目次 [表示]
- ウフィツィ美術館とは
- 世界的に有名な美術館
- ウフィツィ美術館は予約が必要?
- ウフィツィ美術館の予約方法①公式チケット予約サイトで
- 英語版に設定する
- ウフィツィ美術館の予約方法②美術館のチケットオフィスに電話で
- 支払いは当日
- ウフィツィ美術館の予約方法③日本語予約サイトで
- AMOITALIA(アーモイタリア)
- Voyagin
- ウフィツィ美術館の予約方法④フィレンツェカードを利用して
- フィレンツェカードって何?
- 公式オンラインサイトで購入する
- 現地の販売所で購入する
- フィレンツェカードの金額と有効期限
- ウフィツィ美術館の予約方法⑤当日にチケットを購入する
- ウフィツィ美術館の予約方法⑥入場料とチケットの種類
- 5種類のチケットがある
- まとめ
ウフィツィ美術館とは
世界的に有名な美術館
ウフィツィ美術館の始まりは、1500年代にトスカーナ大公国の初代大公であるコジモ1世が行政庁舎として建てました。その後、コジモ1世の息子フランチェスコがメディチ家の貴重な美術品を収集・保管し始めたのが現在の美術館コレクションに。現在ウフィツィ美術館はフィレンツェを代表する観光地であり、フィレンツェ歴史地区の一部として世界遺産にも登録されているほど。
ウフィツィ美術館は予約が必要?
ウフィツィ美術館は常に世界各国から訪れてくる観光客で溢れかえっています。ウフィツィ美術館に入るためには予約が必須という条件はありませんが、旅行予定日に必ず見学したい場合は予約が必要です。予約には入場料とは別に予約人数1名につき4ユーロかかりますが、予約しておけば安心してウフィツィ美術館を目指せます。ここからはサイト別に予約する方法や料金をご紹介!日本語で予約できるサイトも紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
ウフィツィ美術館の予約方法①公式チケット予約サイトで
1つ目はウフィツィ美術館公式ホームページからWEB入力で予約する方法です。公式ホームページにアクセスすると複数の美術館が並んでおり、そこからウフィツィ美術館を選択します。公式ホームページで「GALLERIA DEGLI UFFIZI」と明記されているのがウフィツィ美術館。そこをクリックすると次ページに「ACQUISTA IL BIGLIETTO」というリンク文字があるので、ここから日程や時間などの詳細を予約していく流れになります。支払いは事前クレジットカード決済です。
英語版に設定する
公式ホームページの予約画面に進むと、表示言語を変更できる仕様になっています。イタリア語と英語の2つの言語を選べるようになっているので、分かりやすい「Inglese(英語)」へ変更も可能。予約画面のページの最下部に設定ボタンがあるので、言語を変えたい場合は一番下までスクロールしてみてください。
ウフィツィ美術館の予約方法②美術館のチケットオフィスに電話で
ウフィツィ美術館のチケットオフィスに直接電話をかけて予約をする方法です。WEB入力とは違い、言語がイタリア語もしくは英語のみの対応になります。チケットオフィスに電話をかける場合は日本からの国際電話になるので、通話料金が高額に。言語力に自信のある人や直接予約をした方が安心だと感じる人におすすめの方法。
支払いは当日
電話予約の場合、支払いはクレジットカードでの事前決済ではなく、「予約番号」を電話でもらい当日のチケット受取の際に現金で支払います。クレジットカードでの支払いが不安な人は電話予約がおすすめの方法です。
電話番号 | +39 055 294883 |
営業時間 (現地時間) |
月~金:8時30分~18時30分 土曜日:8時30分~12時30分 |
言語 | イタリア語もしくは英語 |
ウフィツィ美術館の予約方法③日本語予約サイトで
ウフィツィ美術館のチケットを日本語でも予約できるサイトが2つ。イタリア語や英語が苦手で公式サイトもしくは電話予約はできないと困っている人でも、日本語で対応してくれるので安心して間違えることなく予約ができます。日本語でコミュニケーションをとり、ウフィツィ美術館の予約を代行してくれるサイトをご紹介!
AMOITALIA(アーモイタリア)
AMOITALIAは観光客の代理でウフィツィ美術館の予約を確保してくれるサイトです。予約手数料は予約人数4名まで1美術館に付き1,000円かかります。この手数料は渡航前に支払う必要があるので要注意。また予約後のキャンセルは無料ですが、日時変更には1回500円と有料。AMOITALIAから予約をとった場合も、予約番号をもらって当日支払うシステムになっています。
予約手数料が無料になることも!
自分自身のサイトやブログを持っている人はサイト・ブログにAMOITALIAのリンクを貼ると、予約手数料が無料になります。ブログの場合はリンクを貼ることとAMOITALIAの紹介記事が必要。サイトやブログに予め旅行記事を書こうと予定していた人はぜひ手数料無料の手段を使ってみてください。
Voyagin
楽天グループが運営しているチケット販売サイトのVoyagin。ウフィツィ美術館の予約以外にも世界各国の観光名所への入場チケットを予約できます。Voyaginの魅力は日本語で予約できることと、支払いを予約時に済ませられることです。また当日は携帯に映る表示チケットを見せるだけで入場できるので、訪問日にチケット受取を忘れる心配もありません。
ウフィツィ美術館の予約方法④フィレンツェカードを利用して
フィレンツェカードって何?
