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ウィーンってどんな都市?観光で訪れるときに知りたい基本情報をご紹介!

ウィーンってどんな都市?観光で訪れるときに知りたい基本情報をご紹介!

オーストリアの都市ウィーンの観光で押さえておきたいポイントをご紹介するページです。都市ウィーンの観光をする前に基本情報やお得な情報を押さえて、楽しい思い出が残る旅行にしましょう!治安も良く、おすすめの観光名所がたくさんありますよ!

目次 [表示]

都市ウィーンについて

出典:ライター撮影

オーストリア・ウィーンはヨーロッパにあり、ドイツ・チェコに隣接しています。14世紀頃にはヨーロッパの数カ国を支配した、ハプスブルク家のオーストリア帝国の首都がウィーンでした。皇帝はフランツ・ヨーゼフ1世で皇后は絶世の美女と言われたエリザベート。真面目な皇帝と自由が好きな皇后との関係はあまりうまくいかず、悲しいストーリがあります。この物語を知ってから、ウィーン観光をすると、さらに楽しめるでしょう!

エリザベート

日本でも帝国劇場で絶大な人気の舞台「エリザベート」。エリザベートは身分の高い家に生まれましたが、王位継承権からは遠く、幼少時は自由に育ちました。姉のお見合い相手だったフランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、16才で皇后になりましたが、厳格な宮廷生活に馴染めなかったのです。理由を見つけては海外へ行きました。また、勉強嫌いのエリザベートでしたが、ハンガリーを愛しハンガリー語を流暢に話したと言われています。

悲劇のストーリー

皇帝は真面目な性格で、情勢も悪化していたことから忙しく、皇后とのコミュニケーションは希薄になり、自由に生きたいエリザベートは公務を拒否して、ほとんどウィーンにいなかったことから、夫婦間がうまくいっていませんでした。また、息子ルドルフは愛人とともに自殺をしています。この息子の死後からエリザベートは喪服で生涯過ごしました。エリザベートは旅行の途中にナイフで心臓を刺され生涯の幕を下ろしたのです。

オーストリア・ウィーン!おすすめ観光地①シェーンブルン宮殿

都市ウィーンの観光名所「シェーンブルン宮殿」

出典:ライター撮影

シェーンブルン宮殿は、フランツ皇帝の妻であり、共同統治者でもあったマリア・テレジアの見どころある宮殿です。首都ウィーンには王族の宮殿がいくつもありますが、シェーンブルン宮殿はその中でも最大規模で、黄色い外壁が印象的!外観はバロック様式、内部はロココ様式になっており、1441室もの部屋があります。現在も見どころある内部の見学が可能で大人気です。6才のモーツアルトが「鏡の間」で演奏したと言われています!

出典:ライター撮影

シェーンブルン宮殿は世界遺産にも登録されており、大人気の観光地です。見どころは、シェーンブルン宮殿内部の見学で、1441部屋のうち40部屋が見学可能です。オーディオガイドを聴きながらゆっくり周ると1時間以上はかかります。内部見学後、庭園をゆっくり散歩するのもおすすめです。グロリエッテの丘を登るとカフェがありますので、優雅なティータイムはいかがでしょうか。

オーストリア・ウィーン!おすすめ観光地②シシィ博物館

都市ウィーンの観光名所「シシィ博物館」

出典:ライター撮影

シシィとはエリザベートの愛称です。こちらの博物館では宮廷銀食器コレクションと、エリザベードが生活で使用していた装飾や肖像画が飾られています。エリザベードが何に興味を持ち、どんな気持ちで生活していたのかが垣間見れるポエムなども展示されていておすすめです。エリザベートは美意識が高く、身長170センチに45キロ、ウエスト50センチを維持しており、その衣装は必見!大人気のこの博物館は見どころがたくさんあります!

出典:ライター撮影

宮廷銀食器コレクションはシシィ博物館に行く前に必ず通るようになっています。とにかく豪華絢爛な銀食器がたくさんあり、見どころがたくさん!また、銀食器だけでなくお皿やティーカップなどもかなりの量が展示されています。シーズンやお茶会によって食器を使い分けていたのです。豪華絢爛な生活が目に浮かびますね。エリザベートは一説ではかなりの浪費家だったと言われています。

出典:ライター撮影
シシィの好きだったスミレのお菓子

銀食器コレクションを抜けると、いよいよシシィ博物館へ!こちらは残念ながら撮影禁止です。エリザベートの生活が目に浮かぶような、私物の数々を間近で見ることができます。印象的だったのが、息子が自死してから来ていた喪服です。エリザベートの悲しみが伝わってきます。エリザベートが旅で使った列車の内装などもあり、首都ウィーン観光では外せない観光地です!

オーストリア・ウィーン!おすすめ観光地③アルベルティーナ美術館

都市ウィーンの観光名所「アルベルティーナ美術館」

出典:ライター撮影

アルベルティーナ美術館は、もともとハフスブルク家の宮殿だったものを改装して、美術館になりました。女帝マリア・テレジアの娘が住んでいたと言われています。内装は華やかでとてもかわいらしく綺麗です。グラフィック・コレクションで世界的に有名な美術館でもあります。また、デューラーの「野兎」やクリムト・ピカソ・モネなどの名作ばかりで、見どころのあるおすすめの美術館です。

出典:ライター撮影

こちらはピカソの「地中海の風景」です。この絵はインテリアアートとして非常に人気のある作品で、実際に絵を鑑賞すると、色の鮮やかさに驚かされます。ピカソは一見誰でも描けるのではと思ってしまうかもしれませんが、ピカソの構図力が根底にあり、配色の技術などをもって多くの人を魅了する絵を描けるのです。こちらの絵画はポスターも販売しておりますので、インテリアアートにいかがでしょうか?部屋がパッと華やかになりますよ。

