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ボーイング787ってどんな飛行機?他の飛行機との違いをご紹介!

ボーイング787ってどんな飛行機?他の飛行機との違いをご紹介!

ボーイング社が提供している787についての記事です。ボーイング787はボーイング767と777の一部を後継する飛行機として開発されました。ボーイング787は世界中の航空会社から定評を得ており、運行が開始された2009年から現在まで発注が相次いでいます。

目次 [表示]

ボーイング社とは

ボーイング社は飛行機を製造している企業で世界トップレベルの飛行機の販売数を誇っています。ヨーロッパにあるエアバス社とはライバルでお互いに最新鋭の飛行機を日々製造しており、常に最高の飛行機を開発中です。これまで小型機から大型機までさまざまなタイプの飛行機を開発してきました。

ボーイング787とは

ボーイング787はボーイング767と777の一部を後継している飛行機です。787はドリームライナーと呼ばれ次世代の中型機として注目を浴びていました。現在800機以上のボーイング787が世界中を飛び回っており、個人で所有している人がいるなどとても人気の飛行機です。では787は他の飛行機と違ってどのような特徴があるのでしょうか。

ボーイング787の特徴

ボーイング787の特徴は他のボーイング767と777とは異なり、飛行距離が中型機なのに長時間飛行することが可能になり、飛行速度と燃費も向上しています。ボーイング787の機内は他の飛行機と比べて窓の大きさが1.65倍大きくなっており、窓側の席でなくても景色が見れるようになりました。

導入している航空会社

ボーイング787は全部で69の航空会社に導入されています。ANAとJALもボーイング787を導入しており、国内線と国際線の両方の路線に導入されています。現在も発注している航空会社が多くボーイング社でトップクラスに人気の飛行機です。ボーイング787を導入している航空会社はカンタス航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空、エアカナダ、シンガポール 航空、タイ航空、ベトナム航空、KLMなどの有名な航空会社にも人気の飛行機となっています。

ANAのボーイング787

ANAはボーイング787シリーズを3種類所有しています。ボーイング787を合計67機所有しており国内線、国際線の両方の路線に導入しています。国内線と国際線の機内の仕様は異なります。ANAが所有している3種類のボーイング787の機内と就航路線について見ていきましょう。

ボーイング787-8 ボーイング787-9 ボーイング787-10
36機 30機 1機

機内

ボーイング787の機内はボーイング787は3種類ありますが、機内の仕様は同じです。機内はLEDが使用されており、機内は他のボーイング767と777と比べて天井が20センチメートル高くなっており中型機なのに広い空間を作っています。座席数は国内線と国際線の定員が異なりますが、エコノミークラスの座席配列は3-3-3となっており中型機は通常1列8席に対してANAのボーイング787は1席多く追加されています。

国内線仕様の定員

ボーイング787-8 ボーイング787-9
335席 395席

国際線仕様の定員

ボーイング787-8 ボーイング787-9 ボーイング787-10
240席 246席 294席

就航路線

国内線

羽田国際空港 伊丹空港 1日3便
羽田国際空港 福岡空港 1日3便
羽田国際空港 秋田空港 1日1便
羽田国際空港 小松空港 1日1便
羽田国際空港 広島空港 1日3便
羽田国際空港 高松空港 1日1便
羽田国際空港 松山空港 1日3便
羽田国際空港 長崎空港 1日2便
羽田国際空港 鹿児島空港 1日1便
羽田国際空港 那覇空港 1日1便
羽田国際空港 宮古島空港 1日1便
羽田国際空港 石垣島空港 1日2便
伊丹空港 那覇空港 1日2便
中部国際空港 那覇空港 1日1便

