ロサンゼルスはこう回れば楽しめる！おすすめの観光プランをご紹介！

ロサンゼルスはカリフォルニア州南部に位置しており、アメリカ西海岸最大の都市です。人口もアメリカの中ではニューヨークに次いで2位。映画の都ハリウッドをはじめとして、ユニバーサルスタジオやディズニーランドといった世界的に人気の観光スポットがあります。アメリカ国内のみならず、世界中から観光客が集まる一大観光地と言えるでしょう。

日本人がロサンゼルスへ何度も足を運ぶ理由として、安定した天気や温暖な気候は大きなポイントです。年間平均気温は約20.6℃で、冬でも気温があまり下がらないためとても過ごしやすく、夏は30℃を超えることもありますが、湿度が低いので日本ほどの暑さを感じません。年間通して晴れる日が多くほとんど雨が降らないのも特徴です。このような快適な気候が人気の要因とも言えます。

ロサンゼルスは大変広いため、各観光エリア間の移動には車で1時間程度かかることがほどんとです。さらにロサンゼルスはまだまだ車社会。公共交通機関としてメトロやバスはありますが、観光地間を網羅するほど充実した交通網はありません。そのため移動には車を利用するケースが多く、交通渋滞が必ず付きまといます。

各観光エリア間がとても離れていること、且つ交通網も十分ではないことから、旅行計画する際は1日2エリアまでとするのがよいでしょう。ロサンゼルスの代表的な観光エリアであるハリウッド、サンタモニカ、ビバリーヒルズ、ダウンタウンに分けて回り方をご紹介します。ユニバーサルスタジオ、ディズニーランドに行きたい方は、1日1テーマパークとしましょう。

ロサンゼルスと言えば映画の都ハリウッド。誰もがハリウッドサインを一度は生で見たいですよね。ハリウッドサインが良く見えるおすすめのスポットはハリウッド＆ハイランドのバビロンの門。建物は1916年製作のハリウッド映画「イントレランス」のセットを再現しており、映画の世界に入り込んだ気分も味わえ一石二鳥です。

ハリウッドブルーバード5キロメートルに渡って有名ハリウッドスターの名前が刻まれた星型プレートを見られます。プレートの数は2000個以上にも及び、その中から好きなスターのプレートを見つけて一緒に写真を撮るのが定番です。ハリウッドで活躍した日本人俳優のプレートもあり、日本人としては見どころの一つ。ぜひ探し出してみましょう。

ハリウッドを象徴するグローマンズ・チャイニーズシアター。ハリウッドの名所の一つとして誰もが知る人気スポットです。チャイニーズシアター前にはハリウッドスター達の手形、足形やサインが刻まれており見どころの一つ。有名スターと手や足の大きさを比較して写真を撮るのが人気です。ハリウッドスターが不思議と身近に感じられます。

毎年アカデミー賞授賞式が開催される世界的に有名なスポット。世界中から映画スターが集まるため、「全世界における映画界の中心地」とも言え、名所になっています。おなじみのレッドカーペットもあるので、受賞者気分で歩いてみましょう。年代別アカデミー賞受賞作品も刻まれているので、映画の歴史を辿る意味でも興味深いです。

映画スターから有名ミュージシャンまで、歴史的有名スターたちが「ろう人形」で作られて並んでいる美術館で、人気観光地になっています。まつ毛1本1本まで再現されており、本物そっくりで、かなりリアル。遠くから見ると本物と見違えるほどです。そんなスターとの2ショット写真は、とても貴重な1枚になるでしょう。

1983年に描かれた壁画で、今やハリウッドの名所となっています。チャップリンやマリリン・モンローをはじめたしたスターが勢ぞろいしている「現実ではありえない豪華な壁画」。ハリウッドで活躍した日本人として三船敏郎がいるのも見どころの一つ。探してみてください。壁画の全体を写真に収めるには、道の反対側から撮るのがおすすめです。

ハリウッド郊外にあるグリフィス天文台へは夜の観光がおすすめ。高台にあるためロサンゼルスの夜景一望は見どころで、ハリウッドサインも間近に見られます。ハリウッド映画「LA LA LAND」のロケ地になったことでも有名で、カップルで訪れてLA LA LANDごっこをするのも人気。グリフィス天文台自体は無料ですが、開館日と閉館日があり、閉館日は夜景観賞のみとなります。

サンタモニカのシンボル的スポット・サンタモニカピア。古い木の桟橋でできており、中には小さい遊園地があったり、レストランがあったり、世界中の観光客や地元のファミリーたちでいつも賑わっています。アメリカ縦断で利用するルート66の起点があることでも有名です。おすすめはサンセット鑑賞。海に沈みゆく夕日がきれいに見られます。

サンタモニカにはレンタサイクルがいくつかあり、ビーチをサイクリングするのもおすすめです。爽やかな気候の中、自転車で走り抜けるのは爽快そのもの。結構遠いですが、サンタモニカビーチを超えて、ベニスビーチまで行けます。ただし、あくまで車社会なので、道路を走る際は車に気をつけて走りましょう。

