目次 [表示]
- ハワイ旅行に必要なESTA(エスタ)って?
- ハワイ観光なのに、なぜESTAの申請が必要なの?
- 申請忘れに注意!どんな場合にESTAの申請が必要?
- 要注意!ESTAとビザの違い
- ESTAの申請対象者は?
- ESTAの申請が不要な場合はどんな時?
- ハワイ旅行に行くには、いつまでに申請すればいいの?
- 申請方法は?
- 申請時の注意点は?
- 申請に必要なものを手元に準備しておきましょう
- 入力を間違えないように気を付けて!
- 公式サイトではない申請サイトに要注意!
- 期限切れに注意!ESTAの有効期限は?
- ESTA申請後に注意することは?
- いよいよ入国!ESTAはハワイのどこで提示するの?
- ハワイの玄関口 ダニエル・K・イノウエ国際空港について
- まとめ
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ハワイ旅行に必要なESTA(エスタ)って?
ESTA(エスタ)とは、アメリカに渡航する際に必要な「電子渡航認証システム」のことです。2009年1月12日より、渡米の際にはESTAの取得が必須となりました。アメリカ入国前に、テロリストや入国に問題がある渡航者を判定するために導入されたシステムです。もちろんハワイへ渡航する際にもESTAの取得が必須となります。
ハワイ観光なのに、なぜESTAの申請が必要なの?
日本のパスポートを持っていれば、「観光」にビザは必要ないんじゃないの?と疑問に思われる方も多いと思います。日本はアメリカ政府が定める「ビザ免除プログラム」の対象国で、90日以内の観光や商用などの渡航にはビザ不要です。しかし保安の観点から、ビザの取得ほど大げさではないものの、対象国にも事前審査が義務付けられるようになりました。それがESTAです。以下は日本を含む「ビザ免除プログラム」対象国一覧です。
アンドラ オーストリア オーストラリア ベルギー ブルネイ チェコ フィンランド チリ デンマーク ドイツ エストニア フランス |
ギリシャ ハンガリー アイスランド アイルランド イタリア 日本 ラトビア リヒテンシュタイン リトアニア ルクセンブルグ マルタ モナコ |
オランダ ニュージーランド ノルウェイ ポルトガル 韓国 サンマリノ シンガポール スロバキア スロベニア スペイン スウェーデン スイス |
※台湾/英国 については 一部条件付 |
申請忘れに注意!どんな場合にESTAの申請が必要?
ずばり、アメリカに行くことが決まったら、「ESTAが必要かも?」と思ってほぼ正解です!正式には、上記の「ビザ免除プログラム参加国」のパスポートを持つ人が、短期商用(短期出張)や観光目的で渡米する場合にESTAの申請が必要となります。例外として、「ビザ免除プログラム参加国」の国民でも申請ができないこともあります。ただ、今のところ日本はESTA申請対象国なので安心して申請してくださいね。
要注意!ESTAとビザの違い
ESTAとビザの違いについて、まとめてみました。
- ビザとは「ビザ免除プログラム」対象国以外の国民の渡航に必須の査証のこと。渡航の目的によるが、申請から許可までに時間を要する。また、対象国の国民でも、滞在が90日を超える場合や、目的が商用や観光以外の場合にはビザが必要。
- ESTAとは電子渡航認証のこと。「ビザ免除プログラム」対象国の国民にのみ申請が許可されている。基本的には数分で申請を終え、数日で渡航許可を得ることができる。
ESTAの申請対象者は?
基本的には「ビザ免除プログラム」参加国の国民は申請ができます。ただし、2015年にESTA申請について、以下の追加周知があったので要注意です。
1.「ビザ免除プログラム」参加国の国民で、2011年3月以降に以下の国々に滞在または渡航したことがある方
- イラク
- スーダン
- リビア
- シリア
- イラン
- ソマリア
- イエメン
2.ビザ免除プログラム参加国と、イラク、スーダン、シリア、北朝鮮、イランのいずれかの国籍との二重国籍者
ESTAの申請が不要な場合はどんな時?
当たり前ですが、アメリカのパスポート保持者に査証は必要ありません。その他、前回申請したESTAが未だ期限内である場合(有効期限内のパスポート必須)、カナダなどから大陸移動で入国する人、留学などの他のビザを既に取得している人はESTA申請不要となります。
ハワイ旅行に行くには、いつまでに申請すればいいの?
