ロンドンパスを使ってお得に観光！穴場グルメも一緒にご案内。

ロンドンパスは、ロンドンの観光名所80ヵ所以上のスポットやミュージアム・アトラクションが行き放題になる（一部割引）便利＆お得なモバイルパスです。オプションで乗り方が簡単な地下鉄やバスの乗り放題もつけられます。1日に何ヵ所も好きなだけ周れ、期間以内であれば回数の上限はありません。

パスの期間は1・2・3・6・10日間があります。自分の旅行の予定に合わせて選びましょう。行列がよくできるアトラクションではスキップして優先入場することも可能。オプションで地下鉄やバスの乗り放題ができる交通パスもつけられます。乗り方は簡単ですので、こちらも活用したいところですね。

ロンドンの観光名所はかなり高め。例えばウエストミンスター教会：21ポンド、ロンドン塔：27ポンド、セントポール大聖堂：20ポンド、タワーブリッジ：10ポンドなど。1日で周る観光スポットの合計額は日本円にすると1万円は超えるでしょう。

ロンドンパスの1日券は75ポンド、2日券は99ポンド、3日券は125ポンド、6日券は169ポンド、10日券は199ポンドです。2日券以上のチケットは20ポンドほどの差額ですので、長く滞在すればするほど1日あたりのロンドンパスの料金は下がります。有名観光スポットをたくさん巡りたい方にはお得といえるでしょう。

ロンドンパスの買い方についてですが、ネット予約のほか、現地で購入する買い方も。公式サイトでネット予約した場合、有料でホテル等へ配送してもらい現地で受け取るか、モバイルチケットかが選べます。公式サイトは日本語の対応もあるので安心。そのほか、旅行代理店でも扱いがあります。現地購入する場合は、地下鉄の駅にあるインフォメーションセンターで購入可能。買い方が色々あるので、自分に合った買い方を選びましょう。

ロンドンパスは、確かに通常のチケットよりも割引されお得ですが、1日券が75ポンドとそれなりに高価ですよね。そこでより割引で買えるお得な買い方をご紹介。オンラインツアー会社のKKDAY経由で買えば1200円ほど割引されてお得に買えるんです。購入するとPDF化された電子チケットが届きます。利用する際はスマホ画面でQRコードを表示させるだけで使い方も簡単。公式サイトでも頻繁にセールが行われていますが、割引率でいうとKKDAYの方がお得です。

ロンドンパスの使い方は簡単。オンラインで購入したロンドンパスを利用する場合、スマホにチケット画面を表示させ、観光スポットの入場に提示するだけ。スポットによりますが、パスを提示してそのまま入場できる場所と提示してから紙のチケットに引き換える場所があります。使い方はロンドンパスの公式サイトのほか割引で買えるKKDAYでも掲載されているのでご確認を。

ロンドンパスを使い方において注意事項ですが、1日券を利用する場合、利用開始から24時間ではありません。使い始めた日を1日目としてカウントするので、その日中のみ利用可能ということになります。ですので、朝早くから使い始めた方がお得ということです。また、1施設につき1回のみ利用可。入場料は別途かかりませんが、1日の上限金額があるので注意が必要！

ロンドンパスの買い方・使い方をお教えしましたが、それではどんな観光名所に行けるのでしょうか。80ヵ所以上で利用できるスポット・アトラクションの中から人気の場所をピックアップしました。通常のチケットを買う場合の料金も明記しましたので、ロンドンパスでは「どのくらい割引されてロンドン旅行ができるのか」詳しくご紹介します。

ロンドン旅行では欠かせない、人気観光スポットでもトップにくらいの名所「ロンドン塔」。世界遺産にも登録されているイギリス王室の城壁です。要塞や王宮のほか、動物園や監獄としても使われてきた場所。美しい宝石や鎧・武器などイギリス王室ゆかりのものが展示されています。

テムズ川沿い、ロンドンの中心部にありながら非常に広大な敷地を保有。中世にタイムスリップしたかのような歴史を感じます。以前はロンドンパスで優先入場も可能でしたが、現在は残念ながら廃止されてしまいました。しかし、当日券を求める長蛇の列には並ばずに、直接入口に向かえるので多少の時間の節約になります。チケットの料金は27ポンド。

