バルセロナ空港ってどんな空港？おみやげなど買い物ができる場所もご紹介！

バルセロナ空港は、美しい建築群が魅力で、地中海沿岸のリゾート地として世界的に有名な観光都市の空港です。バルセロナ空港の正式名称は、バルセロナ=エルプラット国際空港といいます。2009年に建設された新第1ターミナルと、旧第2ターミナルがあり、国際線・国内線合わせて87社192路線が就航しています。

バルセロナ空港は、世界の主要都市を結ぶ国際線が豊富です。搭乗ゲートが至るところに存在しているので、目的の飛行機はどのゲートを利用するのか、よく確認しましょう。スペイン国内外問わず、さまざまな航空会社が乗り入れしています。

バルセロナ空港の国際線は、ヨーロッパ、アメリカ、近東、アジアの主要都市への往来がさかんです。日本からバルセロナの直行便はなく、どこかの空港を経由し、第1ターミナルへ到着することになります。搭乗ゲートの多くが第1ターミナルにあり、ほとんどの発着が行われています。

バルセロナ空港からスペイン国内各都市への国内線は、第1ターミナルから出発するブエリング航空、イベリア航空を利用します。ブエリング航空は、スペイン国内のほとんどの都市に行けます。首都のマドリードはもちろん、スペイン第3の都市バレンシアにも行けるのです。

バルセロナ空港のVIPラウンジは4つあり、利用する便によって異なります。ヨーロッパの中でパスポート検査なしで移動できる圏内を、シュンゲンと呼び、シュンゲン圏内を渡航するかどうかで、使うラウンジも変わります。

バルセロナ空港からシュンゲン圏内と国内線を利用する場合は、「パウ・カザルス」というVIPラウンジです。

バルセロナ空港を利用する多くの人は、「パウ・カザルス」を利用するでしょう。広い空間に5種の雰囲気の空間が用意され、気分に合わせてくつろげます。豊富な種類の食を堪能できるのも魅力で、スペインのワインも楽しめます。

バルセロナ空港にはロッカーはありませんが、第1ターミナルに24時間の荷物預かり所があります。各搭乗ゲートから歩いて6分のところにあります。案内板では「consigna」という表示が荷物預かり所です。料金は荷物1個あたり、2時間6ユーロ、2～24時間10ユーロです。

バルセロナ空港周辺には多数の芸術作品が見られる観光スポットがありますが、旅の最終日に回るのが効率的です。空港周辺のロッカーに手荷物を預けて、思いっきり楽しみましょう。空港周辺のコインロッカーは、バルセロナ・サンツ駅、カタルーニャ広場付近にあります。

「コロニア・グエル」教会堂は、サグラダ・ファミリアで有名な建築家ガウディが手掛けた建造物です。コロニア・グエルは、工業団地の労働者のために造られた街です。教会堂をガウディが設計し、最高の作品とうたわれています。

カテドラルは有名な大聖堂の一つで、バルセロナ市街のゴシック地区にあります。外観はフランス・ゴシック様式の造りで、ファザードと呼ばれる正面入口には、およそ100体もの像が並べられているのです。内部はカタルーニャ・ゴシック様式の造りで、見るものを圧倒する建築物です。

バルセロナ空港で注目したい特徴は、バルセロナの空の玄関口としても、中心都市への入り口としてもふさわしいことです。新たに建設され、バルセロナの顔となった空港ターミナルビルや、バルセロナのあらゆる街区にアクセス可能な便利な交通網も魅力です。

バルセロナ空港のとっても豪華な国際線・国内線ターミナルは、地元建築家のリカルド・ボフィル氏の設計です。空港に到着して早くも、人気の建築家の作品に出会えます。

お土産などのショッピングエリアも充実しており、ファッションから食品まで幅が広く、豊富な種類の買い物を楽しめるのです。多くの搭乗ゲートが第1ターミナルにあるので、多くの人々でにぎわっています。

バルセロナ空港を利用する際の注意事項は、第1ターミナルと第2ターミナルとの距離がシャトルバスで10分かかることです。間違えると乗る飛行機に間に合わない状況に陥り、自分が利用する飛行機がどのターミナルから出発するのか事前に確認しておく必要があります。

バルセロナ空港から市内中心部へのアクセスも豊富で、バスや電車、地下鉄、タクシーとさまざまな選択肢があります。計画的に利用すれば、効率のよいバルセロナ観光を楽しめます。十分に満喫するためには、事前に目的地への交通手段を確認しておくのがポイントです。

