目次 [表示]
- イタリアってどんな国?
- イタリアの物価は?
- イタリアの気候は?
- ベストシーズンは?
- 治安は?
- 気をつけるべき場所
- 日本からイタリアへの行き方
- フィンランドのヘルシンキ経由
- ドバイ経由
- フランスのパリ経由
- ドイツのフランクフルト経由
- オランダのアムステルダム経由
- イタリア旅行の前に知っておくべきこと
- 公衆トイレは有料
- クレジットカードが使えないお店も多くある
- チップ文化がある
- Wifiスポットが少ない
- 英語が通じない場合も多くある
- イタリアで注意すべきこと
- セクハラやナンパ
- スリ
- 法外な料金を要求するタクシー
- 高価な洋服やネックレスは身につけない
- イタリア各街の治安情報
- ローマの治安
- フィレンツェの治安
- ミラノの治安
- ナポリの治安
- トリノの治安
- ヴェネツィアの治安
- カターニアの治安
- パレルモの治安
- ジェノバの治安
- サンマリノの治安
- バーリの治安
- ボローニャの治安
- まとめ
イタリアってどんな国?
イタリアはローマ帝国の時代から、2700年以上の歴史を持つ国。イタリアには日本人でも知っている方が多いコロッセオや、ミケランジェロが制作したダビデ像が人気です。また、イタリアのピザやワインは、ドイツなどの他のヨーロッパ諸国の方たちにも高く評価されおります。
イタリアの物価は?
イタリアではユーロが使われており、2019年の平均月収は約1,400ユーロ(約167,000円)ほどで比較的に物価が安いです。そのため、低所得者の中にはスリなどの犯罪行為をする人も多くいるため、治安が悪い地域があるのも事実です。
イタリアの気候は?
イタリアの地域によって違いますが、夏は最高で30度まで上がりとても蒸し暑く、冬は雨が多く降ります。理由はイタリアが地中海に面しているため夏は蒸し暑く感じるからです。北部のほうはアルプス山脈がありますので、夏はそこまで暑くなく、冬はとても寒いです。
ベストシーズンは?
気になるイタリア旅行のベストシーズンは夏です。理由は先ほどご説明したとおり、冬には比較的に多く雨が降るためです。イタリアには美しいビーチなどが多くあるため、夏にイタリアに訪れると海水浴なども存分に楽しむことができます。
治安は?
イタリアには治安が良い都市もあれば、治安が悪い都市もあります。また、多くの都市では日中は平気でも夜間の治安が悪い都市が多くあるのが特徴です。危険を避けるためにも、夜間にはなるべく外出をしないようにし、安全対策がバッチリなバックパックなどを持っていきましょう。
気をつけるべき場所
電車での移動時や、有名な観光地では注意が必要です。イタリアでは危険があまりない都市でもスリなどがあったりします。やはり有名な観光地では気が緩んでしまいますが、スリや盗難の危険を避けるためにも、最低限の注意は必要です。
日本からイタリアへの行き方
日本にはイタリア行きの直行便があり、飛行時間は約12〜13時間です。ですが、乗り継ぎ便でイタリアに行かれると、料金も少し安くなり、乗り継ぎまでにお時間があるかたは経由地の国で、時間は多くはないですが観光を楽しむことができます。気になる主な経由地をご紹介します。
- フィンランドのヘルシンキ経由
- ドバイ経由
- フランスのパリ経由
- ドイツのフランクフルト経由
- オランダのアムステルダム経由
フィンランドのヘルシンキ経由
フィンランドのヘルシンキ経由では、日本からヘルシンキ空港まで約10時間20分、ヘルシンキからイタリアまで約3時間30分の飛行で行くことができます。フィンランドはムーミンなどで人気の国で、食事もおいしく少しの滞在時間でも充分に楽しむことができます。
ドバイ経由
ドバイ経由では、日本からドバイまで約11時間15分、ドバイからイタリアまで約6時間で飛行することができます。ドバイは少し大きな都市なので短時間では充分に楽しめませんが、イタリアまでの乗り継ぎ時間が8時間ほどあるなら、有名な観光スポットは周ることができます。
フランスのパリ経由
フランスのパリ経由では、日本からパリまで約12時間、パリからイタリアまで約1時間40分で飛行することができます。パリも8時間ほど乗り継ぎの待ち時間があれば、充分に満喫できますので、おすすめの経由地です。
ドイツのフランクフルト経由
ドイツのフランクフルト経由では、日本からフランクフルトまで約11時間45分、フランクフルトからイタリアまで約2時間で飛行することができます。フランクフルトでは、おいしいドイツのソーセージなどを楽しむことができるので、少しの滞在時間でもドイツのお食事を楽しめます。
オランダのアムステルダム経由
