ダイビングショップを選ぶ前に決めること
ダイビングショップってどう選べばいい?何から考えよう?
ダイビングショップを選ぶ前に決めておくことは「どんなダイビングライフを送りたいか」ということです。一般的には「一度きり」「リゾート旅行の度にのんびりと行う」「趣味として週末に通う」「どんどん腕を磨く」などがあります。理想の頻度・ダイビングスタイル・上達進度などを決めて、目的にあうお店を探しましょう。
ダイビングショップの選び方
ダイビングショップの選び方に決まりはありませんが、しっかりと考えて選ぶことが大切です。ダイビングショップはライセンス講習の後も、スキルアップ講習やダイビングツアーなどで利用する機会があります。3~5店舗の候補を見つけ、理想のダイビングライフに照らして比較し、自分にもっともあうお店を選びましょう。
自分の受講スタイルにあうか
都市型 | 現地型 | リゾート型 | |
---|---|---|---|
通いやすさ | ◎ | △ | ✖ |
費用 | 高め | 安め | 安め |
スキルアップ | ◎ | ○ | ✖ |
海への行き方 | 送迎付きが多い | 現地集合 | 現地集合 |
メインの利用目的* | 受講 | ダイビング | ダイビング |
ダイビングショップの選び方の1つ目では、お店の種類が自分の受講スタイルとあうかを確かめます。ダイビングショップは都市型と、海辺にある現地型、沖縄や海外にあるリゾート型でサービスの特徴がさまざまです。都市型は通いやすく、スキルアップの講習も充実していて、多くの人がライセンスを取る目的で利用しています。
大手のライセンスを取れるか
国内外におけるダイビング指導団体の大手
- PADI
- SDI
- NAUI
- SSI
- BSAC
- CMAS
ダイビングショップの選び方の2つ目では、大手のライセンスを取れるかを確かめます。ダイビングのライセンスは複数の民間の指導団体が発行していて、海によっては大手の指導団体のライセンスでないと通用しません。国内外での大手はPADI・SDI・NAUI・SSIなどで、国内ではとくにPADIが有名です。
お店は大手の指導団体の正規加盟店であると、より信頼性が増します。
通いやすいか
ダイビングショップの選び方の3つ目では通いやすいかどうか、お店の立地・営業時間・休業日などを確かめます。例えば仕事の帰りに通いたい場合は、店舗が勤め先に近くて、夜まで営業しているお店が通いやすいです。お店に通いやすいと長く続けやすいため、利用の仕方や予定にあうお店を探しましょう。
スタッフの数や能力は十分そうか
ダイビングショップの選び方の4つ目では、スタッフの数や能力は十分そうかを確かめます。ダイビングの初心者であれば、スタッフにガイドではなくインストラクターが多いことを確かめましょう。インストラクターのなかでもダイビング指導団体から認定を受けていて、保険にも加入しているとより安心です。
教材の種類や質は充実しているか
ダイビングショップの選び方の5つ目では、教材の種類や質は充実しているかを確かめます。ライセンスの講習で使う教材は定期的に見返せるように、レンタルではなく購入できるかを確かめましょう。教材は内容がわかりやすいこと・使いやすい媒体であることも大切です。
講習・ツアー・イベントの種類や頻度は十分か
ダイビングショップの選び方の6つ目では、講習・ツアー・イベントの種類や実施頻度は十分かを確かめます。希望する講習やツアーがあって、講習やダイビングツアーの曜日や時間帯が自分の予定とあうことが大切です。各スケジュールはショップの公式サイトや資料請求などで確認できます。
ステップアップコースの種類は十分か
ダイビングショップの選び方の7つ目では、ステップアップコースの種類が十分かを確かめます。ステップアップコースとは上級のライセンスを取るための講習全般です。理想とするダイビングスタイルやプロダイバーなど、取りたいライセンスのコースがあることを確かめましょう。
雰囲気が肌にあうか
ダイビングショップの選び方の8つ目では、お店の雰囲気が肌にあうかを確かめます。スタッフや利用客の年齢層や性別、趣向などが自分とあい、居心地のよいお店を選びましょう。公式サイトのブログやSNS、利用者の口コミなどを調べて、よさそうであればお店を訪れて確かめてみてください。
出典:写真AC