バルセロナ空港から都心への交通手段は5つあり、快適性と安全性を考慮して選ぶ必要があります。渋滞を気にせず行くなら、地下鉄、電車を利用します。周りを気にせず、ゆったりと行くなら、タクシーや空港送迎サービスを使うのもよいです。各交通手段の特徴をご紹介します。

地下鉄は、2016年に開通した新しい移動ルートです。空港から都心へ向かうには、L9 Sub線を利用してください。第2ターミナルからも同じ路線で向かえます。地下鉄を利用して観光するなら、一日乗車券を購入しておくとスムーズな利用ができます。

電車でバルセロナ空港から都内へ向かう場合は、第2ターミナルにある空港駅を利用します。案内板にしたがって2階から連絡通路を通ると空港駅になります。レンフェが日本で言うJRです。都心の地下鉄やバスも利用できる、「T10」という共通の乗車券を購入しておくとよいです。

空港バスはバルセロナ空港から都心のカタルーニャ広場までを結ぶバスで、一番使いやすい交通手段となります。到着ロビーを出てすぐのところに乗り場があり、料金は片道5.90ユーロです。バスの乗組員、自動販売機、Webサイトから切符が購入可能です。

バルセロナ空港から都心まで、タクシーなら約30分です。スリなどの犯罪に遭遇するリスクが低く、目的地にダイレクトで行けます。移動手段の中で最も安全です。黄色の車体で「TAXI」と書かれている車が目印となります。

バルセロナ空港から宿泊ホテルまで送迎可能な空港送迎サービスは、参加するオプショナルツアーが用意してくれるチャーターカーです。ツアー会社が準備してくれるので安心できます。他のアクセス方法より料金が高いですが、安全を買うと考えれば安いものです。

バルセロナ空港のおすすめ買い物スポットは、第1ターミナルと第2ターミナルのビル内にあります。出発前でバルセロナのお土産を購入する最後のチャンスですので、しっかりとチェックしたいです。定番のお土産から、かわいい雑貨まで揃っています。

チョコレートファクトリーは、第1ターミナルの1階にあるチョコレート専門店です。ショーケースに並べられた、色とりどりのチョコレートはどれも食べたくなってしまいます。GODIVAチョコレートもスペイン仕様のパッケージで、地元の色を出しています。

Naturaは、スペイン旅行で女性へのお土産に迷った時おすすめです。オリーブを使用した石鹸、ハンドクリームのコスメ商品が売られています。第1ターミナルの1階にあり、衣料品や雑貨も売られています。スペインの女性文化を楽しむのに最適です。

TOUS（トウス）は、世界的にも有名なスペインのジュエリーショップです。主にかわいい系のデザインが多く、若い女性へのプレゼントにおすすめです。第1ターミナルの1階に店舗があります。ロゴにクマのマークが入っているのが目印です。

Sibarium（シバリウム）は、ハムやワインを売っています。スペインは世界的にワインの生産で有名な国です。シェリー・ブランデーの代表的なワインのソベラノや、一番人気のスパークリングワインのCavaなどが人気です。

Tutti Frutti（トゥッティフルッティ）は、お菓子のお店です。子供が喜びそうなお菓子がたくさんあります。第2ターミナルの1階に、店舗があります。グミやガム、チョコレートなどが売られ、カラフルなお店が目印です。

Thinking Barcelona（シンキングバルセロナ）は、バルセロナのことを考えた雑貨が並ぶお店です。第1ターミナルの1階にあります。バルセロナに訪れた時、その文化を学ぶ近道は、実際に触ることです。ここなら空港に到着して、すぐにバルセロナの文化に触れられます。

Tech&Flyは、携帯のSIMカードを購入できるお店です。第1ターミナル1階に、店舗があります。バルセロナ空港に到着して、SIMカードをお探しなら立ち寄ってみましょう。

新ターミナルと旧ターミナルの違いと注意すること、都心へのアクセス方法、バルセロナから各地へのフライトの情報を確認することが重要です。

スペインのお土産で迷ったら、バルセロナ空港のショッピングエリアへ行けば、有名なお菓子や、おしゃれなファッションまで、幅広いジャンルのお土産が揃っています。事前に情報を知っておけば、隅々までバルセロナ旅行を楽しめます。