目次 [表示]
- 日本全国の有名梅まつりを厳選
- 日本全国の梅まつり:北海道2選
- ①平岡公園(北海道札幌市)
- ②三笠あすか梅の杜(北海道三笠市)
- 日本全国の梅まつり:関東5選
- ①湯島天神(東京都文京区)
- ②湯河原梅林(神奈川県湯河原町)
- ③水戸偕楽園(茨城県水戸市)
- ④筑波山梅林(茨城県つくば市)
- ⑤秋間梅林(群馬県安中市)
- 日本全国の梅まつり:中部4選
- ①熱海梅園(静岡県熱海市)
- ②修善寺梅林(静岡県伊豆市)
- ③名古屋市農業センターdelaふぁーむ(名古屋市天白区)
- ④梅林公園(岐阜市)
- 日本全国の梅まつり:中国・四国4選
- ①北野天満宮(京都市上京区)
- ②いなべ市梅林公園(三重県いなべ市)
- ③南部梅林(和歌山県みなべ町)
- ④阿川梅の里(徳島県神山町)
- 日本全国の梅まつり:九州1選
- ①人吉梅園(熊本県人吉市)
- 有名スポットで梅まつりを堪能しよう
日本全国の梅まつり:関東5選
①湯島天神(東京都文京区)
湯島天神は、東京に春の訪れを告げる梅の名所として江戸時代から多くの人に親しまれてきました。2021年の梅まつりは2月上旬頃からの開催が予定されています。
学問の神様・菅原道真公(すがわらみちざねこう)をまつる湯島天神には、樹齢70年から80年の白加賀を中心に寒紅梅、月影、豊後梅など約300本の梅があり、毎年約45万人の観梅客が訪れる人気スポットです。
東京に春を告げる梅照らすライトアップ
例年2月初旬から3月初旬(2020年は2月8日から3月8日)まで梅まつりが開かれます。期間中は夕方から20時の閉門まで満開の梅園がライトアップされ、幻想的な「夜神梅(やかんばい)」は見事です。
参道脇の露店では金太郎飴や甘酒、縁起物のダルマなどが売られ、太鼓、日本舞踊、かっぽれの奉納や野点、カラオケコンクールなどのイベントが繰り広げられます。
②湯河原梅林(神奈川県湯河原町)
湯河原梅林は幕山の斜面に白梅・紅梅あわせて4千本が、じゅうたんのように咲き誇ることで有名なスポットです。1996年に初公開された梅林は、2016年からは「梅の宴」期間中のライトアップも始まり一躍名所になりました。
2020年は2月1日から3月8日まで「梅の宴」、2月22日から3月1日にライトアップが行われてことから、2021年も同時期頃の開催が予想されます。
夜観梅で冷えた体は温泉で温まるのがおすすめ
まつりの見どころは、ステージで行われる和太鼓の演奏や湯河原温泉芸妓の舞などのイベントです。湯河原梅林限定の梅ソフトクリームや黄金柑・清見・春香など季節の柑橘を販売するブース・土産店なども出店します。夜観梅で冷えた体は、近くの日帰り温泉施設「こごめの湯」で温めるのがおすすめです。
③水戸偕楽園(茨城県水戸市)
水戸偕楽園は、兼六園・後楽園とともに日本三名園の一つに数えられるスポットで、約100品種3000本の梅が、可憐に開花します。
江戸時代の天保13年(1842年)、水戸藩第9代藩主の徳川斉昭公が領民の休養の場として開園しました。開花が早咲き、中咲き、遅咲きの3種類あり、長期にわたって観梅を楽しめるのが有名です。
日本三名園に咲き競う100種3000本の梅
2020年の梅まつりは2月15日から3月29日まで開かれ、2021年も同じ時期の開催が予想されます。メインの見どころは夜間のライトアップです。
夜・梅・祭では水府提灯や水戸納豆早食い世界大会、キャンドルアートなどさまざまなイベントが水戸藩校の弘道館を中心に行われます。有名な全国梅酒まつりin水戸も人気です。
④筑波山梅林(茨城県つくば市)
筑波山梅林は、標高250メートルの筑波山中腹に広がる4.5ヘクタールの名所スポットです。斜面に約1000本の白梅、紅梅が広がります。
つくば学園都市の街並みやスカイツリー・富士山などが見渡せる、見晴らし台からの眺望は一番の見どころです。2020年は2月15日から3月22日に梅まつりが開かれました。2021年も同時期の開催が予想されます。
まつりでは名物ガマの油売り口上の実演も
毎年20万人近い観光客が訪れるまつりの見どころは、筑波山名物ガマの油売り口上の実演や風流な野点茶会、新酒de筑波山地酒フェスなどのイベントで、筑波山の梅で作られた梅ソーダが人気です。3月の土日には会場周辺を周遊するシャトルバス「乗ったらよかっぺ号」が運行されます。
⑤秋間梅林(群馬県安中市)
秋間梅林(あきまばいりん)は、妙義山や遠く浅間山を望む秋間川上流の山あいに広がる梅林です。50ヘクタールの丘陵に約35000本の梅が植えられています。
見どころは頂上の広場から満開のスポットを望む360度のパノラマです。2020年の梅林祭のイベントはすべて中止され、2021年は2月中旬から3月下旬までの開催が予定されています。
丘陵地を一斉に覆う35000本の梅
梅林際は例年2月中旬から3月下旬の開花時期に合わせて開かれ、開花祭では和太鼓の演奏や合唱のほか梅の枝や甘酒の無料配布が行われます。箏曲演奏やいも煮会、もちつき大会、物産即売会、モデル撮影会などのイベントもあり、売店では甘露梅や梅ジュースなども販売され、人気です。