ロンドンのウェストミンスターになるイギリスの国教会の教会「ウェストミンスター寺院」。戴冠式などの王室行事が執り行われる場所として知られ、最近ではウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式が行われたことも記憶に新しいです。故ダイアナ妃の葬儀もここで行われました。世界遺産として登録されており、繊細で壮大な建築デザインが印象的。ロンドン旅行の際は必ず訪れたいスポットです。チケットの料金は22ポンド。

テムズ川に架かる橋「ロンドンブリッジ」。すぐ横には先ほど紹介したロンドン塔があります。橋のデザインがまるでお城のようです。ロンドンを代表する景色なので、ロンドンへ旅行で行ったことがなくても見たことある方も多いのでは？ロンドンブリッジは跳開式なので、大きな船が通過する際は橋が開きます。運がよければその瞬間を目撃できるかもしれません。チケットの料金は10ポンド。

英国国教会である「セントポール大聖堂」。ウェストミンスター寺院とともにロンドンを代表する教会です。チャールズ皇太子と故ダイアナ妃の結婚式を挙げたことで、その名が一気に世界中で知られるようになりました。ドーム型の屋根が印象的な教会で、ドーム部分からはロンドンの街並みが一望できます。

内部はとにかく広く、その荘厳さ・豪華さに圧倒されます。入口上部には、これまた巨大なパイプオルガンが取り付けられており驚きます。地下にはイギリスを代表する著名人たちのお墓があるので、あわせて訪れるとよいでしょう。チケットの料金は20ポンド。

イギリス・ロイヤルファミリーの美術品等コレクションが展示されている「クイーンズギャラリー」。バッキンガム宮殿の左側に隣接しています。展示内容は随時変更されており、これとは別に特別展も開催。美術品はフェルメールやダ・ヴィンチ、ラファエロなど、世界的に名だたるアーティストのコレクションが集結。こちらは、お土産ショップもおすすめ。バッキンガム宮殿のグッズも、たくさん取り揃えているので素敵な買い物ができます。チケットの料金は11ポンド。

ロンドン旅行でぜひとも乗ってみたいのが、ホップオン・ホップオフ・バス。乗り方も簡単。ロンドンでは地下鉄だけでなく、バスも活用すると、より快適な旅行になるはず。2階建てのバスで、乗り降り自由な乗り方。街中を歩いていると目にする機会も多いでしょう。市内の主要観光地を網羅しているので、これで観光スポット巡りをしてみるのもおすすめ。

バスの車内では英語によるガイドのほか、座席でイヤホンで聞ける音声ガイドも日本語にも対応していますよ。乗り方は、バスは2ルートあるので自分の行きたいスポット・エリアを通っている乗り方を選びましょう。ロンドンパスは、2日券以上のチケットを有していても、使えるのはそのうち1日だけになるので注意が必要です。工夫した乗り方をしましょう。チケットの料金は34ポンド。

ロンドンを代表する川であるテムズ川。こちらの「テムズ川ボートクルーズ」は、ウェストミンスターを出発し、ロンドン市内の観光名所を巡ります。ロンドンアイや市庁舎、セントポール大聖堂、ロイヤルフェスティバルホールなどを通過。ロンドン塔やタワーブリッジまで行く場合はタワーピアで降りること。

ロンドン中心部だけでなく、グリニッジ天文台があるロンドンの東、グリニッジまで走っています。別料金で、シャンパンクルーズやアフターヌーンクルーズなど、さまざまな乗り方ができるクルーズ。荒れた天候でない限り、雨天も運行されていますが、できれば晴れた天気のいい日に利用したいですね。

900年もの歴史を誇る、英国王室ロンドン最古のお城である「ウィンザー城」。元々はウィリアム1世が要塞を築いたことがはじまりですが、王が変わるごとに増改築が行われてきました。増改築されるごとにお城のデザインも変更されてきたので、さまざまな様式を取り入れています。現在はエリザベス女王が週末を過ごす居城に。お城の内部には彫刻や絵画・陶器など英国王室が保有する美術コレクションが展示されています。

