カメハメハ大王の伝説をご紹介!ハワイを知る上で欠かせない有名な人物!

カメハメハ大王の伝説をご紹介!ハワイを知る上で欠かせない有名な人物!

カメハメハ大王はハワイの歴史を語るうえで欠かせない有名な人物です。銅像や伝説、童謡まであります。日本では「名前は聞いたことあるけど…」という方がほとんどかもしれませんので、ここではハワイの文化と共にカメハメハ大王について解説していきます。

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ハワイの歴史

Photo by Stupid Dingo

現在のハワイ

世界中誰もが知っているリゾート地ハワイ。本土から離れてはいますが、アメリカ合衆国のひとつです。火山海底から作られた8つある主要諸島すべてが美しく、自然と海が楽しめる人気の観光地となっています。日本にもファンが多くいる、世界中から愛される観光リゾート地です。

昔のハワイ

のんびりした時間が流れるハワイですが、歴史となると少し話が変わります。イギリスのキャプテン・クックがハワイに上陸したことをきっかけに銃器がもたらされ、時代と共にイギリスやフランスといった国がハワイを領地として宣言し始めます。アジアからは中国人、日本人も移民として流れ、非合法に密出国された過去があります。そんな中、カメハメハ大王という人物は何をしたのでしょうか。

カメハメハ大王って誰?

Photo by Sam Howzit

孤独な人・静かな人

カメハメハ大王とはハワイ諸島の初代国王であるカメハメハ一世を指します。彼は孤独な人、静かな人という意味を持つ「カ・メハメハ」を名前に持っていますが、これは改名後の名前です。生まれた時はパイエアと名付けられました。なぜ孤独な人、静かな人という悲しみを背負うような名前を選んだのか、それはハワイの歴史のなかでも分かっていません。なぜなら、当時のハワイには文字がありませんでした。伝説や言い伝えは語り継がれてきたものばかりです。

優秀な戦士

勇敢な戦士は孤独を背負うといわれているからなのかと噂されるほど、カメハメハ一世は戦士として素晴らしい勇敢なる人物でした。身長約2メートルあり、知力体力ともに優れた人物だったと文献には記されています。文字がない時代だったにもかかわらず、語学が堪能だったため、火薬や鉄砲など銃器の扱いを西洋国から教えてもらい、戦いに勝利していったといわれています。1810年に当時のカウアイ島の王であったアウムアリイ王に認められ、王国としてハワイ諸島を統一することになります。

カメハメハ大王の伝説

出生の伝説

5歳まで(10歳までとも言われています)人里離れた場所で暮らしていたカメハメハ大王は出生から伝説を持っています。母親であるケクイア ポイワはカメハメハ一世を妊娠中に「サメの目を食べたい」と、うわ言をわめき、出産時には空に大きなほうき星がかかったと言い伝えられています。当時の神官たちはこれらの出来事を聞き「王を食う者が誕生する」と危惧し、産まれたばかりのカメハメハ一世に暗殺命が出されました。これをかばい、逃がしたのは義父であるナエオレです。この出生もカ・メハメハ孤独な人、静かな人の改名に繋がるのではないかと言われています。

ナハ・ストーンの伝説

一番有名な伝説はナハ・ストーンの伝説です。ナハ・ストーンは幅4メートル、高さ1メートルの3.5トンある巨大な岩で「持ちあげた者は天下を取り、失敗した者には死が訪れる」といわれている岩でした。これにチャレンジした当時14歳(30代だったとの説もあります)のカメハメハ一世は見事に持ちあげ、あろうことかひっくり返したそうです。これを見ていた群衆は大盛り上がり。その後カメハメハ一世は、優れた戦士、民衆のリーダーとして階段をのぼり、ハワイを統一する王になりました。

1体目の銅像伝説

カメハメハ一世が亡くなり、彼の銅像を作った時にもさらなる伝説が生まれました。1体目ができた時、運んでいる最中に海に沈めてしまったにもかかわらず、2体目を作成中に1体目が見つかったとのことです。しかも「海からひとりで銅像が歩いてきた」と言われている(他の説もあります)ので、なんとも不思議な力を感じます。カメハメハ大王の強さを表す伝説のひとつとなっています。

