観光ビザとは?入国にビザが必要な国と申請をするときの注意点をご紹介!

観光ビザとは?入国にビザが必要な国と申請をするときの注意点をご紹介!

海外旅行には「観光ビザ」が必要?そもそもビザってなんだろう?旅行先は決まったけれど、パスポートだけじゃ入れない?実は海外は全ての国に自由に行けるわけではないのです。ここでは入国に観光ビザが必要な国、申請の方法や注意点をご紹介いたします!

目次 [表示]

観光ビザとは?

パスポート
Photo bySkitterphoto

ビザ(査証)とは、渡航先の国が発行するいわゆる「入国許可証」のようなものです。海外旅行に興味のある方は、よく「ビザ」という言葉を耳にするのではないでしょうか。様々な種類がありますが、海外旅行で発行される「観光ビザ」はその代表的なもので、ツーリストビザともいわれます。日本人は多くの国でビザを免除されており、パスポートのみで海外へ向かうことができます。

観光ビザが必要な国は?

国旗
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現在、日本人がビザ(査証)なしで渡航できる国は約190ヶ国。これは世界最多となっており、日本のパスポートが強いと呼ばれる理由です。一方で、事前に入手しておかなければならない国も30ヶ国以上あります。なお、この190ヶ国には、海外で入国時に直接発行されるアライバルビザが利用できる国が含まれています。それでは、どのような国で事前のビザ取得が必要となるのでしょうか?地域ごとに紹介します。

アジア

アジア
フリー写真素材ぱくたそ

北朝鮮、ブータン、アフガニスタン、トルクメニスタン

以上4ヶ国です。これらの国は、日本のみならず大多数の国に対して事前の取得を求めています。長い間ミャンマーも取得が必要でしたが、現在は免除となっています。なお、カンボジアやインド、ネパール、バングラディシュといった国では免除されていないものの、現地でアライバルビザを取得することが可能です。

中東

中東
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オマーン、イラク、シリア、サウジアラビア、イエメン

以上5ヶ国です。情勢が不安定な国が多く、こちらも日本だけではなく多くの国に対して事前の取得を求めています。上記以外でも、中東では多くの国でアライバルビザを取る必要があります。サウジアラビアでは長年観光ビザの取得は不可能でしたが、近年発行が開始され、さらに緩和の計画が進められています。

ヨーロッパ

赤の広場
Photo byopsa

ロシア

ヨーロッパでは、ロシアのみ事前に取得が必要です。他の地域と違い、ロシア以外のヨーロッパ諸国では基本的に観光ビザが免除となっています。近年ウラジオストクなど極東の一部地域で、オンライン申請の導入によるビザ発給の緩和が行われました。この取り組みによる観光客増大を踏まえ、現在ロシアでは緩和の拡大を検討しています。

中南米

キューバ
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キューバ

中南米では、キューバのみ事前に取得が必要です。キューバでは観光ビザのことをツーリストカードといいます。このツーリストカードはあらかじめ手配することが推奨されていますが、実はアメリカやメキシコの空港で購入することもできます。以前はブラジルも観光ビザが必要とされる国でしたが、近年免除となりました。

オセアニア

南国
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ナウル

オセアニアでは、ナウルのみ事前に取得が必要です。実は現在日本にはナウル大使館がありません。そのため他の国とは違い特殊な方法で申し込みを行うことになり、直接ナウル政府と連絡を取った後、最終的に現地で発行されることになります。なお、オーストラリアはビザが免除されているものの、ETASというシステムの手続きが必要となります。

アフリカ

アフリカ
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アルジェリア、アンゴラ、ベナン、ブルキナファソ、ブルンジ、カメルーン、中央アフリカ、チャド、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボアール、ジブチ、赤道ギニア、エリトリア、ガーナ、ギニア、リベリア、リビア、マリ、ニジェール、ナイジェリア、シエラレオネ、南スーダン、スーダン

以上で事前に取得が必要です。日本人があらかじめ観光ビザを取る必要がある国は、こうしたアフリカ諸国で大部分を占めています。上記以外でも、アフリカでは多くの国でアライバルビザを取る必要があります。情勢の不安定さもあり、急遽条件が変更になる可能性もあるため注意が必要です。

観光ビザの申請方法は?

書類
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それでは、どのような方法で観光ビザを取得すればよいのでしょうか?方法は大きく分けて「大使館・領事館での申請」「オンラインでの申請」「代行による申請」の3つのパターンがあります。申請の方法や内容は国によって違い、提出書類、発行までの期間、手数料も様々です。そのため詳細は、旅行先の大使館・領事館などのホームページであらかじめ確認しておくことが大切です。

大使館・領事館での申請

まず、大使館・領事館へ行き、直接申し込みを行う方法があります。ホームページから申請書をダウンロードして作成、あるいはWebフォームが設けられている場合はそちらに必要事項を入力します。その後、各書類やパスポートや証明写真、手数料等を持参して手続きを行います。郵送で申し込みが可能な場合もあります。

オンライン申請

次に、インターネット上で取得する方法です。オンラインビザ(電子ビザ、e-VISA)を導入している国であれば、大使館に行かずとも申し込みが可能です。大使館等のホームページにあるWebフォームから申し込みを行うことで、インターネット上だけで手続きが完了します。こうしたシステムを導入している国はアライバルビザを利用できるケースも多いため、自身の都合に合わせて選択することもできます。

