目次 [表示]
- トレニタリアは列車の種類によって予約方法が違う!?
- トレニタリアのチケットを予約しよう:列車の種類は?
- 列車の種類1:優等特急「フレッチャ」
- 列車の種類2:都市間特急「インテルシティ」
- 列車の種類3:各駅快速列車「レッジョナーレ」
- トレニタリアのチケットを予約しよう:ウェブサイト予約がおすすめな理由は?
- ウェブ予約がおすすめな理由1:購入方法3つを比較すると
- ウェブ予約がおすすめな理由2:日本語で予約ができる
- ウェブ予約がおすすめな理由3:面倒な手続きがない
- ウェブ予約がおすすめな理由4:乗車チケットは印刷するだけ
- トレニタリアでチケットを予約しよう:列車の種類ごとの予約方法の違いは?
- 予約方法の違い1:特急列車の場合
- 予約方法の違い2:各駅停車列車の場合
- トレニタリアの乗り方:トレニタリアは危険?乗車時の注意事項
- 注意1:わからないことは窓口で!
- 注意2:話しかけられても応じない
- 注意3:多様化したスリに注意
- 注意4:自分の荷物は離さない
- 注意5:イタリアの列車は必ず遅れる!?
- 高速鉄道「トレニタリア」のウェブ予約は簡単でおすすめ!
トレニタリアは列車の種類によって予約方法が違う!?
イタリアの高速鉄道「トレニタリア」は、イタリア旅行の長距離移動でとても便利な交通手段。このトレニタリアのチケット購入方法は窓口やチケット販売機だけでなく、ウェブサイトでの予約もおすすめです。現地で不安なチケットの購入方法から、便利なウェブサイトの予約まで、その方法や注意点を解説いたしましょう。また、トレニタリアの列車の乗り方や考えられる危険などについても、ご紹介していますので参考にしてみてください。
トレニタリアのチケットを予約しよう:列車の種類は?
イタリアの高速鉄道は「優等特急」「都市間特急」「快速列車」の3種類。それぞれ速さや座席に違いがあり、移動距離や利用目的でどれに乗るかを選びましょう。また列車の種類によって、割引が効くなど、列車に乗る際の注意する点に違いがあるんです。それでは、それぞれの列車についてご紹介いたします。トレニタリアでの、列車選びの参考にしてくださいね。
列車の種類1:優等特急「フレッチャ」
「フレッチャ」は、日本で言うところの「新幹線」。「フレッチャロッサ」「フレッチャルジェント」「フレッチャビアンカ」の3種類があり、それぞれ停まる駅や速さが違います。トレニタリアの運行区画を最も早く走行している高速鉄道で、チケット料金も一番高いのも特徴。ざせきは全席指定なため、軽犯罪に合う可能性も低く、長距離移動にも向いています。
列車の種類2:都市間特急「インテルシティ」
イタリアの全土に渡る広い路線網が特徴で、イタリア観光ではとても便利な高速鉄道「インテルシティ」。インテルシティの停車駅はフレッチャよりも多いのですが、区間によってはフレッチャと同じような時間で走行します。この速さに加え、料金はフレッチャよりも安いので、乗車率は高め。そして座席は全席指定のため、こちらもあまり気を張らなくても良さそうです。
列車の種類3:各駅快速列車「レッジョナーレ」
これは主に近距離の移動に使われる高速鉄道が、この「レッジョナーレ」。運行されているのは2種類で、名前は「レッジョナーレ」「レッジョナーレ・ヴェローチェ」と言います。各駅停車のため、多くの人が乗り込み、中には危険な軽犯罪者が同乗することも。乗り方には気をつけなければいけません。座席は指定席でないので、乗るときには鉄道職員の近くに乗る、または1人で乗らずイタリア人との相席にするなどした方がいいでしょう。
トレニタリアのチケットを予約しよう:ウェブサイト予約がおすすめな理由は?
