2020年のゴールデンウィークは何連休？長期連休の日程はどうなる？

2019年は新天皇が即位した5月1日が祝日となったため、ゴールデンウィークが10連休となりましたが、2020年のゴールデンウィークは何連休なのでしょうか。2020年は、7月24日から8月9日まで東京オリンピックが開催されるため、旅行などのレジャーはゴールデンウィークに楽しむ方も多いようです。早めに準備するためにも、2020年ゴールデンウィークの祝日日程を確認しておきましょう。

はじめに、2020年4月と5月のカレンダーをチェックしましょう。★が土日および祝日ですが、カレンダー通りの日程で休みを取ると、2日休み、2日出勤、1日休み、2日出勤、5連休となります。飛び石連休ではありますが、カレンダー通りに休みをとっても5連休は確保できるのです。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）
• 4月28日（火曜）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）
• 5月1日（金曜）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★

2019年は5月1日も祝日でお休みでしたが、なぜ、2020年は祝日ではないのでしょうか。実は、「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」が制定されたため、天皇の即位の日の2019年5月1日と、即位礼正殿の儀が行われた10月22日は、祝日となっていたのです。残念ですが、今後は5月1日はお休みとはなりません。

カレンダー通りの日程で休みを取ると、飛び石連休で、最大5連休となることが分かりました。では、さらに連休を充実させるためにどのような有給休暇の取り方が考えられるかみていきましょう。

飛び石をふさぐように、4月27日、28日、30日、5月1日の4日間有給休暇を取得すれば、12連休となります。この取り方が最も王道で、みんなが狙うゴールデンウィークのパターンでしょう。当然この期間は航空運賃やホテル代も高くなり、公共交通機関や道路も混雑します。それでも、この12連休を確保するために、有給休暇は勝ち取りたいところです。夏休みはオリンピック観戦に集中し、旅行はゴールデンウィークにまとめると考えれば、予算的にも許容範囲なのではないでしょうか。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）☆（有給）
• 4月28日（火曜）☆（有給）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）☆（有給）
• 5月1日（金曜）☆（有給）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★

少し控えて、4月30日と5月1日だけ有給休暇を取得し、前半は2連休、後半を8連休にする方法もあります。8連休あれば、充実した国内旅行はもちろん、海外でもゆっくりできるでしょう。前半は国内旅行、後半は海外旅行なんていうのもできたらよいですね。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）
• 4月28日（火曜）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）☆（有給）
• 5月1日（金曜）☆（有給）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★

4月27日、28日に有給休暇を取得すれば、前半5連休、後半5連休となります。5連休あれば、近場の海外旅行なら十分できますし、国内旅行をした上に、自宅でくつろぐ余裕もできるでしょう。5連休なんて、ふだんは滅多にとれないので、5連休を2回とれるのは贅沢ですね。実は、おすすめの連休パターンです。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）☆（有給）
• 4月28日（火曜）☆（有給）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）
• 5月1日（金曜）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★

カレンダーを12連休の先までチェックしていくと、さらに連休を伸ばせることに気づきます。5月7日（木）、8日（金）に有給休暇を取得すれば、なんと、16連休まで拡大することができるのです。有給休暇を6日使うことにはなりますが、思い切って長期バカンスを取るチャンス。どこで何をするか、妄想がふくらみますね。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）☆（有給）
• 4月28日（火曜）☆（有給）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）☆（有給）
• 5月1日（金曜）☆（有給）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★
• 5月7日（木）☆（有給）
• 5月8日（金）☆（有給）
• 5月9日（土）★
• 5月10日（日）★

16連休の応用編で、少し控えめな少し控えめな連休パターンを紹介します。みんながゴールデンウィーク明けの5月7日（木）、8日（金）の2日間だけ有給休暇を使えば、2連休、1休のあと9連休も取ることができるのです。この日程にすれば、混雑時期を若干ずらすことができるので、費用も多少は安くなるのではないでしょうか。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）
• 4月28日（火曜）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）
• 5月1日（金曜）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★
• 5月7日（木）☆（有給）
• 5月8日（金）☆（有給）
• 5月9日（土）★
• 5月10日（日）★

こちらも一般的なゴールデンウィーク終了後の5月7日（木）、8日（金）の2日間に加え、4月30日、5月1日に有給を取ることで実現する12連休。ほかの人とかぶりづらく、なんと12連休もとれてしまうので、ゆっくり海外旅行を楽しみたい方におすすめです。

• 4月25日（土曜）★
• 4月26日（日曜）★
• 4月27日（月曜）
• 4月28日（火曜）
• 4月29日（昭和の日）★
• 4月30日（木曜）☆（有給）
• 5月1日（金曜）☆（有給）
• 5月2日（土曜）★
• 5月3日（憲法記念日）★
• 5月4日（みどりの日）★
• 5月5日（こどもの日）★
• 5月6日（振替休日）★
• 5月7日（木）☆（有給）
• 5月8日（金）☆（有給）
• 5月9日（土）★
• 5月10日（日）★

