×

ESTA(エスタ)って何?電子渡航認証システムの意味や必要性を解説!

ESTA(エスタ)って何?電子渡航認証システムの意味や必要性を解説!

ESTA(エスタ)とは電子渡航認証システムという意味で、ビザ免除プログラムを利用して航空機または船でアメリカに入国しようとする際に前もって申請が必要なものです。ESTA(エスタ)はなぜ必要なのか、電子渡航認証システムとは何かを解説します。

目次 [表示]

ESTA(エスタ)の申請方法

Photo bywaggtime

ESTAの申請は米国国土安全保障省 税関・国境取締局(CBP)のWEBサイトでできます。CBPのESTA申請サイトはさまざまな言語で表示でき、日本語での案内もありますので英語に自信がなくても問題なく申請できます。

ESTA申請の流れ

  1. パスポートとクレジットカードを用意
  2. ESTA申請の公式サイトを開き日本語表示に変更
  3. 免責事項に同意
  4. 申請者情報を登録
  5. 渡航情報を登録
  6. 質問事項に回答
  7. 申請内容を確認
  8. クレジットカード情報を登録し料金を支払う

ESTAの申請をする際はESTAの公式ホームページから行います。サイトの案内にそって入力していきましょう。もし心配な方は、代行サービスなどを使用しての申請も可能です。

ハワイ旅行に必要なESTAの申請方法を解説!しっかり準備して楽しい旅行に!のイメージ
ハワイ旅行に必要なESTAの申請方法を解説!しっかり準備して楽しい旅行に!
ハワイへの渡航にはビザが必要ない代わりに、ESTAが必須です。ESTAに必要な申請条件をはじめ、申請方法までを徹底調査!この記事では、ハワイへの渡航に困らないよう、ESTA申請に必要とされるパスポートの残存期限にいたるまでリサーチしています。
ESTA(エスタ)申請代行サービス| JALエービーシー
アメリカESTA申請なら、安心のJALグループで申請代行!JALエービーシーでは、お一人当たり5,982円~でESTA申請を代行いたします。日本語対応のシンプルな入力フォームでスマホからのお申込みもラクラク。クイックサービスならご出発の前日まで受付可能です。

ESTA申請料金

Photo byTBIT

ESTAの申請にかかる料金は14ドルです。申請料金はクレジットカード(マスターカード・ビザ・アメリカンエキスプレス・JCB・ダイナースクラブ)やPayPalでの支払いができます。

カードによっては、海外での使用となりますのでセキュリティの問題で利用ができない場合がありますので、もし何かあっても対応が出来るように余裕を持って申請をしましょう。

ESTAの申請期限

ESTAの申請は米国に渡航する前であればいつでもできます。ほとんどの場合はすぐに承認されますが、もし保留になってしまった場合は72時間以内に通知がくるので72時間以上前に申請するよう推奨されています。

問題が起こり承認されなかった場合のことも考えて、めんどくさいからといって後回しにせず渡航が決まったらできるだけ早く申請しておいたほうがよいでしょう。

ESTAの有効期限

ESTAの有効期限は2年間で、一旦認証されれば2年間は何度でも渡航できます。しかし2年間の期限内であっても、パスポートの有効期限が切れてしまう場合はパスポートの有効期限と同時に無効になってしまい、新しいパスポートでまた申請をし直す必要があります。

パスポートは有効期限が1年未満になれば切り替え申請ができるのでESTAを長く使いたい場合はパスポートを新しくするのもひとつの手です。

ESTA(エスタ)申請の注意

Photo byFree-Photos

ESTAを申請する際は入力の間違いがないように慎重に進めましょう。パスポート情報や個人情報などを間違えて登録してしまっても再申請ができますが、申請料金が再度かかってしまいます。

Eメールアドレスや滞在先に変更があった場合はESTA申請サイトの「既存の申請内容を確認する」のボタンで変更ができ、料金はかかりません。

ESTAが必要ない場合もある

航空機や船舶以外でアメリカに入国する場合にはESTAの申請が不要な場合もあります。

ESTAでの認証を受ける必要がある渡航方法は航空機と船舶に限られており、メキシコやカナダから陸路でアメリカに入国する場合はESTAは必要ありません。ですが、ESTAの代わりに入国書類であるI-94Wフォームを入国時に提出する必要があります。

グアムやサイパンは対象?

Photo by shishamo72

グアムやサイパンには独自の「グアムー北マリアナ諸島連邦ビザ免除プログラム」があり、グアムやサイパンに日本を含む12ヵ国の国籍の方が行く場合、45日以内の滞在であればビザやESTAは必要ありません。入国するときには入国書類としてI-736の記入が求められます。

ただしハワイに行く場合にはESTAの申請が必要ですのでご注意ください。

ESTAの再申請が必要な場合

  • 新しいパスポートを取得した
  • 氏名・性別・国籍に変更があった
  • ESTA申請の時の質問の答えに変更があった
  • ESTAの有効期限が切れた

パスポートを更新したときや氏名などに変更があった場合にはESTAの再申請が必要となります。パスポートやESTAの申請時の内容が変わった時にはESTAの再申請が必要ですので忘れないよう注意しましょう。

申請が拒否された場合

Photo bymohamed_hassan

ESTAの申請が拒否された場合にはビザの取得が必要となり、ビザを取得する場合は大使館や領事館で手続きが必要になります。申請の際の質問の答えを間違えて拒否された場合であってもCBPへ問い合わせが必要となり、やり取りなども必要ですし承認されるまでに通常よりもかなり時間がかかってしまいます。

問い合わせには労力も必要ですので入力の間違いがないようしっかりと申請前に見直しなどをしましょう。

代行サイトに注意

ESTAの代行申請を行うときには「ESTA申請」と検索するとたくさんのサイトが出てきますが、中には高額な手数料が必要な代行サイトもあります。悪質なサイトの中には料金が高いだけでなく申請も行われず、個人情報やクレジットカードなどが悪用されてしまうものもあります。

日本語の案内で申請できますし、申請方法も難しくありません。申請の際はCBPの公式サイトであるか必ず確認しましょう。

余裕をもった申請で楽しい旅行を

Photo byFree-Photos

ESTAの申請を忘れてしまうと空港で飛行機に乗れない可能性もあります。わくわくして空港に向かったのにESTAのトラブルでいけなくなってしまった……とならないように、旅行が決まったら面倒だとしても早めにESTAも申請しておきましょう。

みみちゃん
ライター

みみちゃん

富山県出身。現在は横浜市で子育て中です。 旅行、子どもとおでかけが大好きです。 これからもわくわくすることたくさん見つけて楽しんでいきたいと思っています!

前へ
今、あなたにオススメの記事

関連記事

人気ランキング