目次 [表示]
- 飛行機での子供のぐずり対策のコツ
- 飛行機での子供のぐずり対策のコツ①:フライト予約
- フライト時間を考慮する
- 子供にも優しい航空会社を選ぶ
- 出発時間を考慮する
- 座席選びは慎重に
- 飛行機での子供のぐずり対策のコツ②:フライト前
- 生理的欲求を満たしておく
- たくさん遊ばせて疲れさせておく
- 周囲の乗客に声をかけておく
- 飛行機での子供のぐずり対策のコツ③:乳幼児の場合
- 離着陸のタイミングに合わせてミルクを飲ませる
- バシネットを利用する
- 体を締めつけない服を着させる
- いつものリズムをなるべく崩さない
- 飛行機での子供のぐずり対策のコツ④:1〜2歳の場合
- 耳抜きの練習をしておく
- 子供が喜ぶお菓子を持って行く
- おもちゃをたくさん持って行く
- 機内を散歩してみる
- 飛行機での子供のぐずり対策のコツ⑤:3〜4歳の場合
- 飛行機での子供のぐずり対策をして楽しい旅にしよう!
飛行機での子供のぐずり対策のコツ
子供は飛行機に乗ると、長時間のフライトに飽きてしまったり、いつもと違う環境に不安を感じたりしてぐずってしまうものです。子供と飛行機に乗るときの座席の取り方や、持ち物、飛行機での過ごし方などできる対策はたくさんあります。これから飛行機に乗る予定のある方や、旅行をお考え中の方は参考にしてみてください。
飛行機での子供のぐずり対策のコツ①:フライト予約
飛行機での子供のぐずり対策としてできることは、フライト予約の段階からたくさんあります。フライト中の子供のストレスを少しでも軽減できるように、よく考えて時間や座席の予約をすることが、子供のぐずり対策のコツです。
フライト時間を考慮する
行き先が決まっている帰省などではなく、旅行で飛行機に乗る場合は、フライト時間を考慮することも大切です。とくに、初めて子供と一緒に飛行機に乗るのであれば、4時間程度で着く近場にするなど、飛行機に乗る練習をしてみるのがよいでしょう。
子供にも優しい航空会社を選ぶ
子連れで飛行機に乗る際は、チャイルドシートやバシネットの貸し出し・離乳食の提供など子供向けサービスを利用するとよいでしょう。コスパ重視の格安航空よりも、サービスが整っている航空会社を選ぶのがポイントです。
出発時間を考慮する
日中の決まった時間にお昼寝をする小さな子供であれば、なるべくその時間帯のフライトを選ぶのがコツです。深夜便ならフライト中に眠ってくれるかもしれませんが、慣れない環境で寝つけず、機内が暗くなってからぐずってしまう子もいます。普段の子供の性格やリズムを考慮して、フライトに時間帯も選んでみてください。
座席選びは慎重に
スクリーン前の席は前に席がないのでスペースがあり、子供連れの方に人気があります。乗り降りが楽で比較的静かなのは前方ですが、化粧室に行きやすい後方はおむつ替えのときに便利です。親が通路側の席に座ると、客室乗務員を呼びやすいので困ったときに助かります。
飛行機の座席は、どこの場所かでそれぞれメリットが異なってくるので、なにを優先するかで考えるのがよいでしょう。
飛行機での子供のぐずり対策のコツ②:フライト前
通常はフライトの2時間前くらいに空港に到着するのが理想的ですが、子供と一緒の場合は少し余裕をもって3時間くらい前に着くようにしましょう。早めにチェックインを済ませ、搭乗時間までの間にできる準備をしておくことが、ぐずり対策のコツです。
生理的欲求を満たしておく
搭乗後しばらくは、シートベルト着用で自由に身動きが取れなくなるので、赤ちゃんのおむつ替えや授乳は搭乗前にしておきましょう。小さな子供の場合、空腹でぐずってしまわないように、軽食をとっておくことをおすすめします。機内食を食べてくれないこともあり得るので、少しでも食べさせておくと安心です。
たくさん遊ばせて疲れさせておく
フライトの時間帯にもよりますが、昼間であれば機内で眠れるように空港のキッズスペースなどでたくさん遊ばせておくのもポイントです。深夜便の場合は、夕方に寝てしまって機内が静まり返ったころに起きてしまうと大変なので、お昼寝のタイミングに注意しましょう。
周囲の乗客に声をかけておく
小さな子供と一緒の場合には、周囲の乗客にひとこと声をかけておくだけでも、まわりの大人からの印象は変わります。子供がぐずってしまうことはある程度仕方がないことですが、まわりへの配慮とマナーはしっかりとしておくとよいでしょう。
飛行機での子供のぐずり対策のコツ③:乳幼児の場合
乳幼児がぐずってしまう理由は、お腹すいた・眠い・暑いなど生理的な要因からくるものがほとんどです。おむつ替えや授乳などしっかりと準備と対策をして不快感をのぞいてあげれば、乳幼児とのフライトも楽しく乗り切れるでしょう。
離着陸のタイミングに合わせてミルクを飲ませる
