ドイツ「フランクフルト」の治安は?
ドイツは他の欧州の国と比べると治安は比較的よいとされているものの、犯罪件数は日本と比べると約6倍にも上ります。フランクフルトはドイツの主要都市の1つであり、軽犯罪も少なくありません。日本人の被害も多く報告されており、滞在時にはそれなりの注意が必要です。
治安の悪い地域や犯罪の傾向をしっかり理解し、対策を立てた上で安全にフランクフルト滞在を満喫しましょう。
フランクフルトで治安のよい3つのエリア
フランクフルトは非常に巨大な都市のため、ストリートやエリアによって雰囲気や治安状況が大きく異なります。主な地域の特徴を少しでも頭に入れておくと、観光時に危険に気付きやすくなります。
ただし、比較的治安がよいとされているエリアでも、犯罪の危険が全くないわけではありません。安全そうだからと気を抜かずに、どんな場所でも適度に注意を払いながら観光を楽しみましょう。
①ハウプトヴァッヘ地区
ハウプトヴァッヘ地区は、都市の中心部にありショッピングエリアとして栄えています。レストランやお土産屋などお店やホテルが集まっているため、暗くなっても人通りが多く賑やかで、夜間でも比較的治安がよいエリアです。
多くの人の目があり、凶悪犯罪は起こりにくいとされる一方で、人混みの中にはスリがいる可能性もあります。昼夜問わず、身の回り品の管理には十分気をつけましょう。
②マイン川沿い
マイン川はフランクフルトの中心を南北に流れており、川沿いは緑が豊かで非常に治安がよいエリアです。高級住宅地も近くにあり、ゆっくりと散歩を楽しむ地元の人の姿が多く見かけられます。
岸辺には歴史的な博物館や美術館が多く集まっているため、観光客にも人気の高いスポットです。都市中心部の喧騒から離れ穏やかな時間を過ごせますが、くれぐれも油断しすぎないよう注意しましょう。
③ユーロタワー周辺
ユーロタワー周辺は近代的なオフィスビルが多く、治安は安定しています。欧州中央銀行のある金融街だけあって、迫力のある高層ビルがずらりと並ぶエリアです。
平日は多くのビジネスマンで非常に賑わっていますが、土日の夜間は人通りや車通りが極端に少なくなります。週末の日没後の時間帯はなるべく避けた方がよいでしょう。
ドイツのフランクフルトって日本からの直行便もあって有名な人気の観光地だけど、治安はどうなのかな?旅行する前に現地でどんなことに気をつければよいのかも知っておきたいね。