目次 [表示]
- ベルギーチョコレートとは?
- ベルギーにチョコレートが上陸したのは?
- ベルギーチョコレートのおいしさの秘密
- 代表的なベルギーチョコレートの種類
- ベルギーチョコレート1:プラリネ
- ベルギーチョコレート2:トリュフ
- ベルギーチョコレート3:カレ
- ベルギーチョコレート4:タブレット
- ベルギーチョコレート5:オランジェット
- 手軽に味わえるベルギーのおいしいチョコレート
- ベルギーのおすすめチョコレートブランド1:Leonidas(レオニダス)
- ベルギーのおすすめチョコレートブランド2:Galler(ガレー)
- ベルギーのおすすめチョコレートブランド3:Côte d’Or(コートドール)
- ベルギーのおすすめチョコレートブランド4:DARCIS(ダルシー)
- ベルギーのおすすめチョコレートブランド5:Guylian(ギリアン)
- ベルギーの高級チョコレート
- ベルギーの有名高級チョコレートブランド1:GODIVA(ゴディバ)
- ベルギーの有名高級チョコレートブランド2:Neuhaus(ノイハウス)
- ベルギーの有名高級チョコレートブランド3:Wittarmer (ヴィタメール)
- ベルギーの有名高級チョコレートブランド4:Pierre Marcolini (ピエールマルコリーニ)
- ベルギーの有名高級チョコレートブランド5:Mary(メリー)
- まとめ
ベルギーチョコレートとは?
ベルギーにチョコレートが上陸したのは?
紀元前2000年頃、中央アメリカやメキシコ南部で栽培されていたカカオは、薬用として利用されていました。1500年代に入ると、スペインの探検家がカカオの種子を持ち帰り、初めてカカオがヨーロッパに持ち込まれることになります。17世紀にベルギーはスペインに支配されカカオが伝わり、1885年コンゴがベルギーの植民地となると、カカオの栽培とチョコレート産業が盛んになりました。
ベルギーチョコレートのおいしさの秘密
ベルギーチョコレートの最大の人気の理由はその品の良さ。植物性油脂やパーム油を混ぜたものはチョコレートとは認めず、カカオバターのみが使われたもののみが認められています。EUでは、植物性油分を5パーセントまでは、チョコレートとして認定していますが、ベルギーでは通用しません。その分、ベルギーのチョコレートは日持ちがしないものが多いのでご注意。
観光客向けのお土産だけではない!ベルギーではチョコレートの消費量も多い。
チョコレートの本場ベルギーでは、国民1人あたりの年間チョコレートの消費量がなんと約9キログラム。日本人の消費量は1年に約2キログラムなので雲泥の差ですね。ベルギーでは、チョコレートが日々の暮らしに浸透していることが伺えます。ベルギーでは冬によく飲まれているホットチョコレートが人気。ココアパウダーではなく、チョコレートを温かいミルクに溶かして飲まれています。
代表的なベルギーチョコレートの種類
ベルギーチョコレート1:プラリネ
1口大の大きさのチョコレートのことで、英語ではボンボン・ショコラと言われますが、ベルギーではプラリネと呼ばれています。丸、四角、ハートや動物など形は幅広く、中にはガナッシュ、フルーツ、ナッツなどが入り、見かけもきれいなのでお土産に1番人気。中のフィリングは季節のものなど新鮮なものが使われていることが多く、賞味期限も短めです。
プラリネを買う前に確認しよう
見かけも美しいベルギーのプラリネに、目移りしてしまいますが、アルコールが入っていることがありますので、必ず確認しましょう。また、ナッツや果物が使われていることが多いので、アレルギーがある方は要注意。見かけや名前で判断せず、洋酒不使用のものや、アレルギー食物が含まれていないプラリネがあるか、必ず店頭で確認してください。
ベルギーチョコレート2:トリュフ
濃厚なガナッシュを、クーベルチュールチョコレートでコーティングし、ココアパウダーや粉砂糖などをまぶしたトリュフは、高級食材のトリュフに似ていることから名前がつきました。プラリネと似ていますが、プラリネは硬いチョコレートでコーティングされているのが異なります。口どけが滑らかで、チョコレートの濃厚なおいしさが楽しめる人気のチョコレート。
