目次 [表示]
- ホテルや旅館で行う「チェックアウト」とは
- チェックアウトの語源や意味とは
- チェックアウトは時間によって種類がある
- チェックアウトの詳しい時間について
- チェックアウト時間に受付に着いてればOK?
- チェックアウトの手順や流れを簡単に紹介!
- チェックアウト手順①:部屋を出る準備をする
- チェックアウト手順②:部屋を出る
- チェックアウト手順③:受付でチェックアウトを伝える
- チェックアウト手順④:精算をする
- 緊急!チェックアウトに遅れそうな時はどうすればよい?
- チェックアウトの時間よりとても早いのはOK?
- チェックアウト後も利用できるホテルのサービス
- チェックアウト後サービス①:荷物を預けられる
- チェックアウト後サービス②:傘の貸し出しサービス
- 海外旅行の際のチェックアウトについて
- チェックアウトしたいことを英語で伝えよう
- チェックアウト後荷物を預けたいことを英語で伝えよう
- チェックアウトをスムーズにして旅を楽しもう!
ホテルや旅館で行う「チェックアウト」とは
ホテルや旅館に宿泊する際必ず行うのが利用前の「チェックイン」と利用後の「チェックアウト」です。今回は後者のチェックアウトについて紹介します。チェックアウトの際しなければいけないこと、チェックアウト後も受けられるサービスについてなど気になる方も多いです。チェックアウトを詳しく知ることで受付でのやり取りがよりスムーズになります。
チェックアウトの語源や意味とは
チェックアウトは英語の「check」と「out」を組み合わせた熟語です。「checkout」の意味は「ホテルなどから支払いを済ませて出ていく」、「出発する」などがあります。日本でチェックアウトというとホテルや旅館などで使うことがほとんどですが、海外ではスーパーなどの小売り店で支払いをすることも「checkout」といいます。
チェックアウトは時間によって種類がある
一般的に「チェックアウト」というとホテルや旅館が指定している基本的な宿泊プランの宿を出る時間です。しかしチェックアウトの時間よりかなり早く宿を出たい場合や遅く出たい場合はそれぞれ「アーリーチェックアウト」、「レイトチェックアウト」と呼び方が変わります。
早く出たい場合:アーリーチェックアウト
アーリーチェックアウトは深夜や早朝にチェックアウトをするなど本来のチェックアウト時間よりも早くチェックアウトをすることです。例えば朝早くの飛行機に乗らなければいけない場合や早朝に目的地に着くために深夜に出たい場合などにアーリーチェックアウトをすることができます。宿の利用時間は短くなりますが、料金は1泊分を支払う必要があります。
遅く出たい場合:レイトチェックアウト
レイトチェックアウトとは本来のチェックアウト時間よりも遅くチェックアウトをすることです。アーリーチェックアウトとは異なり、レイトチェックは予約の際に事前にレイトチェックアウトはできるかどうか確認する必要があります。料金は半日分〜1日分支払うのが一般的です。
チェックアウトの詳しい時間について
ホテルや旅館のチェックイン時に伝えられる「チェックアウトの時間」は「宿をでる時間」ではありません。正しくは「この時間までに部屋を出て受付で手続きを終了する時間」です。そのためチェックアウトの時間に部屋を出るということは、その時点でチェックアウトの時間を過ぎてしまうことになるので注意しましょう。
チェックアウト時間に受付に着いてればOK?
「チェックアウトの時間に受付に行けばよいのか」という疑問をお持ちの方も多いと思います。答えは「いいえ」です。もちろんチェックアウトの手続きはしてくれますが、その日宿を出る多くの人がその時間に行ってしまうと受付はパンクしてしまいます。チェックアウトの時間はかなり受付が混み合うので待ち時間も長いです。チェックアウトは時間に余裕をもつことをおすすめします。
チェックアウトの手順や流れを簡単に紹介!