サンタモニカで一番有名なショッピング通りで、歩行者天国なので車を気にせず、ゆっくり買い物を楽しめます。若者に人気の店が多く並んでおり、地元の若者も多く集まるスポット。噴水やオブジェもあり、通りを歩くだけでも楽しめます。夜はライトアップされて、とてもきれいですよ。

ビバリーヒルズサインは、ロサンゼルスに来たらハリウッドサインに次いで撮影したい名所の一つ。ビバリーヒルズサインは、ハリウッドサインと違って、公園内にあるので近くで見られます。ぜひ記念写真撮影をしてみましょう。ビバリーヒルズサインがあるエリアは、高級住宅街の近くにあり、椰子の木の道路沿いに高級住宅が広がっているのは見どころの一つです。

ロデオドライブは、ビバリーヒルズで一番有名な高級ブランド店が立ち並ぶショッピング通りです。ルイ・ヴィトン、ティファニー、Diorといった名だたる有名ブランドが軒を連ね、セレブ気分が味わえます。なかなか手を出せない高級品ばかりですが、ウィンドウショッピングだけでも十分楽しめるでしょう。

ビバリーヒルズを代表するショッピングモール。高級な土地柄ですから、やはり高級品を中心の店舗展開になっています。店舗数は約160店も入っており、ショッピング好きには外せないスポットです。ブランド品の購入を検討している方は、ビバリーセンターを散策してみるとよいでしょう。

メルローズはウェストハリウッドに位置しており、ビバリーヒルズからは車で5分程のところにあります。厳密には、ハリウッドとビバリーヒルズの間のスポットです。メルローズは若者人気のファッションブランド店やカフェ・レストランが軒を連ねており、ロサンゼルスの流行発信地でもありますが、最近はインスタ映えの壁画が有名で、人気観光地となっています。

メルローズアベニューを歩いていると、次から次へとフォトジェニックなスポットや人気店が飛び込んできますが、端から端までは約10キロメートルもあり、歩いてみて回ることは難しい。レンタカーやUberなど車の利用をおすすめします。メルローズをすべて見つくそうとすると、1日はかかってしまいます。時間がない場合は行きたいスポットをいくつかチョイスしておきましょう。

ポールスミスの店舗の壁は全面ピンク色で、ピンクの前に立つと自分がとても映えて見え撮影名所になっています。天使の羽も名所の一つ。羽のみが描かれているので、中心に立って自分に羽が生えているように撮影するのがポイント。他にもたくさんの壁画アートがあるので、お気に入りのアートを探して一緒に撮影しましょう。

アメリカと言えばホットドッグ。1939年に創業し今でも人気が衰えないのがPink's Hot Dogs。かわいい店の外観もメルローズにぴったり。どの時間に行っても行列ができていますが、並んででも老舗のホットドッグを食べてみる価値はあります。

LAライブはライブハウス、ミュージアム、映画館などがある大型商業施設。有名人がライブを行ったり、グラミー賞の歴史を辿るグラミー博物館があったり、エンターテインメントの中心エリア。LAライブの隣にあるステープルスセンターでは2010年からグラミー賞の授賞式会場にもなっており、ロサンゼルスの新しい観光地となっています。

ウォルト・ディズニー夫人が建設費の一部を寄付したことによりウォルトディズニーの名前がついているコンサートホールです。見どころは建物自体のデザイン。建物の概念にとらわれない見事なデザイン設計が人気で、名所となっています。

ロサンゼルス地元の人々に古くから愛されるフードマーケットです。食の流行発信地としても注目されており、日本未上陸のグルメも、たくさんあるため流行の先取りができます。古くからのロサンゼルスの食文化に触れられるので、一度は訪れてみたい食の名所です。

リトルトーキョーという日本人街があります。小さなエリアですが、日本食のレストランなどが、たくさんあります。アメリカにいながら故郷日本を感じられるスポットですが、どこか日本と違う空気感も見どころの一つ。外国人がイメージする日本がここにあるので、外人目線の日本を感じてみるのもおもしろい。

ハリウッド映画好き、テーマパーク好きには外せない観光地。フロリダのオーランドや大阪にもありますが、元祖はこちら。1912年に映画スタジオとしてオープンしたのが始まり。うまく回って1日で全てのアトラクションやショーを楽しめるぐらいの規模。ハリーポッターをはじめとしたハリウッド映画をモチーフにしたアトラクションがたくさんあるので、余すところなく楽しみましょう。

世界初のディズニーランドパーク。パークには「ディズニーランド」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」の2施設のほか直営ホテルもあり、一大テーマパークリゾートを築いています。日本ではないアトラクションもたくさんあり、とにかく規模が巨大。5日券まであり1日で周るのも難しいほど。余すところなく楽しみたい方は行程を全てディズニーランド滞在に充てましょう。

ロサンゼルスの観光地や見どころを理解いただけたでしょうか。車社会のロサンゼルスなので常に渋滞を考えないといけません。そのため、余裕を持ったスケジュールを立てることでゆっくり観光を楽しめるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。