オランダのアムステルダム経由では、日本からアムステルダムまで約11時間30分、アムステルダムからイタリアまで約1時間30分で飛行することができます。アムステルダムは大きな都市ではないので、8時間ほどの乗り継ぎ時間があれば充分にアムステルダムを満喫することができます。
イタリア旅行の前に知っておくべきこと
イタリアには日本とは違うチップの文化や有料の公衆トイレがあります。イタリア旅行の前にこれらを調べておき注意することによって、レストランなどでは不必要なトラブルを避けられ、安全に楽しくイタリアを満喫することができるでしょう。
公衆トイレは有料
イタリアの公衆トイレは日本とは違い、90%以上が有料です。気になる使用料ですが、ローマなどの観光地では1ユーロほどする公衆トイレもあります。ほとんでの公衆トイレには従業員がいることが多いです。その人にお金を渡すか、トイレの入り口の所に大きなお皿がありますので、そこにお金を置いて入場できます。
クレジットカードが使えないお店も多くある
イタリアでは人気の観光地にあるレストランでもクレジットカードが使えないお店が多くあります。中にはお会計の時にクレジットカードが使えないなどのトラブルがあるため、レストランなどに行く際は多少のお金を所持するようにしましょう。
チップ文化がある
イタリアにはチップの文化があり、レストランなどではお食事代の約10%をチップとして払います。また、ホテルでもチップを払います。観光客が気になるホテルのチップの目安はだいたい1〜5ユーロほどを、ルームサービスとベッドメイキングの際に渡すのが良いです。
Wifiスポットが少ない
イタリアは無料でWifiが使える場所が少ないです。もちろんマクドナルドなどの大型チェーンではWifiを使える場所があるのですが、ほとんどの場所ではWifiを使えません。イタリア旅行に行く際はポケットWifiを所持すると良いでしょう。
英語が通じない場合も多くある
イタリアも日本のように英語を喋れない人が多いです。都市の中心部のレストランや電車などの交通機関では誰かしら英語を話せる人がいるでしょう。しかし、絶対に毎日いる訳ではないので、英語が通じない場合はジェスチャーより、グーグル翻訳を使うことをおすすめします。
イタリアで注意すべきこと
イタリアでは料金を高額に請求してくるタクシーや、スリなどの被害が多くあるのも事実です。イタリアへ旅行に行く前にこれらを注意すると、比較的に治安が悪い地域でも危険が減り、安全に旅行を楽しむことができます。
セクハラやナンパ
イタリアの男性は女性に話しかけるのが大好きです。これはイタリアの文化のようなもので、男性は幼少期に女性に対して紳士的に接することを学ぶためです。ですが、この「紳士的に接する行為」は日本人の女性にとっては、セクハラやナンパのようになってしまう場合が多いです。危険な状況にならないことが多いですが、不愉快に感じたら無視して、その場を去るのが良いでしょう。
スリ
イタリアへ旅行に行く際は、盗難防止などの安全対策がバッチリな財布やバックパックを購入するのが良いでしょう。理由はイタリアではロマ人によるスリ被害などが多くあり、治安が良い悪い地域に関わらずスリ被害はどこにでもあるためです。また、人が多い観光地ではバックパックを前に背負うなどすると、無駄な危険を減らし旅行を安全に楽しめます。
法外な料金を要求するタクシー
イタリアではタクシーをなるべく避けるのが良いでしょう。イタリアには良いタクシーと悪いタクシーがあり、中には外国人という理由で高額な料金を請求してくるタクシーがあります。人気の観光地では電車やバスなどの交通機関が充実しているので、電車やバスに乗るようにするのがベストです。
高価な洋服やネックレスは身につけない
高そうな洋服やネックレスは身につけない方が良いです。高価なネックレスなどを身につけていると、盗難のターゲットにされてしまう場合があるからです。高価なネックレスなどを身につけないで観光すると、危険も少なく楽しく観光を満喫できます。
イタリア各街の治安情報
イタリアには他の国と同じように、安全に観光ができる治安が良い地域と、スリ被害などが多く危険で注意が必要な治安が悪い地域があります。ここではイタリア各地の2019年の治安情報などをシンプルにわかりやすくご説明します。
ローマの治安
ローマではスリなどに注意が必要で治安が悪いです。特にローマにあるフィウミチーノ空港、テルミニ駅はスリ被害も多く、外務省も注意を呼びかけています。理由はローマは観光客に大人気な場所なので、日中でもスリをする人がいるためです。また、海外旅行者に有名なナヴォーナ広場周辺も観光客が多く注意が必要で治安が悪いです。
ローマの気になる物価は?
