目次 [表示]
- デュッセルドルフとはどんな街?
- 世界の住みやすさランキング6位
- 高速都市電車が便利
- ドイツ最大の日本人コミュニティがある
- デュッセルドルフの観光スポット①:ラインタワー
- デュッセルドルフの象徴
- 美しい夜景にうっとり
- おしゃれなレストランで優雅なひと時を
- デュッセルドルフの観光スポット②:ケーニヒスアレー
- 美しい並木通りは名所
- 夜のケーニヒスアレーも美しい
- カフェ・ハイネマンはおすすめ
- デュッセルドルフの観光スポット③:マルクト広場
- 中世の建物がおしゃれ
- 名所は「ヨハン・ヴィルヘルム2世の騎馬像」
- クリスマスマーケットは人気
- デュッセルドルフの観光スポット④:聖ランベルトゥス教会
- デュッセルドルフ最古の教会
- ステンドグラスは印象的
- オルガンの演奏は圧巻
- デュッセルドルフの観光スポット⑤:ネアンデルタール博物館
- ネアンデルタール人について学べる
- 人類の進化を辿れる
- 人骨が発見された場所
- デュッセルドルフの観光スポット⑥:ベンラート城
- ピンクの外壁が可愛らしい建物
- 内部もピンク一色
- クリスマスマーケットがおしゃれ
- まとめ
デュッセルドルフとはどんな街?
世界の住みやすさランキング6位
デュッセルドルフは、ライン川下流にある地域で、ベルギーやオランダと隣接している場所にあります。人口は60万人を超え、ドイツ経済に大きな貢献をもたらしている、国際都市と言えるでしょう。便利な都市機能を持ち、緑豊かなデュッセルドルフは、世界で6番目の住みやすさとして評価され、多くの日本人も住んでいます。ドイツ最大の日本人街があり、日本人が観光しやすい環境が整っているのです。
高速都市電車が便利
デュッセルドルフは、各都市を結ぶ高速電車が運行しています。ドイツ市内だとハノーバーやミュンヘン、フランクフルト、国外だとオランダやスイス、フランスを最高時速320キロメートルで駆け巡ります。デュッセルドルフ以外にも観光を考えている方は、こちらの電車を利用すると効率的に観光することができるのです。この電車一本で各地をまわれるのは、デュッセルドルフならではの魅力だと言えますね。
ドイツ最大の日本人コミュニティがある
日本人企業が多く進出しているため、約5,000人の日本人が住んでいると言われています。デュッセルドルフの人口100人に約1人が日本人という計算になり、いかに多くの日本人が住んでいるかがわかることでしょう。デュッセルドルフ中央駅近くのインマーマン通りには日本人街があり、そこでは日本語が飛び交い、日本レストランやデパート、日本の食品を中心としたスーパーがあるなど、観光客も安心できるスポットなのです。日本人観光客だけでなく、世界各国から訪れる観光客から特に人気の場所です。
デュッセルドルフの観光スポット①:ラインタワー
デュッセルドルフの象徴
デュッセルドルフ中央駅から、少し歩いたところにあるラインタワー。ライン川沿いにそびえ立っていて、街のシンボルとも言えます。高さ234メートルと州で一番高い建物で、展望台からはライン川や周辺の街並みはもちろん美しいデュッセルドルフ市街を眺望でき、とても人気の場所です。晴れた日には、遠くのケルン市街まで眺められますよ。窓ガラスが斜めに造られているため、足元までよく見え、スリルも味わえてしまうのです。「デュッセルドルフと言ったらまずここだ」と、いうほど定番スポットとなっています。
美しい夜景にうっとり
ラインタワーで一番の見どころは、夜のライトアップです。美しいライトアップと共に、美しい夜景を鑑賞できるので、地元ではカップルのデートコースとして定番化しています。高さ164メートルの場所に展望台があり、そこから見る夜景は昼とは違い、とてもロマンチックで圧巻の一言です。360度の景色が楽しめ、思わず時間を忘れてしまうことでしょう。ただただ景色を眺めているだけでも、地上とは違う風景で見られるのでとても面白いですよ。
おしゃれなレストランで優雅なひと時を
ラインタワー最上階には、回転式のレストランがあります。座って優雅に食事や飲み物を楽しみながら、360度景色を堪能できるので、デートや誕生日祝い、休日は、いつも地元の人や観光客で人気の場所です。レストラン内はおしゃれで、運ばれてくる料理もおいしくて、ラインタワーに来たなら、ぜひ足を運んでもらいたいレストランでもあります。贅沢な空間を独り占めしたい、という方にはおすすめの場所なので、ぜひ足を運んでみてください。