イタリアの高速鉄道での乗車チケットの購入方法は、大きく分けて3つありますが、その中でも今回おすすめするのは「ウェブサイト」での予約方法。なぜウェブサイト予約がいいのでしょうか?そこにはチケットの使い方や、列車の乗り方に秘密がありました。この項目では、ウェブサイト予約がおすすめであるその理由をご説明いたしましょう。
ウェブ予約がおすすめな理由1:購入方法3つを比較すると
イタリアの高速鉄道では、チケットの購入方法は、大きく分けて3種類あります。まずは現地のチケット販売機で買う方法。この方法の長所は「列に並ばないところ」「操作が簡単なところ」です。しかし、話しかけられてしつこく付き纏われ、チップを要求されるなど面倒な目に遭う可能性もあるのであまりおすすめできません。また、有人窓口での購入はかなり並ぶ上、窓口の人は英語を話さない人も多いので不安がありますよね。ですから、おすすめの購入方法は、日本語にも対応しているトレニタリアのウェブサイトでの予約です。
ウェブ予約がおすすめな理由2:日本語で予約ができる
前述の通り、トレニタリアのウェブサイトは、日本語に対応したものもあります。ここからの事前予約なら、日本語の予約ができますので英語に不安があっても安心ですよね。チケットは、後日メールで送られてきたものをコピーして持参するだけ。しかも「チェックイン」という事前の改札は必要ないんです。日本語対応のウェブサイトをご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ウェブ予約がおすすめな理由3:面倒な手続きがない
海外でチケットを買うときは、英語や現地語に自信がある場合でないと、窓口やチケット販売機の前で手間取ることも。日本語対応のウェブサイト予約でしたら、そんな心配もありませんし、事前に購入を済ませておけば安心ですよね。また現地で手続きを行なっている隙に、スリに合うなんてこともありますので、事前購入にはメリットがありますね。
ウェブ予約がおすすめな理由4:乗車チケットは印刷するだけ
ウェブサイト予約で入手した乗車チケットの使い方は、とても簡単。購入後、メールで送られてくる乗車チケットをコピーして持参するだけです。改札に通す必要もなく、そのまま列車に乗ってください。車内での検札の際に、コピーの紙を見せれば、それで大丈夫です。
トレニタリアでチケットを予約しよう:列車の種類ごとの予約方法の違いは?
トレタニアは列車の種類によって、予約方法が異なることを知っていましたか?イタリアの高速鉄道はフレッチャとルジェントの「特急列車」、レッジョナーレの「各駅停車列車」に分類することができます。このふたつの違いは、「座席が指定できるかどうか」「料金」です。いったいどのように違いがあるのでしょうか?
予約方法の違い1:特急列車の場合
特急列車の場合、座席は全席指定です。特に席の指定をしない場合には、座席はランダムに割り当てられます。また、混雑時には、席の指定ができないこともあるようです。また、空席がない場合には、チケットの購入ができないので気をつけなければいけません。料金は特急列車の方が高く設定されています。しかし、事前の予約で割引がされる嬉しい制度もありますので、ぜひ特急を使う際にはウェブサイト予約がおすすめですよ。
予約方法の違い2:各駅停車列車の場合
各駅停車の列車の場合も、チケット販売機や窓口だけでなく、ウェブサイト予約が可能です。しかし、特急と違い、事前予約の料金の割引制度はありませんので気を付けましょう。ウェブサイト予約は事前にチケットが用意できて便利ですが、各駅停車の列車の場合には、予約した列車とその後4時間以内に発車する列車以外には乗れません。そこも注意が必要ですね。座席の指定もできませんので、席は探さなくてはいけません。
トレニタリアの乗り方:トレニタリアは危険?乗車時の注意事項
続いて、トレニタリアの乗り方についてご紹介いたしましょう。イタリアの高速鉄道は、日本の私鉄の乗り方とは大きく異なる部分があります。それは軽犯罪の多さです。日本の鉄道も、必ずしも安全とは言い切れません。ですが、イタリアの鉄道は、その数段上の危険度です。危険な軽犯罪に遭わないための対策をご紹介いたします。
注意1:わからないことは窓口で!
