目次 [表示]
- 日本全国の有名梅まつりを厳選
- 日本全国の梅まつり:北海道2選
- ①平岡公園(北海道札幌市)
- ②三笠あすか梅の杜(北海道三笠市)
- 日本全国の梅まつり:関東5選
- ①湯島天神(東京都文京区)
- ②湯河原梅林(神奈川県湯河原町)
- ③水戸偕楽園(茨城県水戸市)
- ④筑波山梅林(茨城県つくば市)
- ⑤秋間梅林(群馬県安中市)
- 日本全国の梅まつり:中部4選
- ①熱海梅園(静岡県熱海市)
- ②修善寺梅林(静岡県伊豆市)
- ③名古屋市農業センターdelaふぁーむ(名古屋市天白区)
- ④梅林公園(岐阜市)
- 日本全国の梅まつり:中国・四国4選
- ①北野天満宮(京都市上京区)
- ②いなべ市梅林公園(三重県いなべ市)
- ③南部梅林(和歌山県みなべ町)
- ④阿川梅の里(徳島県神山町)
- 日本全国の梅まつり:九州1選
- ①人吉梅園(熊本県人吉市)
- 有名スポットで梅まつりを堪能しよう
日本全国の有名梅まつりを厳選
春告草(はるつげぐさ)の別名を持つ梅の花は、古くから日本人が親しんできた花で、新元号「令和」の由来にもなりました。満開の美しい姿と豊潤な香りの梅に包まれ、所によってはライトアップされた花を愛でる梅まつりは、早春の楽しみの一つです。名所や有名な見どころに出かけ、大いに盛り上がりましょう。
日本全国の梅まつり:北海道2選
①平岡公園(北海道札幌市)
平岡公園は札幌の中心部から車で30分、札幌郊外にあって市民に親しまれている名所です。公園内の6.5ヘクタールの梅林には、豊後性紅や豊後性白といった品種の約1200本の梅が植栽されています。
春の訪れが遅い札幌では開花は本州より2、3カ月遅い4月下旬から5月上旬で、サクラの開花とほぼ同時期です。梅は開花後、甘い香りを放ちながら2週間ほど楽しめます。
梅とサクラが北国の遅い春を競演
5月中旬から下旬、見頃を迎えた梅園では梅まつりがにぎやかに開かれ、例年20万人ほどの来園者が北海道の遅い春を楽しむスポットです。2020年は中止でしたが、2021年は同じ時期の開催が予想されます。
まつり期間中、臨時売店の「ひらおか梅ほんぽ」では梅林そばや梅シューなどが販売され人気です。おすすめは、梅の香が広がる「梅ソフトクリーム」で、行列が絶えません。
②三笠あすか梅の杜(北海道三笠市)
三笠あすか梅の杜は、北海道のほぼ中央に位置する三笠市の丘陵地約10ヘクタールを利用して1986年から造成された、道内最大級の梅園です。紅梅・豊後梅などの種類の約1万本の梅が植栽されます。見頃は例年5月中旬から下旬です。一気に満開になる紅・桃・白色の見事な梅のグラデーションが楽しめます。
梅干し種飛ばしなどのイベントで大にぎわい
梅まつりは5月の半ば(2020年は5月10日)に行われ、歌謡ショーや梅干し種飛ばし、特産品輪投げなどのイベントでにぎわいます。満開の沿道に売店が立ち並び、買物を楽しむ内外の観光客らが後を絶ちません。地場産の梅干しや昆布入りねり梅などが人気です。