デュッセルドルフの観光スポット②:ケーニヒスアレー
美しい並木通りは名所
ケーニヒスアレーは、ドイツの観光名所の一つとも言われています。デュッセルドルフ中央駅から、ライン川まで続く並木道で、日本語に訳すと「王様通り」という意味です。まさにその意味通り、周辺には高級ブランド店が数多く軒を連ね、セレブ気分を存分に味わえる観光コースにもなっています。美しい景色も見どころで、ゆっくりお散歩を楽しみたい時や、自然を感じたい時にはおすすめの場所です。名所なのにとても静かな通りなので、天気のいい日は最高に気持ちがいいですよ。
夜のケーニヒスアレーも美しい
昼も美しい景色で魅了してくれるのですが、夜は並木道がライトアップされて、これもまた見どころです。夜のライトアップは、より一層落ち着いた雰囲気で、幻想的な空間を創り出します。川にライトアップされた木々が映るので、まるで並木道一面が光っているかのような錯覚に、陥ってしまうことでしょう。夜のお散歩も楽しい発見や、静寂の中でゆっくりと自分の足で自然を感じられるので、とてもおすすめです。
カフェ・ハイネマンはおすすめ
チョコレートで有名なお店で、1階がチョコレートの販売、2階がカフェになっています。観光客は少なく、どちらかと言うと、地元民から人気の場所です。本格的なドイツ料理を堪能したい、ドイツ人と交流したい、という方はぜひこちらを訪れてみてください。また1階で売っているチョコレート菓子もとてもおいしくて、特に人気なのがシャンパントリュフ。ちょっと大人な味ですが、口の中に入れるとシャンパンが溶け出し、一度食べると病みつきになるほどです。
デュッセルドルフの観光スポット③:マルクト広場
中世の建物がおしゃれ
電車でデュッセルドルフ中央駅へ向かい、そこから徒歩15分の旧市街地の中心に位置します。石畳の広場はヨーロッパ感漂い、広場周辺には多くの観光スポットが集まっています。ですのでここを起点に観光コースを組むと、効率的にまわれるかもしれません。様々な建築様式で造られた市庁舎は見もので、思わずずっと眺めていたくなるほどおしゃれな建物です。写真スポットも多いので、インスタ映えすること間違いなしでしょう。
名所は「ヨハン・ヴィルヘルム2世の騎馬像」
マルクト広場でひと際目立つのが、「ヨハン・ヴィルヘルム2世の騎馬像」です。広場の中心にあるため、来てすぐにわかるでしょう。マルクト広場にと言ったらこの騎馬像で、定番のコースにもなっています。デュッセルドルフの象徴とも言われていて、実際に生で見ると迫力のある騎馬像です。マルクト広場に来たなら絶対に写真におさめたいスポットで、周辺のおしゃれな建物と相まって、より雰囲気の出る名所になっています。
クリスマスマーケットは人気
ドイツには様々なクリスマスマーケットがありますが、マルクト広場でも開催されます。昔ながらの伝統を受け継いだ街一番の人気を誇り、週末は特に混雑していて身動きが取れないほどの大盛況ぶりです。マルクト広場で定番の飲み物が、ホットワインの屋台で、白のホットワインを飲むことができます。普通赤ワインが主流なのですが、ワイナリー直営ということもあり、市販品を温めただけのものとは全く違う味を楽しめるのです。ぜひ本場で試してみてください。
デュッセルドルフの観光スポット④:聖ランベルトゥス教会
デュッセルドルフ最古の教会
聖ランベルトゥス教会は13世紀頃建てられた、デュッセルドルフで最も古い教会だそうです。デュッセルドルフ市と共に誕生したこの教会ですが、1815年に教会の塔が落雷により火事になってしまいました。その影響で、1817年には上の部分だけを修復しましたが、今でも塔の先端が曲がっています。見た目は可愛らしい建物で、飾りの少ないレンガ風ゴシック様式が使われました。淡い色使いが、人々の心に癒しをもたらしてくれますね。
ステンドグラスは印象的
絶妙な色合いのステンドグラスがとても印象的で、細部にまでこだわった造りになっています。現代を感じるステンドグラスですが、最も古い教会ということで格式の高い威厳を感じさせます。彫刻やレリーフはどれも歴史の重みを感じ、荘厳な雰囲気を感じることでしょう。また天井画も見どころで、美しい空間の中に壮大な絵が描かれています。観光名所にしては静かな場所で、ゆっくり見てまわれるかもしれません。
