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ブハラのおすすめ観光スポット6選!世界遺産などの見どころをご紹介!

ブハラのおすすめ観光スポット6選!世界遺産などの見どころをご紹介!

この記事はウズベキスタンのブハラのおすすめ観光スポット6選を紹介しています。ウズベキスタンの見どころ、宗教関係での観光地のまわり方、世界遺産や、歴史ある建築物、イスラム教の寺院のモスクなどブハラのおすすめ観光スポットを紹介します!

目次 [表示]

ウズベキスタンについて

ウズベキスタンは中央アジアを代表する観光地。日本にはあまり馴染みのないウズベキスタンですが、昔はヨーロッパとアジアを結ぶシルクロードで栄えていた国です。各都市に世界遺産や遺跡があり、世界遺産に登録された街など、おすすめ観光スポットがたくさんあります。世界文化遺産は4つ登録されています。

ブハラとは

ブハラはウズベキスタンの都市で人口は24万人。ザラフシャン川下流域に古代よりオアシスの都市として栄えていた場所です。現在はモスクのイスラム教学院などの建築物が多く保存されている旧市街地が、1993年に世界文化遺産に登録されています。ウズベキスタンの首都タシケントから約450kmの距離に位置しています。

日本との時差

ウズベキスタンと日本との間には4時間の時差があります。日本の方がウズベキスタンと比べて4時間先に進んでいます。アメリカやヨーロッパと違い、サマータイムはないので年中時差は4時間です。4時間の時差はそこまで大きく体には影響しませんが、こまめな水分補給だけは取るようにしてください。

日本からのアクセス

ウズベキスタンへは、成田国際空港から冬季を除きウズベキスタン航空が運行しています。直行便で首都のタシケントまで約9時間のフライトです。他には、韓国ソウル経由の大韓航空、アシアナ航空が運行している他、ウズベキスタンに近い国のターキッシュエアラインがイスタンブール経由のフライトを運行しています。

ウズベキスタンの観光について

ウズベキスタンを観光するにあたって、まわり方を決める必要があります。それは有名都市が離れており、それに電車や飛行機などに限りがあるため計画的に決める必要があります。ウズベキスタンのまわり方のパターンを2つ紹介します。どちらのパターンも首都のタシケントからスタートします。

パターン①右回り

まわり方はいろいろありますが、有名都市4つを基準にしてまわり方を紹介します。タシケントをスタートとして、タシケント→ブハラ→サマルカンド→ヒヴァ、そしてタシケントに戻ってくるルートです。国内線の飛行機のフライト数はあまり多くないため、電車、バス、タクシーでの移動が基本となります。

パターン②左回り

2つ目のまわり方はタシケントから、タシケント→ヒヴァ→サマルカンド→ブハラ、そしてタシケントなら帰ってくるルートです。これは最初にタシケントから1番遠いヒヴァを最初の観光地とするルートです。飛行機の便に限りがあるため、最初に遠い位置に飛ぶことで、右回りルートと違って帰りの飛行機の時間を気にしなくて済むルートです。

ブハラの観光スポット① カラーン・モスク

カラーン・モスクは、1993年に旧市街地が世界文化遺産に登録された歴史のある街です。カラーン・モスクのカラーンはタジク語で偉大という意味で、モスクはイスラム教のことを意味します。イスラム教の歴史の凄さを感じれる建物となっており、ブハラで1番人気の観光スポットです。

見どころ

カラーン・モスクに入ると中庭から青色の玉ねぎの形をしたドームが見えます。カラーン・モスクという名前の通りとても大きなイスラム教学院で、広さは約1ヘクタールあります。カラーン・モスクの向かいには、2つの青色のドームが特徴的な学校「ミル・アラブ・メドレセ」が建っており、カラーン・モスクの中庭に入って奥の方から振り向くと、そのドームと「カラーン・ミナレット」を同時に見れます。

ブハラの観光スポット②バラハウズ・モスク

バラハウズ・モスクは18世紀初めに、ブハラハン国のハン専用のモスクとして作られました。ハウズはタジク語で池という意味で、バラハウズ・モスクの前には大きな池があります。大きな池で昔は何か行われていたのでしょうか。バラハウズ・モスクはクルマの柱で作られた20本の柱が有名です。

