オランダ観光で絶対外せないおすすめスポット10選！見どころを解説！

北海に面する西ヨーロッパの国オランダ。東側にはドイツ、南側にはベルギーが位置しており、正式名称を「ネーデルランド王国」と言います。国土面積は日本の九州ほどの大きさを有し、人口約1,700万人が生活しています。首都をアムステルダムに構えるオランダは、チューリップや風車などのフォトジェニックな景色のほか、ゴッホやレンブラントなどの画家を輩出した国としても有名です。また、名物グルメとしてはオランダのコロッケ「クロケット」や、ジャガイモの家庭料理、ニシンの塩漬け。デザートには、アップルパイやクレープなども定番グルメとして挙げられます。人気の観光都市やモデルコース、グルメをお出かけ前にここで押さえておき、充実したオランダ旅行に備えましょう。

オランダの第一都市、アムステルダムの人気観光「運河クルーズ」。街のあちこちに流れる運河を利用したクルージングはいかがでしょうか？街を散策していると、いかにアムステルダムが運河都市であるかが納得できるはずです。オランダ旅行ならではの見どころの一つであり、運河都市の景色は絶景スポットです。様々な観光地を周る「運河クルーズ」は効率的かつ、時間がない方にも最適。オランダの運河都市を船上から眺める絶景は外せません。数ある観光名所の中でも、運河都市アムステルダムを巡るクルーズ観光はモデルコースには必須です。

運河クルーズ観光のモデルコースとしては、ライトアップで浮かび上がる運河都市もとてもロマンチックでおすすめです。歩いて散策するのとは一味違うオランダの景色が楽しめます。また、オーディオガイドは日本語にも対応しているものがほとんどなので、安心して利用できるのも嬉しいポイント。オランダの絶景スポットとともに名所巡りもできる「運河クルーズ」は便利な観光方法と言えます。水の都アムステルダムで体験したい運河クルーズには、オランダのグルメが船上で味わえる「ディナークルーズ」や市内観光とクルーズがセットになったツアーなど、さまざまなプランがあるので事前にチェックしておくことをおすすめします。

アムステルダムの街を散策するなら、誰もが訪れるであろう有名スポット「ダム広場」は「アムスのおへそ」または「アムスの心臓」と呼ばれ、街の中心部に位置する憩いの場として親しまれています。ダムによってアムステルダムに流れる川をせき止め、この街が始まったため、アムステルダム発祥の場所とも言われています。地元の人々をはじめ、多くの旅行者も集う賑やかな観光地で、その人の多さはアムステルダム随一です。周辺に建ち並ぶカフェやレストランで、アムステルダムの賑やかな雰囲気を楽しみながら、オランダの名物グルメを堪能されてはいかがでしょうか？

ダム広場周辺には、おしゃれなカフェやレストラン、そしてショッピングも楽しめる多数のお店が軒を連ねています。そのため、連日多くの人が行き交うアムステルダムの最も賑やかな場所です。現在は迎賓館として利用されている「王宮」や、「新教会」「ナショナルモニュメント」にも面した見どころ満載のエリアです。オランダ観光と併せて美味しいグルメも楽しめるため、散策の合間に気になるお店もチェックしてみましょう。定番グルメのジャガイモを使用した家庭料理から、コロッケを意味するクロケットなど、多国籍にわたるレストランがありますので、お気に入りのグルメを見つけるのも楽しいですね。

有名なフォトスポット「I amsterdam」のオブジェの後ろに堂々と建つ建物です。1885年開館の歴史を誇るオランダ最大規模の美術館も定番モデルコースの一つで、赤茶色した外観が特徴的なアムステルダム中央駅の設計者が手掛けた建物をはじめ、中世ルネサンス時代から20世紀にかけての作品が時代ごとに展示されています。オランダ最高峰と言われる美術館のため、その収蔵品も確かな内容となっています。チケット売り場で行列ができるほど有名な観光名所ですので、事前に購入しておくのがおすすめです。

オランダ出身の著名画家、フェルメールや、レンブラントなど名だたる有名作品が多数展示されているオランダ有数の観光名所です。世界三大名画の一つ、レンブラントの「夜警」は圧巻の一言。壁一面にわたる大きな作品は、足を運んだ人にしか感じられない迫力と感動を肌で感じられることでしょう。アムステルダムの中心部からも行きやすいため、名所を巡るモデルコースにも必ず組まれているオランダの観光名所となっています。日本語にも対応しているマルチメディアガイドが公式アプリで無料ダウンロードできますので、そちらもぜひご利用ください。