代行による申請

会社
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代行業者や旅行会社に依頼することもできます。大使館・領事館へ行く時間がない、複雑な手続きに自信がないといった場合、パスポートや証明写真、一定の情報を送るだけで代わりに取得してもらえます。また、オンライン申請の代行にも対応しています。プロによる代行なので安心感が強く、自身の手間もかかりませんが、その分費用は増えるという注意点があります。

観光ビザ申請の注意点

注意点
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それでは、観光ビザの申請にはどのような注意点があるのでしょうか?まず何よりも、内容に誤りなく申請することが大切です。特にパスポートに記載された内容と違いがあった場合、入国拒否の恐れもあります。英語での記入であっても、丁寧・確実に行いましょう。また、前述の通り国によって手続きが違いますので、大使館・領事館のホームページの確認も必須です。それ以外にも、以下のような注意点があります。

発行までにかかる時間

ビザは、申し込んだからといってすぐに手に入るとは限りません。オンラインは比較的早く済みますが、大使館・領事館での申し込みはある程度日数がかかることがあります。また、書類に不備があると、再度申し込みを行うことにもなり得ます。多くの国では発行にかかる時間が公表されていますので、事前に確認し、余裕をもった申請を心がけましょう。

受付時間

時間
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大使館・領事館は、いつでも受付をしているとは限りません。基本的に土日と旅行先の国の祝日は休みです。また午前中のみといったように、受付時間の指定も多々あります。なお、ビザの取得は、申し込み時にパスポートを預け、後日添付されたものを受け取りに行くという手順がほとんどです。2回訪れなくてはならない点にも注意してください。

パスポートの条件

パスポートの有効期限や、査証欄(スタンプ欄)の残りのページ数にも注意点があります。例えば有効期限が6ヶ月以上、見開き1ページ以上というように、一定の条件が課せられているケースです。もっとも、これはビザが免除となっている国でもほぼ要求されます。特に有効期限は見落としやすいため、確認を忘れないようにしましょう。

追加書類

特に直接申し込みを行うケースでは、まず用意しなければいけないのが、申請書、パスポート、証明写真、手数料です。申請書には航空券やホテルなどの予約控えを添付する場合もあります。加えて、渡航先によっては特別な書類を求められます。例えばロシアでは、バウチャー(現地旅行会社による証明書のようなもの)が必要です。その他、アフリカや南米の国々ではイエローカードという黄熱病の予防接種証明書が求められます。こうした追加書類は、用意そのものにも時間がかかるという点に気を付けてください。

滞在期間と入国回数

ホテル
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ビザの要否を問わず、旅先では滞在できる期間が決まっています。休暇などの旅行であればあまり気にしなくてよいのですが、長い期間滞在する計画がある人は注意してください。なお、国によっては申請の際に期間が選択できます。また、入国できる回数に制限が設けられていることもあります。例えば一度隣の国に行き、また戻って来る計画を立てている時は、期間中1回しか入れない「シングル」ではなく、2回入国が可能な「ダブル」、あるいは期間中なら何回でも入れる「マルチプル」を申し込みます。

観光ビザとそれ以外の種類

スタンプ
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海外旅行では、観光でなくとも乗り継ぎでビザが必要になるケースがあります。また、前述のアライバルビザなど、その手続きによって区別されるものもあれば、インターネット上で認証を受けるものもあります。それでは、どのような種類があるのでしょうか。ここでは、そうした査証をご紹介します。

アライバルビザ

入国の際にその場で直接発行される査証のことを「アライバルビザ」といいます。観光ビザの一種ですが、事前の手続きが要らないという違いがあります。これは無条件で取得できるとは限らず、都市や経路に注意点があります。例えば、首都などの主要都市に、空港から入らなければ利用できない、といったケースです。この例で地方都市に、陸路から入りたい時は、前もってビザを用意しておかなければなりません。

電子渡航認証システム

ビザそのものは免除されているものの、事前にオンラインでの手続きを行わなくてはならないケースもあります。「電子渡航認証システム」といい、アメリカのESTA、カナダのeTA、オーストラリアのETASがこれに当たります。厳密には査証とは違いますが、手続きとしては同様で渡航前に認証を受けなくてはなりません。なお、一度受ければ一定の期間は有効となります。

トランジットビザ

空港
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海外での乗り継ぎ時に入国する(空港から出る)場合に求められる査証を「トランジットビザ」といいます。もちろん、免除されている国では必要はありません。これを使えば、長時間の乗り継ぎの合間に観光することもできます。あくまで乗り継ぎのためにしか発行されず、滞在できる期間も限られているという注意点がありますが、比較的手続きが簡単、手数料が安いといった部分もあります。例えば、ロシアではバウチャーがなくとも取得できます。

その他

他にも、海外で働くための「就労ビザ」、留学のための「学生ビザ」、結婚のための「配偶者ビザ」、外交のための「外交ビザ」などの査証があり、その種類は多岐に渡っています。ただ、こうした査証を海外旅行で求められることはなく、観光ビザとは手続きや用意する書類も大きく違います。

まとめ

Photo bykreatikar

「観光ビザとは?入国にビザが必要な国と申請をするときの注意点をご紹介!」いかがでしたでしょうか。皆さまの行きたい国はビザが必要でしたか?一口にビザといっても色々な種類がありましたね。旅に出る際は準備するもののひとつとしてビザをお忘れなく!

藤井ヒカル
ライター

藤井ヒカル

47都道府県制覇、海外進出中

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