次に具体的なチェックアウトの手順や流れを紹介します。チェックアウトの際まず「何をすればよいのか」「受付に持っていくものはあるのか」「支払いはどうなるのか」などチェックイン時よりも疑問点が多いです。部屋を出る前か受付でチェックアウトを済ませるまで順番に注意点を含めて説明します。
チェックアウト手順①:部屋を出る準備をする
まず部屋を出る準備をします。部屋の冷蔵庫にある有料の飲食物を利用した際、冷蔵庫内のセンサーや飲食物を取り出す際の自動精算スイッチで料金をチェックアウトの際に支払う場合をのぞいて自己申告制です。利用した飲食物を確認確認が終わったら荷物をまとめて忘れ物がないか再度チェックをしましょう。
チェックアウト手順②:部屋を出る
部屋の確認が終わったらルームキーを持って部屋を出ます。オートロックの場合はそのままドアを閉めるだけで大丈夫です。自分で鍵を閉めるドアの場合はチェックアウトの際、鍵をかける必要はありません。鍵をかけずにルームキーと荷物を持って受付に向かいましょう。
チェックアウト手順③:受付でチェックアウトを伝える
荷物をまとめて部屋を出たら次は受付に向かいます。チェックアウトの時間は受付がかなり混み合うためチェックアウトの時間ギリギリは避けるのがおすすめです。「チェックアウトをお願いします」と受付の方に伝え、ルームキーを渡します。
チェックアウト手順④:精算をする
受付でチェックアウトを伝えたら次は精算です。宿の料金が前払いの場合は部屋で利用した飲食物の料金を含む、滞在中に発生した追加料金を支払います。宿の料金もすべて後払いの場合は宿料金と滞在中で発生した料金をまとめて支払いチェックアウトは終了です。
緊急!チェックアウトに遅れそうな時はどうすればよい?
寝坊をしてしまった場合や予定より準備が遅れてしまった場合などチェックアウトに少しでも遅れそうなときまずは受付に連絡をしましょう。チェックアウトが遅れてしまう理由を説明し一言謝罪の言葉を述べれば、少しの遅刻は大目にみてくれる宿がほとんどです。大幅に遅刻をすると罰金をとられる場合もあり、清掃など次の宿泊者の準備にも迷惑になるのでチェックアウトは時間厳守を守りましょう。
チェックアウトの時間よりとても早いのはOK?
チェックアウトの時間より早くチェックアウトをすることは可能です。多くのホテルは受付が24時間やっているので、深夜や早朝にチェックアウトをする場合も普通のチェックアウトとやることは変わりません。受付の営業時間が決まっている場合、その時間内でチェックアウトができます。一部ホテルでは受付が営業していなくてもルームキー返却ボックスに入れるだけでチェックアウトが可能です。
チェックアウト後も利用できるホテルのサービス
チェックアウト後も宿泊先から受けられるサービスはいくつかあります。このサービスを知り上手に活用するとさらに快適な旅が可能です。チェックアウト後のサービスは宿泊先によって少し異なりますが、多くの宿でやっているサービスを紹介します。
チェックアウト後サービス①:荷物を預けられる
チェックアウト後に「宿泊先の周辺を観光したいけれど荷物が邪魔かっこという方は、チェックアウトした日に限り荷物を預けることが可能です。チェックアウト時に荷物を預けたいことを伝えたのち荷物を預け、番号などが書かれた引き換え券をもらいます。受け取りの際は引き換え券を受付に渡して荷物を受け取りましょう。
チェックアウト後サービス②:傘の貸し出しサービス
傘の貸し出しサービスを実施している宿ではチェックアウト後も利用できる場合が多いです。宿泊先の周辺を観光したいけれど雨が降っていたり降りそうな場合、受付で傘を借りて観光を楽しめます。傘の利用後は必ず返却のし忘れに注意しましょう。
海外旅行の際のチェックアウトについて
海外旅行の際「ホテルでチェックアウトをしたいけれど何て言えば伝わるのだろう」と疑問に思われる方も多いです。そこで海外宿泊時のチェックアウトで使える便利な英語フレーズを紹介します。これを知ることで海外でスムーズなチェックアウトのやり取りが可能です。
チェックアウトしたいことを英語で伝えよう
チェックアウトをしたいことを伝えるときは「I would like to check out」と言いましょう。「check out please」でも大丈夫です。基本的に受付に行くと「How may I help you?」と声をかけてくれるので上記のフレーズを言えばチェックアウトの手続きをしてくれます。
チェックアウト後荷物を預けたいことを英語で伝えよう
チェックアウト後にホテルで荷物を預けたい場合は「Would you keep my baggage?」と言いましょう。荷物を預けると引換券を出してくれるので受け取ります。荷物を受け取る際は「I am here to receive my bags,Here is my ticket」と言うとスムーズに受け取りが可能です。
チェックアウトをスムーズにして旅を楽しもう!
チェックアウトの流れや手順の注意点などを紹介しました。宿泊に慣れないうちはやり取りに不安なことも多いですが、チェックアウトの流れを知り場合によってはアーリーチェックアウトやレイトチェックアウトを利用することで快適な旅をすることが可能です。次の宿泊はスムーズなやり取りでチェックアウトをし、旅を楽しみましょう。