目次 [表示]
- 折りたたみ自転車を使った旅はこんなにも魅力的
- 魅力①:旅行プランが自由自在
- 魅力②:旅先での移動が楽
- 魅力③:車では行けない場所にも行ける小回りの良さ
- 魅力④:旅先のバス路線図を覚える必要なし
- 魅力⑤:いつでも折りたたんで携行できる
- 初心者ツーリングに輪行×旅行がおすすめな理由
- 理由①:旅先までの長距離を自走不要
- 理由②:ツーリングをその場で臨機応変に中止可能
- 理由③:折りたたみ・組み立てが初心者でも簡単
- 理由④:一人でも気軽に始められる
- 「輪行」で折りたたみ自転車の旅を楽しむ方法は?
- 輪行に必要なものは何?
- 輪行方法①:電車・バスは輪行袋に入れて持ち込み可
- 輪行方法②:フェリーはそのまま持ち込める場合も
- 輪行方法③:飛行機は輪行袋に入れ手荷物カウンターへ
- 海外での輪行
- 「車載」で折りたたみ自転車の旅を楽しむ方法は?
- 車載方法①:トランク・後部座席
- 車載方法②:バンタイプの荷室
- 折りたたみ自転車で旅をするときの注意点
- 注意点①:事前に折りたたみ・組み立ての練習を
- 注意点②:余裕のある旅行スケジュールを組む
- 注意点③:天気や体調が悪い時は無理をしない
- 注意点④:盗難対策を十分に
- 旅行向き折りたたみ自転車を選ぶポイントは?
- ポイント①:軽量性
- ポイント②:折りたたんだ時のコンパクト性
- ポイント③:走行性能
- ポイント④:折りたたみ・組み立ての簡単さ
- ポイント⑤:信頼できるメーカーかどうか
- 高級なものは軽量と走行性能を両立
- おすすめの旅行向き折りたたみ自転車【3選】
- 旅行向き折りたたみ自転車①:ダホン K3
- 旅行向き折りたたみ自転車②:ルノー PLATINUM LIGHT8
- 旅行向き折りたたみ自転車③:テックワン CARACLE-S
- 折りたたみ自転車を持って旅に出よう!
折りたたみ自転車を使った旅はこんなにも魅力的
旅行の時に気になることは、旅先での移動手段です。折りたたみ自転車を持っていくと、旅先での移動手段問題が解決するだけでなく、旅行の幅も一気に広がります。旅先での移動手段に悩んでいる方はもちろん、自由気ままな一人旅をしたい方にも、折りたたみ自転車を持っていく旅は魅力が満載です。
魅力①:旅行プランが自由自在
ツアー旅行はあらかじめルートが決められているため、予定に入っていない観光地には行けませんが、折りたたみ自転車があれば、好きな場所に好きな順番で行けます。さらに一人旅ならば、その日の気分で行きたい場所を変えても誰にも迷惑をかけません。
魅力②:旅先での移動が楽
観光地巡りをするときに考えなければいけないことは、旅先での移動手段です。観光地間を歩き通しで疲れてしまったり、行きたい場所が少し離れた場所にあり行くのを諦めてしまった経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。折りたたみ自転車があればそんな悩みは無用になります。
魅力③:車では行けない場所にも行ける小回りの良さ
車で入れない狭い道や一方通行でも、自転車の場合はほとんど制約を受けずに移動ができます。駅に近いお店の場合、駐車スペースを設置していないことが多くありますが、それをあまり気にしなくてよいのも自転車の魅力です。
魅力④:旅先のバス路線図を覚える必要なし
一人旅は自由に好きな場所に行くことができる魅力がありますが、観光地までのアクセスを自分で調べなければなりません。大きな都市の場合、複数のバス路線が混在し、どの乗り場からどのバスに乗ればいいのか混乱してしまいます。折りたたみ自転車があれば、そんな思いをしながらバスに乗る必要はありません。
魅力⑤:いつでも折りたたんで携行できる
公共交通機関に頼らずとも移動が可能な自転車ですが、折りたたみ自転車であれば、その時の天候や気分次第でいつでも電車・バス旅に変更が可能です。宿にも持ち込めますので、いたずらや盗難の心配もなく、安心して宿泊ができます。
