シンガポールドルの両替はどこがおすすめ？お得に両替できる場所をご紹介！

シンガポールドルの単位表記は「S$」または「SGD」、2019年11月現在のレートでS$1＝約80円です。2ドルから紙幣があり、硬貨は2013年から新しいデザインのものが流通されましたが、旧デザインのものも問題なく使えます。またシンガポールでは、東南アジアにある国ブルネイの通貨ブルネイドルも使え、買い物のお釣りをブルネイドルでもらうこともあります。そのまま使って問題はありません。

そもそもレートとは何でしょう？“レート”を辞書で調べると「割合や相場のこと」と書いてあります。こちらでお話するレートとは、為替レートのことです。為替レートとは、異なる通貨を売り買いする際の交換比率のことを言います。レートは日々変動しますが以下のサイトで簡単に調べることができるので、チェックしてみましょう。

日本では少ないですが、海外では街中に両替商が多くあるのをご存じでしょうか？シンガポールも、まさに街中に両替商が多い国のひとつです。シンガポールドルは現地両替所での両替がレートも、とても安い場所があります。現地での両替所での両替は最もレートが安く、1番おすすめの方法と言えるでしょう。

現地両替所での両替は一番おすすめの方法ですが、換金レートがピンキリだということを頭に入れておきましょう。とてもレートがいいお店から悪いお店までさまざまです。また、両替所によっては土日祝日が休みだったり、早い時間にしまったりする場合があります。あらかじめ、目星をつけた両替所の情報を必ずチェックしておいてください。

シンガポールドルの安い両替所を見つけ出すにはどうしたらいいのでしょう？シンガポールには街中に両替商が多くあると説明しましたが、最も安いレートで両替をするには足を使ったり、自力でひたすら調査したりするしかない模様です。なかなか手間がかかり、大変な作業かと思われますよね。そういった時は、両替所に行列ができているかどうかを確認してください。そこがレートの安い両替所です。参考にして並んでみましょう。

ラッフルズプレイス駅が最寄のThe Arcade、ファーラーパーク駅が最寄のムスタファセンター、オーチャード駅が最寄のラッキープラザ、チャイナタウン駅が最寄のピープルズパークコンプレックスの4か所は繁華街からも近く、大変便利です。ムスタファセンター以外の3か所の周辺には、いくつかの両替所が集結しています。レートがよいところは行列ができているので、それを目印に列に並んでみましょう。

チャンギ国際空港の両替窓口はなんと24時間空いており、時間を気にする心配はありません。信頼できる金融機関が運営していて、シンガポール市内の銀行と変わらないレートで両替ができるのも魅力のひとつ。市内で両替所を探すより手間が省ける上に安全です。また、チャンギ国際空港内はATMが多数あります。クレジットカードを持っていれば両替所に行かなくてもATMでシンガポールドルに両替できるでしょう。

チャンギ国際空港は、お店の場所が頻繁に入れ替わるなどの変化が激しい空港のようです。両替所に用事がある際には、あらかじめ空港内の最新の情報をチェックしておかないといけません。1年でも空港内はだいぶ変化するので間違って古い情報を信じたまま、余分な時間をとられたりすることがないようにしましょう。

海外旅行での盗難や犯罪などが不安な方は、セキュリティが万全なので現地のホテルや銀行で両替しましょう。また、ホテルの窓口での両替は宿泊者のみ可能となっていますが、シンガポールはホテルのそばに両替所がたくさん設置されているのも便利なところです。ちなみに、ホテルでの両替はチェックインした後も可能なんだとか。旅行者に優しいシステムが嬉しいですね。

セキュリティは万全ですが、ホテルや銀行での換金レートは他よりも高い場合が多いですから注意しましょう。銀行よりもホテルでの両替が高いです。また、一見スタンダードな方法だと思って銀行に行ったはいいが、とんでもない混雑だったという声が多数ありました。どうしても銀行でという場合は、時間に余裕をもっていきましょう。

クレジットカードを持っていれば、予定していたよりも現金が多く必要になってしまった際にいつでも簡単に現地ATMでシンガポールドルを引き出すことができます。シンガポールで一番大きな銀行であるDBS銀行のATMでは、VISAとMasterCardのどちらにも対応しているので、いざという時にかなり便利ですよ。

現地ATMでクレジットカードを利用する際、PINは暗証番号のことで、WTIHDRAWは引き出しを意味する単語であることを覚えておきましょう。クレジットカードをATMに差し込むと、言語を選ぶ画面が最初に出てきますのでわかりやすく英語を選択してから手続きをはじめてください。また、これは日本で利用するとき同様ですが、カード会社への手数料・ATM手数料・利息が当然かかることを頭に入れて利用しましょう。

「出立後だと不安なので事前にシンガポールドルを用意しておきたいが、忙しくて国内の両替窓口へ行けない」という時には、日本の外貨宅配サービスを利用するのがいいでしょう。店舗より手数料が安くすみます。24時間受付をしているところもありますし、受取る場所も自宅はもちろん会社でも可能で、更に代引きでの支払いも可能です。事前に両替しておきたいが時間がない超多忙な方には、この外貨宅配サービスをおすすめします。

ネットを使って両替する外貨宅配サービスですが、こちらを利用する面で注意したいのは、なんといっても注文した当日に受け取れない点でしょう。店頭での外貨両替や金券ショップ、銀行のようにその場で受け取ることができません。また、お店ごとにサービスが違います。よって利用する際の料金が変わってきますので、各店舗サイトをすみずみまでしっかり確認してから、注文してください。

シンガポールドルの外貨宅配サービスで主に利用されているのは、こちらの4つになります。各サイトをみてもらえるとわかる通り、上限額や配送料、新札と旧札どちらか、などサービスの内容がかなり変わって来ます。自分の目的・要望にあう店舗を選んで注文しましょう。また、当日のキャンセル料にも各店ごとに違いがありますので注意です。

今回おすすめした中でレートが一番高いのはホテルです。宿に到着すれば、いつでも両替はできますが便利な分レートが悪いので、便利さをとるか値段をとるかを考えたうえで両替しましょう。ホテルの次が、銀行です。安い両替を求めるのならば、銀行に足を運ぶよりシンガポール市内の両替商をおすすめします。

先ほど、クレジットカードを現地ATMで利用する際には、手数料・ATM手数料・利息がかかるとお話しました。これだけ聞くと現地でクレジットカードを使うことを、ためらうかもしれません。しかし意外にもシンガポールでのカード会社が設定しているレートってとてもよいのです。利息の繰り上げ返済が可能だったりもします。現金を両替するよりも安くすむ場合がありますよ。

シンガポールドルを両替する方法で一番おすすめなのは現地両替所です。しかし、現地両替所ですと手間がかかったり不安になったりする場合もありますよね。チャンギ国際空港や現地ホテル、日本国内の外貨宅配サービスなど、さまざまありますから、ぜひ自身の都合と要望に合う両替方法を利用してみてください。