちっさいぜ、ウヒョー(゚∀゚)!って感じ。 pic.twitter.com/tp61Va8Y8F
海外旅行をしたいけれど飛行機が不安という方は、飛行機なんて全く怖くない!という友人を誘うのもひとつのアイデアです。同じように飛行機が苦手な人が隣に同乗すると、解決どころか相乗効果で一層不安が募ります。飛行中に揺れてドキドキしている中、隣の友人が蒼い顔をしてたら自分も「ヤバい」と暗い気持ちになってしまいますよね。飛行機が怖い人は、なるべく飛行機好きな明るい人と一緒に乗りましょう!
アイデア&アドバイス⑤医師に相談する
「飛行機が怖い」にも人それぞれ程度があります。いくら頭では安全だと分かっていても恐怖心が全く消えず、日常生活にまで支障が出てしまう。それでも飛行機に乗らないといけないという方は、心療内科または精神科で相談することも考えてみてください。精神安定剤を処方してもらえる場合もあります。受診するのに抵抗がある方もいるかもしれませんが、適切な治療を行ってもらうことで飛行機恐怖症を完全に克服された方もいらっしゃいます。悩まずに相談してみてくださいね。
「飛行機が怖い」を解決する対処法!試して効いた搭乗中にできる対策3つ
事前の対策ができたところで、次に搭乗中にできる対策をご紹介いたします。こちらも実際に試して効いた方法なので参考にしてくださいね。
アイデア&アドバイス①好きなことに集中する
飛行機に乗る間、他のことに気が紛れれば「飛行機が怖い」という意識から少しは離れることができます。音楽を聴く、映画を観る、本を読む、どんなことでもいいので何か自分が集中できそうなものを用意しておきましょう。もちろん座席のモニターで映画や音楽を楽しむのもいいですし、旅行なら現地のガイドブックを見て到着した後のプランを立てるのもおすすめです。また、Amazonプライムビデオなどで事前に動画をタブレットやスマホにダウンロードしておけば、それを飛行機の中で観ることもできます。機内エンターテイメントの設備がない飛行機に乗る場合には重宝しますよ。
アイデア&アドバイス②寝て過ごす
一番いいのはフライト中に眠ってしまうことです。寝ていれば恐怖心を感じることもなく、あっという間に到着してしまいます。ただ、飛行機が苦手な人が緊張状態の中寝るということがそもそも難しいですよね。そこで飛行機で眠るためのアドバイスをお伝えします。
- リラックスできる服装で乗る
- コーヒーやお茶など、カフェインは控える
- 安眠グッズを使う
おすすめグッズのご紹介!
飛行機での安眠を助けるおすすめグッズを3つご紹介いたします。
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アイデア&アドバイス③揺れは当たり前と考える
フライトがスムースな間は心穏やかにできても、ひとたび揺れが大きくなると、心臓がバクバクし冷や汗が出始めます。すぐに終わればいいですが、長く続いたりあまりに大きな揺れだと最悪の事態も考え始めますよね。パイロットは気象レーダーの情報などから予測を立て、できるだけ揺れの少ないルートを選びますが、中には予測不可能な乱気流もあり、回避できないケースがあります。乱気流の揺れは空を飛んでいれば当たり前に遭遇すること。まれにジェットコースターのような激しい揺れもありますが、乱気流から脱出するためにパイロットが機体を急加速するために起きるもので、決して安全を脅かすものではありません。パイロットが乱気流を回避しようとするのは、乗客の快適性を得るためで、機体の損傷や墜落を心配するからではないのです。
揺れた時の対処法
揺れた時は具体的に何をすれば心を落ち着かせられるでしょうか?試して効いた方法はこちらです。
- 自分も動く
- 誰かと話す
- 深呼吸をする
「飛行機が怖い」を克服しよう!
「飛行機が怖い!」を克服する、試して効いた対処法8つをご紹介しました。少しでも皆さんのお役に立ちますように。飛行機はプロの整備士やパイロットにより入念にチェックされています。「飛行機は世界一安全な乗り物」を信じて臆することなく空の旅へ出かけましょう!
飛行機怖いの克服したかも………
— 穂 (@s_haaaaatsuho) September 27, 2019
綺麗だったからおすそわけ……… pic.twitter.com/7NppVyBIEE