目次 [表示]
- ロストバゲージとは?
- ロストバゲージが起こる頻度
- 荷物が見つかる確率
- ロストバゲージはなぜ起こる?
- 荷物の積み遅れ
- 乗り継ぎ時の仕分け
- タグの見間違い
- ベルトコンベアーのシステムエラー
- 盗難
- ロストバゲージが起こった時はどうする?
- 荷物が見つからない時はどうする?:荷物が戻ってくるまで待つ
- 荷物が見つからない時はどうする?:電話をしてもらう
- 荷物が見つからない時はどうする?:海外保険会社に連絡をする
- 荷物が見つからない時はどうする?:証明書を発行してもらう
- 荷物が見つからない時はどうする?:World Tracer Toolを使用する
- ロストバゲージの対策
- 対策と注意点1:荷物の特徴を英語で覚える
- 対策と注意点 2:乗り継ぎ先の空港で再チェックイン
- 対策と注意点 3:貴重品は入れない
- 対策と注意点 4:機内持ち込み用の荷物に全て入れる
- 対策と注意点 5:スーツケース用のベルトを付ける
- 対策と注意点 6:古いタグは必ず取り外す
- 対策と注意点 7:目印を付ける
- 対策と注意点 8:荷物の写真を撮影しておく
- 荷物が戻ってこない場合
- 航空会社に金額を保証してもらう場合の注意点
- 日本で補償金を請求する
- まとめ
ロストバゲージとは?
ロストバゲージとは、空港の荷物受取場で荷物が紛失したことを意味します。なぜ発生してしまうのか、その原因はいろいろありますが、主な原因は空港職員の手違いです。また、海外の空港で乗客が荷物を間違えて持っていってしまうことも、ロストバゲージを意味します。
ロストバゲージが起こる頻度
残念ながら全国の空港で、ロストバゲージが起こる頻度は多いです。しかし、大きな空港では発生する頻度が年々減少しており、小さな空港と比較しても発生率は少なくなっています。また、日本に帰国する際にも、空港の手違いでロストバゲージが起こってしまうこともありますので、最後まで注意が必要です。
荷物が見つかる確率
盗難などを除いて、荷物が見つかる確率は70%ほどだと言われています。世界各国の空港にはタグが取れてしまって、持ち主がわからなくなってしまった荷物などがあるので、タグが取れた場合には見つけるのが難しくなってしまいます。しかし、目印や特徴があると、空港職員が間単に見つけることが可能です。
ロストバゲージはなぜ起こる?
一番の原因はさきほどご説明したとおり、空港職員の手違いで発生する場合が多いです。また、荷物の紛失だけではなく、荷物を積み遅れて飛行機が飛びだってしまったなども、ロストバゲージが起こる理由です。しかし、空港側の手違いだけではなく、荷物を盗難されてしまったなどの理由もあります。
荷物の積み遅れ
荷物が空港に届かない原因のひとつが、荷物を飛行機に積め遅れてしまうことです。荷物を積み遅れてしまう頻度は多く、空港でチェックインをする時間が遅くなってりした場合に、荷物を飛行機に積み遅れてしまう可能性があります。また、形が似ているバッグを間違えて飛行機に積んでしまったなども、荷物が紛失してしまう原因です。
乗り継ぎ時の仕分け
空港職員は乗り継ぎ時にも、一度すべての荷物を仕分けし、この時に荷物が違う飛行機に積まれてしまうことがあります。また、乗り継ぎ時に荷物を紛失しまう頻度は多いです。主な原因は古いタグを付けたままにして空港職員が勘違いをしたか、ゴーカートで荷物を運んでいる時に荷崩れをし、積み込みが遅れてしまうことが主な原因となっています。
タグの見間違い
空港のチェックイン時に、預け荷物にはタグをつけますが、空港職員がタグの見間違いをしてしまうのも、荷物が紛失してしまう原因です。また、空港職員がタグの見間違いをした場合は、すぐに他の空港で荷物が見つかることが多いので、数時間から数日後に荷物が戻ってきます。しかし、途中でタグが切れたりしてしまったら、荷物の持ち主が誰かわからなくなってしまうので、残念ながら荷物が戻ってくる可能性は低くなります。
ベルトコンベアーのシステムエラー
ベルトコンベアーのシステムエラーも、荷物が積み遅れてしまう原因のひとつです。最近ではシステムエラーの頻度は少なくなっていますが、ベルトコンベアーがシステムエラーを起こすと、荷物が飛行機に積み込めずに空港で荷物の受け取りができません。また、ベルトコンベアーのシステムエラーのみでは飛行機の出発は遅らせられないので、乗客に伝えられずに飛行機が飛び立ってしまいます。
盗難
荷物受取場で荷物を盗難されるのも、荷物が見つからない原因です。この場合は盗難だけではなく、他の乗客が間違えて荷物を持っていってしまった場合も多くあります。しかし、入国審査をスムーズに通過できず、荷物受取場に行くのが遅くなってしまった場合などは、荷物を盗難される可能性が高まりますので、注意が必要です。
ロストバゲージが起こった時はどうする?