出典:ライター撮影

こちらのうさぎは見たことがある方も多いと思います。ドイツを代表とする画家デューラーが描いた代表作「野兎」です。デューラーはイタリアなどで絵画を学び、ドイツに新しい絵画技法などを広げた偉大な人!この「野兎」は自然観察で描かれた水墨画で、非常に優れた芸術作品です。近くで見ると、今にでも動き出しそうな躍動感を感じます。ミュージアムショップには野兎グッズがたくさんありおすすめです。

オーストリア・ウィーン!おすすめ観光地④オペラ座

都市ウィーンの観光名所「オペラ座」

出典:ライター撮影

首都ウィーンと言えば音楽ですよね。オペラ座ことウィーン国立歌劇場は、ウィーンの観光地では外せない名所!モーツァルトやベートーベンが活躍した地で音楽を楽しみませんか。オペラがよくわからない方も、オペラ座の雰囲気だけでも十分に楽しめます。少しおしゃれをしてオペラ鑑賞をしましょう。ドレスコードがあり男性は短パンは禁止ですので注意を!

出典:ライター撮影

オペラ鑑賞と言えば、少し敷居の高いイメージがありますよね。しかし比較的リーズナブルに楽しめるのです!そのためには必ず予約をしてから行きましょう。1−2ヶ月程度前にホームページより予約してください。予約しない場合、ダフ屋から当日にも購入できますが、定価の4倍〜5倍はかかってしまいます。おすすめの席は1階か2階のボッスク席です!

https://www.viennaconcerts.com/lang_jp.php
オペラ座 予約

出典:ライター撮影

オペラ座の内装は宮殿さながらの美しさです。開演時間の30分程度前には来て、オペラ座内を巡るのが良いでしょう。席にはオペラを日本語で解説してくれるモニターがありますので利用してください。ウィーンの治安は良い方ですが、オペラ座歌劇場周辺は、開演前や開演後は多くの人が集まりますのでスリなどには注意しましょう。

オーストリア・ウィーン!おすすめ観光地⑤カフェザッハ

出典:ライター撮影

ホテル・ザッハーにあるカフェ・ザッハーの元祖ザッハトルテはぜひ食べてください。甘すぎない杏子のジャムに、甘くない生クリームで、日本人の口にも合うスイーツになっています。日本でもファンの多いデメルのザッハトルテも良いですが、ウィーンでしか食べられない、カフェ・ザッハーのザッハトルテがおすすめです!

出典:ライター撮影

内装は赤で統一され、とても高級感があります。写真も多く飾られ、歴史を感じることができました。お土産用のザッハトルテやカフェ・ザッハのグッズも販売していますので、お土産のみ購入も可能です。カフェタイムの時間帯は混んでいますが15分程度並べば入れます!ゆっくり楽しみたい場合は朝方がおすすめです。夜はお酒を楽しむこともできます。

オーストリア・ウィーン!お得なチケット

出典:ライター撮影

ウィーン観光でおすすめしたいチケットは「シシィチケット」です。首都ウィーンの、見どころある名所であるシェーンブルン宮殿、宮廷銀器コレクション・シシィミュージアム・皇帝の部屋、王宮家具博物館が入場可能なセットチケット!シェーンブルン宮殿は当日券は、1時間程度チケット購入で並ぶことがありますが、シシィチケットを持っていればその必要はありません。28.8€で単体で買うより10€程度安く購入できます。

https://www.imperialtickets.com/schloss-schoenbrunn/sisi-ticket/53
シシィチケット 予約

オーストリア・ウィーン!アクセス

出典:ライター撮影

日本からオーストリア・首都ウィーンまでは、東京からANAで直行便があります。約12時間の空の旅です。ウィーン国際空港に到着しましたら観光スポットまでのアクセスは、バスか電車が便利です。チケットは到着階のサービスカウンターで購入します。電車は空港内の観光案内所で購入しましょう!ウィーン・ミッテ駅やラントシュトラッセ駅へ。予約してあるホテルに近い駅を確認しておきましょう。

オーストリア・ウィーン!治安

Photo by13smok

ウィーンは治安が良いとお伝えしてきました。治安は諸外国と比べると良いですが、日本に比べてやはりスリが多いです。ショッピング街や中心街は観光客を狙ったスリが多発します。また、ニセ警官が出没し、パスポートを確認するからと言って、確認している最中に、私物や金品を奪われることも起きていますので、治安が良いからと言って油断は禁物です!暗い夜道や、人影の少ない道、飲み屋が多い地域は気をつけましょう。

オーストリア・ウィーン!罰金

Photo byClker-Free-Vector-Images

ウィーンは治安が良く素敵な国です。しかし、罰金がとてつもなく高いのです!罰金と言うのは、電車には改札がありません。そのため切符を購入して、持参しておくスタイルなのです。時折無賃乗車がいないか、チェックスタッフが電車内か出口付近にいます。これが、チケットを間違えていた場合などにも罰金の適用に!一人100€で、説明も聞いてくれませんでした。切符購入は細心の注意が必要です。自信がなければ確認しましょう!

まとめ

出典:ライター撮影

首都ウィーンのおすすめの観光地や、名所をご紹介しました。見どころがたくさんあるので、名所をお見逃しなく!また、エリザベートなど少し知ってから観光すると、さらに楽しめますよ!首都ウィーンは治安は良いですが、プラーター駅は酔っ払いや薬の売人などが多くいる地域なので、近寄らないのが無難です!楽しいウィーン旅行をしてください。

mao
ライター

mao

オランダ在住で旅行好きなのでヨーロッパに関する記事などを中心に書いて行きます( ^ω^ )

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