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タリンの魅力的な観光スポットをご紹介!町並みなどの見どころがたくさん!

タリンの魅力的な観光スポットをご紹介!町並みなどの見どころがたくさん!

フィンランドの下に位置するエストニアの首都タリンは、美しい町並みが広がる魅力たっぷりの街。日本人には観光地としてあまり馴染みがありませんが、近年人気を集めている魅力あふれる見どころ満載の名所です。では、タリンの魅力的な観光スポットを紹介していきます。

目次 [表示]

魅力的な観光スポットが盛りだくさんのタリン

Photo by Ullisan

エストニアの首都タリンは、中世の雰囲気が色濃く残る町並みが可愛い街です。日本では、まだ知名度は低いですが、歴史的な見どころが多く、可愛い町並みが一望できる絶景スポットが人気の「ヨーロッパの穴場な観光地」として知られています。それでは、タリンの魅力的な観光スポットを14つ紹介していきましょう。

タリンの魅力的な観光スポット14選!

タリンの魅力的な観光スポット1:アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

Photo by mapa.mundi

特徴ある玉ねぎドームが可愛いこの正教会は、タリンで最も大きい教会で、旧市街にあるトームペアの丘に位置します。19世紀末に建築されましたが、ロシアの支配の象徴だったことから、独立後は取り壊しが検討されていました。

現在では、エストニアを代表する名所として人気を集めているだけではなく、歴史を学べる有名な見どころになっています。

タリンの魅力的な観光スポット2:ラエコヤ広場

Photo by Jorge Franganillo

旧市庁舎の前に広がるラエコヤ広場は、見どころ溢れる旧市街の中心スポットです。中世時代には、祝いの場、そして処刑場としても利用されていました。現在は、レストラン・カフェが立ち並び、市民や観光客の憩いの場・待ち合わせ場所として愛されています。

冬になると、タリンの名物である美しいクリスマスマーケットが開催されており、多くの人々で賑わう名所です。

タリンの魅力的な観光スポット3:コフトウッツァ展望台

Photo by paulius.malinovskis

可愛らしい町並みが魅力的なタリンの旧市街は、トーンペア地区と、下町の2つに分けられます。

支配者や貴族が住んでいたトーンペア地区には見どころが多く、特に有名なのがタリンの旧市街の町並みが一望できる「コフトウッツァ展望台」です。眼下に広がるオレンジの可愛らしい屋根と青空とのコントラストは、まさに絵画のような絶景で、訪れる人の心を掴んでいます。

タリンの魅力的な観光スポット4:パットクリ展望台

Photo by ftrc

パットクリ展望台は、旧市街のトーンペア地区の最北端に位置します。こちらからも、タリンの美しい町並みが一望でき、天気が良ければフィンランドも見渡せる絶景のスポットです。

とんがり屋根が可愛らしい町並みは、一度見たら心に焼きつくでしょう。アレクサンドル・ネフスキー大聖堂から近いので、散策がてらぜひ一緒に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

タリンの魅力的な観光スポット5:聖オレフ教会

Photo by Fearless Fred

聖オレフ教会は1267年に建てられた歴史ある教会で、タリンのシンボルのような建物です。現在の高さ123.7メートル、タリンで最も高い塔である「聖オレフの塔」は、灯台と避雷針の役割を担う一方、世界で1番高い塔を目指して建てられました。

16世紀には、その高さは157メートルあり、当時世界で1番高い建物になりますが、火災や落雷に見舞われ、3回焼け落ちています。

タリンの絶景が見渡せるおすすめの名所

Photo by heikkisiltala

聖オレフ教会の見どころは、やはり塔です。教会の入場は無料ですが、塔に登るにはお金を支払う必要と、250段以上もの階段を上がる必要があります。歩きやすい靴で上りましょう。

長い階段を上りきると、地上60メートルの高さから、息をのむような美しい絶景が広がります。タリン市内を一望できる絶景の名所としておすすめです。

タリンの魅力的な観光スポット6:ヴィル門

Photo by radkuch.13

ヴィル門は、14世紀に建設された2つの石の塔からなる門で、他の門は1880年代に撤去されました。現在残されているヴィル門は、旧市街の象徴となっている名所です。

旧市街の入り口であるヴィル門をくぐると、馬車・花屋・ビアホールが立ち並ぶ、散策におすすめのエリアが広がります。同時に中世の世界へタイムスリップしたような感覚になるでしょう。

