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セブ島の地域別治安情報!観光で注意が必要な地域をご紹介!

セブ島の地域別治安情報!観光で注意が必要な地域をご紹介!

セブ島は常夏のリゾート地として人気の島。海も綺麗で楽しい旅行のイメージも多いですが、治安は地域によって異なり注意が必要なエリアも存在します。本記事ではセブ島の観光に役立つ、地域別の治安状況をご紹介します。しっかり理解して安全な旅行を楽しみましょう!

目次 [表示]

セブ島の全体的な治安状況は?

photo ACのセブ島の海の写真採用

かつてはあまりフィリピンの治安に良い印象がなかった方も多いのではないでしょうか。しかし2016年に大統領が変わって以来、麻薬撲滅、政治の透明化などに取り組み、少しずつ改善されてきています。特にセブ島はフィリピンの中でも治安の良い方の都市にであることは間違いありません。

セブ島の治安は地域別にはどうなの?

Photo ACのセブ島の街並みの写真採用

治安の良い都市とは言われているものの、実際は地域によって差があります。リゾートホテルが多く華やかなエリアもあれば、まだまだインフラ整備が行き届いていないスラム街も存在しています。ここでは、観光の際に一層の注意が必要になる危険な地域についてご説明していきます。

セブ島の治安・注意が必要な危険地域:SMモール付近

Photo ACのSMモールの写真採用

SMシティ・セブ、通称❝SMモール❞。フィリピンの都市部に複数の店舗を構えています。映画館・レストラン・家電売り場・ブランドショップなども入っている大型ショッピングモールなので、現地の方や観光旅行客で大変賑わっています。しかしこのモールとその付近も治安が悪いとされています。ここでは、何に注意しておくべきなのでしょうか?

SMモール付近で注意したい事とは?

SMモール付近で注意したい事①:トランプ詐欺

トランプで賭け事をするイメージの写真
フリー写真素材ぱくたそ

一番注意したいのが親しげに日本語で話しかけてくる現地の方です。大型ショッピングモールにはさまざまな国籍の方が居合わせるので、日本語で話しかけられると嬉しくなって、安心感からついつい話し込んでいると、トランプゲームで賭けをしようと誘われます。もちろんこれは詐欺で、大負けをして大金を払う羽目になってしまいます。

SMモール付近で注意したい事②:ストリートチルドレン

ストリートチルドレンの写真採用
Photo bywdkunze

観光旅行客が多い、つまり、セブ島の歩き方に慣れていない方を狙ったストリートチルドレンも多いという傾向があります。特に大型ショッピングモールと言うこともあり、ある程度お金を持って来る方が多いため、狙われてしまうこともあります。囲まれて金品を盗られたり、執拗に後をつけられてしまうなんて事も多いです。

セブ島の治安・注意が必要な危険地域:マンゴースクエア付近

セブの中心都市、セブシティーにある夜に賑わう歓楽街です。クラブやバーがひしめき合い、セブ島の夜の観光スポットとして行かれる方も多いのですが、くれぐれも日本の夜の街とは違うと言うことは忘れてはいけません。実はこの『夜に大人が集う場所』も治安が悪いと言われているのです。では、この付近では、何に注意しておくべきなのでしょうか?

マンゴースクエア付近で注意したい事とは?

マンゴースクエア付近で注意したい事①:ぼったくり

SCAM=詐欺に対するコーションの画像
Photo bygeralt

バーやキャバレー、クラブなどお酒を飲む機会が多いエリアと言うこともあり、このエリアでは酔っ払ってしまい記憶が曖昧になる方も多いかもしれません。しかしそれを良い事に、精算時に覚えのない請求がされていることもしばしば起きています。店内であっても薄暗い環境のところが多いので、スリにも注意が必要です。

マンゴースクエア付近で注意したい事②:眠らせた後の窃盗

お酒の場で起きやすいトラブルなのでお酒の写真採用
Photo byPexels

お酒に自信がある方であっても注意をしないといけません。フィリピン全体で特に夜の街で多発している『睡眠薬強盗』。親しげに話しかけてきて、気を許して一緒に飲んでいたりすると、こっそり飲み物に睡眠薬を入れられたり、睡眠薬が入ったドリンクを差し出されたりします。そして眠っているうちに金品を持ち去られるという手口です。

セブ島の治安・注意が必要な危険地域:パシル付近

スラム街の写真採用
Photo bybillycm

都市部の南側、港に近いエリアです。魚市場があり、朝から魚を扱うマーケットが開かれています。人気の観光スポットも付近にはあるのですが、実はこの地域は地元のタクシードライバーも行くのを拒むような危険なスラム街。そんなパシル付近も治安が悪いとされています。ここでは、何に注意しておくべきなのでしょうか?

パジル付近で注意したい事とは?