ベルギーチョコレート3:カレ
薄くて小さい正方形の板チョコレートは、フランス語で「四角」を意味する「カレ」と呼ばれています。フレーバーはフルーツのものやナッツのもの、カカオの含有量が多めのものなど、種類が豊富です。シンプルなので素材の美味しさと質の良さが引き立ちます。チョコレートのそのものの味わいが気軽に楽しめるチョコレートです。
ベルギーチョコレート4:タブレット
チョコレートの定番板チョコは、ベルギーでは「タブレット」と呼ばれています。チョコレートに溝がついており、大きい長方形の形が特徴です。溝は、食べるときに割りやすいだけではなく、チョコレートを作る工程で効率よく冷やすためにも便利なのだとか。さまざまなフレーバーや、カカオの原産地のタブレットの詰め合わせは贈り物にも人気です。
ベルギーチョコレート5:オランジェット
砂糖漬けにしたオレンジの皮を、チョコレートでコーティングしたベルギーでよく見られる人気のお菓子。オレンジ以外にも、レモンやゆずなどの柑橘類が使われています。ベルギーでは細切りのものを頻繁に見かけますが、輪切りにされたスライスのものも人気です。甘さ、苦味、酸味が合わさり、深い味わいが楽しめます。
手軽に味わえるベルギーのおいしいチョコレート
ベルギーのおすすめチョコレートブランド1:Leonidas(レオニダス)
ベルギー王室御用達の店でありながら、お求めしやすい価格が嬉しいLeonidas。ベルギー人からも高評価を得ているチョコレート店で、素材もシンプルなので安心しておいしいチョコレートが食べられると人気です。1番人気の商品は、「マノンカフェ」。コーヒー味のクリーム、プラリネ、ヘーゼルナッツを丸ごとトッピングし、それをチョコレートでコーティングしたものです。
レオニダスのカフェも人気!
日本にも進出しているLeonidas。関東地域を中心に、イートインができるカフェが併設されているショップもあります。こちらで人気なのは、夏は濃厚なチョコレートのアイスクリーム。そして季節問わずに人気なのが、ベルギー名物のワッフルです。チョコレートをたっぷりかけて、焼きたてのワッフルを味わってください。
ベルギーのおすすめチョコレートブランド2:Galler(ガレー)
Leonidasと同様、ベルギー王室御用達ですが、リーズナブルな価格とベルギーではスーパーで買える手頃さが嬉しい人気のブランド。1976年創業、添加物や人口着色料は使用せず、ピュアカカオバターを使用することで香り高い高品質のおいしいチョコレートが作られています。人気商品は、「batons」というチョコレートバー。6種類のフレーバーがあり、詰め合わせセットは贈り物に最適です。
ベルギーのおすすめチョコレートブランド3:Côte d’Or(コートドール)
ベルギーのスーパーで気軽に手に入るおいしいチョコレート「コートドール」。おいしいバラマキベルギー土産に最適なブランドです。1883年創業の老舗チョコレートメーカーならではの、なめらかで奥深い味わいは、手が止まらないほど病みつきになります。「バー・トリュフ」という、濃厚なチョコレートクリームをビターチョコレートでコーティングしたチョコバーが人気です。
ベルギーのおすすめチョコレートブランド4:DARCIS(ダルシー)
数々の賞を受賞した実力派のチョコレートブランド。おいしいのはもちろん、見かけもカラフルで可愛いく、お求めしやすい価格も嬉しいですね。おすすめなのは「ボンボンショコラガナッシュ」。フルーツなどが手作業で丁寧に練りこまれたクリームがチョコレートでコーティングされ、見かけも可愛い商品です。チョコレートの他にもマカロンが人気で、訪れる人の目を引いています。
ベルギーのおすすめチョコレートブランド5:Guylian(ギリアン)
1958年創業のギリアンは、貝殻やタツノオトシゴの形をしたマーブル状のチョコレートが1番有名のチョコレートブランド。ミルクチョコやヘーゼルナッツのフィリングで、馴染みのある食べやすいフレーバーです。お値段もお安く、見かけも可愛いので、お土産として大人気。ベルギーのスーパーなど街中のいたるところで手に入ります。
ベルギーの高級チョコレート
ベルギーの有名高級チョコレートブランド1:GODIVA(ゴディバ)
