エアバスってどんな飛行機?
皆さんはエアバスってご存知ですか?私は最初にエアバスって聞いた時は、全くピンときませんでした。私たちが海外旅行にいく時に利用する飛行機には、実はいろんな種類があって、その種類によって運航路線や航空運賃、更には座席数も異なっているんです!今回は、その中でエアバスのA220という飛行機について詳しく調べてみました。では、さっそくいってみましょう。
エアバスとは飛行機の種類
エアバスとは、どんな意味なのでしょうか?エアとは空のことで、バスとは大型で1度に、たくさんの人を運べるというところからきています。空を飛ぶ大型のバスという意味で、エアバス(airbus)なんですね。飛行機の大きさは、大型ジェット機に分類されて、ジャンボジェット機よりは小型になります。バスというので見た目から違うのかと思いきや、そこは他の飛行機と違いはないようです。各路線や会社によってはペイントが施された機体があります。
エアバスの主な運航情報
エアバスが運航されている現在の移動距離や移動区間をご紹介しましょう。エアバスは、主に短距離や中距離の国際線と国内線を運航しています。エアバスは、1度に多くの人を運ぶための飛行機なので、交通量の多い区間での運航が多いです。1度に運ぶ人数が多いからこそ、航空券の低運賃が実現できます。これは旅行する私たちにとっては、とても嬉しいことですね。
エアバスA220とは?
そのエアバスですが、ひと口にエアバスといっても種類がそれぞれあります。その中で、今回紹介するのは、エアバスA220という飛行機の機体についてです。知識のひとつとして機体のことを知れば、次回の旅行の時に自分が乗る飛行機がどんな種類のどんな機体か分かりますよね。「他の便に比べて、安く乗れたのは何でだろう?」と思っていた方は、悩みが解決するかもしれません。
エアバスA220とはこんな機体
エアバスA220とは、元々運航していたCS300型シリーズを新たに名称変更した機体です。最初は、ボンバルディアという会社から販売されていたものを、エアバスが事業買収したことによりエアバスA220-300型に名称が変更になりました。それと同じくCS100型は、エアバスA220-100型に名称変更されており、エアバスA220といっても二つのラインがあるんです。では、その違いについて詳しく説明していきましょう。
エアバスA220-300型と100型の違い
ご存知の方もいるとは思いますが、飛行機は機体の大きさや種類によっても内部構造やシステムが違います。販売している会社も違うので、車に置き換えて考えると分かりやすいですね。このエアバスA220シリーズの特徴は、2つの機体がほぼ同じ構造で同じ部品を使用していること、パイロットの機種免許は共通ということ、違うのは胴体部の長さと座席数の違いだけでした。
同じ構造であるメリットとは?
ここで余談ですが、エアバスA220シリーズの構造が同じであるメリットは、「パイロットがどちらの機体も操縦できること」「システムが同じなのでオペレーションや部品等が99%共通すること」があげられます。乗る側も整備や運航する側にとってもオペレーションがシンプルな分、大きなメリットですね。
エアバスA220シリーズの座席って?
エアバスA220シリーズの違いについて、先ほど説明しましたが、私たちに直接関わってくるのが、座席や座席周りの環境ですよね。長いフライトになればなるほど、その環境やシートの快適さは重要になります。快適であれば、次からもその飛行機に乗りたいですよね。では、エアバスA220シリーズの座席は、どうなっているのでしょうか?
エアバスA220シリーズの座席タイプ
エアバスA220シリーズの座席の詳細がリリースされていたので、ご紹介します。まず、座席はエコノミーで18インチ以上の、ゆったりと座れるシート。そのシートは2席プラス3席の構成です。通路は単路ですが、行き来しやすいように50センチほど。あとは1人1つの機内持ち込みスーツケースを縦に収納できるような、広々とした収納ケースもあります。窓も1列に2つのパノラマビューを楽しめる縦40センチもある窓があり、エアバスA220シリーズは快適さを追求した座席環境でした。
座席数は機体によって異なる
座席のシートや座席環境は、エアバスA220シリーズで共通しています。違うのは、それぞれエアバスの機体で準備している座席数でした。このエアバスA220シリーズは、100〜150席の座席数で、数字が大きいA220-300の機体の方が座席数は多くなっています。路線や距離によってA220シリーズをうまく使い分けているんですね。
エアバスA300シリーズ
エアバスは、このA220シリーズよりも大きいA300台のシリーズもあります。エアバスで最も大型な機体は、エアバスA380という飛行機です。この飛行機は、何と全てが2階建てというビッグサイズ!座席も615席と桁違い!日本からは旅行客が多いハワイ路線で運航しています。人生で1度は乗ってみたいですね。他にもA350シリーズやA330やA320などエアバスには、たくさん種類があります。
エアバスA220シリーズの運航路線は?
では、エアバスA220シリーズの現在の運航路線は、どうなっているのでしょうか?ちなみに全世界で就航しているエアバスA220シリーズの運航路線ですが、A220-300は237路線、A220-100は121路線も就航(就航予定も含む)です。全てが日本発ではないので、ここでは日本から就航している運航路線を中心にご紹介しようと思います。
エアバスA220-100の日本運航路線
日本からの運航路線ですが、エアバスA220-100は日本国内線と日本発着の国際線での就航はありませんでした。こちらは、主にアメリカや欧州などの国内線や隣国への国際線で就航されています。日本にいる時には、あまり乗る機会はありませんが、海外旅行でいくつもの国をめぐる旅やアメリカ国内を回る旅などでは乗る機会がありそうです。
エアバスA220-300の日本運航路線
エアバスA220-300は、日本の成田国際空港、セントレア(中部国際空港)、福岡空港の3箇所から就航しています。主な行き先は、全て韓国の釜山行きです。日本では国内線での運航はありません。韓国の釜山は海外旅行先としても人気の観光地なので、乗ったことがある方は多いのではないでしょうか?
エアバス釜山行きの航空会社
このエアバスA220-300での釜山行きですが、セントレアからは、韓国の大手航空会社の大韓航空とLCCのエアプサンが就航しています。福岡空港からは大韓航空、エアプサン、チェジュ航空の3つの航空会社が運航しており、韓国の航空会社がほとんどです。成田国際空港からのみ先ほどの3社に加えて日本航空(JAL)の4社が現在は就航しています。
エアバスA220を運航する日本の会社は?
では、最後にエアバスA220を運航している日本の会社について調べていきましょう。まだまだ日本国内や日本から発着する国際線で、エアバスA220シリーズの飛行機を就航している路線は少ないです。需要があれば、もっと普及する飛行機だと思います。では、さっそくいってみましょう!
運航する日本の会社
エアバスA220シリーズを就航しているのは国内線と国際線含め、成田国際空港〜金海(キメ)国際空港間の日本空港が運航する釜山便の1路線のみでした。毎日1便を運航しており、他に3つの会社も就航していることから、定期便としても人気の路線といえるでしょう。まだまだこの機体での日本からの便は少ないですが、エアバス自体がシリーズによって運航路線が異なるので、今後に期待できますね。
まとめ
エアバスA220シリーズについて詳しくご紹介しましたが、いかがでしたか?飛行機は、ただ乗るためのものではなく、いろんな知識を持って楽しめたら何倍も良いですよね!次の旅は、エアバスを利用する旅プランにしてみてはいかがでしょうか?楽しい旅ができますように。