目次 [表示]
- 国際線では何時間前に空港に着くべきかの目安
- 国際線の搭乗手続き締め切りは何時間前か
- 何時間前に手続き開始かは航空会社による
- 何時間前に搭乗手続き開始か問い合わせる
- 国際線に搭乗するまでの手続きの流れ
- ステップ1 搭乗手続きと荷物預け
- ステップ2 保安検査
- ステップ3 出国審査
- ステップ4 搭乗ゲートに集合し、機内へ
- 国際線空港に何時間前に到着するかの具体例
- プラン1 出発時刻の3時間前
- プラン2 出発時刻の5時間前
- プラン3 出発時刻が早朝なら前泊
- 国際線の搭乗手続きから機内搭乗をスムーズに
- ポイント1 eチケットをコピーしておく
- ポイント2 機内に持ち込む液体物を分ける
- ポイント3 買い足したいものは出国後に買う
- 国際線の搭乗手続きに間に合わないとき
- 間に合わない場合ればその便には乗れない
- 間に合わない可能性もある時は航空会社に連絡
- 飛行機を逃した時も航空会社に連絡
- 何時間前に空港に着けばいいのかしっかりと計画を
- まとめ
国際線では何時間前に空港に着くべきかの目安
初めての海外旅行で国際線を利用する場合でも、利用する便の出発予定時刻が分かれば、だいたいどれくらいに空港に到着すれば良いのか知る事ができます。その為にはまず国際線の搭乗手続き(=チェックイン)には開始時刻と、必ず間に合わないといけない締め切り時刻があることを知っておきましょう。
国際線の搭乗手続き締め切りは何時間前か
まず初めて国際線に乗るにあたって一番に気にするべきなのは、搭乗手続き(=チェックイン)の締め切り時刻です。多くの国際線の手続きの締め切りは出発時刻の1時間前です。この締め切り時刻というのは、その時間までに手続きを完了しなければならない時刻であり、搭乗手続きカウンターに着けば良い時刻ではありません。後述しますが、この時刻に間に合わない場合とても大変なことになりますので注意して下さい。
何時間前に手続き開始かは航空会社による
搭乗手続き(=チェックイン)の締め切りに間に合わないトラブルを避けるためにとにかく早く到着するべきかというと、実は違います。なぜなら航空会社によって搭乗手続き開始時刻が異なる場合があるからです。海外の航空会社が空港に常設の手続きカウンターを設けていない場合、出発時刻に合わせてスタッフがカウンターにやってくるようになるので、あまり早く到着しても搭乗手続きをすることが出来ないのです。
目安は3時間前
その開始時刻の目安は出発時刻の3時間程前です。ですが、日本を出発する際に日系の航空会社(JALやANAなど)の利用をするであれば、基本的にその日出発の便はいつでも手続きが可能。手続きの開始時刻を気にする必要はほとんどありません。
何時間前に搭乗手続き開始か問い合わせる
利用する飛行機が海外の航空会社との共同運航をする場合、日系の航空会社で予約を取っていても搭乗手続き(=チェックイン)の開始時刻が決められており、すぐに手続きできない場合もあります。共同運航とは、複数の航空会社が提携して一つの飛行機を飛ばすということです。
問い合わせて確認できる
共同運航の場合、JALやANAで予約を取っていて別の航空会社のカウンターで手続きをしなくてはならない事があるので、そういった際は、搭乗手続きの開始時刻が決められています。初めての国際線の利用では、そういった情報を得るのは難しいかと思いますので、正確な情報を事前に得ることが大切です。予約した航空会社や旅行会社に問い合わせてみることをおすすめします。
国際線に搭乗するまでの手続きの流れ
次に、空港に到着してから必要な手続きとその流れについて4ステップに分けて解説します。国際線の飛行機に搭乗するまでにどのような流れでどのよう手続きがあるか知っておくことも、何時間前に空港に行けば良いのかを決める為に役立ちます。
ステップ1 搭乗手続きと荷物預け
まず手続きの流れのはじめにすることは、搭乗手続き(=チェックイン)と、スーツケースなどの大きい荷物を預ける作業です。空港に着いたらのフライトインフォメーションボードなどを確認して、どのカウンターで手続きをすればよいのか確認し、指定のカウンターにパスポートなどを提示して搭乗手続きを行います。搭乗手続きは座席のクラスごとに行う事がほとんどなので、予約したクラスの表示がある列に並ぶことになります。
スーツケースは預けてしまう
この時に、預ける荷物を航空会社に渡してしまうことになります。いったん預けてしまうと、現地に着くまで手元に戻ってはこないので、機内に持ち込みたいものなどがスーツケースに入っている場合には搭乗手続きの列に並ぶ前に出しておくとよいです。
ステップ2 保安検査
