目次 [表示]
- キャンセル待ちで飛行機に乗る方法は?
- 飛行機のキャンセル待ちと満席は意味が異なる
- キャンセル待ちとは空いた席が発生する可能性が高いもの
- 満席とは空いた席がでる可能性が低いもの
- キャンセル待ちをしてから実際に空いた席がでる確率
- チケットの予約段階で空いた席がでる確率
- チェックイン時に空いた席がでる確率
- キャンセル待ちの申し込みができるのは主にマイレージ会員
- JALやANAのホームページで申し込みができるのはマイレージ会員だけ
- 航空会社によってはマイレージ会員以外でもOK
- キャンセル待ちの申し込みをする方法と注意する点
- 一般的な方法
- 当然ながら予約確定ではない
- 連絡がきても埋まってしまう可能性がある
- 空席待ちは空港で行う
- 予約がいっぱいでも席を確保するポイントやコツ
- まとめ
キャンセル待ちで飛行機に乗る方法は?
「旅行に行くために飛行機を予約しようと思ったら、もう満席だった」このような経験をしたことがありませんか?せっかく休みを取って国内や海外に旅行に行こうと思ったのに、肝心の飛行機に空席がないと困ってしまいますよね。しかし、まだ諦めるのは早いです。席を確保できるかもしれません。この記事を読めば、その具体的な内容がわかります。
飛行機のキャンセル待ちと満席は意味が異なる
あなたは「飛行機のキャンセル待ち」と「満席」の両者の違いを正しく知っていますか?一見すると同じように思われがちですが、それぞれ意味は異なるので、注意が必要です。違いを正しく理解することで、飛行機の座席をゲットできる可能性が高まります。まずはそれぞれの違いと特徴について見ていきましょう。
キャンセル待ちとは空いた席が発生する可能性が高いもの
いま席がすべて埋まっていても、今後空席が発生する可能性が高いものをキャンセル待ちといいます。いったい何を基準に決めているのでしょうか?これは主に団体ツアーを主催している旅行会社が、飛行機の座席を仮確保していることが基準となっているのです。定員30名のツアーがあるとします。旅行会社は30名分の座席を仮確保しますが、実際に販売できたのは20名分だった場合、残りの10名分の座席が余り、空席に変わるのです。
満席とは空いた席がでる可能性が低いもの
席はすでに埋まっており、今後は空いた席がでる可能性が低いものを満席といいます。すでに販売されている飛行機の座席がツアー用ではない、乗客のほとんどが航空券の料金支払いを済ませている、過去の運行歴からキャンセル発生率が低いなど、取り消しをする乗客がいないであろう状態のことです。もし満席の案内があったら、今後待ったとしても空いた座席がでる可能性は低いと思った方がよいでしょう。
キャンセル待ちをしてから実際に空いた席がでる確率
実際に空座席がでる確率はどのくらいあるのでしょうか?座席がでる可能性が高いといわれても、キャンセルが発生しなかったら困ってしまいますよね。座席がでる可能性についてチケットの予約段階で発生する確率、チェックイン時に発生する確率をそれぞれ見ていきましょう。
チケットの予約段階で空いた席がでる確率
残念ながらチケットの予約段階での正確な確率は、いま現在のところは発表されていません。ただし、これまでに申し込みをしてから座席をゲットした人たちの話によると、空いた席がでる可能性は低い水準ではないようです。チケットの予約段階で空いた席がでるチャンスは、次の2回に分けられます。
出発の10日前
飛行機が出発する10日前が、最初のチャンスです。前述したように申し込みをした後で発生する座席のほとんどは、団体ツアーを取り仕切っている旅行会社が抑えているものです。多くの旅行会社ではツアー申込の締め切りを約10日前に設定しています。そのため、出発の10日前にツアーに申し込まれなかった分の座席が空席としてでやすいのです。
出発の3日前
2つめのチャンスが、飛行機出発の3日前です。通常は飛行機のチケットを予約した際、チケット代を支払わないと予約確定とはなりません。そして航空会社やチケット販売会社が設定する支払期限までに支払われないと、強制的に取り消しとなってしまうのです。多くの場合、支払い期限は出発の3日前となっています。支払いをしない人がいると、出発3日前に空いた席が発生する確率が高まるといえるでしょう。
チェックイン時に空いた席がでる確率
