目次 [表示]
- 国内線の液体持ち込みは量がポイント!
- 国内線で持ち込み制限がある液体
- 酒類
- 化粧品類・医薬品・医薬部外品
- 国内線・国際線ともに持ち込み禁止の液体
- 「塩素系」「混ぜるな危険」の洗剤は持ち込み禁止
- 「クレベリン」の置き型・ペンタイプ・フックタイプは持ち込み禁止
- 国内線の手荷物検査で液体はどうする?
- 開封済みの飲み物はトレーに入れる
- 酒類は容器を移し替えずにそのままで
- その他の液体はバッグに入れたままでOK
- 飛行機に液体を持ち込む際の注意点
- 制限量は持ち込み・預け入れを合わせた量で確認
- 水漏れの可能性があるものは座席足元へ置く
- ビン類は割れないように包む
- スプレー式の容器は必ずキャップをする
- 国内線ではどんな食品でも持ち込みできる?
- 加熱式弁当容器は持ち込み・預け入れNG
- LCCでは持ち込みOKでも飲食禁止の場合あり
- 国内線のルールを知ってスムーズな搭乗を!
飛行機に液体を持ち込む際の注意点
飛行機に液体を持ち込む際、注意しておきたいポイントが4つあります。持ち込みできる量に制限がある液体は、計算間違いで制限量を超えてしまうと、オーバーした分を破棄しなくてはいけません。飛行機に持ち込んだ液体が漏れないように、容器を保護しておくことも重要なポイントです。
制限量は持ち込み・預け入れを合わせた量で確認
国内線に持ち込みできる液体の中で、「酒類」と「化粧品類・医薬品・医薬部外品」には、量の制限があります。制限内に収まっているかどうか確認する際には、「手荷物として持ち込む量」と「預け入れ荷物の中に入れた量」の合計を計算しましょう。
もし、合計した量が制限オーバーだった場合、超過分の液体は破棄する必要があります。
水漏れの可能性があるものは座席足元へ置く
水漏れの可能性があるものを飛行機に持ち込む場合は、座席上の収納棚ではなく、足元へ置くようにしましょう。飲み物だけではなく、水産物や漬物などの食品、化粧品類などの水気があるものは注意してください。水漏れ防止には、ジッパー付きの袋やラップを利用すると、簡単に密閉できます。
ビン類は割れないように包む
ビン類は、クッション材などに包んだ状態で持ち込むようにしましょう。飛行機の振動によって割れやすくなることから、ビン類の預け入れは不可のため、手荷物として持ち込む必要があります。クッション材は市販されているもの以外にも、荷物に入れているタオルや衣類などで代用できます。
スプレー式の容器は必ずキャップをする
スプレー式の化粧品類や医薬品・医薬部外品は、必ずキャップを付けましょう。飛行機にスプレー式の容器を持ち込む際は、「噴射弁から偶発的に中身が漏れるのを防ぐため、キャップなど(噴射弁が押されないような措置)で保護してあること」が条件とされています。
外れやすくなっているキャップは、念のためにテープなどで固定しておくと安心です。
国内線ではどんな食品でも持ち込みできる?
国内線では、基本的にどのような食品でも持ち込み可能です。調味料や缶詰なども飛行機に持ち込むことができます。細かいルールは航空会社によって異なるため、気になることがあれば、前もって航空会社に確認するようにしましょう。
加熱式弁当容器は持ち込み・預け入れNG
飛行機にはお弁当も持ち込み可能ですが、紐を引っ張ることで温まる「加熱式タイプのお弁当」は、持ち込みできません。使用されている生石灰が危険物に当たるため、持ち込みも預け入れも不可の品物です。飛行機に持ち込むお弁当を選ぶ際には、容器の種類をチェックしましょう。
LCCでは持ち込みOKでも飲食禁止の場合あり
航空会社によって、持ち込み可能な食品であっても、機内では飲食禁止の場合があるため、気を付けましょう。例えば、LCCのジェットスターでは「お客様がお持ち込みになったアルコール飲料は、機内でお召し上がりいただくことはできません。」としています。
機内での飲食ルールは、航空会社ごとに異なるため、あらかじめ確認しておくと安心です。
国内線のルールを知ってスムーズな搭乗を!
国内線の手荷物ルールは、国際線ほど細かく決められていませんが、知らないままだとうっかりルール違反になってしまう可能性もあります。特に、手荷物になることが多い液体については、持ち込みできる量や持ち込み方が制限されているため、国内線においても注意が必要です。
荷造りする時点でしっかりルールを確認し、スムーズに搭乗できるように準備しておきましょう!
出典:イラストAC