ウィンザー城はイギリス南東部のウィンザーという街に位置しています。ロンドン市内から電車やバスで約1時間ほどと乗り方も簡単＆アクセスも良好。どちらも乗り方が簡単です。ロンドン郊外もロンドンパスで使えるというのは嬉しい点です。チケットの料金は21.20ポンド。

ロンドン＆EUで一番高いビル「ザ・シャード」。高さは310メートルあります。縦長のピラミッドのような尖がった形が個性的。ザ・シャードの上層階には展望台があり、360度ロンドン市内の景色を楽しめます。

天気のいい日の夕暮れ時から夜にかけては多くの観光客が集まり、景色を楽しむ姿が。こちらのビルにはホテルやレストラン・バー、オフィスが入っています。レストランやバーを利用する場合は無料でエレベーターで直接登れます。チケットの料金は29.95ポンド。

ロンドンパスの買い方・使い方・おすすめ観光スポットを紹介しましたが、優先入場できる観光名所があります。以下の箇所になるのでご覧ください。
・タワーブリッジ展示
・ロンドン動物園
・ハンプトン・コート宮殿
・キュー植物園
・ロンドンブリッジエクスペリエンス
これらでは通常の並ぶ列のほかに「First Track」と書かれているレーンがありますので、そちらに並んでくださいね。

ここからは、ロンドンでおすすめの穴場グルメスポットをご紹介。今回は有名店ではなく、地元の人も通う穴場なお店になります。旅行中に、ぜひ食べたくなるようなおいしいグルメをまとめましたので、チェックしてみてください。

イギリス料理といえばフィッシュアンドチップス！ロンドン旅行で1度は食べてみたいグルメですよね。パブやレストランなどさまざまな場所で食べられますが、おいしいフィッシュアンドチップスを食べるなら「The Garrick Arms」へ。

こちらはパブなのですが、明るく開放的な雰囲気のお店。お昼から夜まで営業しています。通常パブは夜の時間帯は食事の提供はしていませんが、こちらでは食事も可能。名物のフィッシュアンドチップスは他のお店よりもリーズナブルでボリューミー。シェアするのがいいでしょう。サッカー中継がある際は多くの人が集まります。

フィッシュアンドチップスのほかにイギリスでトライしたのがアフタヌーンティー。特に女性はアフタヌーンティーの本場ではぜひ行きたいと思っている方も多いのでは？しかし、物価が高いロンドンですので有名店は金額も張ります。また、人気で予約が埋まっているなんて場合も。そこでおすすめしたいのが、「The grand」。英国初のコーヒーハウスとして知られる老舗店です。グリーンパーク駅から歩いてすぐのロケーション。

通常のアフターヌーンティーだと8,000円～1万円ほどかかりますが、ここではなんと3,000円とお得な金額でいただけます。味ももちろんお墨付き。本場のスコーンとクロテッドクリームのほかにサンドウィッチやケーキなど一通りメニューをいただけます。

イギリスは長年、インドを植民地にしていたこともありインド系の移民を多く受け入れていきました。それに伴いロンドンにはインド系の人がたくさんいます。街中を歩いていると、インド系のレストランが多いことに気づくことでしょう。ロンドン中心部のインドレストランの料理はどこもおいしいのですが、安くておいしい南インド料理を食べるなら「Chettinad Restaurant」へ。大英博物館の近くにあり、ランチセットはカレー3種類にパパドムとライスがついて7ポンドと驚きの安さ。南インドの田舎料理を提供しているので、素朴でヘルシーなインド料理に出会えます。

イギリスを代表するファミレス「Nando’s（ナンドス）」。元々は南アフリカのお店ですが、イギリス国内に多く店舗を構えています。ここでぜひ食べてほしいのがグリルチキン。骨付きかなしか、サイズや辛さも選べます。2種類のサイドメニューがついて10ポンド。飲み物は別途料金ですが2.70ポンドで飲み放題。がっつり食べたい人にはコスパのいいお店です。

ロンドンパスの買い方や使い方、おすすめの観光スポットについてご紹介しました。がっつり観光する場合はロンドンパスで簡単に元が取れるので利用しない手はないですね。地下鉄もバスも乗り方が簡単ですので、こちらもぜひ利用してみては？ロンドンパスをうまく利用して、素敵なロンドン旅行にしましょう。