毎年のことではありますが、ゴールデンウィークは多くの人がお休みとなりますので、交通機関やレジャー施設の混雑は避けられません。そこで、焼き石に水なところもありますが、飛行機や電車など混雑予想を紹介します。ゴールデンウィークのレジャーを快適に過ごすための参考にしてください。

国内外ツアーで人気の旅行会社H.I.Sが出発・帰国ラッシュ予想を行っているので確認しました。それによると、出発ラッシュは4月29日と5月2日、帰国ラッシュを5月5日と5月9日としています。5月5日だけでなく、9日も帰国ラッシュとしていることから、5月7日、8日も有給を取る人が多いと予想しているのでしょう。

ゴールデンウィーク中のラッシュは、後半の5連休に集中することが予想されます。そのため、東海道新幹線下りは、5月2日（土）が最も混雑しそうです。また、上りは5日と6日が混雑します。新幹線の指定席の販売は1ヶ月前からですので、早めに予定を決めてしっかりよい時間の新幹線を押さえましょう。

ここ数年、帰省ラッシュを予想し、混雑日を避けたり、早めに行動する人が多いなど、渋滞は緩和傾向にあります。しかし、みんなが同じ時期に休みとなるため、ある程度の渋滞は避けることはできません。高速道路下りの渋滞ピークは5月2日（土）、上りの渋滞ピークは5月5日（火）と予測します。渋滞にも対応できるよう、車に飲み物や食べ物をしっかり積み込むようにしましょう。

ゴールデンウィークなどの連休は、役所や銀行窓口もお休み。また、病院も基本的にはカレンダー通りにお休みとなるので、連休に備えた準備も必要です。いざという時に困らないように、連休前に気をつけたいポイントを紹介します。

銀行や証券会社などの金融機関は、カレンダー通りの営業です。ATMは土日祝日使えるものも多いですし、コンビニATMもあるので心配しなくて大丈夫と考える方もいるでしょう。しかし、金融機関の中には、連休などのタイミングにシステム更改などふだんできない対策を取ることがあります。利用している金融機関の連休中のシステム稼働予定については、必ずチェックしましょう。

市役所などの役所もカレンダー通りにお休みします。手続きや証明書の入手などの用事がある場合は、締め切り日など確認して、早めに対応しましょう。今年は、ゴールデンウィーク中の平日も飛び石であるのでその点では安心ですが、逆に混雑の可能性もあるので気をつけてください。

各市町村で土日祝日の休日診療窓口なども公開しているはずですので、小さなお子さんがいらっしゃる家庭はチェックしておくと安心でしょう。薬もかかりつけ医の方と相談して、不足しないよう早めの対応をしておくと安心です。

ネット通販の運営会社は、ゴールデンウィーク中にお休みを取る可能性もあります。いつも、2日あれば届くと思っていても、ゴールデンウィークをはさむと、思った以上に受取に時間がかかってしまうことも。必要なアイテムがある場合は、早めの購入をおすすめします。

働き方改革の影響で、2020年お正月は、一部のコンビニエンスストアやファミリーレストランなど、今まで365日営業していたところも、人手不足を理由に1月1日にお休みする動きが出てきています。ゴールデンウィークはどうなるか分かりませんが、今まで開いていて当たり前だったお店がお休みする可能性もありますので、事前に営業カレンダーをチェックするようにしましょう。

次に、2020年ゴールデンウィーク以降の連休について確認しておきます。ゴールデンウィークだけでなく、その後の連休も含めて、レジャー日程計画を立てる参考にしてください。

7月には4連休、8月に3連休があります。これは、オリンピックの影響により2020年に限り、海の日は7月23日に、体育の日（スポーツの日）は7月24日に、山の日は8月10日に変更となったためです。また、9月21日は敬老の日、9月22日は春分の日となるため、4連休が再び登場。次は11月23日の勤労感謝の日で3連休です。今まで天皇誕生日として祝日だった12月23日は今年は平日。今後は天皇誕生日は2月23日となります。

ゴールデンウィーク以降の長期休暇のチャンスは、7月23日～26日の4連休、8月8日～10日の3連休、9月19日～22日の4連休、11月21日～23日の3連休です。とくに、7月と9月の4連休はシーズンとしても旅行に最高の時期ですので、ゴールデンウィークだけでなく、こちらの予定も合せてレジャー日程を計画するとよいでしょう。

2020年のゴールデンウィークは飛び石連休ですが、有給休暇の取り方で最長16連休となることが分かりました。16連休とれなくても、有給休暇を2日取るだけで、さまざまなパターンの連休を取ることができるので、どこで何をしたいのか早めに計画を立てて、有休取得日程を決めておきましょう。