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エトワール凱旋門の見どころは?有名なフランスの名所をじっくりご紹介!

エトワール凱旋門の見どころは?有名なフランスの名所をじっくりご紹介!

エトワール凱旋門の見どころとは?フランス・パリが誇る世界的有名な観光名所、エトワール凱旋門の魅力に迫りました。エトワール凱旋門を観光する際に絶対役立つ情報はもちろん、立ち寄らずに帰るのはもったいない、シャンゼリゼ通りのおすすめカフェの紹介もあります!

目次 [表示]

エトワール凱旋門とは?

どこにあるの?

Photo bycocoparisienne

エトワール凱旋門はフランスのパリにあります。市内北西部の大通り、シャンゼリゼ通りの西側にある広場シャルル・ド・ゴール広場に建つ歴史的な建造物です。見どころが大変多くパリが誇る名所であり、有名な観光地として知られています。入場料金を払ってチケットを入手し、列に並んで凱旋門内部に入っていく観光客の姿は後を絶ちません。

ナポレオンによって建設された

Photo byWikiImages

パリが誇る歴史上の人物であるナポレオン・ボナパルトは、1804年にフランス第一帝政皇帝に即位した有名な人物であり革命家です。即位した翌年の1805年ロシアとオーストリアの連合軍を破り、戦勝した記念に建てられました。しかし、ナポレオン本人が生きている時に、凱旋門をくぐることは叶わなかったのです。ナポレオンが初めて凱旋門をくぐったのは、亡くなってから約19年後、1840年の改葬の際でした。

凱旋門が注目されてきた理由とは?

Photo by553190

凱旋門がフランスの有名な観光名所として今まで注目されてきた理由のひとつは、その外観の美しさにあります。ナポレオンの偉業を讃えるべく、歴史に名を残す彫刻家や画家たちが手掛けたレリーフは、最大の見どころと言えるでしょう。フランス・パリの市内へ放射状にのびる12本の道は、この凱旋門があるシャルル・ド・ゴール広場に、すべてつながっています。ここを中心にしてパリが存在していのです。

エトワール凱旋門の歴史

『星の広場』と呼ばれていた

シャルル・ド・ゴール広場の旧称はエトワール広場でした。エトワールとは、フランス語で星のことを言います。広場からパリの街へ放射状に延びていく12本の道が星のように見えたところから、エトワール広場と呼ばれていたのです。後の1970年に、第二次世界大戦でナチス・ドイツから勝利したシャルル・ド・ゴール将軍を讃えて、今のシャルル・ド・ゴール広場という名になりました。

第一次世界大戦の無名戦士の墓

エトワール凱旋門の真下には、第一次世界大戦で亡くなった無名戦士の墓があります。140万もの戦士から選ばれた1人ですが、特別有名だった戦士というわけではありません。歴史に名を残す有名人ナポレオンを讃えるための建造物でありながら、自国のために命を張って働いた「無名の」戦士の功績を後の世に伝えています。こういった面もエトワール凱旋門が愛され、大事にされる理由のひとつとも言えるでしょう。

凱旋門の壁面

Photo bybidyutd

凱旋門の壁には、有名な芸術家たちが手掛けたレリーフがあります。シャンゼリゼ通りを背にして右下の彫刻は「出陣」というリュードの作品です。通称「ラ・マルセイエーズ」と呼ばれ、当時の義勇軍歌であり現在のフランス国歌となりました。左側にあるのはコクトー作「勝利」です。グランダルメ通りを背にして右側が「抵抗」、左側にあるのが「平和」といい、どちらもエテクス作となっています。

エトワール凱旋門へ入場するには?

エトワール凱旋門の入場料

Photo bymartaposemuckel

エトワール凱旋門の内部入場チケットの料金ですが、26歳以上が12ユーロ、18歳~25歳が9ユーロ、18歳未満は無料です。18歳未満の方は、チケット購入時にパスポートを見せ、18歳未満であることを証明しましょう。18歳~25歳の欧州連合(EU)圏国籍者と、身体障害者と付添い1名、失業者も無料でチケットを入手できます。それぞれ証明書が必要になってくるので、ご注意ください。