初心者ツーリングに輪行×旅行がおすすめな理由
自転車やバイクで旅をすることを「ツーリング」、公共交通機関を使用して自転車を運ぶことを「輪行」と呼びますが、初心者、特に一人でのツーリングに折りたたみ自転車を持った旅をおすすめするのには、複数の理由があります。
理由①:旅先までの長距離を自走不要
通常のツーリングは、旅先まで自転車で走ります。道中の景色を楽しむのもツーリングの醍醐味ですが、長距離になることはツーリング初心者にとっては不安材料です。折りたたみ自転車を旅先まで輪行することで長距離を走る必要がなくなり、初心者でも気軽にツーリングを楽しめます。
理由②:ツーリングをその場で臨機応変に中止可能
いざツーリング予定の道路に立ってみると、路面状況が予想外に悪かったり、突然天気が悪化したりと、初心者には厳しい状況に見舞われることも稀ではありません。折りたたみ自転車であれば、臨機応変にツーリングを変更・中止ができるため、初心者でも積極的にツーリングへの挑戦ができます。
理由③:折りたたみ・組み立てが初心者でも簡単
折りたたみ自転車と同様に人気のロードバイクは、速度も速く、分解して輪行することもできますが、その扱いには慣れが必要です。折りたたみ自転車は初心者でも簡単に折りたたみ・組み立てを行うことができ、乗りたいと思い立った時にすぐに行動に移せます。
理由④:一人でも気軽に始められる
ツーリングは、道中の景色や走りを楽しむのが中心となるため、一人でも十分に満喫できる趣味です。家族や友人と旅行の予定が合わせにくい人でも気軽に始められます。折りたたみ自転車は普段着で乗っていても違和感が無く、旅先でおしゃれを楽しむのはもちろん、普段使いや通勤に使っても違和感ありません。
「輪行」で折りたたみ自転車の旅を楽しむ方法は?
ほとんどの公共交通機関には折りたたみ自転車を持ち込む=輪行することができます。ここでは、輪行するための大まかなルールをご紹介しますが、運行会社により異なる点もありますので、使用する交通機関の輪行ルールを旅行前に必ず確認しておきましょう。
輪行に必要なものは何?
どの公共交通機関でも、折りたたみ自転車を手荷物として持ち込んだり預けたりするには、必ず「輪行袋」に入れる必要があります。自転車のサイズにあった輪行袋を必ず購入しておきましょう。盗難防止のためのロックと夜間走行に必要なライトもあるとよいです。
輪行方法①:電車・バスは輪行袋に入れて持ち込み可
輪行袋に入れて車体が露出していない状態であれば、ほとんどの電車やバスに折りたたみ自転車を持ち込むことができます。
料金はJRや多くの鉄道会社では無料ですが、事業者によっては有料です。高速バスは輪行自体できないものが多いので、必ず事前に確認しましょう。いずれの場合も、他の乗客に迷惑にならないように気をつける必要があります。
輪行方法②:フェリーはそのまま持ち込める場合も
フェリーへの輪行自体はほとんどの航路で可能ですが、輪行袋に入れ手荷物として船内に持ち込む場合と、折りたたまず走行可能な状態で専用スペースに積み込む場合があり、運行会社やフェリーの規模により異なりますので確認が必要です。
輪行方法③:飛行機は輪行袋に入れ手荷物カウンターへ
飛行機の場合は、折りたたんで手荷物カウンターに預けることで輪行できます。上空では空気が膨張し、自転車のタイヤがパンクすることがあるため、少しタイヤの空気を抜いておくと安心です。携帯の空気入れを持参しましょう。
国内線の場合は輪行袋で大丈夫ですが、国際線では輪行袋では断られるケースがあります。頑丈な輪行ケースを用意しておくのが無難です。
海外での輪行
海外、特に欧米の公共交通機関では、自転車を持ち込めることが当たり前になっており、ほとんどの乗り物にそのままの形で一緒に乗り込むことが可能です。自転車を置くスペースやラックがあるなど、日本よりも自転車を使った旅向けにさまざまな配慮がされています。
「車載」で折りたたみ自転車の旅を楽しむ方法は?