次に保安検査をうけます。時間がかかる可能性が最も高いのがこちらです。なぜなら、どの便に乗るかに関わらず全ての旅客がここを通らなくてはならないからです。旅行シーズンや規模が小さめの空港を利用する場合には混雑する可能性もあるので1時間くらいかかるかもしれないと思って計画をしておくと安心です。
保安検査で行うこと
この保安検査場で行うのは機内に持ち込む液体物や電子機器類などのチェックです。国際線では機内に持ち込むっことのできる液体物には制限がかかります。そちらについては後述します。液体物、電子機器類、その他の手荷物をすべてトレーにいれて検査のコンベアーに流し、手荷物を何も持たずに金属探知機を通ります。
ステップ3 出国審査
保安検査を終えたら、出国審査へと進みます。出国審査は日本からの出国の際も海外の国から出国する際もスムーズに通過できる場合が多いです。パスポートが有効なものであるかであったり、顔写真と本人の照合などを行います。
新しい仕組み自動化ゲート
最近では自動化ゲートなどが導入されている空港もあり、出国審査にかかる時間を短縮できる仕組みもありますので、気になる方は調べてみるといいかもしれません。
ステップ4 搭乗ゲートに集合し、機内へ
出国手続きを終えると、あとは搭乗手続きの際に伝えられた搭乗ゲートへ搭乗開始時間までに行くことで飛行機に乗ることができます。搭乗開始時刻の目安は出発時刻の30分前程ですが、航空会社により異なる場合もありますので、必ず搭乗手続きの際に伝えられた時間に搭乗ゲートに行くようにしてください。
時刻の変更に注意
また、空港や航空会社の様々な事情から、搭乗ゲートが変更になったり出発時刻が変更になる事もあるので、時々フライトインフォメーションボードや館内放送を気にしておくと安心です。搭乗の際には、パスポートと搭乗手続きで受け取ったチケットを提示して機内に乗り込みます。
国際線空港に何時間前に到着するかの具体例
ここまでに、何時間前までに空港に到着すると良いかを決める為に必要な目安となる時刻の考え方や手続きの流れの知識をご紹介しました。それでは、ここからは実際に何時間前に着くといいのかおすすめのプランをご紹介します。
プラン1 出発時刻の3時間前
出発時刻の3時間前の到着は、余裕を持ちたいのであれば最低限ここまでには到着していたい時間です。とくに海外旅行が初めてという方は、これより遅い到着の場合かなり余裕がなくなってしまうかもしれません。なので海外旅行が初めてで、上の項目でご紹介した手続きの流れを読んでもあまりピンと来ない方はもう少し余裕をもって到着しても良いかもしれません。
出国エリアも見てまわれる
実際には、空港の規模や混雑状況にもよって時間は前後しますが、トラブルなくすべての手続きを通過することが出来れば、出国後のエリアを見て回る事もできます。ほとんど並ばずにスムーズに手続きを終えた場合で、だいたい1時間程度出国エリアで自由に過ごすことができます。
プラン2 出発時刻の5時間前
出発時刻の5時間前に到着していれば、搭乗前にご飯をたべておくことも出来ます。どの航空会社のどの便を利用するかによって機内食の有無やその提供の時間にも違いがありますが、搭乗前に食事をとったりしたい場合には、5時間くらい前に到着すると余裕をもつことができます。
余裕をもって空港を楽しめる
搭乗手続きの開始まで、出国前のエリアで食事を楽しんだり、空港によっては飛行機の離発着を見られる屋上やショッピングできるお店も充実しているので、普段なかなか訪れることのない国際線空港でそういった施設を楽しむのもおすすめです。また、日系の航空会社を利用する場合は早めにチェックインを済ませてしまって、出国後エリアで食事をしたり免税店でのお買い物を楽しむのもおすすめです。
プラン3 出発時刻が早朝なら前泊
もしも利用する便が早朝であるなどの理由で3時間前の到着が難しい場合には、空港近辺に宿泊するという手段もあります。空港内にホテルがある空港もありますし、空港付近にもホテルはあるはずです。また、24時間開いている空港ではベンチなどで時間を過ごしている方もいるようです。
国際線の搭乗手続きから機内搭乗をスムーズに
ここまでで、国際線の搭乗手続き(=チェックイン)から機内に乗り込むまでの流れをつかみ、だいたい何時間前に空港に到着したら良いかのイメージもわいてきたかと思います。それでは次に、海外旅行が初めての方でも知っておくとスムーズかつ簡単にすべての手続きを終えられるポイントを3つご紹介します。
ポイント1 eチケットをコピーしておく
インターネット上の予約サイトでフライトを予約した場合も、有人の旅行会社のカウンターを利用した場合も、何らかの形でeチケットを受け取っているはずです。eチケットには、予約番号やフライトの情報なっどが記載されていて、搭乗手続き(=チェックイン)の際にこれをみる事でスタッフが搭乗に関する情報を把握する事ができます。
証明書がわりのeチケット