タリンの魅力的な観光スポット7:ふとっちょマルガレータの砲塔

Photo by Ana Paula Hirama

1529年に町を海上攻撃から守るため建てられた砲塔は、直径約25メートル、高さ約20メートル、壁の厚さ約5メートルあります。18世紀にタリンがロシア領になると、砲塔としてではなく、倉庫や監獄として使われました。

囚人に食事を作っていた小太りの「マルガレータ」という女性への親しみをこめて、「ふとっちょマルガレータの砲塔」と名前がついたと言われています。

ふとっちょマルガレータの砲塔の内部は海洋博物館

出典: https://www.instagram.com/p/B5nGP1Dpddt/

ふとっちょマルガレータの砲塔の内部は現在、海洋博物館となっており、1920年に作られた潜水服・帆船やフェリーなど、さまざまな船の模型・貴重な船具が展示されています。

しかし、ふとっちょマルガレータ の海洋博物館が手狭になったので、2012年5月約3キロ離れた「シープレイン ハーバー(Seaplane Harbour)」に新たな海洋博物館が開設されました。

ふとっちょマルガレータの砲塔の屋上もおすすめ

Photo by Giåm

ふとっちょマルガレータの屋上は、展望デッキとなっており、美しい絶景が眺められる名所です。タリン湾や世界遺産の旧市街の町並みが一望できます。

展望デッキに登れるのは5月から9月の夏の間だけです。テラスカフェがオープンするので、絶景を眺めながらゆっくり時間を過ごすのもおすすめ。タリン散策の一休みに、立ち寄ってはいかがでしょうか。

タリンの魅力的な観光スポット8:市議会薬局

Photo by Anosmia

「ヨーロッパ最古」と言われる薬局がタリンにあります。ラエコヤ広場にある「市議会薬局」は、正式に何年にオープンしたか、はっきりした記録がありませんが、1422年にはすでに3代目が営業していました。

現在でも薬局として営業していますが、当時使用されていた薬を見られる展示コーナーがあり、「ユニコーンの角の粉末」や「ミイラの破片」など興味深い薬が見られます。

タリンのユニークなおみやげにおすすめ

Photo by alexbrn

「クラレットワイン」という8種類のスパイスが入ったワインが有名で、古くから「長寿のワイン」として重宝されました。クラレットワインは観光客にも有名で人気があるので、450ミリリットルの瓶と、自宅で作れるキットが販売されています。

もう1つおすすめなのが「失恋の治療薬」という名のマジパン菓子。中世の時代から、失恋の苦しみを癒す薬として処方されてきました。

タリンの魅力的な観光スポット9:のぞき見トム

出典: https://www.instagram.com/p/Bzly6y9gOzX/

ラエコヤ広場から北に歩くと、カフェやショップが並ぶピック通りにでます。この通りの25番地の前にあるピンク色の建物の上部に注目してください。左端に見える人形がタリンの名所「のぞき見トム」です。

トムは実在した人物で、このピンクの建物に実際に住んでおり、「向かいの通りの女性をのぞいていた」と言われています。気味が悪いですが、今では有名なタリンの見どころです。

タリンの魅力的な観光スポット10:塔の広場

Photo by Harshil.Shah

塔の広場は、1990年にリニューアルされ、子供用の遊び場やフィットネスエリアが設けられ、市民の憩いの場として名所になりました。2009年になると複合商業施設が建てられ、賑わいを見せています。

毎年夏に行われる「タリン国際フラワーフェスティバル」が開催されるのもこの広場です。旧市街西側の広場は、保存状態が良好な塔が見どころなので、散策してみてはいかがでしょうか。

タリンの魅力的な観光スポット11:聖カタリーナ通り

Photo by Bex.Walton

石造りの壁に囲まれた聖カタリーナ通りは、中世の雰囲気が感じられるタリンの有名な観光地です。1246年に存在したとされる聖カタリーナのドミニコ会修道院が、名前の由来となりました。かつて修道士の通り道として使われ、通りの上には瓦屋根が付いた梁がかかるユニークな光景が広がります。

アトリエ・陶器・ガラス製品など、伝統工芸品が売られており、見ているだけでも楽しいです。

タリンの魅力的な観光スポット12:デンマーク国王の庭園

出典: https://www.instagram.com/p/Ba99U0QHBtN/

トームペアの丘にあり、デンマーク国旗の起源となった観光名所です。「戦いの中でデンマーク王が祈り、旗が舞い降りて鼓舞されて戦いに打ち勝った」と言われ、神聖な場所とされてきました。