ローマは海外旅行者に人気の都市なので、比較的に物価は高めです。ミュージアムやレストラン、交通費を考えれば1日100ユーロほどを持っておくと良いでしょう。
フィレンツェの治安
フィレンツェの治安はローマと比べたら治安は良いですが、夜間は注意が必要です。理由はドラッグ中毒者やホームレスが夜間いるため、夜間の外出を避けることで危険は減ります。ですが、盗難被害はゼロではないので、多少の注意は必要です。
フィレンツェの気になる物価は?
フィレンツェもローマと同じように物価は高めです。レストランなどでは一食40ユーロほどすることもありますので、交通費などを含めて、1日120ユーロほどを持っておくと、不便なく観光ができます。
ミラノの治安
ミラノでは警戒が必要です。理由はミラノには多くのロマ人がおり、スリ被害などが多発しているためです。ミラノでは夜間はもちろん、早朝では人通りも少なく警戒が必要です。日中にはそこまで注意は必要ないですが、安全対策をしっかりとしておくと良いです。
ミラノの気になる物価は?
ミラノの物価も少し高めですが、場所によって違います。理由はミラノの中心街から少し離れたレストランなどでは、約20ユーロほどでおいしい食事を楽しめるレストランも多くあるためです。交通費などを含めても1日80〜100ユーロほどで楽しめます。
ナポリの治安
ナポリでは日中には、そこまで注意は必要ありませんが、スパッカナポリでは日中にも注意が必要です。理由としては、スパッカナポリは世界遺産に登録されており観光客が多く、また狭い路地がたくさんあるので一部では、人の気配がない通りもあるので注意が必要です。
ナポリの気になる物価は?
ナポリの物価はローマなどと比較しても安いです。ナポリでは5ユーロほどで本格的なピザを食べられるレストランも多く、1日80ユーロほどを持っておけば、不便なく観光ができます。また、ナポリの5つ星ホテルも200ユーロあたりが相場になっています。
トリノの治安
トリノではそこまで注意は必要ありませんが、中心地区では少し警戒をするのが良いでしょう。理由はトリノの中心地区では観光客で溢れかえっているからです。不要なトラブルを避けるために安全対策をするに越したことはありません。ですが、ローマと比べてそこまで注意する必要はないでしょう。
トリノの気になる物価は?
トリノの物価も比較的安いです。トリノのレストランではフルコースで30ユーロほどで楽しめるレストランも多くあり、ミラノのように5ユーロほどでおいしいピザが食べられるお店も多くあります。1日にだいたい80ユーロほどを持っておけば、楽しく優雅に観光を楽しめます。
ヴェネツィアの治安
ヴェネツィアの治安は悪くありません。理由はヴェネツィアでは車道を自転車やバイクを運転するのが禁止なため、バッグなどのひったくりが難しいためです。ですが、ヴェネツィアでは観光地より水上バスの中でのスリ被害があるので、気を抜いたときにスリ被害にあう可能性があるので多少の注意をすることによって安全に観光できます。
ヴェネツィアの気になる物価は?