パスポートの提示のみで搭乗手続きを終えることができる場合がほとんどですが、eチケットは確実に自分予約を取っているという証拠でもあります。ですから、メールなどでeチケットを受け取っている場合でも、特に初めての海外旅行の場合には印刷して持っておくべき書類です。
ポイント2 機内に持ち込む液体物を分ける
国際線の飛行機に乗るまでの手続きの流れ ステップ2保安検査で触れた液体物の機内持ち込み制限についてです。国際線の機内に液体物を持ち込むには基本的に以下の条件を満たして保安検査を通過させる必要があります。
- 1つの容器あたりの容量は100ミリリットル以下
- 全ての容器を容量1リットル以下の透明な袋に重ならないように入れる
- 1人1つまで
決まりを知ってスムーズに通り抜ける
上記の決まりに基づいて、事前に機内に持ち込みたい液体物をまとめておくことで初めて国際線の保安検査を受ける方でもスムーズに保安検査場を通過できます。また、持ち込み制限の量をこえた液体物は検査場で没収されてしまいますので、容量が多い液体物はスーツケースなどの預ける荷物のほうに入れておくようにしてください。
ポイント3 買い足したいものは出国後に買う
保安検査場を通過できる液体物には制限がかかりますが、全ての手続きを終えて出国した後のエリアで購入する液体物については、機内に持ち込むことができます。ですから、機内に持ち込みたい飲み物類や、パッキングし忘れたシャンプーや化粧水などの液体物は出国した後のエリアで購入することをお勧めします。そうすることで、保安検査場での手間も省くことができます。
国際線の搭乗手続きに間に合わないとき
ここまでは順調に手続きを進んだ場合について紹介しました。最後に、搭乗手続き(=チェックイン)の締め切りに間に合わない場合や、空港への到着が遅くなってしまう場合はどうなってしまうのかについてご紹介します。
間に合わない場合ればその便には乗れない
搭乗手続き(=チェックイン)の締め切り時刻に間に合わない場合は、その便に搭乗することはできません。出発は1時間も後なのに搭乗できないという悔しい思いをすることになってしまいます。外資系の航空会社であれば、カウンターには、すでにスタッフもおらず、相談できる職員もいないといった状況にもなりかねませんので、搭乗手続きの締め切りには必ず間に合うようにしてください。
間に合わない可能性もある時は航空会社に連絡
空港に向かうまでの道路が渋滞していたり電車が遅延したりと、早く空港に向かったはずが搭乗手続き(=チェックイン)に間に合わないかもしれないという状況もあるかと思います。初めての海外旅行でこんな事態に見舞われてしまったら、とても不安になると思いますが、その場合、まず利用する航空会社に問い合わせてみることをおすすめします。
ぎりぎり間に合うならチャンスはある
飛行機の出発時刻などはもちろん変えられませんが、手続きの締め切りにぎりぎり間に合う場合には、保安検査場を最速で通過させてくれたり、航空会社の職員の方が搭乗までの手伝いをしてくれることもあるようです。しかし、必ず対応してもらえるというわけではないので、予定の到着時刻から多少遅れても間に合わないということがないように、余裕をもった空港到着時刻を設定することをお勧めします。
飛行機を逃した時も航空会社に連絡
残念ながら、搭乗手続きの締め切り時刻に間に合わない場合もあります。予定していた飛行機に乗れなくなってしまったらどうすればよいのでしょうか。その場合も一度航空会社に連絡をしてみることをおすすめします。旅行自体は諦めなくてはいけなくなってしまうかとはおもいますが、航空会社や予約方法などによっては、一部払い戻しを受けることができる場合もあります。
何時間前に空港に着けばいいのかしっかりと計画を
ここまでで、初めての海外旅行の方でも大まかな空港での行動の流れのイメージが沸いてきたかと思います。まずは、出発時刻から逆算して搭乗手続き(=チェックイン)の開始時刻が何時なのか、締め切りが何時なのかを把握したうえで当日の流れをイメージし、予定を立ててみてください。
あとのことは当日次第
せっかくの初めての海外旅行ですから、出国手続きに間に合わないなどのトラブルに見舞われないように気をつけて、ご紹介したおすすめの到着時間案もぜひ参考にしながら計画を立ててみてください。しかし、何度海外に行っている人でも、想定外の出来事が起こるのが海外旅行です。ですからあまり緊張せず、無理ない範囲で事前準備をしたら、一番大切なことは初めての海外旅行を存分に楽しむ気持ちです!
まとめ
「国際線は何時間前に到着がおすすめ?手続きの流れをもとにおすすめをご提案!」いかがでしたか。この記事を読んで、皆様の疑問に思っていたことが解消されたらうれしいです。これから国際線に乗る予定のある方は良い旅にしてくださいね!