カメハメハ大王の文化

プウコホラ・ヘイアウ

Photo by Blake Handley

プウコホラ・ヘイアウとはカメハメハ大王が作った神社・神殿のようなものです。軍神クーに捧げるため建てられた聖所で、カメハメハ大王はカフナ(神官)のお告げによってプウコホラ・ヘイアウを造りました。プウコホラ・ヘイアウとはクジラの丘の聖所という意味のハワイ語です。冬にはこの丘からクジラの姿が見えるそうです。現在は国立公園になっています。カメハメハ大王がハワイ統一のため祈りを捧げた場所なので、ぜひ足を運んでみて欲しいスポットです。

ハワイ州の祝祭日

Photo by jdnx

キング・カメハメハ・デーと呼ばれるカメハメハ大王を祝う祝祭日は毎年6月11日に制定されています。オアフ島のホノルルにあるカメハメハ大王の銅像にはハシゴ車を使い長いレイをかけ、さらに大きなフローラル・パレードが開催されます。キング・カメハメハ・デーはカメハメハ五世が6月11日に制定した文化ですが、明確な理由はわかっていません。カメハメハ大王の時代には文字が無く、また、誕生日を人に知られると呪いをかけられると言い伝えがあったことから、6月11日がカメハメハ大王の誕生日というわけでもないのです。

カメハメハ大王の有名な銅像

オアフ島ホノルルのカメハメハ大王像

ハワイには3ヶ所、カメハメハ大王の銅像があります。有名な銅像があるのはオアフ島のホノルルです。アリイオラニ・ハレというハワイ州の最高裁判所前に設置されています。キャプテン・クックがハワイを発見して100周年目の記念に銅像が作られました。1体目はイタリアから輸送中に海に沈んでしまったので、この銅像は2体目に作られた銅像です。高さ5.5メートルあり、観光地として非常に人気のあるスポットになっています。

ハワイ島カパアウのカメハメハ大王像

Photo by wka

ハワイ島のカパアウにもカメハメハ大王像はあります。カパアウはカメハメハ大王の誕生した土地といわれています。この銅像が1体目に作られ、海に沈んだあと、2体目作成中に発見されたものです。設置されている場所はノースコハラの旧コハラ裁判所前で、3体あるうちの1番辺鄙(へんぴ)な場所といわれています。ハイウェイ沿いにあるので、通り過ぎないように注意して看板を見ましょう。

ハワイ島ヒロのカメハメハ大王像

Photo by daveynin

3体目はハワイ島のヒロです。ヒロはハワイ諸島の中でホノルルに次いで第二の都市ということでカメハメハ大王像の設置が決まりました。ハワイ州のなかで、1番新しいカメハメハ大王像になります。新しい分、1番作りがしっかりしているものの色彩は地味。街起こしの一貫として設置したそうです。見学に行く方は、カメハメハ大王像が見つめている景色が素晴らしいので、車内から見るのではなく立ち寄ることをおすすめします。

ワシントンDCにあるカメハメハ大王像

Photo by Christine und Hagen Graf

アメリカ本土にもカメハメハ一世の銅像があります。ワシントンDCの連邦議事堂ビジターセンターにカメハメハ大王像は立っています。連邦議事堂にはアメリカの各州から、ふたりずつ州選出の文化人や偉人の銅像を寄贈しているそうです。ハワイ州が寄贈した1体が初代大王のカメハメハ大王でした。もう1体はデミアン神父像です。ワシントンDCのカメハメハ大王像はホノルルにあるカメハメハ大王像とよく似ている作りになっています。

銅像の特徴

Photo by Gary Lee Todd, Ph.D.

どの銅像も左手に槍を持ち、右手を空に掲げています。これには意味があり、左手の槍は平和を、右手はハワイの繁栄を象徴しているそうです。銅像は凛々しい美男子ですが、これはカメハメハ一世をモデルにしたわけではなく、側近であったハンサムな人をモデルに作られたといわれています。確かに写真のカメハメハ大王とは違う顔ですね。

カメハメハ大王について まとめ

Photo by coconut wireless

「カメハメハ大王の伝説をご紹介!ハワイを知る上で欠かせない有名な人物!」はいかがでしたでしょうか。銅像の後ろ姿からも勇敢さ、頼もしさが伝わるカメハメハ大王。観光スポットとして有名な場所ですが、歴史を知ることで、もっと深くハワイの成り立ちについて伝わればいいなと思います。リゾートを楽しみながら、その土地を知るとより好きになる時間や瞬間が増えますね。旅の楽しさを倍にするためにも、ぜひ知識としてカメハメハ大王を知っていただきたいと思います。

haryumi
ライター

haryumi

神奈川県出身・北海道在住。前職は移動セラピスト。旅する楽しさと北海道の魅力を紹介します。

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