荷物がなくなってしまったら、パニックにならずに冷静になることが大切です。また、空港職員に一方的にクレームを言わず、しっかりと話を聞くことで、紛失した荷物が戻ってきたときに、スムーズに荷物の受け取りができます。ここでは「荷物が見つからないときはどうするべきか」をご説明します。
荷物が見つからない時はどうする?:荷物が戻ってくるまで待つ
もし、紛失した荷物が近くの空港で見つかったら、数時間ほど待つと荷物がすぐ受け取れる場合が多いです。近くの空港で見つかった場合、空港職員が優先的に荷物を飛行機に積んでくれるので、3~4時間ほどで荷物が戻ってきます。しかし、荷物が違う国にある場合は、数日ほど受け取りに時間がかかってしまいます。
荷物が見つからない時はどうする?:電話をしてもらう
荷物が空港に到着したら、空港職員に電話してもらうことをおすすめします。海外の場合だと荷物が到着しても、空港職員がすぐに電話をしない場合があるからです。また、海外の空港だと電話番号を聞かれないことがありますので、注意が必要です。
荷物が見つからない時はどうする?:海外保険会社に連絡をする
荷物がどの空港にも見つからない場合は、すぐに海外保険会社に連絡をするのがおすすめです。また、すぐに連絡すると、海外保険で保障されることがあります。そして、世界の空港にはタグが外れて持ち主がわからない荷物が多くあり、タグや特徴がないと空港職員が荷物を見つけられずに諦めてしまうこともあります。
荷物が見つからない時はどうする?:証明書を発行してもらう
海外を含め、全国の空港で荷物が紛失したときは「手荷物紛失証明書」という証明書を発行してもらえます。しかし、海外の空港では、近くの空港に荷物があることを確認できたら、証明書を発行してもらえないことがあります。ですが、証明書がないと、荷物の受け取りがスムーズにできませんので、証明書は必ず発行してもらいましょう。
荷物が見つからない時はどうする?:World Tracer Toolを使用する
「World Tracer Tool」とは、紛失した荷物が見つかった時に、荷物がどこにあるか追跡できるウェブサイトです。また、World Tracer Toolからは、荷物の届け先などもウェブサイトで変更でき、ホテルに送ってもらうことも可能となっています。
ロストバゲージの対策
しっかりと対策をしておくと、荷物が紛失するリスクを減らせ、安心して海外旅行に行くことができます。また、帰国の際にも同じ方法で、荷物が紛失しないように対策をしておくのがポイントとなっています。そして、旅行先での安全対策にもなりますのでおすすめです。
対策と注意点1:荷物の特徴を英語で覚える
海外旅行の際は荷物の形や色、特徴を英語で覚えると荷物が紛失したときでも、空港職員がスムーズに荷物を見つけることが可能です。また、荷物はたくさんあり、タグのみだと時間がかかってしまうので、荷物の特徴を英語で覚えておくのがポイントとなっています。
対策と注意点 2:乗り継ぎ先の空港で再チェックイン
乗り継ぎ先の空港で再チェックインをすると、ロストバゲージの発生率を減らすことができます。さきほどもご説明したとおり、ロストバゲージの発生頻度は乗り継ぎ時が多く、いちど全ての荷物を仕分けするためです。しかし、空港で再チェックインをすると、仕分け作業がなくなり、スムーズに荷物を積んでもらえ、ロストバゲージの発生率を減らすことが可能です。
対策と注意点 3:貴重品は入れない
荷物に貴重品やお金を入れると、ロストバゲージや盗難にあってしまった場合に旅行先で困ってしまいます。盗難やロストバゲージだけではなく、ビジネスで渡航の際には入国審査で書類の提示が必要なこともあるので、注意が必要です。また、空港だけではなく、ヨーロッパなどでは盗難の頻度が多いので、貴重品は常に身につけておくことをおすすめします。
