目次 [表示]
- インド旅行の際にはビザが必要!
- インド旅行の際のビザは3種類!
- インド旅行の際の概要①:事前ビザ
- 事前ビザが取得できる場所とは?
- 事前ビザ取得の際の必要書類とは?
- 事前ビザの料金と有効期限とは?
- 事前ビザのメリット・デメリット
- インド旅行の際の概要②:オンラインビザ
- インド旅行の際のオンラインビザの必要書類
- オンラインビザの料金と有効期限
- オンラインビザのメリット・デメリット
- インド旅行の際の概要③:アライバルビザ
- アライバルビザが取得できる場所
- アライバルビザ取得の必要書類とは?
- アライバルビザの料金と有効期限
- アライバルビザのメリット・デメリット
- インド旅行の際のビザの注意点とは?
- それぞれのビザの取得経験者からの口コミ
- 事前ビザ取得者からの口コミはいい?
- オンラインビザ取得者からの口コミはいい?
- アライバルビザ取得者からの口コミはいい?
- ビザに注意してインド旅行を楽しもう!
インド旅行の際にはビザが必要!
日本のパスポートは「世界最強」と呼ばれる程、ほとんどの国へビザなしで入国可能です。2019年の「世界パスポートランキング」では、世界1位にも輝き、ビザなしで入国できる国の数は191カ国となっています。
しかし、インドへの入国に関しては、ビザの取得が必要です。インド旅行を計画中の方に向けて、インド旅行の際に必要なビザの取得方法についてご紹介します。
インド旅行の際のビザは3種類!
日本人が旅行目的でインドに入国する場合に必要なビザは「観光ビザ」で、3種類の取得方法があります。①大使館などでビザを取得する「事前ビザ」②インターネット上でビザを取得する「オンラインビザ」③インドの指定された空港で取得する「アライバルビザ」です。
どれもメリットやデメリットがあるので、3種類のビザについて詳しくご紹介します。
インド旅行の際の概要①:事前ビザ
1つ目にご紹介する取得方法は、日本の大使館や領事館で「事前に取得する方法」です。渡航前に手元に観光ビザが届く取得方法なので、現地でのビザに関する心配がありません。初めてのインド旅行の方や、ビザを申請した経験がない方などにぴったりのビザです。
事前ビザが取得できる場所とは?
事前にインドへの観光ビザを取得できる場所は2つあります。1つ目は東京都千代田区九段南にある、在日インド大使館です。もう1つは、大阪府大阪市中央区久太郎町にある在日インド領事館となっています。
日本で取得できる安心の方法ですが、申請時と受け取り時に大使館か領事館に足を運ばないといけないので、都市部に住んでいない方にとっては不便です。
事前ビザ取得の際の必要書類とは?
大使館や領事館で、事前ビザを取得する際の必要書類は6個あります。
- 申請用紙(大使館ホームページで作成してプリントアウト)
- パスポート(残存期限6ヶ月以上と2ページ以上の空白)
- 往復航空券(チケットのコピーでも可)
- 滞在予定のホテルの名前と予約番号
- 証明写真
- 現住所の記載がある証明書のコピー(免許証など)
事前ビザの料金と有効期限とは?
