目次 [表示]
- A320neoってどんな飛行機?
- エアバス社とは?
- 世界の2大航空機メーカー
- A320neoの従来型A320とは?
- エアバス社のベストセラー機種
- 日本のおもな保有会社
- 世界のおもな保有会社
- A320neoの特徴は?A320とどう違う?
- 燃費の向上
- 騒音の軽減
- 機内設備の新調と拡充
- A320neoとA320ファミリーの違い
- 違いは全長とエンジン
- A320ファミリー一覧
- A320neoを保有している会社
- 日本の航空会社
- 世界のおもな航空会社
- A320neoとA320の違いをANAで比較
- 座席
- 機内の設備
- 就航路線
- A320neoとB737NGの違いをANAで比較
- B737NGはA320neoのライバル機種
- 機内
- 座席
- 就航路線
- A320neoが今後就航する予定の路線
- ピーチ
- タイ・エアアジア
- A320neoはベストセラー機種の新エンジン型
A320neoってどんな飛行機?
A320neoは、エアバス社のベストセラー機種であるA320の新型ですが、A320から何がどう変わったのでしょうか。A320neoについて知るために、ますは「そもそもエアバス社って?」「A320って?」というところからご紹介します。
エアバス社とは?
世界の2大航空機メーカー
エアバス社とは、世界の2大航空機メーカーで、米国のボーイング社と肩をならべる欧州発の会社です。米国の企業が独占していた航空機業界に切り込むべく設立され、開発競争を続けてきました。小型機に強いエアバス社は、2019年についに年間の発注数でボーイング社を上回るまでに伸びています。
A320neoの従来型A320とは?
エアバス社のベストセラー機種
A320は、エアバス社でもっとも売り上げを伸ばした機種で、世界中で使用されています。国内の主要都市と地方をむすぶのに最適な単通路の小型ジェット機で、近距離国際線にも使えて、機材価格は大型機の約半額であるためです。
ボーイング社のB737の対抗馬として1980年代に開発されてから、とくにコスパ重視のLCCで多く使われています。
日本のおもな保有会社
航空会社 | |
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FSC | ANA |
MCC | スターフライヤー |
LCC | ピーチ・ジェットスタージャパン・エアアジアジャパン |
MCC:ミドル・コスト・キャリア
LCC:ロー・コスト・キャリア
世界のおもな保有会社
航空会社 | |
---|---|
FSC | アメリカン航空・デルタ航空・エールフランス・ルフトハンザドイツ航空・タイ国際航空 |
LCC | エアアジア・インディゴ |
A320neoの特徴は?A320とどう違う?
燃費の向上
A320neoは、エンジンを変えたことで、A320にくらべて燃費が15パーセントも改善しました。「neo」は、新エンジン搭載型(New Engine Option)を意味し、A320は「A320ceo」(Current)と区別します。
空気抵抗を減らすため、主翼の端に「シャークレット」という折り曲がりもくわえました(ceoも新造・改造機にはつけられる)。
騒音の軽減
A320neoは、エンジンを直径の大きい新型に変えたことで、騒音の聞こえる範囲が半分に減りました。A320は、乗ってみると小型ジェット機特有の高音が気になりましたが、A320neoの機内は静かで作業や睡眠のさまたげになりません。
機内設備の新調と拡充
A320neoはエンジンだけでなく機内設備も新調し、2010年代モデルになりました。標準の設備としては、モニタの対応言語が増え、タッチパネル式になり、照明にはLEDを使って洗練された印象に変わっています。
A320はよく聞くけど、A320neoは何が違う?