飛行機の離着陸時は気圧の変化で耳に違和感を感じますが、子供と一緒に乗るときに心配なのが耳抜きです。乳幼児は耳抜きができないので、離着陸のタイミングに合わせて授乳をしたり、ミルクをあげたりしましょう。なにかを飲み込むことで自然と耳抜きができるので、赤ちゃんが不快感でぐずるのを避けられます。
バシネットを利用する
事前にバシネットという赤ちゃん用のベッドを予約しておくのも対策のひとつですが、使用ルールやメリット・デメリットは確認しておきましょう。バシネットはシートベルトサインが消えているときに使用できるので、長時間のフライト中でも、赤ちゃんが寝ている間は手が空くので便利です。
体を締めつけない服を着させる
飛行機に乗っていると気圧の影響で空気が膨張し圧迫感を感じることがありますが、それは子供も同じです。圧迫による不快感が子供のぐずりの要因になってしまうので、飛行機に乗る際は、身体を締めつけない、ゆったりとした洋服を着せるようにしましょう。
いつものリズムをなるべく崩さない
赤ちゃんはちょっとした環境の変化も敏感に感じやすいので、飛行機という空間ではストレスを感じてしまいます。なるべくいつもの生活リズムを崩さないように、お昼寝や授乳のタイミングを考慮して、スケジュールを組むようにしましょう。
飛行機での子供のぐずり対策のコツ④:1〜2歳の場合
1~2歳の子供のぐずりは、退屈が要因のことが多くイヤイヤ期も重なるため、しっかり準備と対策をしていくことがポイントです。初めてのときはなるべく短いフライトにして、飛行機に乗る練習をしてみてもよいでしょう。
耳抜きの練習をしておく
飴がなめられる年齢の子供には離着陸時に飴をなめさせたり、飲み物を飲ませたりすると自然に耳抜きができます。それでも耳が痛くなってしまう子供もいるので、2歳くらいであれば普段から耳抜きの練習をしておくとよいでしょう。
鼻をしっかりつまんで、少しずつ鼻に息を送り、だんだん強くしていくと耳の中に空気が入ります。両方の耳にしっかり空気が入ったら、つばを飲ませましょう。
子供が喜ぶお菓子を持って行く
普段はあまり食べさせないような子供が喜ぶものや、お気に入りのお菓子を持っていくのがコツですが、高カロリーなお菓子は体調を崩しやすくなるので注意が必要です。ニオイの強いものや音がするものは周りの乗客に配慮するのがマナーですので気をつけましょう。
お菓子の持ち込みは、航空会社や国際線・国内線によってもルールが異なるので確認が必要です。
おもちゃをたくさん持って行く
1~2歳の子供と飛行機に乗る際は、いかに飽きさせないかが重要なポイントになります。機内でぐずらせないためにも、なるべく子供が集中して遊べるおもちゃをたくさん用意しておきましょう。いつも遊んでいるもの以外に、初めて遊ぶおもちゃがあると子供の気を引けるので役に立つはずです。
スマホ・タブレットの活用
普段からスマホやタブレットを、子供のぐずり対策に活用しているご家庭は多いのではないでしょうか。飛行機でも見られるように、子供が集中できる知育ゲームや映画などを事前にダウンロードしておくのがおすすめです。
ヘッドフォンは、機内のものだと大きすぎることもあるので、持参しておいた方が安心でしょう。周囲に音がもれて迷惑がかからないように、マナーを守って遊ばせることが大切です。
シールブック・お絵描きセット
シールブックや折り紙・お絵描き・ぬりえなどは、手を使って集中しながら遊べるので、機内でのぐずり対策として人気があります。おもちゃで遊ばせるときは、一度に全部を見せるのではなく、ひとつずつ小出しにして飽きさせないのがコツです。
機内を散歩してみる
小さい子供はどうしてもじっと座っていられないので、シートベルトサインが消えているときであれば、一緒に機内を散歩してみましょう。マナーに気をつけて、客室乗務員や周囲の乗客の迷惑にならない程度に、少し歩くだけでも気分転換になるはずです。
飛行機での子供のぐずり対策のコツ⑤:3〜4歳の場合
3歳以上になってくると、ある程度周りの空気を察しますし、きちんと説明をすれば理解できるようになってきます。何時間くらい飛行機に乗るか、これからどこに行くか、着いたらなにをするかなどを説明した上で、「機内では静かにしよう」と言い聞かせてみましょう。
飛行機での子供のぐずり対策をして楽しい旅にしよう!
子供が飛行機でぐずってしまうのには、お腹すいた・眠い・不安など必ずなにか理由があるものです。しっかり準備と対策をして行き、あとはどうしてぐずっているのか子供と向き合ってあげましょう。大変なこともあるかもしれませんが、子供と一緒に飛行機で過ごす時間を楽しんでくださいね。
準備と対策をして周りの方への配慮をすれば、子供との飛行機も心配なし!
飛行機で子供がぐずったらどうしよう。