岳南鉄道はただのローカル線じゃない!工場夜景がスゴイ!見どころを解説!

岳南鉄道はただのローカル線じゃない!工場夜景がスゴイ!見どころを解説!

岳南鉄道というローカル線の電車があります。電車からの夜景と電車自体の美しい夜景が話題です。この記事では、岳南鉄道の魅力とその見所について解説します。短い路線の間に詰まった多くの魅力、迫力ある工場夜景の魅力についての記事です。

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岳南鉄道ってどんな鉄道?

話題の岳南鉄道は、静岡県富士市の吉原駅と岳南江尾駅間を走っています。富士市のローカル鉄道として、全駅から富士山が見えるのが魅力の鉄道です。最近では、岳南鉄道は、岳南電車と言われるようになってきました。そんなローカル線の岳南電車の魅力は、迫力のある工場夜景です。岳南鉄道の特徴について、まず紹介します。

岳南鉄道の特徴がすごい!

静岡県のローカル線、岳南鉄道は、吉原駅と岳南江尾駅の9.2キロを走っています。その間の10駅に停まり、片道20分の直通列車です。岳南鉄道の特徴はというと、「鉄道として初めて日本夜景遺産に登録されていること」と言えます。岳南電車の「夜景電車」は、2両編成で走り、後ろの1両は照明を消して走るのが特徴。夜景を楽しむ電車として、「夜景電車」と言われています。

岳南鉄道の本社は?歴史は?

「夜景電車」を走らせている、岳南鉄道は、2013年から岳南電車と言われるようになっています。岳南鉄道の電車部門が分社化。静岡市富士市の岳南電車株式会社によって運営されている電車です。本社は、静岡県富士市今泉一丁目。歴史的にも古い岳南電車は、昭和23年に戦後第一号の鉄道会社として工事許可を受けた会社です。70年の歴史をつないで、富士市で今も走り続けています。

鉄道夜景とは?その魅力は

岳南鉄道は、「鉄道夜景」として、日本夜景遺産の認定を受けているのが特徴です。鉄道自体が夜景に認定されることはとても珍しいことでしょう。その歴史的経緯についても紹介します。

日本夜景遺産に登録された「鉄道夜景」とは何?

「鉄道夜景」として認定された歴史をまず、たどってみます。2014年に、岳南鉄道で「夜景電車」を走らせたことから日本夜景遺産への登録が実現。電車そのものが美しい夜景として評価されました。岳南電車は、ローカル線のため、明るい中を走る電車とは違い、暗い中から電車が浮かび上がるように走ります。停車する駅に灯る電気、通過する迫力のある工場夜景など、全てを含めて夜景の美しさが認められました。そのことによって、電車自体が日本夜景遺産に登録されているのです。

夜景電車が生まれた歴史背景について

なぜ、岳南電車の本社で「夜景電車」を走らせるようになったのかも知ってみたいでしょう。元々、岳南電車の沿線は、それほど周りが明るくないのが特徴でした。そこで、「夜行電車のような魅力が感じられるように、走らせてみてはどうか」というのが本社の最初の発想です。夜行電車のように電車の車内を暗くすることで、周りのほのかな駅の灯りや家の灯りが美しく見えるようになります。そうした思いからできた「夜景電車」です。岳南電車から見た月も美しいということで、「日本百名月」にも認定されています。

運行面でも様々な特徴が

また、岳南電車には、運行面でも様々な特徴があります。静岡県富士市の吉原駅と岳南江尾駅間のたった10駅しか走らない電車というのも珍しいでしょう。しかし、10駅しか走らないローカル線に魅力がたくさん詰まっています。2両編成の8000形と1両編成の7000形が走っている岳南電車。「夜景電車」では、8000形が走り、一両が照明を消して走っている様子は、とても珍しい貴重な光景です。

