目次 [表示]
- マウナケア山ってどんな山?
- 富士山より標高の高いハワイ諸島の最高峰
- 海底からの高さは世界最高峰
- ハワイではめずらしく雪の降る「白い山」
- マウナケア山はハワイ島をなす5火山の1つ
- ハワイ島の成り立ち
- マウナケア火山の最後の噴火は4~5千年前
- 4火山の噴火の歴史
- マウナケア山は古代ハワイの霊山
- 雪の女神ポリアフの住まう山
- 名前の由来は「父なる空の神ワーケアの山」とも
- マウナケア山は世界の天文台が集まる山
- ハワイ諸島の高山は天体観測にうってつけ
- マウナケア山は最高峰で噴火もない最適な山
- はじめはヒロの街の復興策として各国から誘致
- マウナケア山は人気のツアー観光スポット
- 見どころは星空
- 人気は星空と山頂からの夕日ツアー
- 家族連れには星空とビーチの夕日ツアー
- マウナケア山観光で気をつけること
- 高山病
- 平地との気温差
- 山頂・登山口の封鎖
- マウナケア山の天文台問題はどうなった?
- 2019年夏にはデモにより登山口封鎖
- 2021年4月現在は新たな情報なし
- マウナケア山はハワイの最高峰
マウナケア山は古代ハワイの霊山
ハワイの最高峰であるマウナケア山は、古代のハワイにおいて神々の住まう聖なる場所でした。古代のハワイでは、日本の神道と似て自然のあらゆるものに神々を見いだし大切にしたそうです。1980年代に古代ハワイの文化を復興させる動きがあり、マウナケア山にも祭壇が再建され、カフナ(祭司)が守っています。
雪の女神ポリアフの住まう山
マウナケア山の頂に住む神々のなかでも有名なのは雪の女神ポリアフで、山頂には「ポリアフの丘」と名付けられた聖地があります。ポリアフは、キラウェア山に宿る火の女神ペレと対をなし、ハワイ島の北を治める神です。マウナケア山の頂近くにあるワイアウ湖も聖域の1つで、名前はポリアフの妹である湖の女神に由来します。
名前の由来は「父なる空の神ワーケアの山」とも
マウナケア山の本来の名前は「マウナ・ア・ワーケア」で、「父なる空の神ワーケアの山」を意味していたともいわれます。空の神ワーケアとは、母なる大地の神パパとともに島々を創り出したはじまりの神です。最高峰であるマウナケア山は空の神にもっとも近い場所で、当時は身分の高い人しか立ち入れなかったと伝わります。