パジル付近で注意したい事①:盗難・ひったくり

盗難のイメージの画像
Photo byAlexas_Fotos

インフラの追い付いていないスラム街、セブ島の中でも特に貧困な地域と言うこともあり、スリよりも強引なやり方での金品を狙った盗難やひったくりが相次いでいます。観光客の場合は特に、状況や地理を知らずに散策しているため、隙も生まれやすくなってしまい標的にされてしまいがちです。

パジル付近で注意したい事②:ドラッグ使用者

ドラッグのイメージ写真採用
フリー写真素材ぱくたそ

このエリアでは、ドラッグの常用者が住民の過半数を占めているとも言われています。取り締まりが厳しくなって以降も、成人のみならず子供やお年寄りであっても使用している方もいます。つまり、正常に判断をできる状況にない方もいるので、興味本位で近づかないようにしてください。

セブ島の治安・注意が必要な危険地域:カルボンマーケット付近

花や食材(肉・野菜・魚)、衣類や日用品などが揃う、セブの方の生活を支える『ローカル感の強い』マーケット。地元の方でいつも賑わっています。日中は活気があって、栄えている印象のこの地域も治安が悪いとされています。この付近では、何に注意しておくべきなのでしょうか?

カルボンマーケット付近で注意したい事とは?

カルボンマーケット付近で注意したい事①:スリ

Photo bystevepb

地元の方で大変賑わっている反面、注意が必要な理由は、スリに遭う方が多いことです。個人が単独で行うスリのみならず、ぶつかる役、そしてぶつかられた方が気を取られている隙にスリを行う役など、グループで行われることもあります。現地セブに暮らしている方ですら被害に遭うほどです。

カルボンマーケットート付近で注意したい事②:ドラッグ使用の誘い

薬物の危険性がわかる写真採用
Photo byA_Different_Perspective

パシル地域に近いエリアでもあるカルボンマーケット。夜になると、昼間の活気とは少し環境が変化します。ドラッグが蔓延している地域にほど近いこともあり、夜に歩いていると、道に立っている現地の方からドラッグやらない?なんて言葉が飛んでくることも。しっかり断るようにしてください。

セブ島の治安・注意が必要な危険地域:コロンストリート付近

歴史観光にも人気な観光スポットがあったり、大学があったり、所狭しとお店が立ち並んでいたりと、人の往来が激しいエリアです。物価も安く、買い物スポットとして若者も集うコロンストリート付近も治安が悪いとされています。ここでは、何に注意しておくべきなのでしょうか?

コロンストリート付近で注意したい事とは?

コロンストリート付近で注意したい事①:買春・娼婦

あまり直接的な写真ではなく、イメージできるものを採用
Photo bygeralt

夜に一歩間違えて、裏路地に入ってしまうと娼婦が通り沿いに並んでいる光景を目にします。日本人は特にお金を持っているというイメージが現地の方にはあるので、標的にされることが多々あり注意が必要です。気さくに話しかけてきて、今晩どう?なんて会話が出てくることもあります。

コロンストリート付近で注意したい事②:浮浪者・物乞い

物乞いのイメージの写真採用
Photo bytruthseeker08

道を歩いていると物乞いや浮浪者に遭遇する頻度が多くなるエリアです。お金をくださいと言うだけではなく、話しかけて付きまとっている間にも、実はスリをするタイミングを見計らっているケースも。お金を渡そうと財布を出してしたその瞬間に、財布を盗られてしまったという方もいます。

セブ島の治安・注意が必要な危険地域での安全対策をご紹介!

Photo ACの写真採用、安全対策=自分で対策できるというイメージ

治安が悪いとされる場所に率先して行くようなことがないのが一番ですが、どうしても行ってみたい場所が治安が悪いとされるエリアの付近だったというケースもありえますよね。ここではそんな時にも役に立つ、誰でもできる身を守るための安全対策をご紹介していきます。

安全対策①:リュックを使用する

Photo ACから採用、リュックを使って旅行をしている写真

バッグはリュックのような身体から離れないタイプのものを使用しましょう。手提げバッグや肩に掛けるだけのようなもの、口が大きく開くものの使用は避けるようにしてください。簡単に手を入れられてしまったり、すれ違った際に引っ張られてしまうようなものは危険です。

安全対策②:同情したり心を寄せない

寄せ付けない、シャットアウトするイメージの画像
Photo bygeralt

ストリートチルドレンや物乞いに出くわすと、思わずお金を渡してしまう方もいらっしゃいますが、もしお金を渡してしまおうものなら、執拗に追いかけられて更なる要求をされる危険性もあります。心苦しいかもしれませんが、見ていないふり・無視を徹底し、金品は与えないようにしましょう。

