フランクフルトで治安の悪い5つのエリア
フランクフルトには、特に治安の悪いエリアがいくつか存在します。滞在中に気をつけなければいけない場所を事前に把握 しておくことは、安心安全な旅行をするためには必要不可欠です。
紹介する5つの地域以外でも、時間帯や時期によっては治安が悪くなる場所もあります。旅行時にはその場所の雰囲気や人通りの少なさなど、現地での自分の直感も大切にしながら怪しい場所は避けましょう。
①電車内
電車には多種多様な人が乗っていて、治安は非常に悪いです。フランクフルトにはSバーンとUバーンと呼ばれる電車と地下鉄が走っています。国内外の主要都市を結ぶICEという新幹線のような高速鉄道も通っていて、都市内外の移動に電車を利用する観光客は多いです。
混雑時はもちろん、空いている時間帯でもスリや置き引きの存在に目を光らせ、早朝や深夜の時間帯は避けましょう。
②中央駅周辺
中央駅は国内外を繋ぐ多くの電車の路線が通っている巨大な駅です。常に混雑しており、駅構内を含めフランクフルトで最も治安が悪いエリアです。
駅構内は誰でも進入ができるため、特に旅行客を狙うスリに注意しましょう。駅周辺には浮浪者や物乞い、危険な犯罪グループがいたり、近くには風俗営業地区があります。夜間はもちろん昼間でも警戒を強め、不用意に近づかないようにしましょう。
③空港
フランクフルト空港は、ヨーロッパの主要なハブ空港とされる巨大な空の玄関口です。電車でのアクセスも容易で、時間帯を問わず混雑している分、悪い行いをする人も出没します。
日本人旅行客を狙ったスリや詐欺も発生しており、空港到着の瞬間から危険に晒されている認識を持ちましょう。知らない人に話しかけられたら、まずは疑い、毅然とした対応を心がけましょう。
④ホテルロビー
ホテルロビーは、ついつい気を抜いてしまう人が多く意外と狙われやすい危険な場所の1つです。チェックインの際の貴重品の置き場所や、朝食会場でのかばんの管理など、スリや置き引きへ注意を払いましょう。
特にビュッフェ式の朝食で、席に荷物を置いて食事を取りに行くのは大変危険な行為です。大きなかばんは部屋に置いておいて、出発前に一度取りに戻るなどの工夫をしましょう。
⑤夜間の外出
フランクフルトでの夜の外出は、場所によってはとても危険です。昼間は危険を感じなかった通りでも、夜になると浮浪者や薬物使用者など、昼間は見かけなかった悪い層の人を見かけるようになります。
基本的に夜間は外出をしないよう心掛けましょう。止むを得ず外出する必要がある場合には、人通りの少ない路地は絶対に避け、なるべく人の多い大通りを足早に歩くことを心掛けましょう。