目次 [表示]
- リヒテンシュタインはどんな国?
- リヒテンシュタインは中央ヨーロッパの小国
- リヒテンシュタインの基本情報
- リヒテンシュタインの面積を東京都23区と比較
- 国土面積は東京都23区の約4分の1
- 人口は東京都23区の約255分の1
- 人口密度は東京都23区の約64分の1
- リヒテンシュタインの面積を東京都港区と比較
- 国土面積は港区の約8倍
- 人口は港区の約6分の1
- 人口密度は港区の約50分の1
- リヒテンシュタインの面積をヨーロッパの国々と比較
- 国土面積はヨーロッパ第4位の小国
- 人口はヨーロッパで3番目に少ない
- 人口密度はヨーロッパ第12位
- リヒテンシュタインの面積をサンマリノと比較
- 国土面積はサンマリノの約2.6倍
- 人口はサンマリノの約1.1倍
- 人口密度はサンマリノの約2分の1
- リヒテンシュタインはこんな国だった!
リヒテンシュタインはどんな国?
リヒテンシュタインは世界で6番目に小さな国土面積を持つ立憲君主国家です。美しい自然に囲まれ、小さいながらも独自の文化を持つリヒテンシュタインは、映画「ルパン三世カリオストロの城」のモデルとなった国の一つとしても知られています。
ほかにもリヒテンシュタインは「切手の国」としても有名で、繊細なリヒテンシュタインの切手は世界一美しいと人気があります。
リヒテンシュタインは中央ヨーロッパの小国
スイスとオーストリアの間に位置
リヒテンシュタインは中央ヨーロッパのスイスとオーストリアに囲まれており、西側はスイス、東側はオーストリアに面しています。
リヒテンシュタインは政治や経済など、あらゆる面で隣国の影響を受けています。例えば、民法はオーストリアの民法を基本とし、刑法はスイスの刑法を基本としています。スイスとは関税同盟があり、郵便や電話の制度はスイスと共通です。
公式の国名はリヒテンシュタイン公国
リヒテンシュタインというのは実は略称で、日本語での正式名称は「リヒテンシュタイン公国」です。「リヒテンシュタイン侯国」と表記する場合もあります。国を統治するリヒテンシュタイン侯爵家の家名が由来で、君主の家名が国名になっているのは世界でリヒテンシュタインだけです。
リヒテンシュタインの基本情報
国名 | リヒテンシュタイン公国 |
---|---|
首都 | ファドゥーツ |
面積 | 160㎢ |
人口 | 約3.8万人 |
人口密度 | 約239人/㎢ |
言語 | ドイツ語 |
通貨 | スイス・フラン |
時差 | 8時間(サマータイム時:7時間) |
国土面積は160平方キロメートル
世界第6位の小国というだけあり、国土面積は160平方キロメートルと、国としてはかなり狭いです。国の形は縦長で、南北に25キロメートル、東西に6キロメートルという大きさです。日本では小豆島とほぼ同じ大きさと言われており、車であれば1時間ほどで国を一周できるでしょう。
人口は約3.8万人
リヒテンシュタインの人口は約3.8万人で、世界第2位の小国であるモナコとほとんど同じ数です。世界のランキングでは第210位です。ここ数十年は、毎年数百人単位で増加傾向にあります。
リヒテンシュタインは租税回避地としても知られており、税金免除を目的とした外国企業が集中し、人口よりも法人企業数のほうが多いとも言われています。
人口密度は約239人/平方キロメートル
リヒテンシュタインの人口密度は約239人/平方キロメートルです。世界では第54位で、第53位のドイツ(約237人/平方キロメートル)とほぼ同じです。
大きく2つにわかれる地方行政区画のうち、高地であるオーバーラントの人口密度は約195人/平方キロメートルです。対して、低地であるウンターラントの人口密度は約393人/平方キロメートルと人口が集まっています。
出典:Photo AC