目次 [表示]
- ANAやJALのマイルを購入できるバイマイルとは?
- 1マイルは大体いくらなのか?
- バイマイルのメリットとは?
- バイマイルのデメリットとは?
- 日系航空会社のマイルは基本的に直接買えない
- バイマイルの注意点とは?
- Yahoo オークションなどのオークションサイトで購入しない
- マイルを極端に安く大量購入できる裏ワザはない
- ANAマイルの購入方法とは?
- ANAマイルの購入方法① 「ドットマネー」経由でANAマイルに変える
- ANAマイルの購入方法② SPG/マリオットのポイントを購入後、ANAマイルに交換する
- ANAマイルの購入方法③海外サイト「BuyAirlineMiles」の活用
- JALマイルの購入方法とは?
- JALマイルの購入方法① 「ドットマネー」ポイントをマイルにする
- JALマイルの購入方法② 「モッピー」ポイントを通してJALマイルにする
- JALマイルの購入方法③ SPG/マリオットのポイントからJALマイルに交換する
- バイマイルについてまとめると
ANAやJALのマイルを購入できるバイマイルとは?
ANAやJALといった航空会社のマイルは飛行機に乗るだけではなく、提携クレジットカードや提携ショップの利用など、さまざまな方法で貯めることができます。バイマイルはその中の一つで、その名の通り、お金を払ってマイルを買うこと。特典航空券に必要なマイルが、ほんの少し足りないといったときに便利なシステムです。
1マイルは大体いくらなのか?
1マイルは、いくらの価値があるのか考えてみましょう。交換するサービス・航空券の種類によって、価値が大きく変わってくるのが、マイルの難しいところです。金券やクーポンに交換してしまうのが一番損で、1マイルにつき1円の対価で交換してしまっています。国際線の上級クラスのチケットに交換したときに、マイルの価値は上がる傾向にあり、最大で1マイル≒4円前後まで跳ね上がることもあります。そのため、およそ1マイルは1.5円から2円の価値があると考えると良いでしょう。このことを知っておくと、バイマイルの損益分岐点が分かります。
バイマイルのメリットとは?
バイマイルの最大のメリットは、希望の特典まであと少しマイルが足らないときに、確実にマイルを加算して特典を利用できることです。ANAやJALのマイレージプログラムでは、マイルの有効期限は3年となっています。そのため、希望の特典航空券までマイルが貯まらず、失効してしまうことはよくあること。バイマイルを利用することで、そうした事態を避け、特典を利用できるようになります。
バイマイルのデメリットとは?
バイマイルのデメリットは、飛行機に乗ったり提携カードを利用したりして、マイルを貯める手段に比べてコストがかかる点です。バイマイルを使うと、1マイルにつき2円~2.5円程の値段になりますので、交換先によっては損をしてしまうことになるのです。
日系航空会社のマイルは基本的に直接買えない
日系航空会社のANAとJALは、自社サイトから直接マイルを買うことはできません。そのため、ANAとJALのマイルを買うときには提携しているポイントをまず入手して、そのポイントをマイルに交換したり、サードパーティのサイトでマイルを買ったりします。
バイマイルの注意点とは?
これからANAとJALのバイマイルについて詳しくみていきますが、その前に注意しないといけない点があります。
Yahoo オークションなどのオークションサイトで購入しない
オークションでマイルを買うのは危険です。ANAとJALの両者とも、家族など親族以外にマイルを譲渡することは規約で禁止しています。そのため、Yahooオークションなどで出品されているマイルを買うことは、規約に触れる可能性が高くリスキーでしょう。それ以外にも、「出品されているマイルの出処がはっきりしない」「相手が信用できるか不明」といった問題点もあります。オークションサイトでのマイル購入はやめましょう。
マイルを極端に安く大量購入できる裏ワザはない
マイルの譲渡が禁止されている以上、日系航空会社でのバイマイルはポイント交換を介して行うものです。そのため、情報商材などでマイルを激安で購入できるといった内容のものは、詐欺と見て間違いありません。気をつけましょう。
ANAマイルの購入方法とは?