エトワール凱旋門の入場時間

Photo byTeeFarm

閉館時間は、その季節によって変わってきます。1月2日~3月31日までは10時~22時半、4月1日~9月30日は10時~23時、10月1日~12月31日は10時~22時半が基本です。5月8日、7月14日、11月11日は、祝日となり午前中は閉館となります。これらの日の開館時間は、バラバラなので、チケットを購入したり予約したりする前に、まずは問い合わせして、開館時間を確認するのがよいでしょう。

エトワール凱旋門のお得な入場方法

パリ・ミュージアムパスをご存じでしょうか?パリの代表的な観光名所は、入場チケットの料金が高額です。パリ・ミュージアムパスを事前に入手しておくと、長い列に並ぶ必要もなく、主要な観光名所の内部入場が可能になります。料金は2日間で52ユーロ、4日間で66ユーロ、6日間で78ユーロです。上手く計画すれば20ユーロ~50ユーロ、日本円で2,500円~6,500円も料金が安くなりますよ。

パリ・ミュージアムパス

エトワール凱旋門へのアクセス方法

Photo by khf_fjs

凱旋門がある広場は車専用の道路です。コンコルド広場の方から歩く場合は、凱旋門の少し手前、シャンゼリゼ通り右手に地下へいく階段があります。地下を100メートルほど行くと、凱旋門のチケット売り場に到着できるでしょう。地下鉄の場合は、シャルル・ド・ゴール・エトワール駅の1番出口から地下へおります。チケットを購入し、見どころたっぷりの凱旋門観光を楽しんでください。

エトワール凱旋門を観光する際の注意点

Photo byOpenClipart-Vectors

エトワール凱旋門は、1月1日、5月1日、12月25日が休日となります。訪問前に確認しておきましょう。日本語のパンフレットは、置いてありますが、オーディオガイドはありません。見どころの多い凱旋門ですから写真を撮る人も多いと思います。撮影の際はスリやひったくりに充分注意してください。昨今、凱旋門でのスリ・ひったくりの被害が多発しています。荷物や貴重品は肌身離さず持っていましょう。

パリ・ミュージアムパス以外のおすすめ入場方法

ガイドが不要か必要か?

Photo byijmaki

パリ・ミュージアムパスを購入せずに凱旋門へスムーズに入場したい方には、こちらの2つのプランをおすすめします。「個人で存分にパリを味わいたい方」「個人で周るのは怖いし不安な方」両方いらっしゃるでしょう。それぞれの心情にあせて、これから紹介するサイトから手続きすると便利です。

ガイド不要で自由に凱旋門を楽しむ!

Photo by hccheng

凱旋門は見どころ豊富な人気の観光地なので、いつも行列ができています。その行列よりも先に凱旋門へ入場できるのが、こちらのプランです。ガイドはついておらず、そのぶんフランスにどっぷりつかれます。時間にしばられることもなく、自由に行動できるでしょう。

予約サイト『GET YOUR GUIDE』ガイドなし

安心ガイド付きで凱旋門を楽しむ!

フリー写真素材ぱくたそ

こちらもチケット売り場の行列をスキップすることは可能で、ガイドもついています。現地のツアーガイド員がエトワール凱旋門の歴史についても解説してくれて、所要時間は1時間。待ち合わせ場所は、エトワール広場とシャンゼリゼ通りが交わった場所にある「レ カー ルージュ」のバス停です。サインボードを持ったガイド員をみつけて合流しましょう。

予約サイト『GET YOUR GUIDE』ガイドあり

エトワール凱旋門の内部に入ってみる

284段のらせん階段を登る

チケット料金を払って更に先に進むと地上への出口があるので、そこから外へ出ましょう。ここで凱旋門の外部を眺め、次に真下へ行くとセキュリティチェックの列があるので並んでください。セキュリティチェックを通過して、いよいよ、らせん階段を登りましょう。凱旋門は高さ50メートルの建造物で、大人の足で5分~8分くらい掛かります。

広間に到着

Photo byOpenIcons

らせん階段を登っていくと、ちょっとした広間があります。こちらで、凱旋門のオブジェを横に記念写真を撮っている観光客は非常に多いです。一部、床がガラス張りになっているところがあります。内部から地上外を見下ろしてみましょう。ちなみに凱旋門でお手洗いに行きたくなったら、この階のトイレを利用してくださいね。

屋上は眺めがいい!