オルガンの演奏は圧巻
運が良ければ、オルガンの演奏を聴くことができます。毎回奏者や弾く曲が異なるので、どんなコンサートになるかワクワクしますよ。オルガン奏者はパイプの近くではなくて、祭壇のそばで弾くので間近で迫力のある演奏を見ることができます。他の教会ではあまり見ることのできない姿なので、このコンサートを聴きに来る価値は大いにあるのです。結構知らない観光客も多いので、ある意味隠れ名所と言ったところではないでしょうか。
デュッセルドルフの観光スポット⑤:ネアンデルタール博物館
ネアンデルタール人について学べる
デュッセルドルフ中央駅から電車で15分ほど行ったところにある博物館で、かつてここで人類の化石が出てきました。当初は動物の骨だと思い研究を進めていましたが、これが人骨だったことから、発見場所の地名とかけて「ホモ・ネアンデルターレンシス(ネアンデルタール人)」と名付けられました。ネアンデルタール博物館は、当時の生活様式や展示物など、ファミリーで楽しめる仕掛けがいっぱいです。今や年間でおよそ17万人が訪れる、旅行の定番コースにもなっています。
人類の進化を辿れる
博物館ではネアンデルタール人の特徴や暮らしを紹介していて、人類の進化を辿る絶好の機会とも言えるでしょう。ネアンデルタール人は、埋葬の習慣や独自の文化を持っていたと言われていて、人形やスロープに設置された貴重な展示品などを見て学べます。オーディオでの説明もあるため、何の展示品かわからなくても歴史を身近に感じとることができるので、安心して見てまわることが可能です。また、体験型の展示物があるため、子供も100パーセント楽しめること間違いなしでしょう。
人骨が発見された場所
ミュージアムの外には、実際に人骨が発掘された場所が整備された状態で残されているため、その周辺を散歩することもできます。遊歩道になっているので、道に迷うことなく行けるのも嬉しいポイントですね。この遊歩道は博物館の定番コースで、絶対に訪れた方がいい場所となっています。人骨が発掘された場所に行けるのも、間近で見られるのもなかなか貴重なので、いい経験になることでしょう。まるで発掘者になったかのような気分になれますよ!
デュッセルドルフの観光スポット⑥:ベンラート城
ピンクの外壁が可愛らしい建物
デュッセルドルフ中央駅から電車で15分ほどの場所にある、ベンラート城。18世紀後半に建てられた宮殿で、狩猟用のコテージとして使われていました。おとぎ話に出てくるような丸い屋根に、ピンクの外観はとても可愛らしく、装飾がとても豪華です。フィリップ・テオドールによって建てられたお城で、優美なお城が周辺のおしゃれな景色に溶け込んでいます。
内部もピンク一色
一般の観光客が内部を見学したい時は、ガイドツアーのみ入場ができます。気になる内部は、女子なら誰もが憧れる、ピンク一色のお部屋になっていて、思わず「可愛い!」と叫んでしまいたくなるほどです。お姫様になったかのような気持ちになり、他にもガーデン・ルームや演奏会を楽しむホールなどを見ることもできます。中はまさに見どころ豊富なので、ベンラート城に来たならぜひガイドツアーを頼みましょう!
クリスマスマーケットがおしゃれ
こじんまりとしたクリスマスマーケットですが、お城全体がイルミネーションで輝き、まるでテーマパークにいるかのようです。お城に負けないくらいに輝く屋台や、イルミネーションドレスを着た女性が踊ったり、明るいBGMが流れていたりして、テンションが上がりますよ。見ているだけでも楽しいマーケットですが、何と日本食レストランの屋台が出ているんです。ドイツのクリスマスマーケットで日本食の屋台って、かなり珍しいので、ぜひ行ってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はデュッセルドルフの人気&定番コースを6つ紹介していきました。電車の開発が進んでいるため、どこへ行くにもとても便利なデュッセルドルフ。デュッセルドルフ中央駅から移動すれば、駅周辺で観光できるので、魅力的だと言えます。どこも観光客が多く訪れるコースで、初めての旅行でも安心してまわれるので本当におすすめです!