事前ビザを取得する際に必要な料金は1,250円で、この料金は3つの取得方法の中で最安となっています。有効期限は発行日から180日以内で、その期間はインドへの入国可能回数に制限がないので、入国し放題です。有効期限は、かなりゆとりがあるので、旅行計画が決まればできるだけ早く申請しておきましょう。
事前ビザのメリット・デメリット
事前に大使館などで取得する観光ビザのメリットは、料金が他の取得方法に比べて1番安いことです。他には、どの空港からもアクセスできることや、近隣諸国から陸路でもアクセスできます。6ヶ月間は何度でも再入国できるのも、大きなメリットの1つです。
デメリットは、大阪か東京に足を運ぶ必要があり、手間がかかってしまう点となっています。
インド旅行の際の概要②:オンラインビザ
日本で事前にビザを取得する方法は、大使館などの他に「オンラインビザ」があります。オンラインビザはインターネット上で手続きが可能なため、わざわざ大阪や東京に足を運ぶ必要がないので、おすすめの方法です。
このオンラインビザは「eツーリストビザ」という名前となっています。最短1日で観光ビザが取得できるので、時間に余裕のない方にぴったりです。
インド旅行の際のオンラインビザの必要書類
オンラインビザの手続きで必要な書類は、ネットの申請書類にアップロードするパスポートと証明写真のみです。申請書類上には、申請者情報やパスポートナンバー、渡航歴などの記載が必要となっています。
オンラインでの完結型なので、ビザを大使館に取りに行く必要もなしです。登録したメールアドレスにビザが発行されれば、プリントアウトして持参するだけとなっています。
オンラインビザの料金と有効期限
オンラインビザの取得に必要な料金は、25ドルと2.5パーセントの手数料なので日本円にして約2,700円です。大使館などで取得する、事前ビザに次いでの安さとなっています。取得可能期間は渡航120日前から、4日前までです。
入国可能期間は初回入国日から1年で、その期間は何度でも入国できます。観光ビザの取得方法の中で、最も入国可能期間が長い方法です。
オンラインビザのメリット・デメリット
オンラインビザのメリットは、オンライン上ですべてが完結することです。必要書類もアップロードするだけで、発行されたビザもプリントアウトするだけなので、手間がかかりません。
デメリットは、渡航日の4日前までに手続きしないと間に合わないことです。オンラインビザを取得する方は、余裕を持って早めに手続きしておくのがおすすめといえます。
インド旅行の際の概要③:アライバルビザ
大使館やオンラインで事前に観光ビザを取得する方法の他に、現地でビザを取得する「アライバルビザ」があります。アライバルビザはその名の通り、現地に着いてから手続きする方法なので、事前に書類を記入するなどの面倒がなく、便利な取得方法です。
しかし、さまざまな制限もあるので要注意となっています。アライバルビザについて、詳しくご紹介します。
アライバルビザが取得できる場所
アライバルビザが取得できるのは、インドにある6つの空港のみです。到着予定の空港が、アライバルビザを取得できない可能性があるので、要注意となっています。ネパールやバングラデシュ、パキスタンなどの周辺国から陸路でインドへ入国する際は、アライバルビザが取得不可能です。
アライバルビザの取得場所①:デリー空港
インドの事実上の首都、ニューデリーにあるのが「デリー空港」です。デリー空港でのアライバルビザの取得場所は、到着してから入国審査場の方に進んでエレベーターを降り、真っ直ぐ進んだ突き当たりにあります。
「e-Tourist•VIsa」という案内が途中にありますが、「Visa•on•arrival」の表記がある場所まで進んでください。そこで申請用紙に記入します。
アライバルビザの取得場所②:ムンバイ空港
インド国内で有数の大都市、ムンバイにある空港でもアライバルビザが取得できます。
入国検査場を左手に見ながら進むと、アライバルビザの手続きができるカウンターがあり、そこで必要書類などを提出する流れです。手続きを行うのは、この場所ですが、料金を支払うのは近くにある「State•of•India」となっています。
アライバルビザの取得場所③:チェンナイ空港
南インドの主要都市、チェンナイにある空港でアライバルビザが取得できます。アライバルビザのカウンターがあるのは、一般の入国検査場の隣なので分かりやすいです。
南インドに訪れる際の最も主要な空港ですが、利用者が少ないのでカウンターは、あまり混みません。デリー空港などに比べて、ストレスなく手続きができるでしょう。
アライバルビザの取得場所④:コルカタ空港
アライバルビザが取得できる、コルカタ空港は利用者が少なく、アライバルビザの取得資格がある日本人も少ないので、スムーズに手続きが可能です。入国検査場の手前にアライバルビザのカウンターがあります。書類記入後は、滞在予定日数などの簡単な質問を職員から受けるだけです。
アライバルビザの取得場所⑤:ベンガルール空港
ベンガルール空港は利用者が少ない小さな空港ですが、アライバルビザが取得できます。入国検査場の近くにアライバルビザのカウンターがあり、そこで手続きが可能です。ベンガルール空港は「アメリカドルの使用ができなかった」といった体験談があるので、ルピーかクレジットカードでの支払いがおすすめとなっています。
アライバルビザの取得場所⑥:ハイデラバード空港
アライバルビザの取得資格があるのは、日本人と韓国人のみですが、ハイデラバード空港に訪れる日本人と韓国人の数は少ないです。そのため、アライバルビザのカウンターには、基本的に職員がおらず、近くにいる職員に尋ねる必要があります。
利用者が少ないので、職員によってはアライバルビザのことを、詳しく知らない方もいるので、注意してください。
アライバルビザ取得の必要書類とは?