ヴェネツィアの物価はローマのように高いです。ヴェネツィアの中心地から少し離れたエリアのカンナレージョなどでは少し安いレストランなどもありますが、トリノなどと比べると少し高めです。1日にだいたい100ユーロほどを持っておくのをおすすめします。
カターニアの治安
カターニアではバイクによるひったくりに注意する必要があります。バイクによるひったくり被害が多発しているのは駅の周辺なので、電車で移動する際には周りをしっかり注意することをおすすめします。ですが、バイクによるひったくりを除けば治安はすごく悪いわけではないので、有名な観光地では危険がなく安心して観光ができます。
カターニアの気になる物価は?
カターニアの物価は比較的に安いです。10ユーロほどでおいしい食事ができるレストランなども多くあり、また、市場などでは1ユーロで新鮮な野菜も購入することができます。1日だいたい80ユーロほどを持っておくと、不便なくカターニアを満喫することができます。
パレルモの治安
パレルモでは日中は大丈夫ですが、スリ対策のために警戒が必要です。パレルモの中央駅の周辺ではスリ被害があり、電車に乗車の時は注意が必要です。日中はそこまで危険はありませんが、最低限の警戒は必要です。
パレルモの気になる物価は?
パレルモの物価は比較的に安く、レストランなどでも軽く食べて10〜15ユーロほどでお食事を楽しむことができます。また、小さなお店などでは0,3ユーロほどで飲み物を購入できるお店もありますので、1日にだいたい70ユーロほどで、旅行を満喫できます。
ジェノバの治安
ジェノバは比較的に治安が良い地域ですが、最低限の安全対策は必要です。理由はジェノバには暗くて細い道などが多くあり、夜間では酔っ払いなどがいるからです。治安が少し悪くなりますが、日中では安全に観光を楽しめます。
ジェノバの気になる物価は?
ジェノバの物価も安いです。ジェノバはイタリアの中でもグルメで有名な都市なので、低単価でおいしい食事を楽しむことができます。1日にだいたい80ユーロほどを持っておけば、ジェノバのおいしいグルメを充分に楽しむことができます。
サンマリノの治安
サンマリノはイタリアの中にある国で、治安がすごく良いです。サンマリノでは物乞いやロマ人が少なく、ローマなどと比べても危険なく安全に観光をすることができます。ですが、サンマリノに向かうバスがあるレミニ駅は、少し治安が悪いので注意が必要です。
サンマリノの気になる物価は?
サンマリノの物価も比較的に安いです。サンマリノではイタリアの本格的なスパゲッティを5ユーロほどの低単価で楽しむこともでき、料金が安いホテルだと一泊だいたい15〜20ユーロほどで泊ることもできます。1日にだいたい70ユーロほどを持っておくことをおすすめします。
バーリの治安
バーリの治安は比較的によくなってきていますが、夜間の間は治安少し悪くなります。理由は夜間になると10代の子供がひったくりやスリをする子が多いので、夜間は特に注意が必要です。日中は、そこまで警戒はしなくても大丈夫ですが、最低限の安全対策は必要です。
バーリの気になる物価は?
バーリの物価もイタリアの中では安めです。バーリでは海鮮系の料理が人気でお値段もだいたい10ユーロほどで楽しむことができます。交通費を含めて1日にだいたい80ユーロほどを持っておくと、バーリを充分に満喫することができます。
ボローニャの治安
ボローニャの治安は比較的に良いです。ですが、夜のサンボーニ通りではドラッグ常用者がいますので、夜間の外出はおすすめしません。日中ではスリ被害などもローマなどと比べて少ないですが、バッグの置き引きなどには注意しましょう。
ボローニャの気になる物価は?
ボローニャの物価もローマなどと比べると安めです。ボローニャは食の都と言われるように、おいしい食べ物が5ユーロほどの低単価で楽しむことができます。また、1日にだいたい80ユーロほどを持っておくことをおすすめします。
まとめ
イタリア各都市の治安や注意すべきことなどをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか?イタリアは2700年以上の歴史がある美しく素晴らしい国です。中には夜間に危険な都市がありますが、旅行前にしっかりと準備し、危険がなく安全にイタリア旅行を楽しんでください。最後までお読みいただきありがとうございます。