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アントワープのおすすめ観光スポット10選!見どころをご紹介!

アントワープのおすすめ観光スポット10選!見どころをご紹介!

ベルギー第2の都市で人気観光地のアントワープには多くの見どころや、おすすめの名所があります。ここではアントワープのおすすめスポットや、アントワープで食べられる美味しいグルメ情報をご紹介していきます。アントワープ観光の参考にしてみてくださいね。

目次 [表示]

アントワープ観光の見どころ

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ベルギーの港町アントワープはベルギー国内で有数の人気観光地となっています。この記事を読まれている方は、ベルギー旅行を計画中の方も多くいるでしょう。そんな方に向けて、ここではベルギーの人気都市アントワープの見どころやおすすめの名所、観光で役立つ楽しみ方などをご紹介していきます。アントワープ観光の参考にしてみてくださいね。

アントワープとは!?

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ベルギーのアントワープはヨーロッパ第2の港町としても有名です。アントワープ州の州都で人口は約55万人となっています。歴史ある町並みには多くの見どころや名所があり、中でもこの町は「フランダースの犬」の舞台として有名です。中心部はダイアモンド地区と呼ばれ、何世紀にもわたってダイアモンドの研磨がされてきました。アントワープは歴史あるルネサンス様式の建物が建ち並ぶ町です。

アントワープの歴史

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アントワープはローマ文明の集落であったことが町の起源です。その後アントワープは港町という立地のせいで、ヨーロッパの各戦争に巻き込まれ、第2次世界大戦ではドイツ軍に占領された歴史があります。この戦争でアントワープの歴史ある町並みは壊され、今残る建物の多くがモダン風に再建されたものです。現在はダイアモンドの取引や、ヨーロッパ第2の貿易量を誇る港の影響で輝きをとり戻しました。

アントワープの行き方

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アントワープへの行き方として主要な交通機関は電車になっています。アントワープには小さな国際空港のアントワープ空港もあるので、空からのアクセスも可能です。ベルギーに訪れる観光客の多くがブリュッセルにあるブリュッセル国際空港を利用します。ここではブリュッセルからアントワープへの電車での行き方や所要時間、料金についてご紹介するので、参考にしてみてくださいね。

ブリュッセルからアントワープ:電車

ブリュッセルからアントワープまでは、ブリュッセル北駅•中央駅•南駅のどこから乗車してもアントワープ駅までアクセス可能です。どの駅からでも料金は変わりません。それぞれの駅からアントワープ駅までは乗り換えなしで、所要時間は片道約40分。12才から25歳が6.4ユーロ、26歳から64歳が7.7ユーロ、65歳以上は3.2ユーロ、11才以下は大人同伴の場合無料です。

アントワープのおすすめ観光スポット10選

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ベルギーの人気観光地、アントワープの町には歴史あるヨーロッパ建築の建造物が多いので町を歩いているだけでも楽しめそうですね。ここではアントワープを観光する際にぜひ訪れてほしいおすすめの名所や、その見どころをご紹介します。フランダースの犬にゆかりのある場所や、有名な画家ルーべンスに関係のあるスポットなど、どれもおすすめなので、参考にしてみてくださいね。

おすすめ観光スポット①聖母大聖堂

アントワープの聖母大聖堂は世界遺産にも登録されているベルギー内でも有名な名所です。1352年にゴシック様式の大聖堂として建設が始まりました。フランダースの犬の作品中に出てくる大聖堂は、このアントワープの聖母大聖堂です。作中で主人公のネロが見たいと願っていた、ルーベンスの美術品なども実際に展示されています。それ以外にも大聖堂内にはいくつもの価値ある美術品が展示中です。

おすすめ観光スポット②グロート•マルクト

グロート•マルクトは日本語でマルクト広場という意味です。この広場は町の中心で、目の前には市庁舎や、中世の建物が広がっています。マルクト広場の中心にある噴水には、銅像がありその銅像が握っているものは手です。これはアントワープに古くから伝わる言い伝えで、その昔スヘルデ川を占拠していた巨人の手を英雄ランボーが切り、そのまま川に投げ捨てた話から来ています。

おすすめ観光スポット③市庁舎

聖母大聖堂やクロート•マルクトのすぐ側にある市庁舎は1565年に建てられました。イタリア人が設計に担当したことから、当時この地域では珍しいイタリア•アンド•フランドル•ルネッサンス様式です。このアントワープの市庁舎は世界遺産に登録されています。アントワープの町の象徴のようなスポットなので、ぜひ訪れておきたいですね。館内見学には事前に予約が必要なので、気をつけてくださいね。

