スペインの面積は日本の何倍？人口は？国土の大きさや違いを比較！

スペインといえば、闘牛やトマト祭り、バルセロナのサグラダファミリアなど、文化や観光などが日本にも多く伝わっています。スペインはどんな国なのか、国土の大きさや人口はどのくらいかをひとつずつ見ていきましょう。

スペインの国土は、ヨーロッパ南西部の山がちなイベリア半島にあり、ほかに2つの自治州の島々が地中海と、大西洋の北アフリカ沿岸にあります。北アフリカに近いことで、ヨーロッパとアフリカの文化が混ざって発展しおり、独特の雰囲気が魅力です。

山脈にかこまれた地形のため、沿岸と内陸で気候の違いが大きいほか、行き来も難しかったことで言語や文化の地域差が大きく見られます。

スペインの面積は50.6万平方キロメートルで、世界196か国のなかでは51位です。ヨーロッパ54か国のなかでは、ロシア・カザフスタン・ウクライナ・フランスに次いで5位であり、国土が比較的大きい国といえます。

スペインの人口は4693万人で、世界196か国のなかでは30位と、上位15パーセントに入ります。ヨーロッパ54か国のなかでは、ロシア・ドイツ・フランス・イギリス・イタリアに次いで6位であり、主要国に次ぐ多さです。

スペインの人口密度は93人／平方キロメートルで、世界196か国のなかでは88位です。ヨーロッパ54か国では中間の27位であり、イギリス7位・ドイツ8位・イタリア11位・フランス18位とくらべると、スペインの人口密度は高くはありません。

スペインの面積は50.6万平方キロメートルで、日本の大きさ（37.8万平方キロメートル）の約1.3倍です。スペインの国土の大きさは、北海道（8.3万）なら約6個分、九州（4.2万）なら約12個分に相当します。

スペインと日本の国土の大きさの差は12.8万平方キロメートルで、近畿地方以西の2府22県をあわせた広さ（約12.8万平方キロメートル）とほぼ同じです。スペインの国土は、日本の国土より約34パーセント大きく、日本全土に近畿以西の2府22県の広さを足した大きさと一致します。