安全対策③:飲み過ぎない

お酒の写真採用
Photo bykameo0501

海外への観光旅行、しかも常夏のリゾート地。お酒を飲んで陽気に過ごすのは悪い事ではありませんが、記憶がないなんてことにならぬよう、しっかりコントロールできる範囲でストップするようにしましょう。せっかく安全対策を知っていても、酔っていて何もできなかったら元も子もありません。

安全対策④:ポケットを使用しない

ポケットに何も入れていない写真採用
Photo by1820796

財布をズボンのポケットに入れたり、スマホをポケットに入れる癖のある方は要注意です。めんどうかもしれませんが、使用しない時は必ずバッグにしまうようにしましょう。特にiPhoneは高額で取引されるため、スリの標的になりがちです。机の上に出しっぱなしにしておくようなことはないようにしてください。

安全対策⑤:夜に徒歩で出かけない

タクシーの写真採用
Photo byMichaelGaida

治安が悪いとされていない場所であったとしても、夜に一人で徒歩で出かけるようなことは避けましょう。『夜遅い時間だけど、近場だし大丈夫!』という油断は禁物です。特に夜中は暗さも手伝って、危険が潜んでいても気づけないこともあります。暗くなったら、タクシーを利用するようにしてください。

安全対策⑥:女性は露出の激しい服装は避ける

暑いところで薄着のイメージの画像
Photo byadamkontor

常夏の国なので昼夜問わず気温が高いこともあり、おしゃれな軽装でいたいと言うのはわかりますが、あまりに露出の激しい服装で外出するのは避けましょう。特に夜に出かける場合、せっかくタクシーを利用していたとしても、露出の激しい服装では知らない場所に連れて行かれる危険もあります。

安全対策⑦:男性は夜遊びはほどほどに

Photo ACのキャバクライメージの画像採用

マンゴースクエアのご紹介にもありますが、キャバレーなど、女の子遊びのお店も複数あります。日本に比べると安価なので、若い世代でも行かれる方も多いのですが、くれぐれも羽目を外し過ぎないようにしましょう。ご紹介したトランプ詐欺も、女性きっかけのものが多いです。

安全対策⑧:支払い時はレシートをチェック

購入時のレシートのイメージの画僧
Photo byAlexas_Fotos

日本では、そこまでしっかりとレシートを確認しない方も多いのではないでしょうか?しかし、セブ島観光でお会計をする際、特に飲食店では必ずレシートをチェックするように心がけましょう。見知らぬ請求が入っていたり、明らかに金額が違うものがないかをその場で確認しておくと安心ですね。

安全対策⑨:現地の方をすぐに信用しない

簡単に信じないでノーを断るイメージ
Photo bygeralt

これは現地の方を見下げた意味ではありませんが、日本人同士の日常のやり取りと同じ感覚で接するのは危険です。『良い店を紹介してあげるよ!』なんて言われたり、『一緒に飲もうよ!』なんてところから、思わぬ被害に遭う方がいるという事実があることを忘れないようにしましょう。

安全対策⑩:高級なものを身に着けない

持ち歩かない方がいい、高級なもののイメージの写真
フリー写真素材ぱくたそ

高級な宝石や腕時計、バッグなどはセブ島での観光の際には使用しない方がいいです。『この人お金を持っていそうだ』という印象を与えてしまうと、標的にされてしまいがちで、さまざまな危険にさらされる可能性が上がります。シンプルで動きやすいというのがベストです。

安全対策⑪:道に迷ったら無理に歩き回らない

方角などのイメージの地図の写真採用
Photo byNietjuh

1本違う道に入ってしまうと、危険なストリートだったと言うこともよくあります。スマホを見ながらの散策は、スリの危険があるので控えたいところです。とは言っても、マップアプリを使用していなで迷わずに観光するというのも至難の業。もしわからないところに来てしまったら、無理をせずタクシーを利用してください。

安全対策⑫:危険なエリアは昼間に行く

朝の日差しを浴びている写真採用
Photo byFree-Photos

あまり危険と言われる地域には近づかないに越したことなないのですが、観光でどうしても行きたい場合には、必ず日中・陽がある時間帯に行くようにしてください。ここでご紹介している危険エリアは特に、夜暗くなってから危険が増えていく傾向があります。昼間に行く場合ももちろん、最低限の安全対策をお忘れなく!

まとめ

海で楽しむ人たちの写真採用
Photo byPexels

セブ島の観光旅行のみならず言えることですが、海外旅行は都市部であっても、注意をしていないといけないと言うことを忘れないようにしましょう。羽目を外して油断さえしなければ、とても何のトラブルもなく楽しい旅行も可能です。しっかり対策をして、素敵な旅にしてくださいね!

Yuka-Bird
ライター

Yuka-Bird

国内海外問わず宿泊を含む旅行も日帰り旅も好きで、思い立ったら1人でも行ってしまいます。離島や海が大好きで、海のある町へいく場合は必ず海に立ち寄るようにしています!

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