フィレンツェカードは有効期間の72時間内であれば市内76か所ほどの美術館、教会、博物館に入場できるフリーパスチケット。フィレンツェ観光で美術館などを中心に回る人にとってはチケット売り場に並ぶ必要がなく便利でおすすめのカードです。
公式オンラインサイトで購入する
フィレンツェカードの公式ホームページからオンラインで購入できます。フィレンツェカードの受け取り方法は2つあり、1つ目はオンラインで購入するとメールで引換券が送信されるので、引換券をプリントアウトして現地でカードと交換する方法。2つ目はアプリをダウンロードして電子チケットとして利用できる方法があります。電子チケットは現地で受け取らずに済むのでおすすめの利用法。
現地の販売所で購入する
authorized pointsと呼ばれる販売所が市内に12か所あり、そこで購入できます。ウフィツィ美術館のチケット売り場の窓口2でも購入できるので、チケットの調達が楽に。しかし、販売所は大変混み合う可能性があるので購入まで時間がかかることも。現地でどうしても購入したいと考えている場合のみおすすめの購入方法です。
フィレンツェカードの金額と有効期限
フィレンツェカードはフィレンツェカードと、フィレンツェカード購入時に7ユーロ追加して購入できるフィレンツェカードプラスの2種類あります。フィレンツェカード自体の料金は82ユーロで、有効期限はどちらも「最初に入場した施設の入場時間から」72時間。自由に入場できる場所は、市内全76か所の国立・私立美術館及び博物館と教会でフィレンツェカードがあれば料金は無料になります。
フィレンツェカードプラスの特典
フィレンツェカードプラスはフィレンツェカードの「施設に無料で入場できる」特典に、「市内の公共交通機関(バスやトラム)が乗り放題」という特典が追加されています。フィレンツェを観光する手段として公共交通機関を多く利用する予定がある人にはおすすめのカード。
現在、フィレンツェカードでウフィツィ美術館に入場するためには電話で事前予約をしなくてはいけません。
料金 | 特典 | |
フィレンツェカード | 85ユーロ | 施設入場無料 |
フィレンツェカードプラス | 85ユーロ+7ユーロ | 上記特典+市内公共交通機関乗り放題 |
ウフィツィ美術館の予約方法⑤当日にチケットを購入する
「事前予約ができなくて現地で購入したい!」「現地に着いてウフィツィ美術館に行ってみたくなった」という人は現地のカウンターで購入しなくてはいけません。しかしウフィツィ美術館のカウンターは入場当日に向かうと、かなり長い行列ができていることも。ハイシーズンになればチケット購入だけで時間がどんどん過ぎていってしまいます。
ウフィツィ美術館以外でもチケットを購入できる場所
ウフィツィ美術館の入場時間より、行列に並んで待っている時間の方が長くなってしまっては嫌ですよね。実はウフィツィ美術館以外でもウフィツィ美術館の入場チケットを購入できるチケットカウンターがあります。以下、チケットが購入できる場所をご紹介。
- バルジェロ美術館
- オルサンミケーレ教会
- ピッティ宮殿
- フィレンツェ国立考古学博物館
ウフィツィ美術館の予約方法⑥入場料とチケットの種類
5種類のチケットがある
ウフィツィ美術館の入場チケットには一般入場チケット、コンバインチケット、年間パスポート、複数施設の年間パスポート、年間ファミリーパスポートの5種類あります。それぞれ料金はもちろん入場できる施設数も異なるので、フィレンツェ観光の予定と照らし合わせて最もお得なチケットが購入するようにしましょう。
一般入場チケット
ウフィツィ美術館の一般的な入場チケットです。入場ができる施設はウフィツィ美術館のみ。チケットの料金はWEB事前購入の場合、予約手数料がかかるので通常入場料に4ユーロ追加された料金になります。また国籍問わず18歳未満は入場料が無料ですが、パスポートなどで年齢確認が必要になるので、訪れる際はパスポートを忘れずに。
当日購入 | WEB購入 | |
一般 | 3月1日~10月31日:20ユーロ 11月1日~2月28日:12ユーロ |
24ユーロ 16ユーロ |
18歳未満 | 入場料無料 | 4ユーロ |
コンバインチケット
ウフィツィ美術館とピッティ宮殿の入場料がセットになっているチケットになります。有効期限はウフィツィ美術館の入場予約日から3日間で、同じ施設に再度入場はできないので要注意。またピッティ宮殿の後ろ側に広がっているボーボリ庭園にも入場できます。料金は3月1日~10月31日までは38ユーロ、11月1日~2月28日は18ユーロ。
年間パスポート
指定された日から365日の間なら何度でもウフィツィ美術館に入場できるチケットです。料金は50ユーロ。コンバインチケットとは異なり、入場可能な施設はウフィツィ美術館だけなので要注意。1年間で3回入場する予定があれば、一般チケットよりもお得に。
複数施設の年間パスポート
指定された日から365日の間なら何度でもウフィツィ美術館とピッティ宮殿に入場できる年間パスポートチケットです。料金は70ユーロ。コンバインチケットと同じく、こちらのチケットでもボーボリ庭園にも入場できます。
年間ファミリーチケット
指定された日より365日の間は、大人2名と子どもなら何人まででもウフィツィ美術館に入場できる年間パスポートです。料金は100ユーロ。子どもは18歳未満を指しますので、18歳未満の子どもと一緒に入場する場合はパスポートを持参しましょう。
まとめ
ウフィツィ美術館の入場チケットを事前に予約できる方法はたくさんあります。現地でも当日にチケットを入手する方法もありますが、できるだけ事前予約でチケットを入手し、すんなりウフィツィ美術館に入場できるようにしましょう。イタリア語や英語に自信のない人はぜひ日本語で予約できるサイトで。混雑している行列に並ぶ煩わしさもなくなり、気持ちよく美しい作品を眺められるようになります。