目次 [表示]
- 香港の天気の特徴とは?
- 香港にはどんな季節があるの?
- 香港には台風は来る?
- ズバリ観光に適した季節とは?
- 春(3月〜5月)の香港の天気の特徴
- 春(3月〜5月)の香港の気温
- 春(3月〜5月)の香港の服装とは?
- 春(3月〜5月)の香港で気をつけること
- 夏(6月〜8月)の香港の天気の特徴
- 夏(6月〜8月)の香港の気温
- 夏(6月〜8月)の香港の服装とは?
- 夏(6月〜8月)の香港で気をつけること
- 秋(9月〜11月)の香港の天気の特徴
- 秋(9月〜11月)の香港の気温
- 秋(9月〜11月)の香港の服装とは?
- 秋(9月〜11月)の香港で気をつけること
- 冬(12月〜2月)の香港の天気の特徴
- 冬(12月〜2月)の香港の気温
- 冬(12月〜2月)の香港の服装とは?
- 冬(12月〜2月)の香港で気をつけること
- まとめ
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香港の天気の特徴とは?
香港にはどんな季節があるの?
世界地図上では日本の遥か南にある香港。位置的には亜熱帯気候帯にあたるため、一年中真夏のように暖かい国、と思いがちですが、実は香港にも日本と同じように四季があります。一般的には3月〜5月が春、6月〜8月が夏、9月〜11月から秋、12月〜2月が冬となっており、日本の季節感と似ているのが特徴です。ただし、やはり亜熱帯なので基本的には日本よりも温かい気候となっています。
香港には台風は来る?
香港を旅行する時に気をつけたいのが台風です。香港で台風が来る季節は、7月〜9月。この時期は頻繁に台風が直撃または接近し、巨大な台風だと都市機能が完全にストップしてしまうことも。香港では台風が近づくと、香港天文台による台風指数のようなものが発表され、1〜10のレベルのうち8以上になると会社では全社員に帰宅指示が出ます。9以上だと公共交通機関も全てストップとなるので、ホテルで静かにしていましょう。
ズバリ観光に適した季節とは?
では、香港を旅行するのに最も良い季節はいつなのか。それは、秋〜冬にかけてです。だいたい9月中旬から2月くらいまでは、日本の春や初夏のような快適さとなります。気温、湿度も観光に適し、台風も訪れないこの季節は、朝から夜まで過ごしやすく晴れることも多いので歩きまわるのにもぴったりです。ただ、香港の祝日も多くなる時期でお店も休業することもあるため、旅行の日程は気をつけましょう。
春(3月〜5月)の香港の天気の特徴
春(3月〜5月)の香港の気温
では、季節に応じた香港の天気を見ていきましょう。春の香港の気温は、平均18度〜27度となっています。湿度は約82パーセントで、この時期は日を追うごとに気温、湿度が上昇していく季節。3月はまだ観光しやすい季節ですが、5月には気温も上がり湿気もムンムンに。雨が降る日も多くなります。春は他の季節と比べても月による変化が大きいので、しっかり天気予報を確認しましょう。
春(3月〜5月)の香港の服装とは?
春の香港の服装は、日本の春〜初夏の格好と思って良いでしょう。基本的には長ズボンに七分袖シャツで十分です。日中は気温も湿度も上がるので、日によっては半袖でも過ごせます。ただ、早朝や夜は冷え込むこともあるので、少し厚めのジャケットがあると安心です。またこの時期は雨も多くなるので、折りたたみ傘などの雨具を持参しましょう。
春(3月〜5月)の香港で気をつけること
春の香港を訪れるのに少し気をつけたいのが、霧です。湿度が急に上がりだすこの時期は、一年のうちで最も霧が出やすい時期となります。特に香港の見どころであるビクトリアピークからの景色も、この時期は残念ながら霧にまみれて見えないことも。また、イースターの時期は大型連休となり街やホテルも混雑することが多いです。計画的に旅行しましょう。
夏(6月〜8月)の香港の天気の特徴
夏(6月〜8月)の香港の気温
亜熱帯気候帯の香港は、夏の香港の気温は、平均が26度〜33度ととても暑くなります。湿度も約86パーセントとなるのでかなり蒸し暑く、街を歩く際には体力を消耗しがちです。雨も多く降る時期なので、湿度は100パーセント近くなることも。とにかく暑い時期なので、こまめに水分補給をしながら無理のない旅行計画を立てましょう。また、台風にも注意が必要です。
夏(6月〜8月)の香港の服装とは?