本店はブリュッセルのグランプラスにある、言わずと知れたベルギーチョコレートを代表する有名店。 最上級のカカオ豆のみが使われたチョコレートは、熟練された職人の手によって高品質で口いっぱいに広がるおいしさを作りあげています。提供している店舗は限られていますが、店頭でぜひ試していただきたいのが、チョコレートにディップされた大粒のイチゴ。イチゴの甘酸っぱさとチョコレートの甘さがたまりません。
日本で3店舗!ATELIER de GODIVA
京都、博多、池袋の3店舗限定のゴディバの新コンセプトショップです。おいしいゴディバのチョコレートが、アーティステックなデザインにアレンジされ、見ているだけでも目を楽しませてくれます。季節の焼き菓子、お菓子、チョコレートドリンクが味わえ、常に話題を呼ぶ人気のショップ。日本ではこの3店舗でしか味わえない特別な時間を、ぜひ楽しんでください。
ベルギーの有名高級チョコレートブランド2:Neuhaus(ノイハウス)
1857年創業の王室御用達の有名店。ノイハウスは、今日の「プラリーヌ」と「ボンボンショコラ」を生み出した店。創設者ジャン・ノイハウスが薬をチョコレートでコーティングしたことから始まりました。1番の人気商品は、チョコレートにたっぷりクリームを詰め込んだ「カプリス」。バニラクリームをビターチョコでコーティングしたものが人気です。
ベルギーの有名高級チョコレートブランド3:Wittarmer (ヴィタメール)
1910年創業のベルギー王室御用達の有名店Wittarmerは、日本国内にいくつか店舗を構え、その名をご存知の方も多いはず。海外店舗は日本だけです。おすすめは、最高級のコニャックを練りこんだ柔らかいガナッシュを、ビターチョコレートでコーティングした「ヴィタメール」と、「クール・レイ」というハート型の洋酒不使用のヘーゼルナッツ入りのチョコレートです。
ベルギーの有名高級チョコレートブランド4:Pierre Marcolini (ピエールマルコリーニ)
日本でも大人気のベルギー王室御用達ブランド「ピエールマルコリーニ」。創業者ピエールは、理想のカカオを求め、世界中の農園をまわって選別しています。選別、焙煎、粉砕、調合、精錬の工程全てを行い、常に最高品質のチョコレートを追い求めるこだわりが人気。カカオも年によって味が異なるので、まるでワインのような年によって味が異なる奥深いチョコレートが楽しめます。
チョコレート以外のお菓子もおすすめ
ピエールマルコリーニのチョコレートはもちろんですが、実は焼き菓子やマカロンも大人気。特にマカロンは、常に品薄なので、見かけたらぜひ購入するのがおすすめです。他に人気なのが、しっとり濃厚なパウンドケーキの「キャラメルケーキ」。上品な甘さと、しっとりした食感がクセになります。1スライスからも購入ができるで手軽に試せますね。
ベルギーの有名高級チョコレートブランド5:Mary(メリー)
可愛らしいパッケージが目を引くチョコレートは、2019年で創業100年を迎える老舗のベルギー王室御用達のブランドです。素材にこだわり、メキシコにある自社カカオ農園で作られた高品質のカカオを使用。バレンタインなど季節限定で日本に上陸していた「Mary」は、「マダム・ドリュック (Madame Delluc)」という名前で、2019年2月に京都に日本第1号店をオープンすることになりました。
日本初出店の京都店も見逃さない!
築120年の歴史ある京屋敷をリノベーションした店舗。祇園の街並みの美しさと調和し、伝統ある風情が漂います。そんな美しい店内でぜひ試したいのが、ベルギー名物の焼きたてベルギーワッフル、そして京都名産の抹茶、Madame Dellucのチョコレートを合わせて楽しめるスイーツメニュー。高品質の素材のみが使われ、日本とベルギーの味と文化が融合したメニューと雰囲気を楽しんでください。
まとめ
ベルギーのおすすめのチョコレートブランドを紹介しました。ベルギーのチョコレートは、見かけも美しくフレーバーの種類が多いので、選ぶのも楽しいですね。厳しい国際規格が守られ、高品質なチョコレートブランドの称号を手にしたベルギーチョコレート。ベルギー旅行の際はもちろん、ぜひ自分へのご褒美、大切な人への贈り物にいかがでしょうか。