対策と注意点 4:機内持ち込み用の荷物に全て入れる
機内持ち込み用の荷物に全て入れると、荷物が紛失するなどの心配がありません。最近では機内にスーツケースを持ち込める航空会社もありますので、ひとつのスーツケースに全ての荷物を入れると、安心して乗り継ぎなどもできます。しかし、日本に帰国の際は、お土産などでスーツケースが重くなってしまって、追加料金を請求される場合がありますので、注意が必要です。
対策と注意点 5:スーツケース用のベルトを付ける
空港ではスーツケースにロックが付いていると、ロックを壊して中の荷物を確認される場合があります。また、ロックが壊されなくても、衝撃などで壊れてしまうことがありますので、スーツケース用のベルトを付けておくのがおすすめです。そして、スーツケース用のベルトは簡単に取り外しが可能で、安く購入できる丈夫なベルトが多くあります。
対策と注意点 6:古いタグは必ず取り外す
スーツケースに古いタグが付いていると、ロストバゲージの原因になります。海外旅行の記念に外さない方が多いですが、空港職員は少ない時間で仕分けをしますので、古いタグを新しいタグと勘違いして飛行機に積まれてしまうことがあります。また、シールなどもロストバゲージの原因になりますので、剥がすことをおすすめします。
対策と注意点 7:目印を付ける
荷物受取場では、似たようなスーツケースやバックパックが大量にでてきます。スーツケースやバックパックに目立つ印を付けておくと、間違えて他の人の荷物を持っていくことも、間違われて持っていかれる心配もありません。また、目印を付けておくと、荷物が紛失した際にも、空港職員が簡単に荷物を見つけられるので、おすすめです。
対策と注意点 8:荷物の写真を撮影しておく
荷物の写真を撮影しておくと、荷物が紛失した際にも空港職員が簡単に荷物を見つけることができます。しかし、写真の枚数が少ないと、他の荷物との区別が難しくなりますので、最低10枚は撮影しておくのがおすすめです。また、英語に自信がない方でも、写真を撮影しておくだけで、簡単に特徴を伝えることができます。
荷物が戻ってこない場合
荷物が見つからなかったときは、航空会社で金額を保証してもらえることがあります。航空会社によって対応は違いますが、たとえ1日で荷物が戻ってくる場合にも、1日分の金額を保証してもらうことが可能です。
航空会社に金額を保証してもらう場合の注意点
航空会社に金額を保証してもらう場合の注意点は、その日に申請しなくてはいけないことです。また、海外の空港で申請する場合は、申請書に英語で記入が必要です。そして、英語での記入ができない場合は、空港職員に代理で申請書を書いてもらうことも可能となっています。
日本で補償金を請求する
日本に帰国しても荷物が戻ってこない場合は、荷物の補償金を請求することが可能です。こちらも航空会社によって対応は違いますが、ほとんどの場合ではスムーズに補償金を受け取れます。しかし、一部の航空会社では荷物全てのレシートが必要な場合もありますので、旅行用に荷物を購入される方は、レシートの保管をおすすめします。
まとめ
ロストバゲージはなぜ起こるのか、起こった時はどうするべきかなどをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?ロストバゲージが起こってしまったら、冷静になって空港の従業員に聞くのが一番です。また、ロストバゲージの対策を、旅行前にしておくのもおすすめです。最後までお読みいただきありがとうございます。