おすすめ観光スポット④ルーべンスの家

ルーベンスはバロック時代の有名な画家で、彼が家族と共に暮らし、アトリエとしても使用していた住居が現在は美術館として公開されています。入場料は8ユーロで、電車でアントワープまで来たことを受付の人に伝えて、チケットを見せれば2ユーロ割引です。彼の生活していた家には、当時の彼の暮らしや彼が集めていたコレクションなどが展示されていて、見どころ満載なので足を運んでみてくださいね。

おすすめ観光スポット⑤王立美術館

2010年には日本でアントワープ王立美術館展が開催された程、たくさんの価値ある美術品が展示されています。その美術品の数は7600点です。拡張工事のため、2011年から2019年末までは残念ながら休館となっています。入館料は1人6ユーロで、土曜日は閉館時間が15時なので訪れる時間には注意が必要ですね。フランダースの有名な美術家達が残した、素晴らしい作品をぜひ見に行ってみてくださいね。

おすすめ観光スポット⑥フルン広場

フルン広場の中心には画家ルーベンスの銅像があり、ルーベンスを正面から見た時に背景には聖母大聖堂が見える配置になっているので、写真を撮るのにとてもおすすめです。フルン広場の周りにはレストランなども多くあり、アントワープ観光の際には1度は立ち寄るスポットになりそうなので、ぜひルーベンスを見つけてみてくださいね。

おすすめ観光スポット⑦ステーン城

石の城として有名なステーン城ですが、9世紀に建てられた頃は石ではなかったとか。今の石造りの姿になったのは13世紀です。14世紀からは刑務所として使用されていました。現在は博物館になっていて誰でも入場可能です。2020年まで大改装工事が行われているため、工事が終わるまでは休館しています。夜は城の外壁にプロジェクトマッピングが投影されるので、夜の違った姿もおすすめです。

おすすめ観光スポット⑧フランダースの犬ゆかりのスポット

意外と知られていませんが、イギリス人作家のヴィーダが書いた「フランダースの犬」の舞台はアントワープです。先程、ご紹介した聖母大聖堂には主人公のネロとパトラッシュの最後のシーンが描かれた場所や、ネロが見たいと望んでいたルーベンスの絵画があります。その聖母大聖堂の入り口の向かいには、ネロとパトラッシュの銅像があるので、ぜひ見に行ってみてくださいね。

おすすめ観光スポット⑨アントワープ動物園

アントワープ動物園はヨーロッパで最も古い動物園として有名です。950種類、約5000頭の動物達が飼育されています。料金は25ユーロと少し高めですが、日本では見られない絶滅危惧種もいるので興味があれば、ぜひ足を運んでみてくださいね。お子さんとの旅行の際は、一緒に楽しめること間違いなしといえますね。

おすすめ観光スポット⑩アントワープ中央駅

アントワープ中央駅は1905年に大理石をふんだんに使って作られた、まるで宮殿のような駅です。各町から電車で訪れた場合は必ず使用する駅なので、豪勢さを肌で感じてみてくださいね。「世界一美しい駅」と称される程の、アントワープ中央駅の見どころは駅構内にあるロイヤル•カフェです。このカフェは後程ご紹介しますが、とにかく、この駅は魅力が盛りだくさんとなっています。

アントワープのおすすめホテル

Photo by12019

ここではアントワープでの滞在で、おすすめしたい有名なホテルを3つご紹介していきます。どれも中世ヨーロッパの雰囲気がいっぱいで、滞在中は当時の貴族になったような感覚が味わえるホテルばかりです。アントワープ滞在の際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

おすすめホテル①ヒルトン•アントワープ•オールド•タウン

アントワープにあるヒルトンホテルは、高級ホテルブランド•ヒルトンの名に相応しく、とても豪華なつくりになっていて、その姿はまるで宮殿のようといえます。高級ホテルながら1部屋1泊16000円から泊まれるお得なので、おすすめです。大切な人との旅行の際は、アントワープのヒルトンホテルを予約しておくと素敵な時間を過ごせて、いい思い出になりますね。

おすすめホテル②Boulevard Leopold Bed & Breakfast

アントワープのBoulevard•Leopold•Bed•And•Breakfastはヨーロッパの館のようなホテルになっていて、とても人気です。アンティーク調のヴィンテージな部屋やインテリアは、訪れる宿泊者を魅了しています。聖母大聖堂などの名所から少し離れていますが、ホテルの目の前にはトラムの駅があるので、各スポットまで所要時間15分程で行けるのも嬉しいですね。

おすすめホテル③ホテル•ジュリアン

ホテル•ジュリアンは古い家を改装して造られたホテルで、外観がベルギーらしい赤煉瓦造りになっていて、中は清潔感ある白が基調になったおしゃれなホテルです。アントワープの各名所まで徒歩圏内にあるのもおすすめポイントといえますね。高級ホテルのような豪華さはないものの、カジュアルでベルギーでの隠れ家のようなホテル•ジュリアンに泊まってみるのも、いいですね。

