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スターアライアンスで世界一周するメリットデメリットは?

スターアライアンスで世界一周するメリットデメリットは?

スターアライアンスでの世界一周について紹介します。誰もが1度は夢見る世界一周は昔に比べると行いやすくなりました。世界一周するにあたってのスターアライアンス航空券の予約、ルートの組み方、座席のクラス、値段、メリット、デメリットについて紹介します。

目次 [表示]

スターアライアンスで世界一周とは

航空業界には3つのグループがあります。スターアライアンス、ワンワールド、スカイチームがあり、全日空はスターアライアンスに加盟、日本航空はワンワールドに加盟しています。スターアライアンスは26社の航空会社でできており、全日空、ユナイテッド航空、ルフトハンザ航空、TPAポルトガル航空、クロアチア航空、LOTポーランド航空、オーストリア航空、南アフリカ航空、ニュージーランド航空、スイスエアラインズ、タイ国際航空、シンガポール航空、エアカナダ、中国国際航空、スカンジナビア航空、アシアナ航空、ターキッシュエアラインズ、エジプト航空、エーゲ航空、エチオピア航空、エバー航空、ブルュッセル航空、アビアンカ航空、エアインディア、深セン航空が加盟しています。

ワンワールドとの違い

ワンワールドはスターアライアンス系の航空会社とはコードシェアしておらず、完璧な別グループとなっています。ワンワールドは14社の航空会社が加盟しており、日本航空、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、キャセイ パシフィック航空、カンタス航空、マレーシア航空、フィンランド航空などの世界的にも有名な航空会社も加盟しています。スターアライアンスとは違ったサービスやラウンジを提供しています。

世界一周できる地域

世界一周をするにあたって、最初に決めるのがルートです。スターアライアンスは193カ国、1300箇所を訪れるネットワークを持っており、ルートは無限にあります。スターアライアンスで行ける地域は南大西洋、西大西洋、アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパ、北米、中南米です。スターアライアンスは加盟数が多いため、お客様が行きたい国をほとんどカバーしています。

座席のクラスと航空運賃

世界一周ルートを決める前に一緒に旅をするクラスを選ぶ必要があります。世界一周航空券を予約する際はマイルか料金のどちらかで支払えます。必要なマイル数や、料金がクラスによって異なるため、ご自身が所有しているマイル数や予算の都合に合わせて世界一周ルートを組んでください!※マイルは距離数を表します。

エコノミークラス

エコノミークラスを利用して世界一周を行う場合、29000マイル以内は358900円、34000マイル以内は422700円、39000マイル以内は494600円となっています。エコノミークラスの世界一周航空券は予想以上にお手軽ではないでしょうか?エコノミークラスでも賞を受賞しているエアラインも数多くスターアライアンスに加盟しているため快適に空の旅を楽しめます!
 

プレミアムエコノミークラス

プレミアムエコノミークラスを利用して世界一周を行う場合、29000マイル以内は553800円、34000マイル以内は632300円、39000マイル以内は734800円で利用できます。プレミアムエコノミークラスを利用しても1000000円以内で航空券を手配できます。プレミアムエコノミークラスを提供していない機材を利用する場合はエコノミークラスになります。

ビジネスクラス

ビジネスクラスを利用して世界一周を行う場合、29000マイル以内は705500円、34000マイル以内は822000円、39000マイル以内は958900円で世界一周を行えます。ビジネスクラスを利用した場合でも1000000円以内に抑えることができます。通常ビジネスクラスを利用する場合は最低でも約300000円の航空券を購入する必要がありますが、世界一周はその3便分の料金で行えます。

ファーストクラス

ファーストクラスで世界一周を行う場合、29000マイル以内は1141000円、34000マイル以内は1344000円、39000マイル以内は1504800円となっています。ファーストクラスを利用する場合で29000以内マイルで世界一周ルートを組む場合は東京ーニューヨーク間のファーストクラス往復フライトと同じくらいの運賃で世界一周ができるため、とても魅力的ですね!

世界一周ルートを組むにあたって

世界一周を行う際にご自身でルートを決めることができますが、初心者で難しいと感じる方は時間がかかりますが、全日空のコールセンターでルートを組んでくれます。初心者の方も事前にルートを組むことで知らなかった国について知ることもできるため、楽しみも増えます。では、個人でルートを組むためにはどのような方法で行えるのでしょうか。

予約方法

世界一周ルートは個人でルートを組むことができます。ルートを組む際はスターアライアンスのオフィシャルサイトにてルートを選び直接航空券の予約ができます。他には全日空のコールセンターが24時間対応で予約を行っていただけます。コールセンターは混み合っている場合繋がりにくいため、事前にルートを組んでみて電話することをおすすめします。

ルール

スターアライアンスで世界一周ルートを組む場合は、さまざまなルールがあります。ルートを組む場合はルールに従う必要があり、反する場合はルートを組み直す必要があります。

ルール1

大西洋から太平洋の順番で周るか、太平洋から大西洋で周るルートを組む必要があります。日本を出で、太平洋を渡り太平洋を渡って日本に帰ってくるルートを組めません。

ルール2

2出発した国に戻る必要がある日本をスタートにした場合は、最終路線を日本便にする必要があります。例えば、成田国際空港をスタート地点とし、関西国際空港をゴール地点にできます。

ルール3

3最低でも10日以上必要。世界一周をする際に最低でも10日以上の期間が必要です。しかし、スタートをする日から航空券の有効期間は1年なので、1年以内に10日以上の日程を組むことができれば航空券を発券できます。連続して10日以上の日程を組む必要はないです。

ルール4

途中降機は8回まで。途中降機とは乗り継ぎとは異なり、途中降機は24時間以上の滞在することを意味します。乗り継ぎについては制限はありません。

スターアライアンスで世界一周

地球は1周約40000キロで飛行機がずっと飛ぶことが可能であれば、40時間で地球を一周することができます。そのように考えれば地球は意外と小さいと感じるかもしれません。世界一周は短期間でいろいろな文化や各国の雰囲気を味わうことができるのが大きな魅力です。世界一周を行う際に、スターアライアンスを使うメリットとデメリットはあります。ワンワールドも世界一周航空券を販売しているため、ワンワールドと比べてスターアライアンスのメリットとデメリットを紹介します。

スターアライアンスのメリット

スターアライアンスの世界一周航空券はワンワールドに比べて加盟航空会社が多いことがメリットです。加盟航空会社が多いことでルートの候補が増えます。またワンワールドの世界一周航空券はマイル計算ではなく大陸計算のため、スターアライアンスの方がルートを自由に組めます。スターアライアンスのワンワールドの航空運賃に差はありません。

スターアライアンスのデメリット

スターアライアンスを利用する際に大きなデメリットはありません。しかし、スターアライアンスは南米の航空会社が加盟していないため、中南米ルートを組むのに少して困るかもしれません。それに対してワンワールドは南米の航空会社のLATAM航空が加盟しているため、中南米ルートは比較的組みやすくイースター島に行けます。中南米ルートを組まない方はスターアライアンスで十分世界一周を楽しめます!

まとめ

スターアライアンスで世界一周行う際のルール、航空運賃、メリット、デメリットについて紹介しました。スターアライアンスとワンワールドの世界一周航空券のルートには大きな違いがなく、加盟数が多いスターアライアンスの方がルートを組む際に少し有利に感じます。また世界一周は10日以外の期間を要する必要があるため、注意が必要です。

新木本
ライター

新木本

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