アムステルダム国立美術館すぐそばに位置するオランダの人気観光名所の一つ。世界的画家でオランダ出身であるゴッホの作品を展示する専門美術館です。年間200万人が訪れるオランダの観光名所として見逃せないスポットです。館内には、世界最大のゴッホコレクション、油絵が200点、デッサンは550点におよぶ作品を所蔵しており、見応えのあるオランダ旅行ができます。モデルコースとしてもおすすめする三大巨匠の美術館です。

自画像をはじめ、「ファン・ゴッホの寝室」や、「ひまわり」など有名な作品がいくつも見学できます。年代順に展示されているため、製作当時の心理状態や作品に対する傾向も伺える内容も見どころの一つ。また、ゴッホが影響を受けたとされる画家の作品も多数見られます。お出かけの際は、日本語サイトから事前に予約しておくのがおすすめです。こちらも日本語対応のマルチメディアが用意されていますので、説明を聞きながら見学するとよりゴッホの世界観が理解しやすくなります。

日本でも有名な「アンネの日記」のアンネ・フランク一家がアウシュビッツ収容所へ送られるまで、2年間生活を送っていた隠れ家です。現在は博物館として一般公開されていますので、この機会に実際に見ておきたいオランダの観光名所です。第2次世界大戦中にユダヤ人被害者として有名になったアンネ・フランク。フランクフルトから逃れた一家が、ここに存在していたと肌で感じられる場所です。多くの旅行者が連日世界中から足を運ぶため行列は必須です。旅行の日程が決まったら、チケットを早めにに予約しておくといいでしょう。

当時の様子がそのまま保存されており、回転式の本棚の後ろには抜け道となる階段、この階段はアンネ・フランク一家が隠れて暮らしていた屋根裏部屋へと続きます。物音を立てず、気付かれないように暮らしていた彼らの生活を偲ばれる空間が見られ、目の前にすると感慨深い場所。戦争による被害と悲惨さを今に伝える貴重な観光名所です。ここでしか体験できない悲しい歴史の一部を見ておくのもモデルコースとしておすすめです。

やはり世界最大規模のチューリップ公園は大人気！国花のチューリップが開花する2ヶ月間オープンする貴重な公園も堪能したいところですね。32ヘクタールの公園には、800種およそ700万株ものチューリップが植えられています。色とりどり、様々な種類のチューリップがこんなにたくさん見られるのは「キューケンホフ公園」ならでは。この景色を楽しむためにタイミングを合わせてオランダを訪れる旅行者も少なくありません。

3月半ばから5月半ばにかけて見頃を迎えるチューリップたち。開花時期は少しずつ異なり、最も見頃となるのが4月下旬頃となっています。日本のゴールデンウィークに合わせて訪れてみてはいかがでしょうか？園内には、チューリップのほかアネモネに水仙、バラやカーネーションなど多岐にわたる花々が植えられています。お花好きにはもちろん、そうでなくてもこの景色を見たら感動と心地よさを感じずにはいられません。アムステルダムから1時間ほどの場所に位置しますが、足を運ぶ価値は十分にあるオランダを代表する観光名所。

アムステルダムから約20分の距離にあるシンゲル運河沿いの花市。何軒ものお花屋さんが並んでおり、お花のほか可愛いモチーフの雑貨類やガーデニンググッズも販売されていますので、オランダ旅行のお土産探しにもおすすめのスポットです。花の香りに満たされた花市は、観光で疲れた体にもリフレッシュ効果抜群です。日本では体験できない景色とアイテムが揃う人気スポットのため、地元の人々をはじめ多くの旅行者でも賑やかなエリアなので、可愛い小物やエコバッグなど素敵なお土産も見つかるおすすめスポットとなっています。

オランダ国花のチューリップはもちろん、四季により異なる花々が並べられ、美しい景色を生み出しています。色鮮やかで可愛らしい空間の花市は、見て歩くだけでも十分に楽しめる場所。アムステルダム中心部からも徒歩圏内で、国立美術館への道でもあるため、モデルコースとしておすすめします。生花や球根だけでなく、日本ではあまり見かけないグッズや雑貨類もあり見応えのある観光名所です。小物やばらまき用のキーホルダーなど、素敵なアイテムを見つけてください。季節問わずオランダらしい風景が楽しめる有名なスポットなので必見です。