沿線の魅力

岳南電車の沿線については、魅力が満載です。吉原駅~岳南江尾駅の10駅しかありませんが、その間の魅力にあふれた景色に多くの人が集っています。昼は富士山が見える電車として人気。富士山をバックに1両や2両編成のかわいい電車が走っていて、写真を撮る人も多くいます。

静岡県富士市は紙の工場の町

沿線の魅力は、夜景列車でも見られるたくさんの工場です。静岡県富士市を走っている岳南電車ですが、富士市は、日本のトイレットペーパーの50%を生産。「紙のまち」として有名です。岳南電車の沿線には、製紙工場がたくさん集まっています。線路のすぐ脇に工場が迫っているのが特徴的。夜になると、それらの灯りが間近に見えるのが幻想的な景色で、魅力となっています。鉄道オタクだけでなく、夜景が好きな人、工場見学が好きな人にも、とっても人気になっているのですよ。

見どころをピックアップ!

ここからは、「夜景電車」の具体的な見どころについてピックアップします。「夜景電車」は、夜の闇の中を走る電車も美しく、沿線にもたくさんの見どころがあって魅力。駅の灯りや沿線に立ち並ぶ工場の見どころについて詳しく見ていきます。夜景がゆっくり楽しめるように徐行もしてくれるなど、充分に見どころが楽しめる工夫も嬉しいですよ。

始発駅の「吉原駅」のホームが美しい

JRからのアクセスもいい吉原駅を「夜行電車」の出発の駅とするのがおすすめ。岳南電車の始発となる有人駅です。電気が明るく灯された夜の吉原駅から出発すると、気分が高まりますよ。吉原駅の袴線橋にも電気が灯り、雰囲気がある夜の駅が人気です。

すぐ後ろに工場が迫る「本吉原駅」も人気

岳南電車の本社がある「本吉原駅」は、無人駅です。ホームのすぐ後ろが工場になっていて、迫りくるような工場の建物がインパクト大の駅となっていますよ。駅からこんなに間近に工場を見上げることもないでしょう。

「岳南原田駅」周辺の工場夜景

静岡県富士市には、製紙工場が多くあり、岳南原田駅周辺から煙突が見え始めます。岳南電車の暗い車内から、たくさんの白い煙が見え始めると感動するでしょう。白い黙々とした煙は、お湯を沸かしている水蒸気です。夜の暗闇の中で見ると、白い煙が迫力があります。周囲のあちこちから白煙が立ち上る様子は、日頃見ることがない貴重な光景で、見どころです。周囲が暗いので、沿線で工場だけが浮かび上がっていますよ。

「比奈駅」~「岳南富士岡駅」間の日本製紙富士工場内が大迫力!

比奈駅~岳南富士岡駅間は、特に迫力ある工場の見どころです。日本製紙富士工場の敷地内を電車が走ります。製紙工場のたくさんのパイプラインの中を電車が走行。臨場感が味わえるスポットです。しっかり工場を見るために、岳南富士岡駅で降り立って見るのもいいでしょう。後で紹介する一日フリー乗車券ならば、途中でどこでも降りることができて、おすすめです。岳南電車のファンでは、何度も乗り降りして夜景を楽しむ人も多く見かけます。

岳南電車の「工場夜景電車」では、岳南線の岳南原口~比奈間の日本製紙富士工場内を走行。ライトアップした工場の敷地内が幻想的で美しくて人気です。富士工場夜景倶楽部とタイアップして実現したのが「工場夜景電車」の魅力と言えます。

岳南鉄道に乗車する方法について【運行状況や切符、料金について】

見どころが満載の岳南電車の夜景電車です。乗ってみたくなった場合の乗車方法についても詳しく説明します。夜景電車は、運行日が限られていますので、チェックして出かけましょう。乗車券の購入方法や料金についてもお知らせします。