アライバルビザの取得に必要な書類は、現地で記入する申請書の他にもいくつかあります。1つ目は帰国便のチケットのコピーです。帰国便があることで、インドを出国する財産がある証明になります。2つ目は、6ヶ月以上の有効期限があるパスポートで、3つ目は証明写真です。
アライバルビザの料金と有効期限
アライバルビザ取得の際の料金は、2,000ルピーで日本円にすると、約3000円となっています。
日本円をはじめ、アメリカドルやユーロなどの主要通貨は使用可能となっていますが、空港によっては手続きしてもらえない場合があるので、注意してください。滞在可能期間は最大60日間で、その間は1度だけ再入国が可能です。
アライバルビザのメリット・デメリット
アライバルビザのメリットは、渡航前に準備しておくことが無い点です。事前に手続きする必要がないので、手間がかかりません。
デメリットは、3つの取得方法の中で最も料金が高い点や、取得できる対象の空港が6個しかない点です。6つの空港を利用する予定の方には、問題ありませんが選択肢が少ないのはデメリットといえます。
インド旅行の際のビザの注意点とは?
インド旅行の際に観光ビザを取得する際には、注意しておくべき点がいくつかあります。申請用紙に不備があったり、必要書類が足りなかったりすると入国できないので、観光ビザの手続きには注意が必要です。
ビザについての情報は変更が頻繁にあるので、旅行計画が決まればインド大使館からの公式な情報を、確認してみてください。
それぞれのビザの取得経験者からの口コミ
3つの観光ビザの取得方法を経験した方からは、どのような口コミがあるのでしょうか。いい口コミや悪い口コミなど、さまざまとなっています。それぞれの取得方法の口コミをご紹介するので、参考にしてみてください。
事前ビザ取得者からの口コミはいい?
大使館や領事館で事前に観光ビザを取得した方からは、悪い口コミはあまり上がっていません。しかし、窓口の職員によっては必要なはずの、滞在先のホテル情報などが聞かれない場合もあるようです。人によって多少違いがあるようですが、必要な書類や情報は不備なく揃えておくと安心といえます。
最も多い口コミは待ち時間の長さに関するものでした。時間にゆとりを持って訪れましょう。
オンラインビザ取得者からの口コミはいい?
オンラインビザに関する口コミのほとんどが、いい口コミとなっています。記入書類は英語ですが、書き方を詳しく紹介しているサイトも複数あるので、参考にして記入すると安心でしょう。手間がかからないので、満足度の高い結果となっています。
アライバルビザ取得者からの口コミはいい?
アライバルビザに関する口コミは、悪い口コミが多く上がっています。人が並んでいないのに待ち時間が長かったり、職員が不親切だったりと、ほとんどが職員のサービスに関するものでした。事前に準備する書類がないので「手間がなく簡単に取得できた」といった、いい口コミも見られました。
ビザに注意してインド旅行を楽しもう!
以前は大使館などで事前に取得する方法しかありませんでしたが、オンラインやアライバルといった便利な取得方法が始まったので、インド旅行のハードルが下がりました。観光ビザの取得には不安がある方も多いですが、説明通りに記入すれば大丈夫なので、挑戦してみてください。