アントワープのおすすめグルメ

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ベルギー名物のグルメといえば、ワッフルやベルギーチョコレートなどが有名ですよね。ここではアントワープ観光の際に食べたいおすすめグルメについてご紹介します。どれも美味しいお店ばかりです。アントワープに訪れたら、ぜひ食べに行ってみてくださいね。

おすすめグルメ①ヘット•エルフデ•ヘボド

ヘット•エルフデ•ヘボドはアントワープに訪れる観光客の中で、とても有名なレストランです。聖母大聖堂のすぐ側にある、このレストランの店内には数多くのキリスト教にまつわるアイテムが置かれています。異様な雰囲気ですが、ここで呑めるベルギービールは絶品なので、ぜひ足を運んでみてくださいね。ビール以外にも料理を楽しめるので、ランチやディナーにもおすすめです。

おすすめグルメ②ロイヤルカフェ•アントワープ

ロイヤルカフェはアントワープ中央駅構内にある、王室をイメージした豪華なカフェです。広い店内なので、混んだり電車の時間に間に合わないなどの心配は不要といえます。豪華な店内ながら、メニューの料金はブレークファストセットが8.5ユーロと、比較的リーズナブルです。アントワープ中央駅を利用する際は、立ち寄ってみてくださいね。

おすすめグルメ③ヴァン•ヘッケ

ヴァン•ヘッケはアントワープで100年以上続くワッフルの老舗有名店です。ベルギーの名物といえばワッフルといえます。せっかく食べるなら、美味しいお店で食べたいですよね。ヴァン•ヘッケは1905年創業で古くから地元の人達にも愛されてきたワッフルのお店なので、その味は間違いありません。店内だけではなく、もちろんお持ち帰りもできるので、気軽に食べに行ってみてくださいね。

おすすめグルメ④テ•ホフケ

テ•ホフケは小さな路地にあるお店なので、静かに食事の時間を楽しめます。おしゃれな店内の雰囲気なので、とても落ち着くでしょう。テラス席がイチオシなので、晴れた日がおすすめといえます。テ•ホフケではベルギー料理やフランス料理が味わえるので、ランチにいかがでしょうか。

おすすめグルメ⑤デル•レイ

2004年に東京にも進出したベルギーチョコレートの名店、デル•レイの本店の場所はアントワープです。店内のショーケースにはたくさんの美味しそうなチョコレートが並び、併設してあるラウンジではデル•レイのチョコレートを使ったカフェメニューが楽しめます。デル•レイ本店のベルギーチョコレートはお土産としても、喜ばれそうですね。

アントワープ周辺のおすすめスポット

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ここではアントワープ周辺のおすすめの町をご紹介していきます。アントワープの近くの町にはどんな見どころや名所があるのでしょうか。電車で短時間でいける場所なので、気になった町があればぜひ訪れてみてくださいね。

ブルージュ

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ブルージュは赤煉瓦の建物が建ち並ぶ、ベルギーらしい街並みが魅力の観光地で、欧州文化都市にも登録されています。ブルージュの名所は世界遺産のブルージュ歴史地区です。ブルージュ歴史地区には古い大聖堂などの見どころが多くあります。

アントワープからブルージュの行き方

アントワープ中央駅からブルージュ中央駅へは直通列車が出ています。所要時間は片道約45分です。料金はブリュッセルからアントワープと同じで7.7ユーロとなっています。1時間に3本から4本の運行なので気軽にアクセス可能ですね。

ゲント

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ゲントはアントワープに続き、ベルギー第3の都市です。「花の都」と呼ばれる程の美しい町として有名となっています。ゲントの名所も町の中に数ある世界遺産です。美術館や博物館など、歴史ある町ならではの見どころが多くあるので、要チェックといえますね。

アントワープからゲントの行き方

アントワープからゲントまでは電車で所要時間は約45分。料金は9.5ユーロです。駅を乗り継いで行くルートもありますが、直通列車も出ています。アントワープ観光の日程に余裕があるなら、ゲントにも寄ってみてくださいね。

アントワープ観光:まとめ

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ベルギー第2の都市の人気観光地アントワープの見どころや、おすすめの名所についてご紹介しました。中世ヨーロッパの町並みや、各名所はどれも魅力的です。フランダースの犬の舞台になったこの町は、日本人にとっては親近感がわきますね。ベルギー旅行の際は人気のアントワープで、ベルギーの絶品グルメを堪能したり、綺麗な町を散策したりしてくださいね。

サエキ
ライター

サエキ

世界21ヶ国を旅した末に、現在カンボジアに住んでいます。でも結局ハワイが1番好きです。

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