とにかく蒸し暑い香港の夏には、通気性・吸水性の良い服装を選ぶのがポイント。街歩きを多くする場合には、帽子やサングラスも必須です。また、太陽の光も強いので日焼け止めや日傘なども準備しましょう。台風が来ることがわかっている場合には、雨具も用意すると良いです。建物や乗り物の中は寒いほどに冷房が効いているので、薄手の上着も必ず持参しましょう。
夏(6月〜8月)の香港で気をつけること
夏の香港で気をつけるのは、台風と暑さです。台風は、香港天文台が発表する台風の指標となるレベルを参考にしましょう。レベル8以上は建物の中でおとなしく過ごすことをおすすめします。また、暑さも大敵です。暑さに慣れていない日本人は、冷たい飲み物やデザートで体調を崩す人も。また、建物内はびっくりするほど冷房が効いているので、その寒暖差で体調を崩す人も多くいます。普段飲み慣れている風邪薬も持参すると安心です。
秋(9月〜11月)の香港の天気の特徴
秋(9月〜11月)の香港の気温
秋の香港は、一年のうちで最も観光のしやすい時期となります。秋は平均18度〜28度で、湿度は約72パーセント。特に11月頃は雨の日もグンと少なくなり、カラッと晴れた気持ちの良い気候が続きます。街歩きも食べ歩きも何をするにも適した季節となるので、わざわざこの時期に休みを取って旅行に来る人も少なくありません。
秋(9月〜11月)の香港の服装とは?
秋の香港は、昼間は半袖でも十分過ごせる日が多いです。ただ、朝や夜は冷え込むこともあるので、薄手のカーディガンがあると安心。また、建物内は夏の名残でまだガンガンに冷房が効いているところも多いので、長袖は持っていた方が良いでしょう。雨が降ることは少ないので雨具も特に必要ありません。ただ9月はまだ台風が来る可能性があるので、必ず天気予報をチェックしましょう。
秋(9月〜11月)の香港で気をつけること
秋の香港は観光に適した季節で、大型の休みと重なることもないので旅行にはうってつけの季節ですが、国内のイベントが多い時期となります。9月には中秋節、10月には国慶節、11月には旧正月前のバーゲンシーズンがやってきます。中秋節や国慶節は旧暦で決まるため年によって日が違いますが、小さなお店は閉まってしまうこともあるので要注意です。ただ、見方を変えると香港の文化を反映したイベントを楽しめる時期でもあります。
冬(12月〜2月)の香港の天気の特徴
冬(12月〜2月)の香港の気温
12月に入ると、香港は少しずつ気温が下がり冬の始まりの装いとなります。冬の気温は、平均14度〜20度、湿度は約72パーセントほど。基本的に冬は快晴になる日が多く、旅行に適した気候です。1月や2月は一桁の気温になる日もあるので、あまり温かいと侮っていると痛い目にあうかも。特に雨が降るとグンと気温が下がります。天気予報をよく見て、旅行の服装を決めましょう。
冬(12月〜2月)の香港の服装とは?
基本的には冬でも温かい国ですが、寒い時は気温が一桁に。薄手の長袖に長ズボン、寒い日に備えて薄手のセーターやコートがあると安心です。一年で一番寒い時期になるこの時期は、地元民の中にはマフラーに手袋をする人も。そこまで寒くはなりませんが、一年で一番気温が低くなるのは旧正月あたりなので、この時期は天気予報で最低気温を確認した方が良いでしょう。温かい日は半袖でも過ごせる日もあり、一番服装に悩む時期です。
冬(12月〜2月)の香港で気をつけること
冬の香港で気をつけることは、旧正月の日です。旧正月は中国の新年に当たる日で、毎年1月終わりから2月くらいですが、旧暦で日が決まるため毎年日付は変わります。旧正月の日はお店もほとんどが休業となってしまい、地元に帰る人たちで公共交通機関も混み合うのです。旅行をするなら、旧正月の前後は外した方が良いでしょう。ただ、花火が打ち上がったり街全体が華やかな雰囲気になったりと、いつもと違う香港も楽しめる時期です。
まとめ
いかがだったでしょうか?香港は日本よりも南にあるため、一年中温かいイメージをもつ人も多いかと思いますが、そうではありません。気温や湿度はもちろんのこと、雨の量や台風など、季節によって気をつけるポイントも変わってきます。特に日本の夏休みの時期は台風、冬休みの時期は気温に応じた服装に注意が必要です。旅行前にしっかり天気を確認して、必要な準備を怠らず楽しい旅行にしましょうね。
出典:ライター撮影