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イングリッシュブレックファーストの定義
イングリッシュブレックファーストってどういう紅茶のこと?朝しか飲まない銘柄ってこと?
イングリッシュブレックファーストはブレンドティーの1つで、イギリスで朝に飲まれる銘柄です。イングリッシュブレックファーストはイギリス人に広く愛されている銘柄の1つであり、朝以外の時間にも飲まれています。イギリス人は1日をとおして紅茶を5~6杯は飲む習慣があり、ミルクを入れて飲むのが基本です。
はっきりした定義は「ブレンドティーであること」だけ
イングリッシュブレックファーストのはっきりとした定義は、「ブレンドティーであること」だけです。イングリッシュブレックファーストは配合する茶葉に厳密な決まりがなく、おおまかな決まりのもと各社が腕を振るって独自に配合しています。
ミルクにあう濃さとコク
イングリッシュブレックファーストのおおまかな定義の1つは、紅茶の色(水色)・味が濃く、ミルクにあうコクを持つことです。
イングリッシュブレックファーストは、もともと「朝にあうおいしいミルクティー」を求めて作られました。数ある銘柄のなかでもミルクとの相性がよいことが特徴で、水色・味が濃く、味はコクがあってミルクの甘さを引き立てます。
目覚ましにいい強い味と渋み
イングリッシュブレックファーストのおおまかな定義の2つ目は、目覚ましにうってつけの強い味と渋みを持つことです。イングリッシュブレックファーストの理想は「毎朝飲むのにぴったりな紅茶」で、一般にしっかりとした味で渋みを持ち、カフェインも多めに含みます。
茶葉はアッサムとスリランカを中心にブレンド
イングリッシュブレックファーストの茶葉は、アッサムとスリランカを中心にブレンドするのが一般的で、ケニアもよく使われます。
茶葉はミルクティーにあうコクのでる銘柄を中心にブレンドされており、とくにアッサムはミルクにあう茶葉として有名です。イングリッシュブレックファーストはアッサムをはじめとする単一産地の茶葉にはない飲みやすさがあり、ミルクと一層あいます。
出典:Unsplash