折りたたみ自転車は軽量で、折りたたむとサイズも小さくなるため、バンタイプの車はもちろん、コンパクトカーのトランクや後部座席に車載できます。目的地付近まで車で移動し、現地で自転車に乗り換えて走りを楽しむだけです。組み立てが簡単な折りたたみ自転車なら、面倒な作業は何もありません。
車載方法①:トランク・後部座席
折りたたみ自転車の利点を最大限に活かせる車載方法は、折りたたんでトランクや後部座席に載せてしまう方法でしょう。折りたたみ・組み立てに特別な工具や部品が必要ありませんので、車内が汚れないように袋に入れて積み込むだけで車載は完了します。クッション性のあるもので保護できるとより安心です。
車載方法②:バンタイプの荷室
後部座席がフラットなタイプの車であれば、折りたたまずに車載が可能です。この場合、フックや突っ張り棒を車内に取り付け、固定ベルトで自転車を固定する必要があります。トランク車載の場合と比べると手軽さには欠けますが、設置面がタイヤのみのため、振動に強いです。
折りたたみ自転車で旅をするときの注意点
注意点①:事前に折りたたみ・組み立ての練習を
折りたたみ自転車の折りたたみ・組み立ては簡単ですが、初めてだと予想外に手間取ってしまうかもしれません。また、購入した輪行袋に入りきらない場合、輪行を断られてしまう場合があります。事前に折りたたみ・組み立て方法の確認と、輪行袋に入るかのチェックを行いましょう。
注意点②:余裕のある旅行スケジュールを組む
自由な旅を楽しむことができるのが自転車輪行旅の魅力です。特に一人旅の場合は、寄り道をしたりのんびり走ったりと、つい予定以上に道中を楽しんでしまいます。スケジュールには余裕を持ちましょう。飛行機は他の乗り物に比べ、手続きや手荷物検査に時間がかかり、締め切り時間も厳しいので要注意です。
注意点③:天気や体調が悪い時は無理をしない
天気が悪いと路面や視界が悪くなったりとツーリングの難易度は上がります。体調が悪い時も無理はいけません。いつでも手荷物にできるのが折りたたみ自転車の利点です。屋内の観光地巡りに変更したり、宿で休んだりしましょう。
注意点④:盗難対策を十分に
折りたたみ自転車は軽量でコンパクトなのが利点なので、そのままの状態で放置すると簡単に持ち去られてしまいます。長時間の場合は、できるだけ外に駐輪せず室内などに持ち込みましょう。短時間の駐輪の場合でも、動かせない物にロックしておくと盗難のリスクは低くなります。
旅行向き折りたたみ自転車を選ぶポイントは?