運行日は第2土曜とその他のイベントにも運行

現在、岳南鉄道の夜景電車は、毎月第2土曜に運行。土曜には、月2回ほど、夜景電車やその他の特別電車にも乗車可能です。9月と10月の土曜日に中秋の「名月電車」を走らせたり、予約制のナイトビュープレミアムトレインを土曜に走行させたりしています。そうした様々なイベント走行がありますので、チェックしてみるといいでしょう。岳南電車の本社のホームページで、夜景電車の運行情報やイベントが確認できますのでおすすめです。

2019年は岳南電車5周年で様々なイベント運行も

予約が必要な「ナイトビュープレミアムトレイン~岳南 夜景のフルコースをご堪能~」については、岳南電車の夜景電車運行5周年を記念したイベントとして運行されました。 2019年11月16日と30日の土曜にイベントを実施。プレミアムな雰囲気を楽しんでもらう、夜景電車が好評。岳南電車では、様々なイベントがありますので、本社のホームページをその都度参照してみるといいでしょう。

2両編成の後ろの車両に乗車!

実際に乗車する際には、8000形の2両編成の後ろの車両に乗車。2両目の車内の電気を消した「夜景電車」になりますので、間違えないように乗りましょう。車掌さんが乗っているのも特徴です。夜景鑑賞士の資格を持っている車掌さんから、夜景についての案内も聞けて、楽しめます。夜景の見どころについては、ボランティア団体の方からの詳しい説明も魅力です。

運行時間について

運行便は、夜景電車1号と2号があり、1号は吉原駅発18時41分で、岳南江尾駅に19時3分に着いてそこから折り返します。19時38分に吉原着です。往復すると57分の乗車となります。夜行電車2号は、吉原駅発19時43分で、岳南江尾駅に20時4分に着いて、20時47分に吉原駅に帰ってくる電車です。どちらも、夜景を楽しむにはいい時間の運行となるでしょう。

乗車するにはどんな券が必要?1日フリー乗車券の料金は

夜景電車に乗るには、全席自由席ですので、乗車券だけを購入しましょう。予約は不要です。普通乗車券、定期券や回数券、1日フリー乗車券で乗ることが可能。1日フリー乗車券を利用するのが一番便利で、何度も乗り降りできますので、往復して帰ってくることができます。現在、消費税も上がり、1日フリー乗車券の料金は、大人720円、子供310円です。1日フリー乗車券は、駅員が常時いる始発の吉原駅でフリー券を買うようにして、お得な料金で乗車しましょう。720円で夜の工場見学が車内からできますので、料金も安く感じますよ。

片道料金は全線で370円!硬紙の切符が記念に

通常で券を買うと始発の吉原駅から終点の岳南江尾駅まで、片道の料金が大人370円、子供190円となります。券は、普通の券も1日フリー乗車券も、今では珍しい歴史を感じる硬紙の切符です。いかにもローカル線の昭和なレトロ感がある硬紙の切符となっています。特に、1日フリー乗車券は、富士山の写真が印刷されていて記念になるでしょう。

岳南電車までのアクセスについて

岳南電車に乗る際には、JR東海道線「吉原駅」で乗り換えてアクセスするとおすすめです。車の場合には、無料駐車場はありませんので、周辺の有料駐車場を利用するようにしましょう。

歴史ある岳南鉄道の夜景電車は一度は乗ってみたい!

岳南鉄道の歴史や魅力について紹介しました。本社が静岡県にある、歴史のあるローカル線「岳南電車」です。今では、夜景電車として、迫力ある工場見学が魅力となっています。電車自体のレトロな姿と風情も楽しんでみるといいでしょう。さまざまな夜景の魅力が味わえる電車です。暗い車内から、工場が見え、ホームの灯りが見えた時の感動を一度味わってみるといいでしょう。岳南電車で企画される、魅力あるイベント電車にも乗ってみるとおすすめです。

tryworks.oka
ライター

tryworks.oka

旅行が好きで、いろいろな所を旅行しています。特に島巡りなどが好きです。その場所ならではの物に出会い、発見があると嬉しくなります。

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