バラ園・城門・青銅の像が見られ、庭園というよりも、こぢんまりとした可愛いらしい公園のような場所で、散策や休憩ポイントに最適です。夏には出店が見られ、観光客だけではなく地元民でも賑わいます。

タリンの魅力的な観光スポット13:ネイツィトルン

Photo by sergei.gussev

ネイツィトルンは、「乙女の塔」との別名を持ち、中世時代には売春婦の牢として使われていた場所です。現在、塔の一部は資料館となっており、屋上からはタリン市内を眺められる人気のスポットになっています。

美しい町並みを一望できるスポットが多いタリンですが、特にこちらは人気を集めている絶景スポットです。カフェも併設されているので、ゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。

タリンの魅力的な観光スポット14:聖ニコラス教会

Photo byMakalu

ラエコヤ広場の近くにある、1230年代に建てられたゴシック様式の大きな教会です。当初、教会兼倉庫として建てられ、船乗りと商人の守護聖人ニコラスに捧げたものでしたが、山の手を見下ろす塔が建設され、要塞としての役割も果たしました。

第二次世界大戦に空爆を受け破壊されてしまいましたが、修復され現在は教会としてだけではなく、博物館としても大勢の観光客を迎えています。

エストニア・タリン基本情報

Photo by kwmr

バルト海沿岸の国エストニアは、面積は北海道の6割の大きさに当たる4万5,227平方キロメートル、人口は132万人(2019年)で、近年「IT大国」として名を馳せており、「Skype」発祥の国として有名です。

首都タリンは、エストニア北部に位置し、国民の約3分の1がタリンに住んでいます。通貨はユーロで、日本との時差は夏がマイナス6時間、冬はマイナス7時間です。

エストニア・タリンの気候とベストシーズン

Photo byjackmac34

エストニアの首都タリンは日本と同様に四季があり、春(4~5月)、夏(6~8月)、秋(9~10月)、冬(11~3月)と分かれ、寒い時期が長く続きます。しかし、暖流の影響によって高い緯度の割に冷え込まず、平均気温はマイナス1~マイナス4度程度です。

旅行のベストシーズンは、日照時間が長い夏。平均気温は15度前後、夏至の頃は23時頃まで明るいので過ごしやすいです。

エストニア・タリンへのアクセス

Photo by Kurush Pawar - DXB

日本からエストニアへの直行便はなく、ヨーロッパ内の都市で乗り換えが必要になります。所用時間は約13~16時間で、日本からのアクセスはヘルシンキ経由が使いやすいのでおすすめです。

飛行機の他に、ヘルシンキとストックホルムから船、リガとサンクトペテルブルクからバス、モスクワからは鉄道でアクセスができます。他の都市と合わせて旅行をするのもおすすめです。

エストニア・タリン市内の公共交通機関

Photo by V31S70

タリン市内には、路線バス・路面電車・トロリーバス・鉄道が張り巡らされ、移動や散策にとても便利な足となっています。特に、路面電車は空港まで沿線され、旧市街や近年話題の大型ショッピングモールを結び、使い勝手が非常によくなりました。

タリン市内はコンパクトで散策しやすい街ですが、便利な公共交通機関を乗りこなして観光や散策を楽しみましょう。

タリン市内の公共交通機関のきっぷの種類

出典: https://www.sales.vikingline.com/destinations/estonia/tallinn/tallinn-card/

運転手から直接購入する場合、片道一律2ユーロですが、複数回乗車する場合は乗車カードを購入しましょう。主要観光地にも入場ができる「タリンカード」、SuicaのようなICカード「スマートカード」がおすすめです。

特に観光客に人気なのは「タリンカード」で、24時間券、48時間券、72時間券の3種類あり、タリン市内の主要観光スポット40箇所以上へ入場ができます。

タリンカードの詳細・購入はこちらから

中世の絶景と町並みが美しいタリンに足を運ぼう!

Photo byMakalu

中世の町並みが残る美しいエストニアの首都タリンの魅力的な観光スポットを紹介しました。特にタリンの旧市街は世界遺産に登録され、有名な見どころも盛りだくさんなので、世界中から観光客が訪れています。

歴史を感じられる見どころや、可愛らしい町並みが眺められる名所がいっぱいです。中世の息遣いが感じられるタリンの美しい町並みを眺めながら散策を楽しんでください。

Mai
ライター

Mai

旅行が好きで40ヶ国以上旅しました。どうぞ、よろしくお願いします。

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