折りたたみ自転車は、国内・国外の複数のメーカーが販売しており、軽量性を重視したものや走行性能の高いもの、おしゃれなデザインものなどさまざまな種類があります。旅行に持っていくのであれば、最も重視したいのは軽量・コンパクト性です。
ポイント①:軽量性
自転車を旅先まで持ち運ぶのですから、軽量性は最も重要です。12kg以下、できれば10kg以下のものを選びましょう。軽量なものほど高価になる傾向があり、軽量なのに安価なものは耐久性などを犠牲にしている場合があるので要注意です。
ポイント②:折りたたんだ時のコンパクト性
折りたたんだ時のコンパクト性も輪行には重要です。小さく折りたためると電車やバスに乗った時に邪魔になりにくく、さまざまな場所に収納可能です。一般的な2つ折りに比べて、3つに折りたたむタイプはよりコンパクトになりますが、折りたたむ手間が増えます。
ポイント③:走行性能
快適なツーリングを楽しむためには変速ギア付きのものがおすすめです。3〜6段変速程度で十分で、走り始めと速度が乗った後のギアを変えるだけでも快適さに違いがでます。
タイヤが大きいと走行は安定しますが、折りたたんだ時のコンパクト性が低くなりますので、通勤や街乗りにも使用するのであれば、タイヤが小さすぎないものを選びましょう。
ポイント④:折りたたみ・組み立ての簡単さ
初心者にとって折りたたみ・組み立て作業は簡単な方が助かりますよね。特に一人旅の場合にはできるだけ複雑な作業は避けたいところです。小さく折りたためるタイプの自転車は持ち運びには便利ですが、反面、少しだけ作業手順が増えます。自分のタイプに合わせて選択しましょう。
ポイント⑤:信頼できるメーカーかどうか
折りたたみ自転車は通常の自転車よりも複雑な構造で作られています。自転車での事故は命に関わるものです。安全で快適なツーリングをするために、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。万が一のために保証や保険についても確認をしておくと安心です。
高級なものは軽量と走行性能を両立
折りたたみ自転車は、2万円程度の安価ものから数十万円もする高級なものまでさまざまですが、価格と性能は比例します。いきなりハイエンドな自転車を買う必要はありませんが、快適で安全な旅行をするためにも、あまりにも安価なものは避けるのが無難です。
おすすめの旅行向き折りたたみ自転車【3選】
旅行向きの折りたたみ自転車を選ぶポイントを抑えたら、実際にどんな折りたたみ自転車があるのかを見ていきましょう。折りたたみ自転車には国産・海外産のさまざまなブランドが存在しますが、ここでは代表的なメーカーのおすすめ自転車をご紹介します。
旅行向き折りたたみ自転車①:ダホン K3
ダホン(DAHON) 2020年モデル K3 3段変速 折りたたみ自転車 20K3LMGR00 ライムグリーン/ブラック
参考価格: 77,965円
世界で初めて折りたたみ自転車を開発したアメリカの専門メーカー、ダホンは、老舗の確かな品質とエントリーからハイエンドまでの幅広いモデルが人気です。
手頃な価格ながら3段変速と本体重量7kg台を実現し、おしゃれでカラー豊富な「K3」は、初めての折りたたみ自転車としておすすめです。14インチタイヤは走り出しが軽い反面、衝撃に弱いので、段差に注意しましょう。
旅行向き折りたたみ自転車②:ルノー PLATINUM LIGHT8
ルノー(RENAULT) 軽量・コンパクト 8.8kg 16インチ 7段変速搭載 折りたたみ自転車 PLATINUM LIGHT 8 メタリックシルバー アルミフレーム 52T×11T-28T 11296-0999
参考価格: 64,681円
フランスの自動車のメーカーであるルノーの折りたたみ自転車は、洗練されたデザインはもちろん、軽さや走行性も備えています。
「PLATINUM LIGHT8」は、安定感のある16インチタイヤと7段変速、8.8kgという軽さを実現したバランスのよいモデルです。シンプル・おしゃれなデザインで、旅行から通勤まで幅広く使用できます。
旅行向き折りたたみ自転車③:テックワン CARACLE-S
テック・ワンは比較的新しい国産メーカーですが、2015年に驚異の折りたたみサイズを実現した「CARACLE-S」を世に送り出し、業界に新風を巻き起こしました。その小ささは市販のスーツケースに収納できるほどで、飛行機に載せて海外ツーリングを楽しむのに最適の1台です。
20インチタイヤと9段変速は高い走行性能と乗り心地を実現し、長距離走行にも適しています。
折りたたみ自転車を持って旅に出よう!
折りたたみ自転車の旅は一見難しそうですが、輪行袋やスーツケースに入れてしまえば普通の手荷物と同じように扱うことができ、想像よりもずっと気軽に行えます。まずは、思い切って折りたたみ自転車とともに旅に出発してみましょう。自由で快適な旅の魅力にきっと満足できるはずです。