目次 [表示]
- 高速鉄道「トレニタリア」とは?
- トレニタリアの種類は?
- 高速鉄道「トレニタリア」予約方法は?
- ①日本からオンライン予約を行う方法
- ②現地で自動販売機か窓口でチケットを買う方法
- 高速鉄道「トレニタリア」公式HPの予約方法
- トレニタリア公式HPでの予約
- 希望日の電車を探しましょう!
- 座席の選択をしましょう!
- 搭乗者情報を入力しましょう!
- 支払い方法を選択しましょう!
- 高速鉄道「トレニタリア」レイルヨーロッパHPの予約方法
- 高速鉄道「トレニタリア」自動販売機での買い方は?
- 高速鉄道「トレニタリア」窓口での買い方は?
- 高速鉄道「トレニタリア」注意点は?
- 罰金に注意
- キャンセル不可に注意
- イタロに注意
- 盗難に注意!
- 高速鉄道「トレニタリア」まとめ
高速鉄道「トレニタリア」とは?
イタリアは世界的に人気のある、観光スポット!そんなイタリアの移動手段の一つが、トレニタリアです。トレニタリアはもともとイタリアの国鉄でした。現在は民営化されていますが、イタリアを代表する鉄道会社です。イタリア全土のミラノ〜ナポリまで、くまなく張り巡らされた線路で、イタリアでの移動には欠かせない移動手段となっています。日本でいうJRの位置付けです。旧国鉄となった現在も、イタリアの足として、地元民や観光客が多く利用しています。
トレニタリアの種類は?
優等特急フレッチャシリーズ
優等特急フレッチャシリーズは、日本の新幹線のような列車で、3種類あります。
- フレッチャロッサ Frecciarossa(最速360キロ)
- フレッチャルジェントFrecciargento
- フレッチャビアンカ Frecciabianca
都市間特急インテルシティ
都市間特急インテルシティは、在来線区間を高速運行が可能な列車で、フレッチャシリーズの次のランクです。こちらも全席指定席になっています。フレッチャシリーズと距離によっては時間が変わらないことが多く、1番利用客が多い電車です。フレッチャシリーズよりは小さな駅に止まることが多いので、駅の周りは何も無いことがあります。ローカル駅を利用する場合は、現地情報を調べておきましょう。
各駅・快速列車レッジョナーレ
各駅・快速列車レッジョナーレは、短い距離の移動などに便利です。料金設定は1番安く、座席指定もないため気軽に利用できます。各駅電車なので、遅延がかなりありますので、近場移動の際にレッジョナーレを利用する場合は、当日券の方が良いでしょう。乗車前に刻印機でチェックするのを忘れないように注意してください。
高速鉄道「トレニタリア」予約方法は?
旧国鉄のイタリア高速鉄道、トレニタリアの予約方法は大きく分けると2通りあります。
- 日本からオンライン予約をし、チケットを購入する方法。
- 現地で自動販売機か窓口でチケットを買う方法。
①日本からオンライン予約を行う方法
日本から、旧国鉄トレニタニアのオンライン予約は、トレニタリアの公式HPからアクセスして、購入する方法があります。こちらは、158日前までの予約は可能です。公式HPは英語表記なので、英語が苦手方には難しいかもしれません。英語が苦手な方は、レイルヨーロッパHPから日本語でオンライン予約することができます。しかし、こちらは1,500円の手数料が、座席代以外にかかりますので注意してください。
②現地で自動販売機か窓口でチケットを買う方法
日本から事前にチケットを購入していなくても、現地の自動販売機か窓口でも購入可能です。しかし、自動販売機や窓口では英語対応のみになっています。また、乗車したい列車に空きが無いこともありますので注意しましょう。時間に縛られずに、自由に旅を楽しみたい方に、おすすめの購入方法です。
高速鉄道「トレニタリア」公式HPの予約方法
トレニタリア公式HPでの予約
英語での入力に問題がなければ、1番おすすめのチケット予約方法は、トレニタリア公式HPからの予約!まずは、トレニタリア公式HPにアクセスしましょう。イタリアの列車の特徴は、前売りチケットの方が安く購入できる可能性があることです。シーズンなどにもよりますが、割引価格で購入できるでしょう!英語表記ですが、注意して進めば、それほど難しくはありませんよ。
希望日の電車を探しましょう!
- 出発駅(From)
- 到着駅(To)
- 出発日時(Departure)往復購入の場合は帰りの出発日時も選択します。
- 乗車人数(Adult/Children)
チェックポイントを入力すると、いくつかの選択肢が表示されます。乗車時間や乗り継ぎなどにより、料金にばらつきがありますので、ご自身に合うものを選択しましょう。金額を選択すると、座席クラスとチケットクラスを選択するページとなります。クラスによっても、それほど大きな差は無いので、1番お手頃のstandardで十分でしょう。アップグレードは不要と意味の「I continue without change」をクリックしてください。
座席の選択をしましょう!
トレニタリアは列車の座席を指定することができます。Choose the seatをクリックし座席を指定しましょう。しかし、進行方向は表示されていませんので、当日までわかりません。緑色の表示席は空席になっています。向かい合わせの席などもあるので、大人数の際は便利ですね。
搭乗者情報を入力しましょう!