空いた席が発生する可能性は、チケットを予約する段階だけではありません。チェックインの段階にも十分あります。統計によると100人に1人、つまり1%の確率でチェックイン時に空いた席がでる確率です。またキャンセルによる座席ではなく、航空会社によっては意図的に空席を設けているようなケースもあり、このようば場合では、出発当日にスムーズに席を確保することができます。ただし、どちらのケースでも、飛行機に乗れるか乗れないかは不透明な状況で空港へ向かわなくてはいけません。
キャンセル待ちの申し込みができるのは主にマイレージ会員
現在申し込みはインターネットで行うのが一般的ですが、インターネットを通してのキャンセル待ちの申し込みは、主にマイレージ会員のみが行えます。詳細を見ていきましょう。
JALやANAのホームページで申し込みができるのはマイレージ会員だけ
日本を代表する航空会社といえばJALとANAの2つですね。国内線はもちろんのこと、国際線も多く運行しているので利用する人も多いのではないでしょうか?それぞれのホームページから、キャンセル待ちの申し込みができるのはマイレージ会員のみです。申し込み自体には料金がかからないので、あらかじめ登録しておくと良いですね。
航空会社によってはマイレージ会員以外でもOK
JALやANAと違ってフジドリームエアラインズはマイレージ会員でなくても、インターネットを通じての申し込みが可能です。またスターフライヤーやIBEXエアラインズ、ソラシドエアは電話を使っての申し込みができます。外資系航空会社はそれぞれで規則が異なるので、ウェブサイトなどで確認しましょう。
キャンセル待ちの申し込みをする方法と注意する点
申し込み方法は航空会社によって多少の差はありますが、それほど思っているよりも難しくはありません。ただし申し込みにあたってはいくつかの注意点もあります。一般的なやり方と注意する点について見ていきましょう。
一般的な方法
インターネットを通じて申し込みをする場合は、まずは希望する航空会社のウェブサイトにアクセスします。フライトの日時を選択し、画面上に申し込み可能と表示されればクリックするだけです。簡単ですね。電話で申し込む場合は、各航空会社の予約センターなどへ電話をしましょう。空いた席が出るとインターネット申し込みの場合はメールで、電話申し込みの場合は電話で連絡が来ます。申し込み自体に料金はかからないので、気軽にできます。
当然ながら予約確定ではない
申し込みをしたからといって、予約確定ではありません。座席が発生すると、申し込みをした人に順番に連絡が回ってきます。声がかかる順番は、必ずしも申し込み順ではありません。一般的には航空会社のマイレージ上級会員から、優先的に順番が決まっていくのです。マイレージ上級会員であれば、申し込みをしてから席を確保できる可能性はグンと高まります。
連絡がきても埋まってしまう可能性がある
座席が空いた旨の連絡が届いたら、なるべく早めに予約の手続きを進めましょう。連絡が来た段階では、まだ予約は確定していません。連絡が来てから予約手続きをするまでにブランクがあると、その間に他の人に席を取られてしまう可能性があります。間髪入れずに予約の手続きをするのが確実に席を確保するコツです。
空席待ちは空港で行う
空席待ちは出発当日に空港で行います。航空会社のチェックインカウンターや、専用カウンターへ行きましょう。航空会社によっては自動チェックイン機でも申し込みできる場合があります。整理券と予約なし航空券の2つを購入してから搭乗口で待機し、整理券番号が呼ばれれば搭乗可能です。もし搭乗できなかった場合、料金が払い戻しされるので安心してください。
予約がいっぱいでも席を確保するポイントやコツ
申し込みはなるべく早く行いましょう。申し込み自体は無料なので、気軽に申し込みをしてください。仮に申し込みをしている最中に他の交通手段が見つかれば、申し込みのキャンセルをすれば良いのです。またインターネット申し込みは多くの場合マイレージ会員のみなので、事前に会員登録をしておくとスムーズですね。LCCはキャンセル待ちの制度自体がない場合もあるため、満席だったとしても小まめにサイトを確認するのがコツです。
まとめ
飛行機のチケットを予約しようと思って空席がなかったとしても、諦める必要はありません。今回の記事中で紹介した方法を取れば、もしかして座席をゲットできるかもしれません。JALやANAのウェブサイトでは、マイレージ会員のみが申し込みできるので注意が必要です。紹介したポイントやコツ、注意点を参考にして制度を上手に活用してくださいね。