見どころ

バラハウズ・モスクはアイヴァンという建築様式を使用しており、ほかのモスクとは違った建築物となっています。基本的にモスクは石建築ですが、バラハウズ・モスクはクルミを使用しているたいへん珍しい建築です。2019年現在、中に入ることは原則できませんが、運が良ければツアーも行なっているみたいです。

ブハラの観光スポット③アルク城

ブハラ発祥の場所とされる歴史的建築物のアルク城。少なくとも4世紀頃から存在している建物です。アルクはタジク語で城塞を意味し、歴代のブハラ・ハーンの居城でした。しかし、モンゴル帝国のチンギス・ハーンの大虐殺により、城も崩壊しました。のちに再建を行いましたが、度々襲撃があり、崩壊と再建を繰り返して現在の建物があります。

見どころ

現在は色々な展示物を見てまわるような博物館のようなものになっています。中では、動植物の皮を剥いだような土器、中国からもたらされた陶磁器、昔のタイルなどさまざまな種類の土器やタイルなどが展示されています。そして王様が座っていた椅子や、街に住む人々を集めて会見をした中庭や王様専用のサウナルームなどを見学できます。さらに上までいくとブハラの街を一望できます。

ブハラの観光スポット④ポイー・カラーン・モスク

16世紀に作られたモスクで、広い中庭と、288個のドームがあるのがポイー・カラーン・モスクの特徴です。モスクと2つのメドレセの間に広場があり、広場の真ん中にカラーン・ミナレットが建っています。ミル・アラブ・メドレセとカラーン・モスクの入り口にも面しています。

見どころ

ポイー・カラーン・モスクは約1万人が礼拝できる場所と言われています。中に入ると広い中庭があり、そこからは回廊を見渡すことができます。回廊は208本の柱と288個のドームがで覆われています。その姿はなんといっても圧巻です。観光客が中に入るのには入り口で入館料を支払う必要があります。

ブハラの観光スポット⑤ ナディール・ディヴァンベギ・メドレセ

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセは1622年に建築された神学校です。このモスクは他とは違って、入り口に鳳凰と鹿の絵がタイルに描かれていたり、タイルに動物の模様が描かれています。イスラム教の宗教上、偶像拝礼を禁止しているにもかかわらず、動物がタイルに描かれているのはナディール・ディヴァンベギ・メドレセくらいしかブハラでは見られません。

見どころ

ナディール・ディヴァンベギ・メドレセでは動物が描かれたタイルを見ることができ、中庭にはたくさんの緑豊かな木が並んでおり、ベンチやレストランなどがあります。昔使われていた神学生の寮や教室はお店になっています。独特の動物のタイルが見れるのがナディール・ディヴァンベギ・メドレセの魅力です。

ブハラの観光スポット⑥ バハウッディン・ナクシバンディ廟

バハウッディン・ナクシバンディ廟は1544年に建築された、中央アジアのメッカと呼ばれています。中央アジア最大の巡礼地として知られている神聖な場所となっています。現在も思想の影響を受けたイスラム教徒が参拝に訪れています。モスクの中には、ミナレット、メドレセなどの典型的なイスラム建築を見ることができます。

見どころ

バハウッディン・ナクシバンディ廟では1度にイスラム建築を見ることができます。また中央アジア最大のメッカとして栄えていた場所の規模の凄さを目の当たりにできます。地元の人が参拝している姿を見ると心が温まり、日本にはあまり宗教という文化がないため、特別な感情を抱くかもしれません。

まとめ

ウズベキスタンのブハラのおすすめの観光スポット6つ紹介しました。ウズベキスタンはイスラム教徒が多い国であり、はるか昔に建てられた世界文化遺産はウズベキスタンでしか見ることができません。モスクは一見全部同じように見えますが、それぞれに特徴があり、意味が込められています。いろいろなマスクに足を運んで新たな違いを発見してみてください。日本では感じることのできない神聖な場所での雰囲気を味わえます。

新木本
ライター

新木本

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