シンガポール発展の歴史を解説!成り立ちや日本との関係性は?

シンガポール発展の歴史を解説!成り立ちや日本との関係性は?

現代のシンガポールの特徴や文化が生まれるまでには長い歴史がありました。シンガポールの成り立ちから、自由貿易港として栄え移民が流入したイギリス植民地時代、戦争の時の日本との関係性、独立前と独立後の時代までシンガポール発展の歴史を解説します。

目次 [表示]

シンガポールはどのように発展してきた?

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シンガポール(シンガポール共和国)は、観光、貿易、教育などさまざまな分野で世界的中心に発展しています。しかし、19世紀初頭のシンガポールはジャングルに覆われた未開の島でした。19世紀初頭から現代に至るまでの約200年間に何があったのでしょうか。

現代のシンガポール

シンガポールは安定した政治と高い経済水準を持つ都市国家です。国際ビジネス都市として発展し、2019年の統計では、一人当たり名目GDPはアジア第2位です。その他教育、医療、生活の質などの面で世界でも上位にランキングされています。

シンガポールの位置

シンガポールはマレー半島の南端ジョホール州の南に位置する、東西約42キロメートル、南北約23キロメートルのひし形の島です。マレー半島とは幅1キロメートルほどのジョホール水道によって隔てられています。貿易の上で非常に有利な位置です。

シンガポール島のほか、60余りの小さな島もシンガポールに属しています。国土面積は東京23区と同じ程度です。

シンガポールの特徴と文化

シンガポールは一国の中に多様な言語、宗教、文化を持つのが特徴です。2019年のデータでは、シンガポールの民族構成は中華系74%、マレー系14%、インド系9%です。シンガポールはそれぞれの民族の文化を持つ人たちが集まった国家なのです。

シンガポールの成り立ち

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シンガポールの成り立ちは遡れば古く、3世紀の中国の文献で既に記述されています。7世紀頃はシュリーヴィジャヤ王国の勢力下にあり「テマセク」と呼ばれていたとされています。後に、今のシンガポールという国名のもととなる「シンガプーラ」という名前で呼ばれました。

19世紀初頭までのシンガポール

1400年頃、今のシンガポールの領域にマラッカ王国が建国されました。しかし、1511年にマラッカがポルトガルに占領されマラッカ王国は滅亡します。マラッカ王国の王はマレー半島のジョホールに移り、ジョホール王国を建国して、今のシンガポール領域を支配しました。

ラッフルズのシンガポール上陸(1819年)

1819年、ジャングル同然にだったシンガポールにイギリス東インド会社の職員であったスタンフォード・ラッフルズが上陸しました。ラッフルズはシンガポールが貿易の上で地理的に非常に有利であることに気が付き、ジョホール王国の支配者であるスルタンと交渉してシンガポールをイギリスの植民地にしました。

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イギリス植民地時代の歴史(1819~1941年)

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