日本でも有名なキャラクター「ミッフィー」の生まれた土地「ユトレヒト」。日本人にも大人気の街であり、オランダ全域からもアクセス便利なため、連日多くの旅行者が訪れています。オランダの名物グルメ「アップルパイ」もおすすめ。オランダ第4の都市として、それほど大きくはありませんが商業都市でもあり、オランダ最大の大学「ユトレヒト大学」もあることから、たくさんの人が行き交う活気ある街です。古くからの歴史を持つ街には、地下5メートルの美しい運河も流れており、その景色を眺めながら気持ちよくカフェで休憩するのもいいですね。

豊かな緑に包まれ、穏やかな雰囲気が特徴のユトレヒト。街には、「ミッフィー博物館」をはじめ「ミッフィーの信号機」に「デ・ハール城」、そしてオランダで最も高い教会タワーの「ドム塔」など観光名所も点在しています。街中に広がるミッフィーの世界観が愛らしい人気都市も人気モデルコースの一つ。ミッフィー柄のゴミ箱に、道路標識、レインボーカラーの横断歩道などユーモア溢れる街並みが体験できます。世界に一つだけのミッフィーの信号機は、ユトレヒト駅付近のデパート「Bijenkorf（バイエンコルフ）」前にありますので、ぜひ見つけてみましょう。

オランダの古都「デルフト」もおすすめモデルコースの一つ。日帰り旅行でも十分に楽しめる便利な観光都市です。小さいながらにも、街中に漂う伝統的な文化や有名な陶器「デルフト焼」、そして世界的画家フェルメールの出世地としても有名。かつて17世紀にオランダの繁栄に導いた古都には、国内最古の工科大学「デルフト工科大学」もあることから学生街の一面も併せ持つ魅力があります。

街の中心地「マルクト広場」では、赤い雨戸が特徴の「市庁舎」の建物が目を引きます。かつて牢獄としても利用されていた観光名所。中でも人気の高いスポットは、「デルフトの新教会」から眺める絶景。加えて1381年建設のゴシック建築を採用した建物と、オラニエ公ウィリアム一世の棺が納められています。そのほか、デルフトといえば「フェルメールセンター」も外せません。43年の生涯が詰まった博物館には、彼の残した全37作品がパネルとして展示されています。じっくりとフェルメールの世界観に浸り、手法や解説を見ながらの見学も充実した内容です。オランダ旅行のお土産にミュージアムグッズもおすすめです。

オランダ旅行で体験したい風車村「ザーンセ・スカンス」もモデルコースにおすすめ。アムステルダムから電車で約15分移動し、徒歩約15分の距離に位置します。風車や民家などの伝統的なオランダの景色が広がる絶景スポットです。その昔、17世紀には周辺一帯に600基以上もの風車が立ち並び、発電や材木の切断、そして製粉などの様々な用途に利用されていました。今ではその一部の12基が残されており、内部も公開されていますのでぜひ見学しておきましょう。街全体が博物館のようなエリアですので、歩いて散策するだけでもオランダ旅行ならではの体験ができます。

のどかな景色と雰囲気が特徴の村「ザーンセ・スカンス」。レンガ敷きの素敵な小道が巡り、グリーンの壁に白い雨戸の可愛い家が建ち並ぶ風景そのものが絵画のよう。まるで絵本の中にいるような可愛らしい景色が広がるオランダの観光名所です。美術館やお土産屋さん、チーズ工房に木靴工房などの観光スポットも点在し、オランダらしい風景を代表する場所です。人気モデルコースにも組まれているザーンセ・スカンスは、ぜひ、訪れておきましょう。

レンガ造りの建物に運河が巡るアムステルダムの街並みをはじめ、それぞれの都市に異なる魅力をもつオランダ旅行。美しいオランダの風景のほか、有名な芸術家たちの作品を堪能できる美術館や博物館、そして世界中で愛されるキャラクターの世界など、バリエーション豊かな特徴で多くの人を魅了しています。今回ご紹介したモデルコースもオランダ旅行のごく一部。せっかくオランダを訪れたなら、観光と一緒に美味しいグルメも満喫しましょう。定番グルメの家庭料理からデザートのパンネクックやアップルパイまで、その土地のグルメもしっかりと味わってみてください。