国際線

成田国際空港 サンノゼ国際空港 1日1便
成田国際空港 シアトル国際空港 1日1便
成田国際空港 メキシコシティ国際空港 1日1便
成田国際空港 ホノルル国際空港 1日2便
成田国際空港 デュッセルドルフ国際空港 1日1便
成田国際空港 ブリュッセル国際空港 1日1便
成田国際空港 ムンバイ国際空港 1日1便
成田国際空港 プノンペン国際空港 1日1便
成田国際空港 クアラルンプール国際空港 1日1便
成田国際空港 シンガポール国際空港 1日2便
成田国際空港 ジャカルタ国際空港 1日1便
成田国際空港 マニラ国際空港 1日1便
成田国際空港 北京国際空港 1日1便
成田国際空港 大連国際空港 1日1便
成田国際空港 上海国際空港 1日2便
羽田国際空港 ホノルル国際空港 1日1便
羽田国際空港 バンクーバー国際空港 1日1便
羽田国際空港 パリ国際空港 1日1便
羽田国際空港 ミュンヘン国際空港 1日1便
羽田国際空港 ハノイ国際空港 1日1便
羽田国際空港 クアラルンプール国際空港 1日1便
羽田国際空港 シンガポール国際空港 1日2便
羽田国際空港 ジャカルタ国際空港 1日2便
羽田国際空港 マニラ国際空港 1日1便
羽田国際空港 北京国際空港 1日2便
羽田国際空港 上海国際空港 1日3便
羽田国際空港 香港国際空港 1日1便
羽田国際空港 仁川国際空港 1日3便
羽田国際空港 台北国際空港 1日2便

JALのボーイング787

JALはボーイング787シリーズを2種類所有しています。JALは以前まで国際線をメインにボーイング787を導入していましたが、2019年からエアバス社のA350を国内線に導入した後ボーイング787を国内線仕様に改装して人気路線に導入しました。JALはボーイング787シリーズを合計42機所有していましたが来年から導入する新LCCのZIPAIRにボーイング787を3機受け渡し、現在は39機所有しています。

ボーイング787-8 ボーイング787-9
14機 25機

機内

JALのボーイング787の特徴として、ボーイング787の仕様機材は他の航空会社のボーイング787シリーズと同じですが、JALはエコノミークラス1列の配列を2-4-2で提供しています。世界中の航空会社の中でJALだけ座席配列を2-4-2にしているため他の航空会社より快適に過ごせると評価が高いです。

国内線仕様の定員

ボーイング787-8
291席

国際線仕様の定員

ボーイング787-8 ボーイング787-9
186席 239席

就航路線

国内線

羽田国際空港 伊丹空港 1日3便
成田国際空港 伊丹空港 1日1便
成田国際空港 中部国際空港 1日1便

国際線

成田国際空港 ダラス国際空港 1日1便
成田国際空港 ボストン国際空港 1日1便
成田国際空港 シアトル国際空港 1日1便
成田国際空港 サンディエゴ国際空港 1日1便
成田国際空港 ホノルル国際空港 1日3便
成田国際空港 シドニー国際空港 1日1便
成田国際空港 メルボルン国際空港 1日1便
成田国際空港 フランクフルト国際空港 1日1便
成田国際空港 ヘルシンキ国際空港 1日1便
成田国際空港 モスクワ国際空港 1日1便
成田国際空港 クアラルンプール国際空港 1日1便
成田国際空港 デリー国際空港 1日1便
成田国際空港 ジャカルタ国際空港 1日2便
成田国際空港 マニラ国際空港 1日2便
成田国際空港 バンコク国際空港 1日1便
成田国際空港 ハノイ国際空港 1日1便
成田国際空港 ホーチミン国際空港 1日1便
成田国際空港 大連国際空港 1日1便
成田国際空港 上海国際空港 1日2便
成田国際空港 香港国際空港 1日1便
成田国際空港 台北国際空港 1日1便
羽田国際空港 台北国際空港 1日1便
羽田国際空港 ロンドン国際空港 1日1便
羽田国際空港 マニラ国際空港 1日1便
羽田国際空港 ホーチミン国際空港 1日1便
羽田国際空港 上海国際空港 1日1便
羽田国際空港 広州国際空港 1日1便
羽田国際空港 ソウル国際空港 1日1便
中部国際空港 バンコク国際空港 1日1便
中部国際空港 ホノルル国際空港 1日1便
関西国際空港 ホノルル国際空港 1日1便
関西国際空港 ロサンゼルス国際空港 1日1便
関西国際空港 バンコク国際空港 1日1便

ANAとJALの違い

ANAとJALのボーイング787の違いとして座席数の違いです。ANAの国際線のボーイング787-8の定員は240席に対してJALは186席と54席の違いがあります。長距離フライトとなると54席分のゆとりがあるJALの方がおすすめです。座席数以外の違いは皆感じるほど大きなものはないでしょう。

まとめ

ボーイング787について紹介しました。ANAもJALもボーイング787を導入していますが、JALは国際線を主に導入しており、ANAはどちらにも力を入れています。JALの国際線のボーイング787は世界中のどこの航空会社も採用していない2-4-2の座席配列を採用しているためエコノミークラスでもかなりの余裕があるでしょう。

新木本
ライター

新木本

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