目次 [表示]
- 靴擦れがかかとにできると痛い
- 靴擦れがかかとにできる原因5つ
- 原因①:足にあわない靴
- 原因②:新しい靴
- 原因③:高低差のある靴
- 原因④:靴の素材
- 原因⑤:歩き方
- かかとの靴擦れ防止法6つ
- 防止法①:シューフィッターと靴を選ぶ
- 防止法②:新しい靴をもみこむ
- 防止法③:中敷きを使用する
- 防止法④:靴下を履く
- 防止法⑤:歩き方の改善
- 防止法⑥:絆創膏を貼っておく
- かかとの靴擦れの対処法4つ
- 対処法①:ワセリンを塗る
- 対処法②:ティッシュをつめる
- 対処法③:ストッキングを履く
- 対処法④:靴下を脱いで絆創膏
- かかとの靴擦れ対策グッズ4つ
- 対策グッズ①:かかとのサポーター
- 対策グッズ②:かかと用パッド
- 対策グッズ③:靴擦れ専用の絆創膏
- 対策グッズ④:ストレッチャー
- 靴擦れをかかとからなくそう
靴擦れがかかとにできると痛い
かかとの靴擦れとは、靴とかかとの間がずれて摩擦がうまれ、傷ができてしまった状態を指します。かかとをふくめ、靴擦れができる原因の多くは足にあわない靴を履いているせいです。
かかとの靴擦れができる位置は内側や外側、くるぶしあたりにできる人もいて個人差があります。かかとの靴擦れができやすい人は、靴を履く前に歩き方の見直しや予防をしましょう。
靴擦れがかかとにできる原因5つ
靴とかかとがずれる主な原因は5つあります。靴擦れの1番の原因は足にあわない靴を履いているせいですが、歩き方や靴の素材にも注意が必要です。「どの靴を履いても、かかとに靴擦れができる」という悩みを持つ人は、5つの原因にあてはまらないか、持っている靴や自分の歩き方を見直してみましょう。
原因①:足にあわない靴
足にあわない靴を履くのは、靴とかかとがずれる1番の原因です。靴は大きすぎると足が靴のなかで動きますし、小さすぎるとゆとりがなくしめつけられます。どちらも靴とかかとの間に摩擦がうまれ、皮がむけたり、すれて赤くなったりして痛いです。靴を買うときは、必ず試着して、靴の大きさと履き心地を確かめましょう。
原因②:新しい靴
新しい靴は靴の形がまだ自分の足に馴染んでいないため、靴とかかとがあたりずれる確率が高いです。新しい靴は、かかとにあたる部分を絆創膏などでカバーしながら時間をかけて馴染ませるか、ストレッチャーを使用して靴を広げてから履くと靴擦れができる確率が減ります。
試着して買った靴でも歩くと靴擦れができる場合がありますので、靴を買うときは両足履いて店内を歩くとよいでしょう。
原因③:高低差のある靴
ヒールがついた高低差のある靴は、靴のなかで足が前にすべるのをおさえるため、かかとやつま先に力を入れてバランスをとる場合が多く、靴を履いている間ずっと同じ場所があたったままになり靴擦れができます。
7センチ以上のヒールはパーティーなどで立ち姿をきれいに見せるのが目的で、歩行を想定していません。日常的にパンプスを履く人は、3センチ以下のローヒールを選びましょう。
原因④:靴の素材
靴の素材によって、かかとの靴擦れができやすくなります。靴を買う時点で、かたい革・のびにくい合成皮革・エナメルといった素材を避けるとよいです。
仕事や正装などで、かたい素材の靴を履かなければならないときは、やわらかくなるように靴用のクリームを塗ったり、足と靴のすべりをよくするためにストッキングを履いたりして、靴擦れしないように予防しましょう。
原因⑤:歩き方
「いつも試着して靴を買うのに、靴擦れができる」「どの靴を履いても、同じ場所に靴擦れができる」という人は、歩き方が靴擦れの原因になっている可能性が高いです。歩くときの重心が内側や外側に偏っていると、かかとの一部分だけ靴との摩擦が大きくなり、水ぶくれや皮むけができます。
O脚・X脚・猫背など、偏った歩き方のおおもとの原因から改善するとよいでしょう。
出典:写真AC