ESTAの申請はいつでも可能です。ハワイ旅行に行くことが決まったら、すぐにESTAを申請することをおすすめします。期限は出発の72時間前までです。多くの人が申請してから数秒で回答を受けているので、搭乗直前でも申請できないことはありません。ただ、ESTAの申請はあくまでも「審査」です。結果によっては飛行機に搭乗できないこともありますので、事前に申請しておきましょう。
申請方法は?
ESTAの申請は米国大使館の公式ページから行います。最初の画面は英語なので、右上の言語バーでまず日本語を選ぶところから始めましょう。申請方法を分かりやすく解説したビデオもありますので、参考にしてくださいね。
米国大使館 ESTA申請ホームページ
申請時の注意点は?
申請に必要なものを手元に準備しておきましょう
ESTAの申請自体はそんなに時間がかかるものではありません。予め必要なものを手元に揃えたうえで、落ち着いて申請ができるようにしておきましょう。以下、申請に必要なものと情報です。
- 有効期限内のパスポート
- クレジットカード(日本のカードも可)
- 現住所、アメリカでの滞在先住所
- (アメリカ居住経験がある方)以前の居住先住所/就労先会社名/会社住所
入力を間違えないように気を付けて!
免責事項などを読み進めた後に、氏名やパスポート情報を入力します。基本的な情報はローマ字入力ですが、ローマ字入力が苦手な方や英語が苦手な方は予め、信頼のおけるどなたかに同席してもらうことをおすすめします。また、その後の適格性を確認するための質問は日本語ですが、回答を間違えると後で料金が発生したり、最悪の場合、審査をパスできません。回答に間違いがないか、しっかり確認しましょう。
公式サイトではない申請サイトに要注意!
ESTA申請について、米国大使館ではない外部のウェブサイトもいくつか存在します。英語が苦手な方に代わって申請するサービスですが、正式に認められたサイトではありません。米国大使館は、「外部サービスを利用しても認証を早めることにはならず、第三者が代理に申請書を提出することは認めていない」とホームページ上で注意を促しています。よくある質問 第三者によるウェブサイトについて
期限切れに注意!ESTAの有効期限は?
ESTAの有効期限は2年間です。ただし、パスポートが有効期限切れの場合には、ESTAも無効になるので注意しましょう。申請番号が手元にあれば、米国大使館の公式サイトで有効期限を確認することができます。その他、ESTAの再度の申請が必要になるのは以下のケースです。
- 新規にパス ポートを取得した
- 名前を変更した
- 性別を変更した
- 国籍を変更した
- ESTA申請質問欄の回答内容に変更があった場合
ESTA申請後に注意することは?
パスポート情報などを入力し、料金($14)の支払い行うと、完了画面が表示されます。申請完了といっても未だ審査が下りたわけではありません。通常3日以内に回答が出ますので、後程結果を確認するために、完了画面を印刷しておきましょう。審査結果の確認時に完了画面に表示される「申請番号」が必要です。確認は、申請時と同じ公式サイト最初の画面の「既存の申請内容の確認」をクリックします。米国大使館 ESTA申請ホームページ
いよいよ入国!ESTAはハワイのどこで提示するの?
いよいよハワイに到着です!ハワイのまぶしい太陽と、ひんやり心地よい海風に触れるだけでフライトの疲れも一気に吹き飛んでしまうのではないでしょうか。入国時にESTAの証明書を提示は不要です。すでに国土交通省、米国大使館、航空会社間で情報が共有されているからです。ただ、前記でも述べたように審査完了確認のために申請書を印刷することをおすすめしています。
ハワイの玄関口 ダニエル・K・イノウエ国際空港について
ハワイの国際空港「ダニエル・K・イノウエ国際空港」。成田からは毎日20便以上の直行便が運航しています。比較的日本語が通じるお店が多いのと、規模的に行きたいお店や必要なものに簡単にアクセスできる便利な空港です。空港に到着したら先ず入国審査を受けますが、ESTAを保持し2回目以降の入国の場合にはKIOSK(自動入国審査端末)が使えるので、是非利用してみてくださいね。以下は空港のフロアマップです。
まとめ
ハワイ観光に必要なESTAの申請方法について解説しましたが、いかがでしたでしょうか。「査証」「審査」と聞くと難しく考えてしまいがちですが、意外と簡単に申請を終えることができます。永遠の楽園ハワイ。事前準備をしっかりと済ませ、青い海と太陽を思いっきり満喫しましょう!