バイマイルでANAのマイルを得る方法はいくつかあります。これからその代表的な3つの方法を見ていきましょう。
ANAマイルの購入方法① 「ドットマネー」経由でANAマイルに変える
ANAマイルに交換できるポイントとして代表的なのは、「楽天スーパーポイント」「Tポイント」「ドットマネー」の3つがあります。「ドットマネー」は「Tポイント」に一度変えてから、ANAマイルに変換できますので、「ドットマネー」を用いて、バイマイルをするのが便利です。(レートは50%)
「ドットマネーモール」を活用する
「ドットマネーモール」のサイトには、「ドットマネー」を入手する手段が数多く掲載されています。その中でも、大量ポイントが得られるのは、月額サイトの登録でしょう。再登録可能なものもあり、手早くポイントを貯めることができます。注意点は、ポイント獲得が確認できたら、有料会員を退会することです。退会しないと翌月以降も請求がくることになります。
「ソラチカルート」がANAマイルをお得に交換できる
有利にANAマイルへ変換する「ソラチカルート」。このルートで交換するには、ソラチカカードが必要です。やり方は簡単で、「Tポイント」を「メトロポイント」に交換します。「Tポイント」から「メトロポイント」へは、90%のレートで交換可能。そして「メトロポイント」を、ANAマイルに90%のレートで交換します。これで結果として、81%のレートで「ドットマネー」からANAマイルに交換したことになり、「Tポイント」からそのままANAマイルに交換したよりも、31%もお得になります。
ANAマイルの購入方法② SPG/マリオットのポイントを購入後、ANAマイルに交換する
「ドットマネー」を利用した方法の他に、SPG/マリオットのポイントからANAマイルに交換する方法もあります。
マリオットのポイントは直接購入できる
スターウッド系ホテルポイントのマリオットポイントは、ANAやJALなど数多くの航空会社マイルに交換可能。マリオットポイントは直接バイポイントできます。そのため、まずマリオットポイントを買って、そのポイントをANAマイルに交換することで、結果的にバイマイルとなります。
ANAマイルの購入方法③海外サイト「BuyAirlineMiles」の活用
ANAのマイルは、ANAのサイトからは買えません。しかし、「BuyAirlineMiles」からマイルを手軽に購入できます。「ドットマネー」やSPG/マリオットのポインをまず入手して、それをANAマイルに交換するといった方法に比べて、圧倒的に簡単でしょう。1マイルあたりの購入価格もはっきりしています。とにかく、すぐにマイルが欲しいという人には、「BuyAirlineMiles」の利用を検討しましょう。
JALマイルの購入方法とは?
JALのバイマイルとして、次の3通りの方法を紹介します。
JALマイルの購入方法① 「ドットマネー」ポイントをマイルにする
JALマイルは「ドットマネー」から、直接交換できます。ANAマイルと違って、そのままJALマイルにできるので手軽です。
「ドットマネーモール」の活用法
「ドットマネーモール」のサイトからは、いろいろな方法で「ドットマネー」を獲得できます。特におすすめなのが、月額サイトの登録です。再登録可能なサイトの登録を駆使して、手早く多くのポイントを得られるでしょう。ポイント獲得が確認できたら有料会員を退会しないと、次の月以降も請求が来るので注意してください。
JALマイルの購入方法② 「モッピー」ポイントを通してJALマイルにする
ポイントサイト「モッピー」を通じて、バイマイルを行いJALマイルにします。
「ドットマネー」より「モッピー」の方が、JALマイルへお得に替えられる
「モッピー」には、ポイントを還元する「ドリームキャンペーン」があります。12000ポイントを6000マイルに交換した場合、この制度を利用でき、4500ポイントバックされます。「モッピー」7500ポイントがJAL6000マイルになります。交換レートは80%で「ドットマネー」の50%よりお得。なお「ドリームキャンペーン」適用には他に条件があるため、「モッピー」のサイトをチェックしてみてください。
使い分けたい、両ポイントサイト「ドットマネー」と「モッピー」の比較
「ドットマネー」のレートは相対的に不利ですが、月額サイトを再登録すれば、ポイントを一気に貯められます。さらに、毎月1日にサイトに登録すれば、獲得ポイントが大幅に増えるおまけもありますので、賢く両者を使い分けましょう。
JALマイルの購入方法③ SPG/マリオットのポイントからJALマイルに交換する
JALのマイルもホテル系プログラム、SPG/マリオットのポイントを通して替えられます。
マリオットのポイントは直接購入できる
スターウッド系ホテルポイントのマリオットポイントは、JALなど多くの航空会社マイルへと交換できます。つまり、予めマリオットポイントを買っておき、そのポイントをJALマイルに変換してバイマイル可能となります。
バイマイルについてまとめると
バイマイルを利用することで、効率的かつスピーディーにマイルを貯められるようになります。ANAとJALのバイマイルにはコツが必要なものの、マイルの有効期限3年の間に欲しい特典を得るには、ぜひ取り入れたい便利なシステムです。
出典:https://www.jal.co.jp/aircraft/conf/763.html