チケットの販売機や列車ののりかたなど、初めての地では分からないことだらけ。日本のように、道行く人に気軽に尋ねられたら、と思いますがイタリアではそうはいかないもの。イタリアの高速鉄道の駅で、日本人は軽犯罪の標的になりやすく、ちょっとした隙に危険人物たちに目を付けられやすいので危険です。ですから、分からないことがあった場合には、すぐに窓口へ向かいましょう。
注意2:話しかけられても応じない
イタリアでは駅の構内では突然話しかけられ、しつこく付き纏われた挙句、チップを要求されるということがよくあります。親切に話しかけてきたとおもっても、それはスリや物乞いでしょう。何かひと言でも言葉を返してしまうと、さらに付き纏われますし、その場を離れなければいつまでも介入され続けます。なので話しかけられたら、目も合わさず、足早に通り過ぎましょう。また、どうしても困ったことがあった場合は自分から、鉄道職員さんに話しかけるのがいいですよ。
注意3:多様化したスリに注意
危険なイタリアの高速鉄道には以下のような危険人物たちが現れます。これらの危険人物たちの主な目的は、観光客にチップを要求すること。観光客は標的となりやすいので、これらの人物には注意が必要です。見かけた際には、取り合わず、足早にその場を離れましょう。
危険人物1:ジプシー
物乞いをする少女たちです。未成年の小学生くらいの子供たちが、2〜5人ほどで行動していることが多く、グループで協力してスリを働くことも。まだ子供だからといって、絶対に相手にしてはいけません。また、紙配りなどをして注意を引くジプシーも存在するようです。車内で紙配りをしている怪しい人物には、注意してください。浅黒い肌や汚い服、平日の昼間にもかかわらず駅にいるなど、不審な点があれば近づかないようにしましょう。
危険人物2:偽警官
駅の構内には警官を名乗る恐喝グループも現れます。中には警察手帳を持っているものも。うっかり騙されてしまいそうになりますよね。これらの手口は一緒で、「身分証を見せろ!」などと言って注意を引いた隙に、仲間がスリを働くのです。しかしイタリアの警官が、観光客にいきなり身分証を提示させることなど、ほとんどありえません。
危険人物3:ホームレス
トレニタリアの駅構内にもホームレスがいます。親切なふりをして話しかけられ、観光客に付き纏うなどし、金品を要求してくるので注意が必要です。また人の多いところなどでスリを働くことも。駅を離れたのちに、ホテルや観光に向かう際に被害に遭うケースもあるので、駅を離れてしばらくは気を抜いてはいけません。
注意4:自分の荷物は離さない
最近は、大きな荷物を持った観光客が座席から立つと、軽犯罪者たちが集まってきます。列車から降車した瞬間に、その荷物を奪い取るのです。そうして、金品を渡すまで荷物を返さないという恐喝とも取れる犯罪が、現在トレニタリアで横行しています。ですから、トレニタリアでは、列車から降車する時も気を抜かずにいなければいけません。荷物はしっかり持ち、誰にも触らせないように細心の注意を払いましょう。また身動きが取りにくい大きい荷物は、こういった事件に遭いやすいので、なるべく列車などで持ち歩かないようにした方がいいですね。
注意5:イタリアの列車は必ず遅れる!?
必ず時間通りに来る日本の鉄道と違って、イタリアの鉄道は時間が遅れることがあります。しかし昔のように、そのほとんどが遅れてくると言うことはないので、安心してくださいね。現在は、ずいぶん改善されており、ほとんどが時間通りに来るようです。しかし、未だ天候や車両故障などによる遅延はありますので、降車後のスケジュールには少し余裕を持っておいた方がいいかもしれません。
高速鉄道「トレニタリア」のウェブ予約は簡単でおすすめ!
その乗り方は日本の鉄道と大きく違う、イタリアのこうそく鉄道「トレニタリア」。ときには危険も伴いますが、イタリアの長距離旅行には、とても便利な乗り物です。海外で不安な窓口やチケット販売機での購入も、日本語のウェブサイトがあるので安心。特急列車の場合は、事前の予約で大きく割引されることもあるので、大変お得な旅をすることができますよ。イタリア旅行の際は、ぜひ利用してみてくださいね。