- 名前(First name)
- 苗字(Last name)
- メールアドレス(Email)
- 確認用メールアドレス(confirm Email )
- 生年月日
上記の搭乗者情報を入力しましょう。以前使用歴がある方や、ログイン登録している方は、省略できます。この時に全ての搭乗者情報の入力が必要です。また、食事などの追加オプションも選択可能!名前・苗字の入力は全てローマ字で入力しましょう。
支払い方法を選択しましょう!
旧国鉄トレニタリアの座席の支払い方法は、クレジットカード(visa,master,maestroなど)・paypal・amazonpayなどがあります。クレジットカード払いの場合は下記を入力しましょう。
- カード名義の名前(Cardholder firstname)
- カード名義の苗字(Cardholder lastname)
- カード番号(Card number)
- カードの有効期限(Expiration)
- セキュリティーコード(Security code)
無事にオンライン予約・支払いができましたら、トレニタリア公式HPに登録したメールアドレスに、チケットがメールで送られます。こちらには、QRコードも添付されていますので、確認しましょう。イタリアでは、電車に乗車時に、駅員がチケットの確認にきます。その時にこのQRコードが提示できるように、印刷しておきましょう!QRコードは、トレニタリア公式HPからも再確認できます。
高速鉄道「トレニタリア」レイルヨーロッパHPの予約方法
レイルヨーロッパとは、ヨーロッパ全域の列車案内を翻訳していえる、販売代理店です。こちらのサイトからアクセスすれば、日本語で旧国鉄トレニタリアの座席が予約できます!注意として、手数料1,500円の支払いが必要です。英語が苦手な方や、日本語の入力の方が安心と言う方は、こちらをおすすめします。キャンペーンなども頻繁にしていますので、要チェックです。
高速鉄道「トレニタリア」自動販売機での買い方は?
旧国鉄トレニタリアの現地でのチケット購入方法に、自動販売機があります。自動販売機は、各駅に設置されています。Biglietti(tikcet)と表示されていて、わかりやすいです。当日券でも、希望の時間に空席がないこともありますが、1日乗れないと言うことは、ほぼありません。定価購入になってしまうので、オンライン購入よりも割高感はあります。
以下の順番で進めていきます。
- 画面を触り、言語を選ぶ(イギリスの国旗が英語です)
- チケットを購入を選択(buy your tickt)
- 出発駅を選択(departure)
- 出発日時を選択
- 列車の運賃を選択
- 座席のクラスを選択
- 座席の枚数を選択
- 支払い方法を選択し支払う
高速鉄道「トレニタリア」窓口での買い方は?
自動販売機でのチケット購入が不安な方は、有人窓口で購入しましょう。観光客が多く訪れる主要な駅には、チケットオフィスと言われる、窓口があります。行きたい駅名を伝えれば、空席のある電車のチケットを購入可能。出来るだけ安いチケットを購入したい場合は、「the cheapest tickt,please」と言えば安いのを探してくれるでしょう。この窓口では、当日券以外にも、日時を指定してチケットの購入も可能です。
高速鉄道「トレニタリア」注意点は?
罰金に注意
イタリアは日本と違い、改札が無いです。チケットがなくても、電車には乗ることができてしまいます。絶対にチケットを購入してから、電車に乗車しましょう。無賃乗車や打刻(時間指定以外の電車・バス)していないのが見つかると、多額の罰金を取られることがあるので注意してください。観光客にも容赦が無いです。旅行に行って罰金を取られたら、気分が下がりますよね。わからない時は必ず確認しましょう!
余談ですが、イタリアの観光地にはさまざまな罰金が設けられていることが多いです。近年では、ヴェネツィアのリアルト橋でコーヒーを入れていた観光客は、なんと100ユーロの罰金と市外退去が命じられました。このように、歴史的な建造物がたくさんあるイタリアは、悪質な観光客によって汚されないために、罰金が設けられています。観光に行く前に、その場所の罰則を確認してきましょう!
キャンセル不可に注意
さらに、注意したいのが、economyで予約した場合、基本的にキャンセル・払い戻しができません。出発時刻の前であれば、1度だけ日付・時間の変更が可能です。基本料金でのチケット購入であっても、払い戻しには20%の手数料がかかります。予約の際は、日時の間違えがないか、予定が変更になる可能性はないかを確認してから、予約しましょう。
イタロに注意
イタリアにはトレニタリアによく似た、赤い列車のイタロitaloがあります。イタリアの5代観光名所の、ローマ、ミラノ、ヴェネツィア、フィレンツェ、ナポリ間を繋いでいます。観光客には、とても便利な列車です。こちらは民間の高速列車で、見た目が似ており、ホームも近いので、間違えないように注意しましょう。行き先によっては、イタロの方がお得な場合も多いですので、要チェックです。
盗難に注意!
イタリアはスリや盗難が本当に多い国です。それは、電車の中でも例外ではありません。荷物と座席が離れてしまう時などは、目が届く位置に荷物をいたり、チェーンなどで固定したりするなどの対策が必要です。隣を通った時に、気づかないうちにスリに合うことも多いので注意しましょう。
高速鉄道「トレニタリア」まとめ
イタリア旅行では欠かせない、移動手段のトレニタリアの利用方法を解説させていただきました。日本から事前にオンライン予約することで、スムーズに安く購入することができます。計画的に観光プランを考えている方は、日本からのオンライン予約がおすすめです。しかし、時間に縛られたく無い方は、現地購入が良いでしょう。イタリアの電車の使用注意を守って、日本人らしいマナーのある旅行を楽しんでくださいね。
出典:ライター撮影