階段を更に登ると屋上に到着します。この屋上からの眺めも、凱旋門の大きな見どころのひとつです。ここからの素晴らしい景色を見るために、凱旋門の内部に入場する人が後を絶ちません。エッフェル塔や、高さ210メートルで59階建ての超高層ビル、モンパルナスタワーも見られます。こちらの屋上は段差があるので、歩くときや写真を撮るときは足元に注意してくださいね。

お土産売り場は凱旋門内部にあり!

凱旋門の内部、展望台へ登る手前にお土産売り場があります。営業時間は10時~22時です。さすがはフランス・パリ、センスのいい、おしゃれなお土産がたくさんありますよ。文房具やキーフォルダーはもちろん、普段使いにいいものや一生の思い出に残るものもあり種類豊富です。

夜のエトワール凱旋門

ライトアップがとてもキレイ

パリは観光名所が多く、夜間のライトアップにも力が入っています。エトワール凱旋門も毎晩ライトアップされ、歴史的に名高い芸術家たちが手掛けたレリーフごと、昼間以上に神秘的に目に映るでしょう。シャンゼリゼ通りの向こうへ行き、凱旋門を振り返ってみてください。パリの街並みの灯り、車のヘッドライドなどが共存し、のような景色を味わえますよ。

エトワール凱旋門の周辺

名所シャンゼリゼ通り

Photo by HATOYA.COM

シャンゼリゼ通りは、パリで一番美しい通りと言われおり、マロニエの木が季節ごとに並木道をいろどります。凱旋門に行くならば、シャンゼリゼ通りごと満喫するのがよいでしょう。まるでフランス映画の主人公になったような気分を味わえます。シャンゼリゼ通りのカフェに入って、まったりとパリの空気を感じるのはいかがでしょうか?

エトワール凱旋門周辺のおすすめカフェ:老舗カフェ「ル・フーケ」

1899年に創業、パリの四大老舗カフェのひとつです。まさに映画によく使われる有名店で、通りのすぐ横にパリ本店のルイ・ヴィトンがあります。凱旋門からも近く徒歩で立ち寄れる場所です。やや料金は高めですが、世界的に有名な歴史あるカフェに入るなんて、なかなかできることではありません。贅沢な気持ちで過ごすことができますよ。

エトワール凱旋門周辺のおすすめカフェ:ケーキやマカロンで有名な「ラ デュレ」

シャンゼリゼ通りとランコン通りが交差した場所にあるカフェです。マカロンで有名なカフェとして、知っている方も多いかもしれませんね。こちらの店内は、イートイン可のカフェと、テイクアウト専門のお店に分かれています。とてもゴージャスな装いの店内を、見ているだけでも楽しめるでしょう。メニューが豊富で、中でもフレンチトーストは絶品です。

エトワール凱旋門周辺のおすすめカフェ:人気のチェーン店「ブリオッシュ・ドレ」

こちらはパリ市内にも、いくつかある人気のチェーン店で、日本にも支店があります。「ブリオッシュ・ドレ」ファンとしては、本場パリに来たら絶対に外したくないスポットでしょう。カジュアルで入りやすいカフェになっています。パンが好きな方には大変おすすめのカフェです。タルトやサンドイッチなどもありますし、お財布に優しい料金ですので、スイーツとパンの両方をこちらで一緒に味わうのはいかがでしょうか?

エトワール凱旋門周辺のおすすめカフェ:大人で高級感漂う「ル・バー」

コンコルド広場を正面に、シャンゼリゼ通りを歩いていると、右手にパステルグリーンの建物が見えてきます。これは老舗のパティスリーで、その中にあるカフェバーが「ル・バー」です。こちらの名物はマカロンカクテル。なんとカクテルにマカロンがそのまま乗っています。ほかにも、グラスに入ったケーキがあるなど思わずカメラを向けたくなる、かわいいスイーツだらけですよ。

まとめ

Photo by senngokujidai4434

エトワール凱旋門は、フランスの誇り高き歴史と、美しさを感じられる見どころ満載の観光名所です。入場チケットを事前に購入するほうが、スムーズに旅行できます。現地に到着したら、壁面のレリーフや展望台からの景色、夜のライトアップ、シャンゼリゼ通りのカフェにいたるまで、エトワール凱旋門の観光を存分に堪能してくださいね。

imahashimiwa
ライター

imahashimiwa

名古屋・大阪・京都・神戸・仙台など、主に国内各地を旅することが多いです。基本は一人で、その土地の名産やお酒を味わい歩くのが好きです。

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